サルビア・リラータ・パープルボルケーノは自分の事が大好き＾＾

　今年のサルビア試作品種の一つのリラータ・パープルボリケーノは何といっても葉が特徴で
強いパープル系の色を持つ個性派の小型品種。
もうひとつの特徴は閉鎖花（へいさか）で開花する前に萼の中で受粉をしてしまうという事。
他の株との交雑を避けて子孫を残す手段と見たが、ここまで徹底して自分の事が好きだなんて天晴れ？

　ほかにもスミレなどは通常開花するのは春だけでその他の季節は閉鎖花で受粉するらしい。
ま、このリラータは大株になれば閉鎖花が少なくなり通常開花が見られるらしい。
３月２９日の当園日記では確かに２年目株は多くの花を付けているのがわかる。

　実は明日このリラータを出荷するのだがどんな評価を受けるのかちょっとだけ不安だわ・・・。
低温にも強いから大きく育てて欲しいです～。

仕事の瞬発力

　当園の作業を大きく分けると３つに分かれる。

①手入れ、植え替え、移動など生育にかかわる作業

②施設の保守整備　・・そして

③出荷調整作業

　通常は②の作業は主に自分が担当してボチボチやってる事が多いのだが
出荷繁忙期になると①と③の作業が重なって作業のボリュームが膨らむ事態に。

　
　で、どうしても集荷トラックが到着するタイムリミットが明確な③出荷調整作業が優先されて
①の作業が後回しになってしまう。

　結果・・予定通りの生育をさせてあげられずに不都合な結果になってしまう→生産スケジュールの遅れの発生！！
・・まぁ己の能力不足を公開しているようなもんだけれど、どうしてもキャパ以上の作業を組んでしまう悲しさよ・・。

　でもでも、先週から一週間程度のお約束で特殊工作員的な応援スタッフに来ていただいている。
延時間は短いかもしれないが経験年数は長いスタッフで＾＾繁忙期の強い味方スタッフ＾＾

　おかげで今日までにやり残していた作業のほとんどを全員で瞬間的にやっつける事が出来た。
この方もそうだが当園ではホントにスタッフに恵まれていると思う・・皆さまありがとさま。

　・・・・ま、園主に恵まれたスタッフかどうかは？？？なところかと思うが＾＾

仕立て直し

　今春の宿恨サルビアは自分の不注意で生育に不満を残す結果となった品種が数種出た。
そのひとつのサルビア・ガラニチカ類だが、まずは思いの外気温が上がらなかった４月に軽い低温障害を出してしまった。
葉の瑞々しさがなく焼けたようになり、それが落葉していくという結果で、出荷調整に時間がかかったり
葉枚数が少ないために株のボリュームが出なかった。

　ハウス内では伸びやすいのでと、露地へ出したのだが早まったようだ。ハウス内でもう少し締まった株に仕上げる
作業がもっと必要という事なんだろう。

　結局あまり仕立てのよろしくない株を今日刈り込んだ。次回の出荷までには４週間前後かかると思うが
今伸びた商品を出荷するよりも遅くなってでもボリュームのある商品を出していこうと決めた・・・・ふぅぅぅぅ。

ふっ…俺って青いぜ

どうでもいい事に噛み付いてみたり、みょうに強がってみたり・・
ぁ・・・・・・・・・・・そんな意味じゃなくて・・

　本日の出荷品目を見てみるとこれが実に「青い花」のオンパレードやわ

ジャーマンダーセージ

　若干伸びちゃった感があるジャーマンダーセージ（サルビア・カマエドリオイデス）だが冷涼感が求められてくる
この時期としては良く流通してくれているだろうと思う＾＾

　葉が銀色でもって青い小さな花がつく小型の品種・・・・・おすすめだわ＾＾

ひまわり発芽

　品種は「マンチキン」・・小型のひまわりなそうな。

　品種名の由来は英語でむしゃむしゃと食べる事を意味する「マンチ」と
子供などを意味する「キン」が合わさり「餓鬼？」とか「子鬼」らしい。
男の鶏肉ではなかった・・腰抜け男でもなかった・・。

ブラジルまでもう一息？？

　今朝方ずっと前に頼んでいたヒイラギナンテンが届いた・・で～～～んで、でかっ！！



　こんなにデカいのじゃなくても良かったのに・・でも植えなくてはと思い、あすの出荷準備を終えた夕方から作業を開始。
植える場所を見てみると夕方までほったらかしにしてあったのを見かねた　将軍様が　母親が土をホンの少し掘り返してあった。
でも、どうやらあまりに硬い土に早々に退散したらしい・・これは長期戦になりそうだ。

　まずは定植予定ポイントをスコップでザクザクガシガシ掘り返し



　耳かきのお化けみたいのが二つ合わさった穴掘り用のスコップで土をつまみ上げて深さを確保していく・・すでに汗だく＾＾

　　

　でも、途中から掘り進む事が面白くて快感に変わり＾＾疲れを忘れてどんどん掘り進む。
マントルを突き抜けてブラジルまで行きそうな勢いが・・・あるわけないです。
で、これだけの穴を掘った・・・と出てきた土のほんの一部。

　　

　そこへ苗木をポイッとはめ込み土を戻し水をたっぷりやって終了・・・

　　

　どうやら掘りすぎてかなりの深植えになってしまい、となりのヒイラギナンテンよりも低くなってしまったが
もいち度抜いてやり直す気力は1mmも残ってませんでしたので、これでよしとした～～。







　

リトルスモーキー

朝日に映える明るいシルバーリーフが目に涼しくて気持ちも爽やかになります(^_^)/



一日の始まりにピッタンコですな(*´∀｀)

おっと・・・・日付が変わる前に

　もう少しで出荷が出来そうなロシアンセージの様子を写してみました。

　正確にはセージの仲間ではないのですが・・・初夏から涼しげな青の花穂を伸ばしてくる強健な男子！！
石川県の山麓の地植えで越冬するパフォーマンスを持っているので安心して使えます。

斑入りガザニアま～んかいっ！

　今年は思うように繁殖できずに極端に出荷量が少なかったガザニア・バリエガータ（斑入り）君。
これは繁殖用にと残しておいてある株なのだが、とにかく花が敷きつめたように満開中だ。
からりとした風が心地良い今が一番綺麗に咲いてくれる季節だと思う。

　当園から今年は僅かだったが旅立っていった彼らは今頃どこでどんな方の目を楽しませてくれているのだろうか？
関東以西の平地では戸外で越冬可能な宿根草だと思うので条件さえ整えば真冬以外は咲いてくれるはず＾＾