ご挨拶記事です。
今年もあっという間でしたね。いつになく早く過ぎ去っていこうとしています。ここ毎年ですが、紅白を観ながらゆっくり今年1年を思い描きながらキーを叩いています。ラグビー日本代表がゲストですぐに出てきましたが、今年の紅白は最初から最後までラグビー日本代表が主役でしたね。ユーミンのノーサイド(初めてフル聴きました)が出てきた時は、一番感動しました。確か昔はサッカーよりもラグビーの方が人気があったと聞きましたが、確かにサッカーにこんな文化は無いなと。NHKでのこの紅白を観て、「サッカー」はまだ修行が足りないのかもしれないと思いました。
読者の皆さんにとって、今年1年はいかがでしたでしょうか? 当ブログにとって、夏までは真備の災害ボランティア参加で復興を見守ったイメージ、その後はスポーツ文化が一気に花開いた年に感じました。
岡山のスポーツ界としては、「サッカー中心」から「幅広いスポーツ」の活躍へ。昨年から登場した岡山リベッツ、1部2年目で熟成した岡山シーガルズが引っ張り、そこにトライフープ岡山が3部へ参戦して、一気に岡山のプロスポーツは賑やかになりました。いつもは11月でJ2リーグが閉幕して寂しくなるのですが、今年からは違います。女子バレーも、B3リーグも全然試合やってます。正月休み無いんじゃないですかと心配してしまうくらいに頑張っています。ファジサポも結構観に行っている様子。当ブログもタイトルのサッカー色を少し薄めました。
岡山のスポーツ界にとってもどういう年だったのか。ファジアーノ岡山は、有馬監督になって9位と、成績が少し改善しました。個人的にやや懸念しているのが「ディスカウント」策に象徴されるクラブの価値観の推移。来年の入場料値上げをきっかけに何か反応が起きない事を祈っています。岡山シーガルズは今年は強い! ファイナル8出場を決め、カンファレンス2位でフィニッシュ。若い選手が躍動して次々と撃破しました。年明けも期待。岡山リベッツはちょっと今年は4位と低迷。補強負けしたのか。トライフープ岡山は4月辺りまでの長丁場(J2より試合数多いです)を奮闘していますが、現在5位。まだまだ冒険は続きます。個人的には一番価値観が近いクラブと思っています。あと、女子サッカーの湯郷ベルと吉備国大シャルム岡山高梁、頑張って下さい。毎年の振り返りですが、今年はこんな感じでしょうか。
①ボランティア活動
◇FSS(FAGiANO Okayama Support Staff)(2009年4月発足):http://www.fagiano-okayama.com/supporters/volunteer.html
ファジアーノには、FSSのサポートスタッフとして参加しましたが、今年も月1参加という状態でした。月1回、内側から景色が観られるというのはいいので、来季も全く同じ形で参加すると思います。他には特に目新しい話題はありません。メンバーの減少傾向が気になるところくらい。
◇災害ボランティア(2018年7月より2019年6月まで毎月):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190707
今年も台風19号等による東日本の被害が多かったですね。温暖化等により、もはやこれからは毎年こういう災害が起こるのでしょうか。当ブログとしても、毎月1回ずつ真備の災害ボランティアに参加し、ちょうど1年になる12回で一区切りつけました。作業をしながら、真備の街の復興具合を見守ってきたつもりです。
◇トライフープ岡山ボランティア(2019年10月より):http://tryhoop.com/club/volunteerstaff/
今季から同じく月イチで参加しています。最近参加しているスポーツボランティアで一番楽しく参加できている気がします。チームも県民クラブとして、また公共財として地域貢献活動に取り組んでいます。来季はそれに更に岡山を代表する社会貢献活動が加わるのではないでしょうか。今季はまだ3部で1年目という事で、まだ認知度も低く、観客数も少ないですが、元々競技人口が多い競技なので、今後は岡山の若者世代にスポーツ文化を浸透させていくのではないかと期待が大きいです。
◇岡山リベッツボランティア(2019年11月より):https://okayama-rivets.com/topic/detail/47
今季から同じく月イチで参加しています。1部のチームとして、国内で4つしかないうちの1つが岡山にあるというのは素晴らしい事です。J2岡山ともB3岡山ともまた違うスポーツクラブとして、興味深く見させていただいています。まだ誕生して2年目という事で、成長の途中だと思いますが、スタッフの皆さんは少人数の中で頑張っていると思います。卓球も実は岡山では競技人口が多く、しかも老若男女の幅広い世代で楽しめる距離感の近い競技なので、ぜひ地域に根を張っていって欲しいと思います。
②地域における支援活動 ◇ファジアーノ応援団・浅口(隔月偶数月開催):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/1556bd1214a32a21a87195dded76b82a
応援団・浅口は、引き続き頑張っていきました。昨年から岡事務局長(ファジサポとしても活躍中)が中心の運営になり、会の感じも徐々に変わっていっています。もう少し筆者も参加できればいいのですが。地域の後援会的組織(サポーターズクラブ?)として引き続き活動してきました。フェイスブックから新メンバーも次々と参加され、活性化していると思います。
③ウォーキングサッカー体験会(Wフィールド):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/4e5a4911d3d7103ab73fbcb4bc0ecc2c
フットサルに替わって、今季から「走ってはダメなサッカー」であるウォーキングサッカーをやってます。岡山初のウォーキングサッカークラブとして数か月には1回体験練習会を開催しています。
④サッカーを語る会(2004年12月から毎月):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/25fe20142b1343a2a26230951ea41391
今年は少し新しい顔ぶれが加わりましたね。この会は歴史が古いですが、すっかり少人数でのによるFリーダーの仕事の息抜き会になっています。我々の活動の根幹的存在の会なので、今後もこつこつとやっていこうと思います。
⑤その他
「カリスマの存在」の某黄色いチームですが、ネル監督のもと、見事J2優勝&J1復帰しました。最近の補強を見ていると、まじでJ1昇格即優勝の再現を狙っているのではないかと思います。また、お誘いを受けて、近隣会場のアウェー戦に足を運ぶのではないかと思います。そういえばJ2岡山の仲間選手が入団しましたね。ユース出身としてトップチームで日立台に立つのは夢だった事でしょう。競争は激しく、まずは試合出場を争う事になると思いますが、元岡山の選手として改めて応援したいと思います。
岡山シーガルズは、カンファレンス2位が確定し、1月からはファイナル8が始まります。相手は車体さん、JTさん、NECさんか久光さんかな。ぜひ勝ち抜いてセミファイナルに進出して欲しいです。
岡山リベッツ。今季はちょっと不調。ホーム戦も次は2月とちょっと間が空いてしまいますが、頑張って欲しいですね。噂では来季にチーム数(2チーム?)が増える見込みとか。試合数が少ない中、PRしていくのは大変だと思いますが、応援しています。
トライフープ岡山。現在B3で5位と奮闘しています。周りでも観戦経験がある人が多く、若い人を中心に関心の高さを実感しています。なかなか1年でB2に昇格は難しいかもしれませんが、頑張って欲しいです。
来年は五輪イヤーです。詳しくは後日触れますが、当ブログにとっても五輪イヤーになりそうです。今年は岡山のスポーツ界が一気に賑やかになりました。この火を絶やさずに、更に盛り上がりを大きくしたいところです。読者の皆さん、ぜひ他のスポーツチームの試合にも足を運んでください。そして岡山コールを味わってください。3チームともスタイルは違いますが「岡山」を叫びます。これからは競技を越えた「スポーツ」というカテゴリで岡山を盛り上げていかなければならないと思います。2020年の五輪イヤーがすぐやって来ます。という事で読者の皆さん、来年もよろしくお願いします。
PV生観戦レポです。
先日、ウルトラス岡山店で開催された、U-22日本代表の親善試合、ジャマイカ戦のPVに参加してきました。一応サッカーを語る会と兼ねました。代表戦という事で、来店客も多いのかなと思っていましたが、いつものJ2岡山のアウェー戦くらいの入りで、やはり五輪代表の人気はこんなものかなと思ってしまう。Fリーダーも、休みは元旦のみで仕事が忙しそうで、この会が息抜きな様子。
試合ですが、先発を見ると前柏の中山選手の名前がある。また、磐田さんから完全移籍で、来季から柏でプレーする大南選手にも注目しましたが、結局は出場無し。来月のU-23アジア選手権のメンバーにも名前無し。海外組が1人しかいない布陣なので、少し落とした面子なのかもしれませんが、観たかったなと。
試合自体は9-0と大差がついた一方的な試合。先制の中山主将のボレーシュートは見事でした。相手のジャマイカは、東京五輪の出場権を逃しているチームですが、何と予選1次予選敗退とか。つまり、FIFAランクが低いアジアの国と変わらない強さだったという事。しかも時差ボケなのか動きが全然で、相手にならない動き。最初は日本すごいと思いましたが、途中からあぁこの相手はかなり格下である事を認識しました。
ただ、報道では安部選手と中山主将が選手間ミーティングを実行して、コロンビア戦からチームを成長させた一面があります。でも、選手は変わったけど、監督は何か変わったのかとも思いました。就任からずっと、森保監督に対してネガティブな論調ですが、最近ではまた同じようなコラムが出ています。韓国戦などA代表での論評ですが、五輪代表も同じです。
【日本代表、噴出すべき森保監督解任論。韓国戦惨敗招いた戦術的「無策」とハリル解任の前例】
〔2年前、同じく日韓戦に敗れてハリルはクビに〕
「まるで2年前のデジャブかと思うような酷い敗戦だった。結果はもちろんのこと、内容もすこぶる悪い。2年前のハリルジャパンは1-4(ホーム)、今回の森保ジャパンは0-1(アウェイ)とスコアこそ大きく異なるが、惨敗という意味では同じだろう。こうなると、森保一監督の解任論が出てきてもおかしくない。2年前、同じく日韓戦で敗れたハリルホジッチ監督には内外から大きな批判が集まり、解任への動きは加速した。他の要素もあったにせよ、日韓戦の敗北が解任の大きな引き金になったのだ。
ここで森保監督の解任に舵を切るなら、ハリルホジッチの一件との整合性はとれる。だが、森保体制を維持するのであれば、しかるべき立場の人間は説明責任を果たすべきだ。この試合内容の一体何を評価しているのかを。」
〔戦術的無策。監督の力量で差が出た〕
「相手がしっかり日本対策をしてきた場合、そこを打ち返せないのはアジアカップ決勝のカタール戦と同じ。対策の対策はなく、まずは自分たちのサッカーをする。戦術的に後手になると、対応できずに試合が終わる。後手というより、この試合に限れば無策に近い。」
「差を分けたのは戦術、監督の力量だ。韓国の選手たちが戦術的意図をしっかり理解してプレーしていたことを忘れてはならない。森保体制になってから、日本代表はチームとしての成長はほとんど見られない。手の内を見せてない可能性もあるが、この韓国を相手に弱点を突き、対策ができないようで、さらに上のレベルで戦えるだろうか。アジアカップ、コパ・アメリカ、E-1と森保ジャパンは3つの大会を終えた。ここで1つの評価を出してもいい頃だろう。このままでカタールワールドカップを戦えるのかどうかを。私は厳しいと思う。チームとしての上積みは期待できない。今後の成長プランがあったとしても明らかになっておらず、想像の域を出ない。そしてそれがオープンになることはない。」
引用:フットボールチャンネル
【日本代表はなぜ機能停止したのか。暴かれた3バックの攻略法、韓国代表のハイプレスに対応できず】
「この試合は韓国代表が前半からハイプレスを仕掛けてくることは予想されたが、それに対して日本代表は対策を講じることなく完全に機能停止。3バックの攻略法が暴かれてしまった。」
「そして浮き彫りになった問題点がハイプレスをかけられると何もできないという点だ。韓国のプレスが非常に早く、それを前に日本代表はパスの出し所がなく、サイドや中盤に苦し紛れのパスを出して奪われるというシーンが目立った。相手がハイプレスをかけてきたことでサイドにスペースが生まれていたが、そこを突くことが出来ず丁寧に後方から繋ごうとしたスタイルにも疑問が残る。」
「ハイプレスだけでなくセットプレーも課題が浮き彫りになった。前半のCKだけでも決定機を2本作られており、後半のCKでは後方から入ってきた選手を完全にフリーの状態にさせてしまった。」
「東京五輪を戦うU-22日本代表の基本システムは3-2-4-1と、この大会で日本代表が採用をしたシステムと同じだが、韓国戦は3バックの限界を感じる試合となった。この試合同様、何の対策も講じずに試合に挑んでしまうと、東京五輪でも同じ過ちを繰り返してしまうことになるだろう。チームの課題が浮き彫りになっただけでなく、森保一監督の手腕も問われる内容となった。」
引用:フットボールチャンネル
【「このままでいいのか?」 森保采配に金田氏が疑問符「ゲームを変える力を見出せない」】
〔 “行き当たりばったり”のサッカー「レシピがなくては料理はできない」〕
「見極めた“個の力”をチームに当てはめるためには、当然戦術的なベースが必要。そこが、1年以上が経過した現在も見えないところが最も不安を抱くところであり、チームとして成長できているのか確信が持てないことにつながっている」
「「その素材をどう料理していくのか、監督は“レシピ”を提示しなければいけないが、それができていない。素材だけでは頑張りようがないところに来ていると思う」と、韓国戦でも見えていた問題点を指摘する。」
「チームに共通理解があれば明確な狙いを基にした連動性が生まれるはず。しかし韓国戦での日本からは、相手の守備を崩すためのメカニズムは感じられなかった。」
「イメージが、チーム全体で描けているようには見えなかった。悪く言えば、“行き当たりばったり”のサッカー。攻守におけるシステムと対戦相手との力関係を鑑みたうえでの戦略が欠けているなかで、選手に頑張れというのも酷だと感じる」
引用:フットボールZONE
【森保ジャパン、人気ない。スタジアムに空席、視聴率はついに1ケタも…】
「森保ジャパン人気は高まるどころか、盛り上がりに欠ける印象が否めないのだ。それを如実に表しているのが、テレビ視聴率。11月14日の2次予選・キルギス戦の地上波平均視聴率(関東地区)は10.6%(以下ビデオリサーチの公開データ参照)と辛うじて2ケタをキープしたものの、現代表の主力である長友佑都、吉田麻也、南野拓実、大迫勇也らを欠いた19日の親善試合・ベネズエラ戦に至っては8.6%と、とうとう1ケタまで落ち込んでしまった。
川島永嗣や柴崎岳、原口元気といったロシア16強戦士が揃ってピッチに立ったにもかかわらずこの数字とは、サッカー業界全体のショックは大きかった。」
「こうした一般人の反応は観客動員数にも表れており、2019年の親善試合は満員にならない試合が目立つ。2次予選初戦・ミャンマー戦直前に行われた9月5日のパラグアイ戦はアクセスの悪いカシマスタジアムでの平日夜開催ということもあったが、2万9071人と3万人を割ってしまった。」
「今は目玉選手がいない。ここまでスターらしいスターがいないのは、93年にJリーグが発足してから初めてと言ってもいいかもしれない。」
「加えて、森保監督のスター性不足を指摘する声も上がっている。93年10月28日の『ドーハの悲劇』を経験したレジェンドであり、指揮官に転じてからはサンフレッチェ広島を3度もJリーグ優勝に導いた彼は、非常に真面目で人当たりがよく、周囲の信頼も厚い。森保批判をする関係者はまずいないという。しかしながら、「発言が地味すぎて面白味に欠ける」「内容も(現役時代のポジションである)ボランチらしく守りの姿勢でリスクを回避する」といった意見も聞こえてくる。」
引用:dot sports
他にもこういうコラムもありました。結構、厳しい論調が増えてきました。当ブログから言えば今頃気付いたかという感じ。思うに特に代表監督にはカリスマ性も不可欠だと思います。最近は海外組の選手が増えて、世界を知る選手が増えています。そんな中、世界を知らない監督では説得力がありません。メリットは言葉が通じるコミュニケーション力が大きい事くらい。ちょっとJ1で3連覇したくらいの実績では欧州でCLに出るクラブに所属している選手から見たら、どうしても見劣りするでしょう。森保監督ですが、申し訳ないですが、それらのハンディを乗り越えるほどの能力をまだ見せてもらっていません。
今までの外国人監督はどうなのかという事ですが、世界はある程度知っているが、W杯8強に行けるほどの能力は無かったという事でしょう。そのレベルの監督を呼べなかったのは、やはり日本協会の力不足か。申し訳ないですが、田嶋会長ではダメダメでしょう。その部分を覆い隠すように、いろいろとパフォーマンスをしているようにしか見えていません。実は一番の人材不足は日本協会かもしれません。
それにしても、代表人気がそんなに低迷してるんですね。報道では代表ユニレプも「ダサい」というサポーターの声が出ており、デザイン性の低さも要因としてあるとか。五輪イヤーなのに困ったものです。あと、スター選手がいないと言っていますが、某ユニフォームメーカーの影響力の強さも問題視しています。マッチメイクや選手選考でも過去には問題視されました。
スター選手が本当にいないとありますが、スター選手ってそこまで要るのでしょうか。名前だけで不調が続き、10番を渡そうとしなかった某選手を思い出すと、そんなスポンサー向けのお飾り選手は要らないと思います。今の代表は中島選手くらいが候補なのでしょうが、イマイチ華が無いかも。そんなスター選手登場ありきではなく、本当に「良い」選手「達」ありきでお願いしたいです。ラグビー日本代表みたいに。
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