2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

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11月9日 49年前の事故は・・・・

2012年11月09日 | その他

今日は11月9日。
今から49年前の1963年(昭和38年)11月9日に、三井三池炭鉱の三川坑で炭塵爆発が発生しました。
死者458名、一酸化炭素中毒(CO中毒)患者839名を出した、戦後最大の事故といわれています。

事故は、三川坑第一斜坑の坑口から約1500m付近の斜坑で炭塵爆発が起き、坑内には1200人以上の労働者が従事していました。
1960年の三池と安保『三池争議』以降、三井鉱山はコスト削減を最優先。
人員削減を図り、その結果、保安の面がおろそかになったことで坑内に炭塵が蓄積。そして石炭運搬車の部品も劣化することになり、運搬車の脱線による摩擦熱で炭塵に火がつき、爆発となりました。
あわせて、いつ起こるか分からない災害事故の備えがなされておらず、人員削減による救助部隊の救出活動も遅れたことで死傷者の拡大になったとも言われています。
これは、三井鉱山が利益優先の道に邁進したことに大きな原因があります。

尊い労働者の命を奪い、そして49年たった今もなお病床にて苦しんでいられる方もいます。

保安無視によるそんな11月9日を忘れず、そしてあらゆる職場で安心して働き生き続けるために毎年この時期に、多くの方たちが参加しての三池大災害抗議集会が開催されています。

今日の11月9日を、三池炭鉱で働いていた人たちのみならず、私たちも考える日にしなければならないと思います。