J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

倉敷からVリーグを!倉敷アブレイズ3

2021-05-19 00:01:54 | 倉敷アブレイズ

 リスペクトコラムです。
 「倉敷からVリーグを!」をキャッチフレーズに頑張っておられるアブレイズさん。最近のコロナ禍ですっかりお会いする事は無くなりましたが、またコロナ後でまたご一緒したいです。今まではそういう存在のチームがあるのは耳にした事があるが、詳しくは知らないという人ばかりだったと思います。
 そんな中、最近アブレイズさんのメディアの露出が続いており、うれしく思っております。確かに岡山のVチームはシーガルズですが、春高バレーで活躍しても入団ルートが決まったよそのチームに行ってしまう傾向に、確かに当ブログも首をかしげていました。ただ、それも歴史であり、すぐには変えられないと思います。そんな岡山のバレー女子の卒業後に進む道を作ってくれたのは評価が高いと思います。早く同じコートで勝敗を競う時代が来ればと思っています。まずは山陽新聞の記事。
   
【Vリーグ目指し底上げ 大学、高校で活躍 新戦力7人加入】
「倉敷市水島地区を拠点に活動する実業団の女子バレーボールチーム『倉敷アブレイズ』に、新人7人が加わった。大学や高校で主力として活躍したプレーヤーが多く、岡山ゆかりの‟ご当地”選手も。創設3年目の新興チームにあって、国内最高峰のVリーグ入りを目標に底上げを図る。
 新たに加入したのは、大学・短大卒4人、高卒2人と地元大学に在学しながら所属する1人。レフト、ライトや守備専門のリベロなど幅広く補強した。大学の地域リーグで個人賞を獲得した選手もおり、即戦力の期待がかかる。」
「チームはバレーボールが盛んな岡山で『地元の学生が競技を続ける受け皿になりたい』と、プラント建設などを営む秀栄システムテクノ(倉敷市南畝)が母体となり2018年4月に本社近くに専用体育館を建てるなど環境を整え、19年度には強豪社会人チームが集う『全国6人制バレーボールリーグ総合優勝大会』に初参戦するなど、実績を積んでいる。」
「本年度は、同大会に出場し3位に入るのが目標。企業スポンサーやファンクラブ会員を募り、運営体制も強化していく。鈴木監督は『地域に愛されるチームを目指し、スポーツで倉敷を盛り上げたい』と話している。」
引用:山陽新聞

 そういえばまだ創設3年目なのですね。なのに、すでに立派な練習場が倉敷にある。倉敷市民としても、トップリーグを狙うスポーツチーム我が街にあるのは誇りですね。今回の7人の新入団選手は頼もしいようですね。
 そして、レストランかどこかでたまたまタウン情報おかやまの今月号を読んでいると、何とここにもアブレイズの紹介記事が載っていました。アブレイズ、やるねぇと思いました。ぜひ山陽新聞の記事と抱き合わせで、タウン情報の記事も抜粋紹介したい、買うかなぁと思っていたところにタウン情報のWEB版に登場しました。
   
【岡山から夢を追うアスリートを応援! 夢人】
〔《倉敷アブレイズ×バレーボール》真っ白なチームが歩む、Vリーグへの道。3年目のシーズンへ、躍進を誓う。〕
Vリーグ参入を目標に、3年目のシーズンに挑む倉敷アブレイズ。ここまでの道のりは、決して楽なものではなかったという。結成からチーム作りまで、監督と選手たちに話を聞いた。
〔練習参加は2、3人。そんな一年から始まった、真っ白なチーム作り。〕
「チーム設立までの流れを、運営会社『秀栄システムテクノ株式会社』の代表取締役でもある鈴木秀生監督に聞いてみた。バレーボールのプレーヤーでもあった鈴木監督だが、さまざまなチームに顔を出す中で、若い高校生や大学生に「卒業したらどうするの?」と聞いても「プレーする場所がないから辞めます」という声ばかりだったそう。「プロになって続けることができるのは、ごく一部の選手だけ。それ以外の人は趣味でしか続けることができないんです。だから、そんな選手たちの受け皿になれるよう、チームを作りたいなと思っていたんです」。チーム作りを思い描く人はいるかもしれないが、ここからの行動力がすごい。
 まず最初にしたのが、専用の体育館を作ること。練習拠点や環境がしっかりしていないと選手も加入しにくいからと、2017年に完成させた。そこから、自らの足で全国各地の高校、大学のリーグ戦を観戦し、ひたすらあいさつをして回った。そんな努力が実り、バレーを続けるか悩んでいた選手たちがセレクションに集まり、初年度は6名が合格してチームがスタート。2年目には現キャプテンの松嶋流風選手や、現副キャプテンの藤原澪奈選手なども加入。鈴木監督の「選手の受け皿を作りたい」という思いが徐々に結実し、12名という体制になった。
 だが、発足後の道のりも決して簡単なものではなく、さまざまな問題が待ち受けていた。まず初年度は、チームとして立ち上がったものの、日々練習に参加できるのは2、3人。思うような練習もできず、来る日も来る日もひたすらレシーブ練習をするしかなかったそう。上位に入るとチャレンジリーグⅡという上のリーグに昇格する権利が得られる「全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会」でも、初年度は12チーム中8位という結果に終わった。2年目は人数が集まってきたとはいえ、藤原選手をはじめアタッカー選手のけがも相次ぎ、チームの連係練習も満足にできなかった。さらには、コロナの影響で大会自体が中止となり、雪辱を果たす機会もないままシーズンが過ぎていった。」
「「ここから」という期待感が高まっているチームに、今春も新しく選手が加わり、いよいよ20名という体制になる。今選手たちは、これまでのもどかしさを晴らすように、充実した表情で練習に取り組んでいる。「自分のコートにボールが落ちなければ勝てる」という考えを貫く鈴木監督。倉敷アブレイズの選手たちが守るコートは、果たして狭いのか広いのか。その答えは、この先のVリーグ参入という結果で教えてくれるはずだ。(タウン情報おかやま2021年5月号掲載より)」
引用:日刊WEBタウン情報おかやま

 親会社の公式HPを見ると、「バレーボールの選手として活躍しながら働ける場所があります! 採用情報」というバナーページがありました。仕事内容も事務からホテル業務、社会福祉など広く道がありますね。
 現在は20名体制(HPは21人ですね)なのか、増えましたね。監督(社長)さんも選手のスカウティングで全国の学校を回られています。社会人チームではどこでもある課題、試合後の練習で揃わないというのも頷けます。かつての2005年までのファジアーノもそうだったよなぁと思います。
 選手ページを見てみました。もちろん全く馴染みはありません。20人のうち地元岡山出身選手は大村選手(岡山市)、谷田選手(笠岡市)、仁熊選手(総社市)、田丸選手(井原市)、松原選手(岡山市)、藤原選手(岡山市)、岡林選手(岡山市)の7選手、県内の大学・短大出身の山城選手、高橋選手(ともに中国短大)の2人を合わせると9選手が岡山の選手。半分近い選手が地元選手ですね。
 オンラインで初めてのファン感も開催されたとの事。オフィシャルファンクラブができたという事で観に行きましたが、一番安い会員で1万円か・・・JリーグやBリーグ、Tリーグで5千円くらいで慣れていた当ブログとしては、ちょっとお高い印象かなと。まぁまだ3年目ですから、今後ファンが集いやすい応援環境になっていったらいいですね。早くコロナ禍が終息して試合観戦に行きたいです。
倉敷アブレイズ公式HP:https://kurashiki-ablaze.jp/
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする