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ワールドカップの事39

2020-06-23 00:01:15 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 先ほど、何とも言えないニュースが流れました。日本協会が、2023年女子W杯の日本誘致の撤退を決定したというもの。これをやはり準備不足、日本の力不足と見るか、惜しかった、また次の機会と見るかですね。
 日本代表戦でも2023年女子W杯を日本へという横断幕を手に、選手達が行進しているシーンをよく観ましたが、今にして思えば、国内でも今一つ盛り上がっていなかったように思えます。当ブログ自身も、えっこの25日にもう決まっちゃうの? 知らんかったという始末。
   
【FIFA女子ワールドカップ2023 日本招致活動から撤退】
「公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)は6月22日(月)、臨時理事会を開催し、開催国として立候補している2023年のFIFA女子ワールドカップの招致から撤退することを決定しました。」
「世界のサッカーファミリーがどのような視点で開催地決定の要素を考えるのか、その時々で変わっていく状況を冷静に見極めていく必要があります。
 世界的な女子サッカーの普及や発展ということは当然ですが、より多くの国で大規模大会の開催が可能となる共同開催が近年の世界のトレンドになりつつあります。また、6月8日にブラジルが立候補を取り下げたことが、南米サッカー連盟の票の一本化につながったのは自明の理であり、既にASEANサッカー連盟がオーストラリア/ニュージーランドへの支持を表明するなど、他の大陸連盟にも大きな影響を与えることになっています。」
「男子とは異なり、年齢制限のないチームで女子の世界一を決める大会は、FIFA女子ワールドカップとオリンピックの2つがあります。新型コロナウイルスの影響によってその女子サッカー最高峰を決める2つの大会が、短期間に同じ国で開催されることに対する抵抗感が強まったことも感じました。
 6月10日に国際サッカー連盟(FIFA)より公表された評価報告書(Evaluation Report)では、日本の提案やサッカーを取り巻く環境を高く評価していただいたと考えています。一方で、オーストラリア/ニュージーランドが日本を上回る評価を得たことも冷静に判断する必要があります。
 投票で同票だった場合には評価報告書のポイントで決定されるなど、客観的な評価も大きな要素になります。コロンビアやオーストラリア/ニュージーランドは、女子も含めた年齢制限のないFIFA大会の開催を経験していません。もし、南米や南半球初のFIFA女子ワールドカップとなれば、普及という観点でも非常に大きなアドバンテージとなります。」
引用:日本サッカー協会公式HP

 明々後日25日に正式に決定するそうです。FIFAは今月10日に今回の女子W杯招致についての評価報告書を発表しており、オーストラリアとニュージーランドが評価平均点4.1点で1位、日本が3.9点で2位、コロンビアが2.8点で3位になっていたそうです。これらを見ると、ASEANがオーストラリア・ニュージーランド支持に回ったのが誤算で、勝ち目が無くなったと悟り、日本も同じアジア勢の支持に回る事で恩を売り、次の招致の時に役立てようと判断したのかなと。確かに実質はオセアニアなのに、オーストラリア・ニュージーランドも今では同じアジア圏、同じアジアでの争いを避けようと、実質負けが見えた日本が譲ったように見えます。
  東京五輪の1年延期が誤算だったとありますが、2年も4年も同じでそれは最初からわかっていた事だろと個人的には思います。もう1年、2022年に延期になる可能性も見えたからという事であれば個人的にはうれしいのですが。これって田嶋会長の責任部分は何かしら問われないのでしょうか。個人的には突然招致活動が出てきて、突然撤退したという個人プレーが目立った印象が強いですが。責任を取ってもらって、次の人に託して再起を図るという訳にいかないのでしょうか。それとも誰も何も言えない体質になっていたりして。個人的なツイートでした。あと、このところのFIFAはおかしな動きをしていますね。

【女子W杯、”4年ごと”から”2年ごと”開催へ変更か FIFA会長が明かした「引き金」】
〔これまで4年に一度開催されてきた女子W杯、「信じられないほどの数値」で方向転換も〕
「国際サッカー連盟(FIFA)のジアンニ・インファンティノ会長は、女子のW杯を将来的に2年ごとの開催にしたい意向を持っているようだ。米テレビ局『CNN』が報じた。」
「これまで男子の大会のように4年に1度行われてきた女子W杯だが、ここにきてインファンティノ会長は大会の回数を増やすことに興味を示しているようだ。世界大会の将来を協議する場においてインファンティノ会長は、自身の見解を示している。『2019年フランス大会は、世界中で1億回試聴され、イタリアやブラジル、イングランドのような女子サッカーが男子ほどの人気のある国では信じられないほどの数値が見られる。この大きな成功が、実際にすでに動き始めているいくつかの提案の引き金となった。加えて、フランスサッカー協会のノエル・ル・グラエ会長は4年ではなく2年ごとに女子W杯を開催するという、あまり知られていない提案を持ってきた。これは今まさに女子サッカーが必要としている利点と勢いを生み出している。それに対して議論する必要がある』 2023年には参加チームを24から32に拡大することが決まっている女子W杯。大会も2年ごとの開催になるのだろうか。」
引用:FOOTBALL ZONE

 女子W杯を2年ごとにしてはどうかという暴論です。まぁこれはフランス協会の個人的な見識なのでしょうが。カタールW杯から参加国数を大幅に増やすという話があります。これは個人的には反対です。今まで幾多のドラマを見せて来たW杯が実質無くなり、W杯1次予選リーグから決勝トーナメントで激しい競争を演出するというもの。見方を変えれば商業主義に走っているように思えます。FIFAといえば、少し前まで汚職の温床でした。そういう悪い環境があるから、なおさらこの動きは本当に正しい方向に行っているのかと疑ってしまいます。フェアプレーを!FIFA!と言いたいです。
2023年女子W杯誘致関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200105
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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