J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

湯郷ベルについて52

2021-05-04 00:32:36 | 岡山湯郷ベル

 生観戦レポです。ベルの記事は久しぶりです。
 昨日、美作ラグビーサッカー場で開催されたなでしこリーグ2部(WEリーグ発足により、チャレンジリーグからなでしこ2部へ改称。3部なのに2部)のホーム北海道戦の観戦に行ってきました。GWの日曜日、J2やB3の試合日の間、日曜日なのに何かやっていないかなと探していると、ベルの試合がありました。ベルボラで参加するという松氏に聞いてみると300人くらいの集客という事だったので、松ちゃん君と現地合流という事になったが、結局雨で来ない(単車の移動)。
   
 前に美作に来たのはトライフープの試合ボラだったかな。今回の駐車場は、その会場だったみまさかアリーナの裏側で近かったです。かつて宮間・福元両代表選手がいたなでしこ1部時代は、山の上の方に駐車したよなぁと感慨にふけりながら。スタジアム入口から少し出た横に当日券売場があり、そこで購入。その後メインではなく、横のサブゲートからの入場。観客数が少なく、コロナ対策で導線が細かく設定されている様子。
   
 ゲートに行くと、松氏がいました。本来ならば今日3日に津山でトライフープボラデビューだったのに、無観客で参加できず。ぜひ6月の時に。まずは、個人情報を記入する書類に記入。今回はネット購入ではないため、どこかで個人情報を提供しなければならないので。MDPをもらう。おっと、ファジボラ&トライフープボラのF氏の姿。確か岡山市民のはずなのに、頑張っていますね。MDPは両面A4のコンパクトなものでした。かつての旋風2D氏(今どうされているのか)の力作が懐かしい。
   
 席ですが、貼られた小さいピンク色の養生が目印。ちょっとわかりにくいかな。何と、センターライン付近のいい席が空いていました。ホーム側はいっぱい。あの時代はここは座れるはずがない席だったので、ちょっとうれしい。通路を歩いていると声がかかる。見るとJ2岡山の初代主将の川原氏。我々はキャプテン周剛と呼んでいました。以前に仕事関係のあるシーンでご一緒した縁で顔見知りの関係。J2岡山を出られて、ある公益法人でスポーツ振興のお仕事をされており、県協会のトレセン関係の仕事も。隣には同じく県協会に出向中というK氏がおられて挨拶。名刺代わりにこのブログ情報を後でお伝えしました。周剛氏も選手のセカンドキャリアのために何かやりたいと言われていました。さすがキャプテン。現役時代と変わらない、さわやかなキャプテンというイメージのままでした。
   
 ピッチを見てみる。スポンサー看板、スポンサー横断幕減りましたね。ピーク時の1/3くらいかな。見方を変えたらすっきりした試合環境でいいかもとも。MDPで選手欄を見るが、前回の時に見た木龍選手や藤田選手の名前も無く、どの選手も全く馴染みがありません。すっかり一変していました。順位表を見てまたがっかり。3部なのに最下位がベル、7位がシャルム。特にベルは得点が最少で、失点が多すぎ。得失点差も唯一マイナス(しかも2ケタ)。よその倍以上で桁が一つ多い。何があったのか、何が原因なのか。今日の相手は順位が2つ上の北海道さん。
   
 何となくベルが緩い印象。集合など試合運営での選手の動きが鈍い。相手の北海道さんはしゃきっと動いているのに。ベルはホームという要素を覗いてもダラダラ感を感じる。試合に向かう姿勢というか、その辺りなのかもしれないが、じらし作戦なのかと深読みしてみたり。亘監督ももう長い(4年ですか)ですね。スローインになるボールが足元に転がって来ると、どっちの選手に対しても投げて渡すのではなく、必ず頷いて手渡し。亘監督(FOOT×BRAINに出演されていましたが、マラドーナと一緒にプレーした日本人だったのですね)は優しい指導者なんだと思う。でも、その優しい監督の傍に厳しさを持つコーチ(本田さんのような女性指導者とか)が要るかもしれないと思ってしまう。
   
 試合の方ですが、3部の残留争い的なカードにしては、いいプレーが観れました。思ったよりもスピードもあるし、思ったよりもプレーミスが無いし、見ごたえありました。3部のレベルが上がったのかな。直近で女子を観たのはシャルムの試合だったので、学生選手と社会人選手でプレースタイルに違うのかなと思ってみたり。とにかく3部でも全然面白かったです。
 ベルでは元気が良く、個人技や足元が上手い11番(岸野選手)とボールロストやパスミスもあった7番(近藤選手)が目に留まりました。やはりベルは攻撃と守備のコマが足りない気がしました。攻撃は岸野選手しかいないイメージかな。この日の観客数は234人でした。その昔はCスタに1万人くらい入れたチームだったのに。でも今の時代、安心安全な数かもしれません。
   
 試合は前半に北海道さんに先制され、まずいなぁと思っていたら前半ロスタイムに同点に追いつく、しかし後半に再び逆転され、そのまま1-2で敗戦でした。何が北海道産より劣っていたのかですが、やはり戦う気持ちというか、負けない気持ちが足りなかったのでは。選手の中にも1人熱い人が欲しいですね。外から見ているので実際いるのかもしれませんが、伝わってこなかったです。失点癖、負け癖が付いている気がします。厳しい指導者も付いて欲しいかなと。
   
 あとで岸野選手と近藤選手についてちょっと調べてみると、2人ともアンジュヴィオレ広島さんからオーストリアのBoroondara Eaglesに移籍し、昨季6月に揃ってベルに入団しています。偶然にも全く同じプロフィールでした。うち、岸野選手は広島さんの前にベルに所属していました。
 あと、選手一覧ページを見てみると、21番DF小林選手、16番MF稲田選手、19番FW森次選手が岡山県出身、1番GKの小松選手がシャルム出身と岡山に関係する選手が結構いました。3部だからこれほど多いのかもしれませんが、また違った魅力が出ましたね。

 ベルは3部第4節で、勝ち点0、0勝で最下位、シャルムは1勝で下から2番目の7位。気になるのが4部との関係。新なでしこリーグ概要を見ると、「地域リーグ、都道府県リーグからの参入募集は実施する(要項、決定方式については未定)」とありました。つまり、今後4部からの参入はあっても降格は当分無いという事。良かったですね。ただ、WEリーグが将来的に頓挫する可能性もあり、また3部がチャレンジリーグに戻るかもしれません。その時に少し膨れ上がったチーム数の関係で、4部との入れ替えがスタートするかもしれないと、想像しすぎの事を思ってしまいました。
 とにかく、シャルムも含めて今の負け癖、ベルは失点癖を改善して、勝ち点を1つずつ積み上げて、2部を目指しましょう。そしていつかCスタで岡山ダービーをやって欲しいです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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