サルビア・インボルクラータ前線＾＾

　今日の昼一番の事・・・高崎市の方から電話を頂きインボルクラータの苗はないかとの事。
ちょうど本日に挿し木したばかりで苗は無くて親株なら少々と、開花苗は１０月初めでないと出荷できない旨を伝えると
今必要だと言われる。

　どうやら昨年に納品した大鉢が春からぐんぐん育ってくれて１ｍ以上になり充実した枝の先に蕾を着けて
一部では開花をしているとの事！！え？え？え？え～～っ！

　以前に調べた事があるが７月に咲くとの資料もあったので異常ではないが、それにしても驚き＾＾
基本短日種だと思っていたが、そうとは限らないのか？？
当園では晩春に親株を刈り込んでしまうのでそれをしなければ咲いてくれるのかも・・。

　インボルクラータの開花前線は高崎に停滞中と言う事か・・。

蛍の季節は過ぎたが

　少し前の事になるがとある方からサルビアスプレンデンス・ゴールド＆スポッテッドの苗を頂いた。
枝ぶりは近似種のバンヒューティー（バンヒューティライトも）やスプレンデンスバリエガータに比べると
節間の詰まったコンパクトで強健な印象で花穂は小ぶりやや小さめ。

　でも決定的な特徴は葉にその名の通りゴールドのスポット斑が入るところ・・。



　当園にやって来てからまだ夏は未経験だが盛夏にはそのスポットがたくさん入るそうな。
で、冬は消えてゆくとの事＾＾光線量が少ない冬はスポットを減らし少しでも多くの葉緑素を持とうと言う事か？？
か、賢い＾＾・・・スプレンデンスバリエガータもその傾向はあるかな・・夏になると葉のほとんどが斑になっているし。

　しかしこのスポットまるで蛍が乱舞しているように見える

挿し穂色々諸事情＾＾

　宿根サルビアに限った事ではないだろうけど同じカテゴリーの種でも特性は当然ながら様々で個性的。
それは挿し木においても言える事で発根具合の良し悪しが挿し穂の部位によりかなり異なる。
一本の伸びた枝を切り採り長い場合はいくつかに分割するのだが、先端でも下位節でも発根してくれる品種があると思えば
先端の柔らかい挿し穂でないと発根しなかったり、またその反対だったりで様々＾＾

　エレガンスなどはどこでもいつでもＯＫなのだがアズレアなどは先端でないと発根して来ない場合が多い。
当園の技術が至らないのもあるので一概に決めつけられないけれど少なくともそんな傾向がある。



　とか言いながら画像は宿根サルビアではなくシソ科オルトシフォン属のラビアツスだが・・これがまた先端でないと
スッと発根しない偏屈モノ（ごめんね）で、枝の硬く木化した部位ではカルスは出来てもそこから先にはほとんど進まない。
だからいつも画像のように先端だけを挿し穂として切採り挿し木をしているのでＲ。

from スリランカ

　　　


　挿し木月間・・とにかく初夏向け出荷が終了した直後から始まってます＾＾
画像はポインセチアのカット苗でして要するに親株から切り取っただけの「葉っぱ」・・挿し穂です。
スリランカからクール便で届くのだが・・行ったことがないスリランカは想像だけで書くのだが
きっと暑い！（発想が貧困＾＾）そんな環境下で採られた挿し穂がずっと「クール便」状態で日本へ・・そして白山市へと。
　
　ポインセチアにしてみれば採穂された翌々日には生まれ育ったスリランカとは遠く離れた異国の地に届けられるなんて
思いもよらぬ事だろう・・やさしく育ててあげるから元気に育ってちょーだいっ！

挿し木月間に突入～

　いよいよ今秋出荷に向けて（ネモローサ系は来春）宿根サルビアの挿し木はじめました。
本日最初の品種はアズレアアーリーからで、この品種は８月からでも開花を始める名前の通りせっかちな品種＾＾
兄貴分であるアズレアよりも花が大きくて背丈がコンパクトなボーイ＾＾

　ところでこれだけ品種があると中には突然変異的に珍しい変異種が出現する事がある。
チェリーセージピーチ、アップル、コバルトフェアリー、立ち性ウリギノーサ、バンヒューティライトなど・・。
そして今回はまだ確定的ではないがコバルトセージのドワーフ的な株の出現・・。



　同じ育て方をしているのだが左は脇芽を多く吹きずんぐりした草姿で右は在来の草姿だ。さて・・・どうでるか？？

宿根サルビア親株準備ＯＫ

　今秋向けの宿根サルビア達の親株が例年よりも遅れ気味ながらも作業を淡々と進めております。
挿し穂を採るために事前に鉢サイズアップし、昨日には生育に合わせてスペーシングを完了。

　本日は挿し木に使用する容器を殺菌準備も完了したんで後は良質な挿し穂に育てば順次挿し木をスタートする予定。

画像はサルビア・レウカンサ・・・＾＾

アカバナユウゲショウ＆ポインセチア

　先週はポインセチアの発根済み苗が届いたので植えたところだが
本日は親株から切り取っただけの「カット苗」が少量だが届いたのでさっそく挿し木をした。
今シーズン第一回目の挿し木で、昨シーズンの要領を思い出しながらの作業となった。

　画像はクール便の箱から出され常温にさらされていささかぐったりのカット苗達。



　ピンとなるには少し日数がかかるので、それまではミストで何とか傷まない様に管理します。


　そしてこれは・・・アカバナユウゲショウ（オエノテラ・ロゼア）



　ベロニカのオックスフォードブルーにちょっと見似たような葉と花の形だが、こちらはこぼれ種で
じゃんじゃん増える野生児君＾＾それもそのはずネットで見つけた図鑑には野草の部類にあった。

　当園では挿し木で繁殖させているが発根率もそれなりに良い＾＾
さてこいつは園芸流通に載るだろうか？？

再会＆最終出荷

　本日の昼頃に「パーク獅子吼」なる施設へ配達に行ったところ
その施設前のスペースで先月の植樹祭に出荷したサルビアと思わぬ再会＾＾
どうやら植樹祭が閉会した後に県内の主だった施設へ配布されたらしい。



画像は再会を喜ぶ図のつもりだが何やら持ち去ろうとしている風にも見えなくもない＾＾



そしてもう一つ・・・・

長らく少量づつだが出荷生産して来た「コンボルボルス・クネオラム」を明日最終出荷する事になった。
種の保存を題目にひと株だけ残して残りはすべて出荷してしまう事になった。
世話になり申した＾＾

案ずるより・・なんて間が良いんでしょぉ＾＾

　今週末は大口の配達を予定していて、その段取りの内の配送順を色々と組み合わせを悶えながら考え中・・
・・・だった・・・当園の軽トラ君には最大で40入りのケースなら54ケース（無理やりなら５５ケース）
載せられるのだが４ヶ所で１５８ケースの配達をどう組み合わせても３回でこなしきれない。

　総数ならば３回で最大１６２ケース載るのだけれど配達方面が違うのでその内どこかの一回が５４ケースを越えてしまう＾＾
・・う～～～ん弱った・・数ケースのために配達時間を２時間も取れないし・・と思案していたところに
更に追加の電話が・・こりゃ完璧に載らないわ数ケースなら何とか詰め込み出来たかもと思っていたのだが
完全にもう一回隣の金沢まで往復かと思ったその直後・・・４ヶ所の内の一か所が別の日に配達を希望するとの電話が＾＾

　それで、回数としては一回増えたのだが注文も増えて回数が分散されたのでスケジュール的にはすっきりした。
さっきまであれやこれやと悶々と段取りを考えていたのがすっきり～～＾＾

ポインセチアスタート

今年のポインセチアがスタートしました。これは１１月頃に７号サイズで出荷予定のポインセチア苗を仮植えしたどころ。

さあ～半年後までよろしく頼むよ～(*^。^*)