3年前に用土に使っている元土を田土ベースから山土ベースに変えてからどうもポインセチアの様子がよろしくない。
定植直後は良いのだがやがて下葉の縁が褐変してひどい時には黄変して落葉してしまう。新芽に関してはなんら変化はないのだが株のボリュームを作ってくれている下葉が落葉してしまうのは致命的だ。それに伴って根の回り方も根鉢全体に回っていた根が底の方にぐるりとひとまわりしているだけで根量が少ないのだ。
これに関して何度か指導機関に用土の分析をお願いしたのだがph、ECに関して問題ないのではっきりとした考察が述べられないと言われポインセチア以外に目立った障害も無いので、そのポインセチアだけは市販の用土を購入して代替して対処していた。
それでも、よ~く観察するとポインセチア以外でもその症状を軽く発症する植物もあるので今年はもう一度分析をお願いしてみた。そして今回担当してくれた担当職員が今度は硝酸態窒素の量も測ってくれたところ劇的な違いを認めたのでようやく改善のための方法が見えて来た。
用土を作る時には基肥を混合するのだが、どうやら元土自体にかなりの硝酸態窒素分がありそうなのでこのあたりを何とかしなくてはと言う事かな?まずは元土の分析をしてどれだけの基肥を混合するのか、それともしないのかの判断が必要のようだ。
たかが土・・見た目は同じでもその性質は非常に複雑でデリケートなのかもしれない。
おまけ・・
土曜日にかなりの大口の注文を頂いているので、本日から出来る事は今の内にやってみました。
チェリーセージMIXの注文なのだが各品種を選別して変色した葉を取り除きラベルを挿した。明日はこれをミックスしてアソートを作るのだ^^