豊明花き市場でトレードフェア

年に4回ある豊明花き市場のトレードフェアに毎年この時期のトレードフェアだけは欠かさずに出展してきました。

当園の宿根サルビアの展示と商談のため１泊２日でえんやこらとやって来てます。

今回はトラック便が使えず自分の車でとにかく載るだけ載せて来たのですが、乗用車なのでやはり限界が…😅

他のブースを見て回ったけれどどれも気合い十分なとこばかり！

さて農場に残してきたサルビア達の事がちょっと心配やけど頑張って売ります❗

ポインセチアゴールドそろそろ来ました＾＾

　今月５日頃から始まったポインセチアの短日処理。
ハウスの内側に自動で開閉するシルバーのシートを展張し夕方５時に閉めて翌朝８時に開けると言う行程を約３週間！
まだまだ先はありますがポインセチアの葉が色付く気配を見せてきました。
この様子なら出荷は１０月末のハロウィンあたりか？

ちょっと見は肥料切れのようにも見える先端部



でもこれが・・



全体で見れば



ゴールドとは言うものの色付くにつれてソフトピンクにも見えてきてお得感いっぱいの品種。
しかも枝が丈夫で欠けにくいので店傷みの心配も最小限に抑えられそう＾＾

無いようである個体差

　よ～くよ～く観察していないと見逃してしまうような個体差や
下記の画像のように目に見えて個体差がはっきりしているケースなど色々だけど
「え？その程度？」ての積み重ねを繰り返していくと何年か後には優秀な個体が選抜できてしまう事があるみたい。

　もちろん枝変わりなどラッキーなケースもあるし、これも観察を怠ると優秀な個体を見逃してしまうので
普段「ボーっとしている自分」はかなり優秀な個体を見逃し続けているかもしれない（笑）

　で、これが個体差なのか微小な環境の差で開花が早かったのか特定は難しいけれど
実際４，０００株ほどある中で早く咲いて来た株を選抜して来季の親株候補にします。

　

品種名はサルビア・インボルクラータ（ローズリーフセージ）

これは選抜したわけではありませんがライムグリーンが目に鮮やかなので撮った画像です。



品種名はサルビア・メキシカーナライムライト

そらまあ・・なんとか・・お話をさせて頂きましたが・・

　どれだけ伝わったか、お客さんの言いたかった事をどれだけ理解できたか？





　久しぶりの園芸講習会に昨日出かけてきましたが、普段何気なく受け身の立場で
講習会や講演会に参加しているけれど前に立って言いたいことを順序立てて話し
途中の質問にも難なく答える・・イメトレだけは完璧だったのに（笑）

　会社の屋上から盗撮された講習会の様子（笑）

チェリーセージまとめてど～～ん＾＾

　ここ何年か春と秋にまとまった量のチェリーセージＭＩＸ苗の注文を頂いている。
荷作りの形態からすればおそらくどこかのホームセンターに並べられるであろうと思われる。
全品種ラベルを挿し、開花具合は蕾が見えるか見えない程度でとの希望。
開花が進み過ぎていると各店舗に届く前に花ガラが出てしまうためなのかなぁ？
個人園芸店や単独店舗の園芸店なら市場からすぐに店頭に並ぶんだろうけれど
多店舗展開のホームセンターなどは1日から２日は余計にかかるんだろうなぁ・・。
花にとってはちょっとかわいそうな環境やなぁ。。

　荷姿はこんな感じ



　こんな台車で数台・・



　そう言えばこのいくつかの品種の中で数種類のオリジナル品種があるんだけれどその第一号が





　アップルと申します＾＾チェリーセージなのにアップルってどうよ！！（笑）
正式名称は「川端Ｃ-１号」・・・今は取り下げたが数年前までは農水省の登録品種でした。
ここへ登録すると本人の承諾なしに繁殖が出来ないように保護されているのだが
まぁそこまで保護する必要もないかなと（笑）それに毎年農水省に収める管理料金が馬鹿にならないので（ま、こっちの理由が大きいかな）取り下げたと言うちょっと情けない話

　チェリーセージさん達！新しい環境でも皆さんにかわいがってもらえるように頑張って～＾＾

サルビア大型シリーズ

・・・とか言いながら２品種だけやけど＾＾

まずはサルビア・エレガンス（パイナップルセージ）に小さな花芽が出現してくれた＾＾



実のところここから開花までが長いのだが（笑）例年よりも若干早めの出蕾となったかな。
名前の通りパイナップルのようにエレガンスな芳香を持つ品種で地植えなどにして
ひとたび植え着くと楽に１．５ｍは超える高さと葉張りを持ちちょっとしたキャンプに使うテントくらいの大きさに育つ大型品種。

そしてもうひと品種はイエローマジェスティー。



その花芽はイガイガの芋虫みたい（笑）



屋外のイベントがあるとガーデンのフォーカルポイント（目につくところ）などに良く使われている黄色花の大型君＾＾

　こちらは0℃少し下が耐寒の限界なのか石川県の平地で地植えすると冬越しはちょっと難しくて
一般家庭では軒下か風除室が安全かな。

　大きめのプランターに単色でど～～んと植えて飾るのが正しい楽しみ方・・・やと＾＾

もう一息やったのにな～

　9月30日時点で満開でとの注文だったのだが残念ながら間に合わずのサルビア・アズレア



　この状態ではおそらく9月30日は咲きはじめと言ったところかな・・で、別に用意していた代替品種のサルビア・ガラニチカライム



　を出荷する事になった。

　一ヶ月以上前から頂いていた品種指定の注文だったが刈り込み時期が遅くなり、途中で露地からハウス内に取り込み
肥料を効かせてみたが間に合わず・・なんかこの敗北感半端ない・・。こういう事もあるかと同じものをもう一作と
今回の代替品種の２重の保険をかけていたが、やはり本心は一枚目の画像の商品を送りたかった。

　思いあがった気持ちがどこかにあったのは確か・・謙虚にこの事をうけとめよ～。反省。

この品種が出荷されだすとサルビアシーズンだな～といつも感じる

　品種名は「メキシカーナライムライト」



　どこから見てもこの鮮やかなライムグリーンが目を引く＾＾自然界にこんな鮮やかなライムグリーンのガクを持つ
植物って他にあるだろうか？当園にやって来たのは世紀が変わった頃やったかな？
愛知県のどこかで生産されていたらしい株を・・・いや・・どうやって来たのかもう記憶が曖昧(;'∀')
とにかくこのライムグリーンに魅了されて即繁殖にとりかかったけれど、秋咲きやと言う事を知らずに
春をめがけて栽培して一向に花が咲かなくて参った事があった（笑）



　ま、めでたく出荷です。

　ちょっと根詰まりを起こすと根腐れを起こすみたいなといころが難しいけど可愛がってます。

通過したようだが・・・白山のお蔭さま

　当園からも見上げられる山に白山と言う山がある。
ちょうど周辺の山をしたがえるようなたたずまいで優美な姿にいつも心の平温を授かっているような気がする。
白山連峰とも見えるその姿はもの心ついた時から自分の人生の一部にもなっていると言っても過言ではないかな。

　今から少し前強い台風１８号が県内を通過したのだが風が吹き荒れた形跡がほとんど感じられない。
よくこのあたりでは「白山のおかげ」と言う言葉があり白山の南側を台風が通過する時に白山が屏風のような
役目をしてくれて風を遮ってくれるようだ。

　今回もどうやらそのようなことだったのかな？遠ざかるこれからが風が出そうだが、とにかく白山には
感謝の念を感じてならない。

台風対策

　昨日一昨日から通常作業を取りやめて台風対策に終始した。
今夜あたりに最接近する予報が出ている１８号は非常に強いとの事で
発生を知ってからずっと気持ちが穏やかでなくなったいたのだが
何もしないでるわけには行かないので今のところやれるだけの事はやったつもり。
あとは被害がない事・・もしくは最小におさまるように願うだけ。

露地に並ぶサルビアの苗達を空いているハウスへ運び込んだ後



ぎゅうぎゅう詰めのハウス





サイドのフィルムがバタつかないようにスプリングで留めた





　作業をしながら何で台風なんか来るんやろ？とか思っていたけれど
こうやって台風対策対策が出来るって事は「身体がまだ元気なんや！」と思う事にしたら
少しは気持ちが楽になったけど、やはり怖いものは怖い。

　自然の恵みと脅威は背中合わせ。