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Jリーグの話題186

2020-06-06 09:13:02 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日開催された「Jリーグ非公式勝手未来ミーティング 」第6回に参加してきました。その前日に、B3岡山とJ2岡山のライブ配信があり、3つ一緒にライブ配信の合わせ技にするか、単独記事にするか、どうしようか、3つの順番はどうしようか、これが一番としてB3岡山が2番目、J2岡山は3番目かなとか思って観ていたのですが、結局単独記事になりました。
     
 今回の開催は金曜日の20時。時間はまだいいのですが、平日というのがちょっと・・・できたら第4回のように週末開催がいいですね。あくまで個人的な希望ですが。でも昨日は100人くらい参加者がいたようです。途中から顔出しされた顔ぶれを見ても、今回は結構いろいろな人が見に来ていたようです。やはり、現役選手の参加は大きかったのか。
 今回のMCは播戸特任理事。他の登壇者は選手会会長でJ1鳥栖の高橋秀人選手、J1神戸の田中順也選手(当ブログでは柏時代にTJ選手として活躍)とJ1浦和の長澤和輝選手。
 やはり、始まってしばらくは本題から離れてしまうのかなと思っていると、播戸理事は最初から「今日のテーマはセカンドキャリアです」と行ってくれました。さすが、「チェアマンを目指している」と宣言しているだけはある。今回の趣旨は以下のとおりかな。

・高橋選手は選手のまとめ役、田中選手は自分でファッションブランド事業を展開、長澤選手は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科在学中(藤沢理事が在学中に同じゼミだったとか)。
・田中選手はJ1柏に入団してすぐにTシャツ販売。ピアスやタオマフも手掛けた。オリジナルファッションブランドを立ち上げ、現在は練習後の午後に洋服の工場へ行って打ち合わせする事が多い。選手は自分自身のセルフプロモーションが必要。SNSでサポーターと交流した事も大きかった。デザイン系の学校に通いたかったが、時間が無いために実務で学んでいる。この副業収入でそのまま引退後の収入にスライドしたい。
・選手の意識。2010年から少しずつ興味を持とうとする選手が増えたが、サポーターから競技に専念して欲しいという声も聞いて気になってしまう。
・チームの練習は午前の2時間のみなので、午後の時間が有意義に使えるのではないか。
・イニエスタ選手は副業んい熱心で、ワイン(神戸の飲食店に置いてあるとか)やスニーカーの販売を手掛けている。
・引退後はメディアや解説者のポストは、もう席が空いていないのではないか。
・Jリーガーは社会経験が圧倒的に足りない。
・引退した後に勉強を始めるのは遅いと思う。午後に何か知識を取り込んではどうか。
・選手会に就学補助金(英会話とパソコン)があるが、本業に直結していない。
・引退年齢が早いと言われるが、採用する企業(事業者)側としては転職年齢としてはちょうど良いとも見える。
   
 途中から2名画面に登場してきました。奥村武博氏(元NPB選手の公認会計士)と、選手会副会長のJ2磐田の山田大記選手(以前のオンライン配信で何度も観ているので当ブログ的に馴染み感大)。奥村氏は引退後に独学して公認会計士の資格取得しており、選手のセカンドキャリアを資格取得の面から語る。元なでしこジャパンの近賀選手(なでしこ2部鴨川所属)の名前が出ていましたが、登場せず。
スポニチ該当ページ:https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2020/06/05/kiji/20200605s00002179494000c.html

 当ブログでは、このセカンドキャリア問題は、現役時代のスキルアップも大事だが、引退後の就職斡旋も必要だと思っています。奥村氏の話の中でMLBの引退後の選手は何割が自己破産するとか言っていました。確かに練習日の午後という貴重な時間があり、そこを有効活用すればスキルアップはできる。選手会から補助金が出ているから英会話やパソコンを勉強すればいい。確かにそうです。
 今回の話では、起業ばかりで就職という流れは薄かったです。起業はそんなに簡単ではありません。事業資金を自分で用意しなければならず、営業センスも必要。やり方を間違えたら、借金を抱えて失敗し、人生が狂います。家族がいる場合はなおさら目の前の生活費が出てきます。起業に加えて就職という道も大事だと思います。元J2岡山の臼井選手が消防士になったという話を思い出しましたね。
 当ブログの思いとしては、Jリーグにぜひ「キャリアサポートセンター」的なものをもう一度設置してもらい、スキルアップに加えて、ぜひ就職斡旋をして欲しいと思います。選手会の中に組み込んでもいいじゃないですか。元日本代表の奥大介元選手の事を思い出しました。将来は飲食店経営を視野に入れて頑張っていた2014年に事故死。引退後にいろいろな事があった苦労人であり、気の毒な事例でした。ある程度知名度があるJ1選手はまだいいですが、J2以下の選手は大変だと思います。そういう部分のサポートを、Jリーグで頑張って欲しいですね。

 ずっと話を聞いていて、最後の最後に「起業ばかり話が出ていますが、セカンドキャリアって『勤め人』という道もあると思います。家族を養うために勉強する時間は無いよという選手もいると思います。そういう部分もサポートして欲しいですね。」とコメントすると、MC役の藤沢理事に「コメント来ていますね・・・」と少し読み上げていただきました。ありがとうございます。これでこの単独記事になりました。お疲れ様でした。また次回。
Jリーグ非公式勝手未来ミーティング 第5回関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200530
 〃                     
第4回関連https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200526
Jリーグキャリアサポート関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180317
     〃              ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃               ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃               ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611
     〃               ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050915
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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