直挿ししてみたローズリーフセージ

　８月に試験的に栽培用土に直挿ししてみた株が花芽を持って来た。
他の生産者では良く用いられている直挿しは何故か当園では試験すらも行ってこなかった。
肥料分の多い栽培用土では挿し木用土のように発根しないのではと言う固定観念があったのと
挿し木する場所が多く入るとの理由からだった。

　それでもやってみようと思ったのは栽培期間の短縮が出来るのではとの思いからだ。
植え替えを必要とする今までのやり方は栽培期間が長くなり、どうしても根詰まりを起こし
株が老化しやすかった。

　それでも親株を多く必要とする可能性があるのと、直挿しが不得手な品種もあるようなので
その見極めと、栽培用土の選定もしなくてはならないようだ。

画像は無摘芯と摘芯したもの。

どちらも思った以上に堅く締まった株になっている。

キャツラ育てて見るも・・

　ヒユ科の植物「キャツラ」・・市場ではアルテルナンテラと呼ばれてますが
昨秋の事・・とあるホームセンターで見かけてちょっと面白そうと買い求めて
寄せ植えに入れてみたところ秋らしさを演出するのにしっくりと馴染んだので衝動的に繁殖を開始＾＾

　ところが暑さにはめっぽう強いが寒さはからっきしダメなようで、とにかく４月上旬までは
ほとんど生育を見せずじっとしていた。それが５月になると思い出したようにぐんぐん伸びだし
数株だったモノがひと夏で数千株まで増えてしまった。
その気になればまだまだ行けたが、そんなに大量に流通するものでもないのでいったん休止。

　実際に出荷してみて感じたのはカラーバリエーションをもっと取り揃えた方が手ごたえがあるのではと言う事かな。
さて来季はどうする？？

ピンスポット納品＾＾

　チェリーセージ苗MIX２８ポット入りを１７０ケースと言うご注文を頂きました＾＾
咲いた株からボチボチ出荷のつもりでしたが、この日のために刈り込み時期などを勘案して
揃えたつもりですが・・・それはやはり植物ゆえの多様性にて・・それでもまぁ許容範囲である苗を選別しました。
お買い上げありがとうございます。土曜日に追肥をしたうえで出荷いたします＾＾

隣にあると…似てくる？！

サルビアふた株。
手前がバンヒューティで向こう側がゴールドスポット（どちらもスプレンデンス系）。
ゴールドスポットは葉に蛍が舞っているような斑が入るのが特徴で、夏になると特に斑が増えるようだ。

で、その手前のバンヒューティの葉をよく見ると遠慮がちにスポットがポツリポツリと(*^。^*)

もともとスプレンデンス系には出ることもあるがバンヒューティに出たことはこれ以外に記憶がないなぁ(・∀・)

ジャーマンダーセージ

大型な株と花穂の品種が多い宿根サルビアの中にあって豆っころのように小ぶりな品種のひとつにこのジャーマンダーセージがある。

直立するようなしないようなそよぐ株はしなやかで、葉はシルバーグレーの個性派。

繁殖は挿し木だが発根はちょいと曲者で素直には出てこない。当園でも製品化率が低いので気を使うわ～。
あ、基本四季咲きであります。

コバルトセージドワーフ開花

昨年明らかに他の個体に比べてコンパクトな株が出現したので繁殖して様子を見ていたけれど、花も普通に咲いてきました。
しかもコバルトフェアリーにも同じように出現！
偶然にしては出来過ぎかも。

ぼんやりと来ましたぜ＾＾

　先月末からシェードを開始したポインセチアⅠが早くも苞葉を色付かせて来た＾＾
例年より早くない？？この分だと１０月下旬から出荷が始まるかもしれない。
果たして１０月にポインセチアの気分に世の中がなっているのか予想できないが
遅くなてしまった昨年の事を思えばずっとずっと良い。

　追肥もしたことだし後は出荷近くになって灰色カビが発生しないように
それなりの防除をしなくては・・・。ちゃんとやれよ自分！！

ぼちぼちでんな＾＾

先月末位から数ケースほどの注文を頂いて少しづつ出荷していた宿根サルビアがようやく秋の気配と共に
咲き始め、台車がいっぱいになるほどの出荷が始まった。
それまでは運送業者に申し訳ないほどの数量だったのだがこれで何とか普通に集荷してもらえそう＾＾



それとこれは気まぐれ？で早く咲いて来たインボルクラータの蕾・・本格的出荷予定は下旬なのが待ち遠しいです。
おそらく摘芯時に葉の陰で摘芯を逃れた枝に着いた蕾だと思う。

原チャリＶＳスーパーカー＾＾

　今夕に害虫防除をするべく作業を進めていたところ、その作業を行う機械が故障
それでも翌日の出荷作業にも影響するので何としてでも本日済ませておきたかったので
ダメもとで近所の農家の方にその機械を貸して頂けないか連絡したところ何と現場まで来て頂いて
使い方まで教えてもらう事が出来ました。もう感謝しきりです。足を向けて寝られません

　で、貸して頂いた機械がこちら・・・・・・・・・



　当園のミニチュアのような機械に比べると超巨大なモンスターマシンだ。
ひとたび薬剤を噴霧し始めると噴口を持っているのがやっとのくらいのパワーがあり
ちょっと気を緩めると振り回されそうやった。

　まるで原チャリとスーパーカー（乗ったことないけど）くらいの差があった。
確かに作業時間は短くなったけど薬剤が２倍近く必要となった＾＾

降雨サスペンデット

宿根ガザニアの挿し木を控えて親株を鉢上げしようとしてたけど降雨によりお預けです＾＾