叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 覚え書き

2010年08月18日 | 覚え書き(信仰)

 進化の時代 *
 
 
猛暑が続きますが、みなさん元気でお過ごしですか。
私も暑いさなかでしたが、「叙事詩 人間賛歌」第一巻(06年から07
年に投稿した記事)の校正編集を昨日完成しました。

九月には製本する予定で、いまホッとしてこの原稿を書いています。

 さて、世界中の人が不安しているように、異常気象やテロ行為が各
地で多発しています。
いったい人間はどうなるのだろう、と危惧される時代になりました。

 地球の歴史をみても人類が危機に直面したことは度々ありました。
いまから約五百万年ぐらい前に、アフリカ大陸で地殻の大変動が起
き、大陸が南北に分断されました。
その結果大陸の北側では雨が降らなくなり、ジャングルが消えて大草
原が現れたのです。

 それまで樹の上に住み、木の実を食って安楽にくらしていたチンパ
ンジー(人類の祖)に大危機がきたのです。

猛獣がひしめく草原で暮らすには、体も小さく、力も弱く、足も速く
ない彼らは存亡の危機にさらされました。
生き抜くために彼らは団結してコトバを覚え、同じ目的に向かって協
力するワザを体得しました。力も弱く体も小さい彼らが、猛獣を狩を
する集団になったのです。

彼らはアパール猿人とよばれ、人類の先祖になりました。

 次にやってきたのは地球の氷河期入りでした。
木の実もならず、獲物の小動物も姿を消しました。途方にくれた彼ら
は、土地を耕し、野生の麦の種をまいて栽培に成功したのです。

食料の自給に成功した彼らは、獲物を追って移動する生活を止め、定
住してくらすようになり、いろいろなしきたりや、文化をつくりだし
ました。。。
 その遺伝子を引き継いでいるのが現在の私たちです。

人類が存亡の危機を克服する時には、進化が伴っています。
現在は、ある意味で人類は進化を求められているのではないでしょう
か。
そして今度の進化は、今での自己中心主義(利己)から、利他を生きが
いにする心の進化であると思います。

創価の初代会長牧口先生は、いまから百年近く前に、これからは、、
武力競争の時代から、経済競争の時代へ、そして人道競争時代へと進
んでいくのが将来の姿でしょう。と述べられています。

 先師の志を継ぐのが私たちの使命であると思います。

以上    
 



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