サルビア・カラドンナ切り戻し

　当園では毎年５月連休前後に出荷をしているサルビア・カラドンナ・・・。
サルビア・ネモローサ種の中でも特に輝くようなブルーの花とブロンズのガクがカッコいい品種で
しかも、花穂の立ちが強く、最初から株が暴れるような事がない端正な男前。

　で、今日は冬を前に切り戻した。６月に挿し木をして株を作り、今頃刈り込み、開花予定６０日前に定植する。
ちょっと栽培期間が長いのが難だがそれも許せる男前なヤツ
９月下旬頃に挿し木をしてもいいのだがボリュームを出す時にはやはり夏前にした方がいいみたいだ。

　　

　少々疲れ気味の株だが伸びた枝？花穂？を地際まで切り戻し冬を迎えさせる。



　でも、見た目とは裏腹に根はしっかりと回っている（あらら・・手袋の指先に穴が・・）。



　本当に寒くなる前に無加温だがハウスの中へ移動の予定だ。

本日は曇り時々小雨パラリ傘いらず

　日曜日と雨が重なると少しホッとする。
雨だと来客が減ってしまうであろう商売屋さんが聞くと「おいおい」と言われかねないけれど
水やりを頻繁にする時期などだと「しばしの休憩」的なご褒美を頂いた気分になる。

　日当たりが好きな花も日照りが続くと葉が焼けたり
かと言って日陰ばかりでは明るさを求め葉が光のある方へ伸びて傾いてしまう。
今日は少しこの傾きを治せた日だった・・・かいな？・・・。

　本音を言えば昨夜の「スギノミ」と「ソクネブ」が解消出来ていかった!と言ったところですが

開花状況

出荷が来週火曜日となったパンジーは室内に移動した事とこの季節にしては高めの気温のおかげでここまで咲いてくれてました。
なんとか合格ライン通過？と勝手に思ってます(^_^;)

不調だったライムライト

　たしか一番最初に宿根サルビアに出会った頃からずっと生産を続けていたサルビア・メキシカーナライムライト。
挿し木での繁殖は比較的効率良く増えるし、耐寒性もあるので石川県でも無加温ハウスで十分越冬する。
東海方面の方が言われるには戸外でも越冬しているらしい。

　ライムグリーンのガクと鮮やかな明るいブルーが印象的で遠くからでもハッキリと存在を主張している。
なんか元気一杯の「若者」のイメージで垢抜けた２色のコンビネーションが好きだ。

　でも、このサルビア・ライムライトは過湿にかなり弱い・・露地で生産するのだが長雨などが続いたり
水加減をミスるとアッという間に根が真っ黒になってしまう。
それが今年は何故かほとんどがそうなってしまい、ギリギリの量しか出荷できなかった。

　来年はハウスの中で生産するか、用土の見直しをするかしないとせっかくのいい品種を出荷できなくなってしまう。
今年は親株を例年よりも多めに残しましたが、この親株も大事に育てていかないとなぁ

秋ですな・・

　久しくなかった青い空に出会えた本日でありました。
車を走らすとアキアカネが特に目立ちます・・車に当たる直前まで迫って来たかと思うと
ふわっと空気に押されたように空へ押し上げられて行く光景に何度も出会います。





　で・・・・これって何の実でしょう？？？？

不安な季節

　ポインセチアが色づいてきたのだが、いつもこの季節になると「焦り」というか
なにかモヤモヤとした形のない不安感に襲われる。
市場や店頭でしっかりと色づいたポインセチアを見てしまった日にゃ「不安感ＭＡＸ」なのである。

　時間が経てば当園のポインセチアも当然色づいてくれるのだが、赤くなるスピードが目に見えないせいか
このまま色づかないのでは・・と思ってしまう。

　それに、この時期業界の方々から今年のポインセチアはいつ頃？などと尋ねられるので余計に輪がかかるのだ。
１１月１０日頃からではないかと応えるのだが、その１１月１０日がすぐそこに来ていそうで言葉に力が無い

　ぁぁ早く色づいて～～・・一夜にして・・・んな事はないよな

漏れとる(°□°;)

温風機を稼働前に点検をしていたら配管のどこからか灯油が漏れているのを発見した。

シーズン直前でなくて良かった(^_^;)

サルビア・セミアトラータ２色？！・・・いや２態か？

　　

　今日で予約を頂いていた宿根サルビアの出荷がオーラスとなった
開花した状態を残念ながら見ることが出来なかった品種もあり、生産者としてはチト寂しくもあるが
お陰さまで今季出荷は終了となった。

　反省点は販売面、生産面共に相変わらず多くあって課題として来年に活かさなければ・・・と毎年同じ事で反省している

　ところで２枚の画像はどちらもサルビア・セミアトラータなのだがガクの色の濃さがはっきりと違っている。
薄い方・・ちょっと青っぽい方が１週間ほど前にガラスハウスに入れたもので
濃い方・・ちょっと赤紫っぽい方はずっと露地で育っていたもの。

　どちらか一方で育っていればその違いは分からずに済んだのだが、ここまで違うとは改めて驚いた。
それぞれの色の好みはお客さんによって色々とあるかと思うが、自然の影響を受けやすいリスクを差し引いても
露地育ちに軍配を上げたい。植物体の堅牢さや植え付きの良さが違うと思う。

　

　

パンジー移動する・・の日

　来週初めに市役所に納品する事になったパンジーだが
根が良く回っているわりには株のボリュームが今ふたつ・・。
先週追肥をしたが思ったほど株が太ってこないので、今日はハウスの中に入れる決断をした。

　今からの季節に合わせて栽培をしているので、後々の生育を思えば露地栽培の方がずうぇったい（絶対）いいのだが
そうも言ってられないので、たまたま空いていたハウスへ移動した。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画面に自分の手袋が写ってしまった
　ふううう・・・移動終了・・



　来年はもう少し早く・・９月初めが定植期かなぁ・・・。

駄菓子菓子

だが、しかし…
今夜は駄菓子のタラをアテに一杯…しかし３０円って(^_^;)