J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

S.C.相模原の夢1

2010-01-16 00:22:09 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)
 先日、JFLの松本山雅FCと、神奈川県リーグのSC相模原がJリーグ準加盟を申請というニュースを聞きました。「えっ、SC相模原って?!」とビックリ。はっきり言ってノーマークでした。しかも県リーグからという事で、地域リーグからの準加盟でファジが初と聞いています。現在の準加盟クラブは、鳥取、町田、長崎の3クラブ。もし相模原が承認されたら県リーグから初になりますね。S.C.相模原を調べていって、正直強いインパクトを受けました。紹介してみましょう。
        
 神奈川県社会人リーグ1部に所属し、元日本代表の望月重良氏を中心に、'08年に結成。㈱スポーツクラブ相模原という運営法人あり。'09年度からジュニアユースチームを保有。'09年に県選手権大会で優勝し、県リーグ2部に昇格。2部Bブロックで優勝し、'10年からの1部昇格が決定。全国クラブチーム選手権全国大会では'08年に優勝、'09年に関東大会で優勝しています。県リーグなのに、J出身が7人、JFL出身が4人と非常に贅沢な選手層です。

 公式HPを観てみました。Jを目指している雰囲気があり、まるでJFLのチームみたいです。すぐに目に付いたのが「なぜ?」というコンテンツ。 
 「なぜS.C.?」では「世界の強豪クラブは、ほぼ地名のみの名称が多く、いつかは世界の強豪クラブと同じステージに立ちたい!という思いを込めた」とあります。
 「なぜ相模原市?」では、将来サッカーの監督になりたいという望月氏の昔からの夢と、相模原の有志の思いが重なり合って行く中で、「ぜひ相模原で、自分が理想とするような、本当に強いサッカーチームをゼロからつくりあげてみたい」と考えるようになったとあります。JR相模原駅の近くの小料理屋からこのストーリーが始まったというエピソードが紹介されていますが、すごい距離が近い話になっています。確か・・・松本山雅も「山雅」というのは行きつけの喫茶店の名前と聞いています。これも近いですね。
 「なぜ県リーグ3部からなのか」では、あえて一番下の3部からスタートするという道を選んだ。それこそ本当に、全く色のついていない、相模原の地元に根ざしたチームをつくることになると考えたからとあります。「地域に根ざしたサッカーチーム、元Jリーガーがつくった初めてのJチームにしたいともあります。

 「Jリーグまでの道のり」には、結成5年で関東リーグ1部から地域決勝大会、その上までを描いています。「2009年の目標」では細かく各リーグ、大会での成績を描いています。ちゃんとした組織図もありました。
 ①地域密着 ②社会貢献 ③青少年の育成 ④エンタテインメント ⑤グローバリズムという「5つの理念」がありました。

 チームカラーは、市のカラーである緑をベースに作成され、チームロゴの中にある5つの星は合併した旧津久井郡の4町(津久井、城山、藤野、相模湖)と相模原を表しており、鳥は市の鳥であるひばりをモチーフにしているとあります。地域密着が徹底していますね。
 まだまだ紹介記事が続くので前編として、明日は後編をお届けいたします。夢を追うクラブとして頑張って欲しいですね。
S.C.相模原公式HP:http://www.sc-sagamihara.com/
S.C.相模原公式ブログ:
http://www.sc-sagamihara.com/wp/
望月重良公式HP:
http://www.shige-mochizuki.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする