建設から古い病棟では45年が経過しています、近隣自治体の中核病院である荒尾市民病院。
中央病棟が昭和43年に建設。北病棟は48年。外来棟は54年に建設され、その老朽化が以前から指摘されており、市長から建て替えに向けて検討するという言葉が施政方針演説で述べられていましたが、このたび建設に向けた準備室が設置されたようです。
そして、来年9月をめどに基本構想と基本計画を策定。早ければ来年度内に建設に着手するようです。
建設費は50~60億円と試算されており、建て替え候補地の選定や建て替え規模の検討がなされてきましたが、いよいよ準備室設置で現実味を帯びてきたことに嬉しさを感じています。
平成24年度の外来者数は84,760人。入院患者数は7,968人。
収支等の財政面、病診連携、医師や看護師の確保などなど様々な課題はありますが、ここ4年間は単年度黒字を出すまでに盛り返しを図っています。
今後も末永く市民病院が市民をはじめ近隣住民の期待に応えられるものにしていくためにも、建て替えは必要です。
慎重かつスムーズな検討を願っています。。