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裁判員制度、平成21年5月21日スタート

2008年10月26日 | イベント参加
午後1時30分から、荒尾シティーモールで行われ『もし、あなたが裁判員に選ばれたら』と題しての、男女共同参画推進講演会に参加してきました。
映画『審理』を見た後に、熊本地方裁判所玉名支部からの講師による解説。
私にとって2回目となる裁判員制度の講演会ですが、映画を見て思うのが『人を裁く事への抵抗感』や『冤罪の場合の責任』、『暴力団や右翼団体などからの裁判員の保護』、『中小民間で働く者への休暇制度』、『裁判員になる過程の中での思想調査』等があり、挙手による参加者からの感想として『人の一生を決めることに不安がある』と、述べられていました。
この裁判員制度では、・・・・・『続きを読む』でどうぞ 国民の意見や感覚が裁判に反映される事を目的に、殺人や強盗致死傷、放火、身代金目的の誘拐、保護責任者遺棄致死などを対象事件とし、公判への立会い、評議、評決、判決宣告への立会いを仕事としています。
裁判員になれない人、辞退できる人がいますが、熊本県で衆議院選挙権を有する人は約150万人。そのうち、これまでの事件数によれば492人に1人が候補者となり、4672人に1人が裁判員になるようです。平成21年度の名簿登載者数は3040人にものぼることになるそうです。
裁判員になったら守秘義務が発生し、裁判で知りえた事を家庭内でも話したら罪になるそうで、喋りたくなったら『王様の耳はロバの耳』と、暗い穴倉に吐き出すしかないようです。
年内には、裁判員候補としての通知が届くとされていますが、いきなり裁判所からの通知がきたら困惑するのではないでしょうか。それとも、新手の詐欺ではないかと信用しない人もいるかもしれません。
国民を混乱と不安にさせる裁判員制度。もう一度、制度そのものを廃止検討すべきであり、現実において導入を延期すべきと思います。
今日の参加者の皆さん、映画を見て『知識がなくても大丈夫』との声に安心されたようですが、人を裁く事に対してどのように感じられたのでしょうか。人の一生を決めることに・・・・・。