タイベック効果のおかげさま

　知っている人は知っているタイベックと言う断熱資材。
いや・・断熱だけではなくて防塵性、耐水性も持ち合わせている「繊維？！」。
一般の人が目にするとしたら建築中の家屋の壁が出来る前に貼ってある白いシートとか
鳥インフル駆除の処置に当たる方たちが身に着けているつなぎ状の防護服かな。

　園芸、農業分野でもこの遮熱断熱効果にあやかって冬場の保温、夏の遮熱に使われている。
当園でもハウス内に張り前記の用途に使っているが、この効果が極めて良好。
いくつかの資材を試したが、今のところこれに勝る資材はないなぁ。



　画像は戸外での作業に当たる時に使っているテント状の日除け。かなり「ぼろ」になってきたが重宝している＾＾

　ま、唯一の欠点はお値段が高い事でしょうか＾＾

　・・・あ、試したことはないけれどハウス周りに敷いておくとスリップスの防除になるらしい。
タイベックに乱反射した光でめまいを起こすんだとか＾＾　

　人で良かった＾＾

ポインセチアの定植その後＆その前

　日中の暑さを和らげながらポインセチアの生育のお手伝いをしております＾＾
明るい環境を好むとは言え、定植直後は日焼けしやすい・・それに加えて日焼けしやすい品種と言う事もあり
きわめてデリケートな環境設定に気を付けてここまでやってきました結果・・・・・・・・




　みずみずしい新人らしい根が伸びてます！！く～～～～っ！！嬉しい～～！！がんばれポインセチア！！

・・・・・ぁ・・そう言わんでも十分がんばってますね～～～～っ＾＾

ロータスブリムストーン挿し木結果

　ラベルのキャッチコピーには「とても丈夫」と記してあるくらい暑さ寒さに強いらしいロータスブリムストーン。
試作および繁殖中と言う事もあり、ついつい後回しになり挿し木発根後から定植適期はかなり過ぎてしまっていたのだが本日定植となった。、
生育は緩やかで定植までに１ヶ月以上かかってしまったがロスもなくほぼ１００％の発根率にうれしくなってしまった。

　当初は管挿しの方が発根具合が良いように感じていたが、いざ作業に取り掛かると先端挿し（新梢）の根量はかなりのもので
管挿しの倍はあるように感じ、ふさふさと頼もしい。

左が管挿し、右が先端挿し



　やはり活性具合が先端の方が良いと言う事なのでしょうか？
植物によってはこの逆もあったり、特に変わりがなかったりで一度やってみないと分からないものだなと思った。
もう一度発根のメカニズムを勉強しないといけないなぁ＾＾

用土完成

　少し前までは挿し木に明け暮れていたような日々でしたが
今はこれが発根して植え替えがマックス・・・いや・・ほとんどが終了したかな？
ここ半月でかなりの量の用土を作ったなあ～・・概算で30㎥～40㎥ってとこでしょうか。

　それで本日も少し遅くなり日が暮れてしまったけれど用土が完成です。
ポインセチアと宿根サルビア親株の鉢上げが待ってます＾＾

　おっと、その前に各品種の数量を確認して鉢の注文をしないとね～＾＾

宿根サルビアのピンチ位置

　今年は高い位置でのピンチ（摘芯）を試しています。
昨年たまたまピンチの前にスペーシング出来た時の株の状態が堅牢で
しかも脇芽も詰まって吹いてくれたので、今年はさらに高い位置でピンチをして
脇芽本数を増やし背丈を抑える作戦に出てみた。

　ま、今までとは育て方を変えたので果たして予想通り行くかは全く自信がないのですが
今のところは順調に・・・・とか書くと、そうでなかった時のショックが大きいので、やっぱやめとこ＾＾

　他には細かな枝を吹く品種は・・コバルトセージとかアズレアなどは複数回の刈り込みをしてボリュームを出す作戦を展開中＾＾
こちらは一昨年より試してみて、今年はレウカンサにも導入＾＾これだと矮化剤の使用量も減らせるし。
ま、生育期間が伸びたり、人件費がかかるのだけれど良品になってくれるのでヨシとします。

プラントプラグ功罪＾＾

　これは本日夕方に定植したサルビア・スノーヒルのプラントプラグ苗ですが
しっかり発根しているうえに、ある程度固化された培地なので植え傷みもなく生育もスムースに進む優れもの。
だが・・・やっぱり高価なので発根率がすぐれない植物にはある程度覚悟が必要でして
このサルビアも発根率がこの時期のためか５０％程度で高くつきました＾＾

　大昔にオランダで見かけたプラントプラグに似たようなものを見かけたのですが
想像するに絶対そんなに高価なものではなかったと思う・・・・安価な植物にもじゃんじゃん使っていたし＾＾

第一回田んぼのフェスティバル開催打ち合わせ

　で、開催まで会議は開かれず＾＾実質総合決定会議で後は担当部門で走るのみ＾＾

　　

　かれこれ１５年以上関わらさせて頂いております「林農産」主催の田んぼフェスティバル。
http://www.hayashisanchi.jp/

　長い年月を経て田んぼや輪島市の曽々木海岸など色々と形式を変化させながら農業や農家の存在意義をテーマに開催されてきました。

　詳細はＨＰで確認をされてください＾＾

　てか、この打ち合わせ会・・・七夕なみに一年に一回会うというような会合です＾＾皆さん一年もあれば相当身の回りに変化があった様です。

お楽しみの挿し木達

　次期につなげるべくサンプル的に収集した植物を挿し木してみた。
どうしても後回しになりがちで気が付けば時期を逸している事が多いので
そうならないように少しの時間を見つけてはチョイチョイと行った。

　植物は左からチェリーセージライム・コプロスマ・ヘリクリサム・ロータス・アカハナユウゲショウ・ベロニカ・・
この他に画像にはないけれどリシマキアとオレガノがある。
で、周りに写っているのはエレモフィラとリトルスモーキーの偏屈コンビ＾＾・・これが中々発根しないのよ

今日はオルソシフォン・ラビアツスをピンチ

　今年は親株の生育がまちまちだったので、自ずと苗も細かなロットに分かれてしまった。
例年ならば一品種１５００～４０００株だったのが３分の１くらいのロットがたくさん出来て
このピンチ作業に限らず、スペーシング作業などが細かく分散することになった。

　ま、意外と楽と言えば楽なのでその意外性を楽しんでますが大量一括注文を頂いた時にはチト大変かな？
でも、一人の空き時間にボチボチこなせるのでいいかも＾＾

サルビア・マドレンシスをたまらずピンチ（摘心）＾＾

　別名イエローマジェスティーとも言いますが、予想よりも生育が早いので、ここで一度ピンチしておく事にしました。
ま、先端挿しのみですが・・・・別に育てている管挿しと揃える意味もありなので、今後お互いの生育を見て、もう一度ピンチをする予定です。



　右半分がピンチしたところですが分かりにくいですね＾＾夕焼けの頃なので特に見にくいかもね。