J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

日本代表のこと・・・492

2021-07-23 00:26:46 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 南アフリカ戦開催されてしまいましたねぇ。本来のルールなら濃厚接触者は14日隔離のはずが、「せっかく五輪のために準備してきた選手が可哀そうだから」という理由で、6時間前のPCR検査で13人も出場選手が確保できたら出場OKという安心・安全とはおよそ思えない措置でした。まさにパンデミック五輪と言われる象徴のような事象。今朝の山陽新聞では「コロナ下五輪 競技開始」という1面タイトル。山陽新聞さんも「コロナ下五輪」という表現ですね。
 今回の南アフリカチーム。13人の基準は満たしたと報道されましたが、どうせ万全なチーム状態ではないので、かなりハンデを背負って日本と相まみえる。意義も意味も無い試合と化したという印象。一番可哀そうなのが選手ですね。潜伏期間で感染するリスクがゼロではない相手と、体をぶつけあって試合をしなければならない。これでもし日本選手が後日陽性になったら、今日の判断が問題視されるのではないでしょうか。
 ただ、試合があれば、当ブログは日本を応援します。選手は何も悪くない、瑕疵があるのは運営サイドだと思っていますから。先発が発表されました。いつもの顔触れですが、中山選手と田中選手先発。今日は怪我という冨安選手と三苫選手はメンバー外。一方の南アフリカのベンチ入りは1人少ない17人で苦しい陣容。その後の陽性者は出ていないようで、潜伏期間云々は置いておいて、まずは良かった。
   
 選手入場。やはりBGMはありません。同じグループリーグで、メキシコがフランスに勝ったようです。やはりフランスは主力選手が来なかったのかな。これは日本にとって好材料。でも他力本願ではいけません。キックオフ。
 早速南アフリカは全員自陣に下がって守備重視の形です。5バック気味です。ずっと日本がボールを回しています。まるで昨日のカナダのように。でも、南アフリカが徐々にペースを握ってきました。やはり独特のリズムです。日本の2列目は3人とも左利きで、珍しいようです。
   
 A代表と兼任の森保監督ですが、実は公式戦では実績がなく、逆に最弱の成績を残しています。そこが心配。いくら強化試合でいい試合ができても、肝心の本番で采配ミスなど(昨日の高倉監督のように)で成績が低迷するかもしれない。前半26分を過ぎても点が奪えないので、ちょっとそう思いました。
 南アフリカは前半は徹底的に引いて守るようですね。5バックはびくともしない。日本は全然攻められない。CKから押し込みましたが、惜しくもオフサイド。南アフリカは無理にボールを前にもっていかない戦術です。後でゆっくりボールを回しています。まだ前半なのに。ドロー狙いか。日本は今までの強化試合と違って戦いにくそうです。田中選手が徐々にスペースを使えるようになってきました。前半終了。
   
 メキシコはフランスに4-1で勝ったようです。かなりのボール回しで圧倒したようです。要注意ですね。 後半スタート。南アフリカについて、中日スポーツでは「PCR検査の結果は非公表で、ネット上では組織委の対応を疑問視する意見があふれた」とあります。確かに本来ならば17人全員陰性と発表するべきなのに、予定どおり実施という言い方。もう試合が始まってしまったので、どうしようもないですが、南アフリカの試合での頑張りに密かに感動しています。高いハンデの中、日本の攻撃を防ぎきっています。後半10分か、スコアレスドロー臭かな。
 ここで三好選手に替わって相馬選手投入。今大会は5人まで交代できるとか。解説で審判のジャッジがどうのと言っていますが、いくら上手くいかないからといって審判のせいにしてはいけないと思います。今日のジャッジはこういうものと認識して、そういう要因を上回る勝ち方をすべきです。
   
 斜めのクロスから久保選手が迷わず打ち込みました。やっとこじ開けました。日本ゴォール!!! 久保ゴール! 1-0。やっぱ久保選手ですね。やってくれました。ここで林選手に替わって上田選手、中山選手に替わって旗手選手投入。残り10分になってきて、南アフリカが戦い方を変えてきました。少し積極的に前掛かりになってきました。動きも速くなってきました。ギアが入ったのか。吉田選手がしゃがみこんで荒い息をしています。大丈夫か。ここで堂安選手に替わって町田選手投入。何と日本のベンチの中山選手にイエローが出されました。珍しい光景。ここでホイッスル。勝ちました。

 今までの強化試合のように一方的で点差がついてしまう試合になると思っていました。結果は最少得点での勝利。初戦という特徴と、確かにお互いやりにくい試合だったと思いますが、それにしても日本の物足りなさも感じました。決定力不足もありますが、森保監督の采配にミスは無かったのでしょうか。
 とにかく森保監督はU-23代表の公式試合では最弱(U-23アジア選手権(五輪予選)でGS敗退)で兼任監督の反対論も長く言われていました。過去の記事を見直すと、選手交代の遅さ、固定メンバーの固定化でザックジャパンに似てきたという評価が出てきました。もっともA代表での評価ですが、五輪代表で払拭できていればいいのですが。
 この試合で一番評価できるのは南アフリカのチームと選手。ハンデが多かった試合でよく頑張りました。南アフリカの誇りを見せてもらった印象です。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする