2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

ひろげたい! みどりと 平和と みんなの笑顔を! 新社会党でがんばります!  

荒尾市民病院の建て替えに動き出す!

2012年03月15日 | その他
新聞報道で知りました。
現在、開会中の荒尾市議会3月議会質問戦において、老朽化した荒尾市民病院の建て替え問題について答弁にたった大嶋壽海病院事業管理者は、平成24年度から建設準備室を設置し建設委員会を立ち上げることを明言したようです。
あわせて前畑市長は、財政の厳しさを踏まえたうえで、今期中に道筋を立てたいとの意欲を示したともありました。
以前から、病院建て替え問題は議論の的となっており、一時期は荒尾産業団地内に建設できるように地域振興整備公団に働きかけを行ったらもどうかとの話も出ましたが、小泉政権による三位一体の改革、聖域なき構造改革、そして財政健全化法などで地方自治体は窮地に追い込まれ、いかに支出を抑えるかに議論が集中し、あわせて新研修医制度により医者が不在となり、赤字が続いていたことで病院の建て替えどころではなくなったというのが実際のところだったと思います。
荒尾市民病院の再建に向け、地方公営企業法の全部適用にし、大嶋院長を事業管理者に据え、積極果敢な取り組み、そして医師の確保(増)により単年度黒字を計上しています。
医師一人で1億は稼ぐといわれる病院の世界。医師の確保が最重要課題であることは言うまでもありません。
そんな中において、建て替えの話しが現実味を帯びてきたことは嬉しい限りです。
今年の1月に、知り合いの外科医師から聞いたんですが、病院の現場ではみんなで頑張ろうと盛り上がっているとのこと。そんな傾向が建て替えを後押ししているのかもしれません。
建て替えるなら、200~250億円はかかるのではと聞いた事もありますが、目途が付くように期待をしています。
地域の中核医療を担っている荒尾市民病院。絶対に残していかなければなりません。