J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

ボランティアの力254

2019-05-25 00:01:26 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 ボランティアレポです。
 先日の土曜日に、現場になりますが、ラスト真備として行ってまいりました。昨年7月の災害発生から毎月真備の被災地に足を運ぶこと11回です。やった感がありますね。最初の頃は参加していた熊氏やシマカズ氏など、フットサルメンバーが何回か来てくれましたが、最後に残ったのは女性メンバー(阿さん、金さん)という印象。女性は強しですか。
   
 いつものように倉敷市真備支所にある、まび復興センターに到着。何か大勢の集団がいるなと思ったら、トヨタボランティアセンターの方々。先月くらいからお見かけしています。10人ちょっとくらい来られていましたが、頼もしいですね。
 トヨタさんを抜くと、やっぱ目減り感がある。案件が減るにつれて終了も近くなり、限定募集のようになっていますが、どうしてもまだ案件が出て来るので人数が足りているのか、余っているのかよくわかりません。情報では6月で有料道路通行料の無料措置が終わるとか、噂は聞こえましたが、とにかく1年という区切りが何かしらあるようですね。
     
 今回5人グループの一員として加わり、現場最後としてタイムキーパーをやらせていただました。しっかりアラームを駆使するなど、ポイントは抑えているつもりです。他の方は地元真備在住の市役所A氏、大分から参戦した福岡の大学生B君、滋賀からやってきたC女史、そして岡山市在住のDリーダーと、今回は少し地元が多かったですね。C女史は最初は写真洗浄からスタートし、現場は女性でもできると聞いて、最近現場に来るようになったとか。A氏は仕事でも災害関係に関わっているそうで、休みの日は地元真備のために働きたいと言われていました。こちらの現場に前も来たというDリーダーも手馴れていて、依頼主さんとコミュニケーションもバッチリでやりやすかったです。
 赴任した現場が町工場のような事業所さん。土曜日という事で横で工場が稼働していました。社長奥さんが相手してくださりました。途中社長さんも、畑で収穫したという玉ねぎを差し入れに、顔を覗けてくれました。
   
 作業はもっぱら「拭き」でしたね。翌日リフォーム工事が入るという事で、その前の最終メンテナンスのような感じです。最初はドロドロだった柱も、この日はほとんど泥は見えませんが、消毒剤なのか多少白い線が残っている。拭いても拭いても消えない。前はバールが大活躍でしたが、この日はへらが活躍です。微妙な細かい泥を除去していきます。
 淡々と仕事をこなしていきました。この日は夕方から雨予報でしたが、何とか持ちました。風も吹いていて涼しく、気候的にはやりやすかったですね。絶好のボランティア日和でした。

 作業をしながら、なぜか「Jリーグシャレン(社会連携)」について、ずっと考えていました。商店街再生の他に何かないかと。思いつきました。それは「社会ボランティア」です。スタジアムボランティアはクラブや後援会、行政などが組織しているので、ちょっと違う。社会ボランティアはこういう災害のもあるし、地域イベント(大規模のものとしてはうらじゃとか、シャルムがよく地元の夏まつりを手伝っていますね)も実はよく募集している。昔、旧OSS委員会で印刷するために、NPO会館に行きましたが、ボランティア募集がいっぱいあったのを覚えています。たぶん、社会的ニーズは高いかと。
 Jリーグが窓口になって、そういう社会で必要とされている社会ボランティアを派遣するのです。そのままスタジアムボラにも来てくれるでしょうし、慢性的なボラ不足解消の一助にもなるかも。災害の復興支援現場にJリーグマークが入ったビブスを着た面々が来たら、インパクトありますよね。そんな話も今度提案するとしよう。
   
 正確なタイムキーパーの元、ワークと休憩と交互に繰り返していく。休憩場所ですが、ここでBBQできるんじゃないかというようなスペースがあり、リラックスさせてもらえました。ゆったりした椅子で、何と座が回転するのです。お菓子とかも社長さんやボランティアセン仕事ターからどんどん来ました。最後に依頼主の奥さんとしばし歓談。何と自分の仕事に少しだけ絡んだ存在だったのです。現場の最後の日にこういった方のお役に立てたのは本望でした。思い残す事はありません。真備の被災者の皆さん、復旧から復興に向けて、今後陰ながら応援しております。また、万が一近県で同じような災害があったら、仲間とともに再び災害ボランティアに参戦したいと思います。

 時間が来て、センターに帰りました。物資を下ろしましたが、その時そばに止まった軽トラの横カバーになっているベニヤ板を見てビックリ。励ましのメッセージがいっぱい書かれていました。まさに災害復興現場にふさわしい光景でした。
 という訳で、当ブログの継続事業、平成30年7月豪雨災害の災害ボランティア(現場)が終わりました。ただ、もう1ケ月足りません。最後の1ピース12回目は写真洗浄に行こうと思っています。最後の6月、最後の最後の真備に行ってまいります。人生史上最も付加価値の高い経験を積ませていただきました。ありがとうございました。
5月18日(土)ボランティア参加者:  ▼全体:118名 ▼現地活動者数:87名
まび復興支援ボランティア公式HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/kuravol
災害ボランティア(真備)第10回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190425
   〃        第9回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190324
   〃        第8回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190228
   〃        第7回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190124
   〃        第6回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181227
   〃        第5回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181120
   〃        第4回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181020
   〃        第3回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180921
   〃        第2
回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180816
   〃        第1回参加関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180717

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