スポーツ文化の素晴らしさ100

　イベント参加レポです。
　先日、岡山総合グラウンドで開催された「第３回おかやまスポーツフェスティバル」に参加してきました。山陽新聞朝刊では、２会場で約7,500人が来場し、計31種類の体験会が実施されたとありました。Ｊ２岡山のホーム戦と同じ日に同じ場所であるという事で、少し早めに大会本部があるジップアリーナに到着しました。去年と比べて何となく小振りな印象。去年と比べて全体的にスタッフも来場者も少ない印象。
　　　
　本部テントを通ってアリーナに入ろうとするが、何と階段を上がって２Ｆが入口。長くこのアリーナに来ていますが、２Ｆになった入口から入場するのは初体験。２Ｆフロアには団体とかスポーツメーカーさんのブースが並んでいました。１Ｆに降りてみる。
　　去年と同じブース（クレー射撃）などの他に、目立ったのはウェイトリフティングかな。
　　　
　屋外で実施予定だった競技（ボルダリングとスラックライン）が屋内に移動していたのかな。１Ｆ補助アリーナに入ってみる。珍しいところではホッケーとかありましたね。未だにラクロスとの違いがわかりません。あとはこの会お馴染みのスポーツ吹き矢とか。
　　　　
　１Ｆメインアリーナに入ってみる。珍しかったのは「銃剣道」ですか。よく映画やドラマで、先に刃がついた銃を手に戦う兵隊さんのシーンがありますが、そういう格闘技なんでしょうね。おっと、そういえば鉄棒とか体操競技が無かったですね。男子新体操コーナーはありましたが。
　　　
　ステージでも去年はシーガルズのトークショーがありましたが、今回はプログラムに無し。１週間後が順位決定戦だから特訓中なのでしょうか。オープニングでファジのチアの演舞があったようですね。去年のような常設（チアリーディングの）ブースでは無かったようですが。
　地元のスポーツチームでは唯一トライフープが、きちんと出展していました。主に子ども向けのフリースロー教室でしたが、チームのノボリも立てて、しっかりＰＲされていました。卓球はリベッツではなく卓球協会だったのかな。
　　　
　次に向かった会場は野球場。去年は賑やかでしたが、今年は向こうの方で軟式野球教室が行われている様子。午後からはティーボールがあったようですが、時間的に行けず。続いては弓道場。総合グラウンドに長く来ていますが、初めて入りました。子ども向けに手前に置いた大きな的に向けて射る弓道教室でした。金属製の矢が懐かしい。その横の南テニスコートですが、去年は硬式テニスが賑やかにやっていましたが、今年は軟式のみ。これはいけませんねぇ。当ブログでも硬式テニスは扱いが大きく、大坂選手ネタも多く、ここのクラブハウスも勝手知ったる場所なのですが、ちょっと残念。やはり大阪なおみブームは岡山には来ていないのかと。
　　　
　最後に向かったのは武道館。昼の12時台だったので昼食タイムだったのか、中の試合場所はもぬけの殻。入口で古タイヤ目掛けて面を打つコーナーにちょっと人がいるくらい。リベッツで賑わっていた試合日の風景を思い出す。
　全体的な感想はとにかく人の少なさと、参加競技の目減りですね。前回余り参加者が少なかったために、出展を見合わせたのでしょうか。そもそもの目的は、自分のところの競技の認知度を高めて、子ども向けの教室を開いて、新規愛好者を増やす事のはずですが、出展そのものが無ければ新規も増えようが無い。横に流れてくるのを期待して、Ｊ２岡山の試合日に合わせて開催されましたが、結果的に肝心のＪ２岡山の観客動員が落ち込んだ試合日に当たってしまい、余り期待した効果が出なかった様子。

　来年（第４回）はもっと開催日を工夫すべきだと思います。Ｊ２岡山の試合日に合わせるのも手ですが、年度末のこの時期よりも、人がもっと動きやすい時期にすべきではないでしょうか。秋とか。夏休みの時期とか。今回、Ｊリーグの試合効果が出なかった訳ですから、今後もあてにしない方がいいかもしれません。ただ、Ｊ２岡山側もスタジアムイベントで、スラックライン等コラボしてくれた訳ですから、そういう部分は大事にした方がいいのかもしれません。Ｊ２岡山もこの記事を参考に、もっと異競技交流のスキルを高めてくれたらいいのにと、個人的に思っています。

　あと、フェスティバルは第一段階で、今後は他県のように異競技間の横断組織を作るべきではないでしょうか。フェスティバルだけ集まる。災害の募金活動だけ集まるのではなく、定期的に意見交換を行い、どんどんコラボすべきです。また、ここにパラスポーツとか絡んできたら、もっと付加価値が高まるかもしれません。もっとも、縦割り行政では管轄官庁が違うから実現は薄いかもしれませんが。例えば、岡山リベッツバドミントンチーム、トライフープ岡山野球チーム、岡山シーガルズラクロスチームとか素晴らしいかもしれませんね。
第２回おかやまスポーツフェスティバル関連：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180308
第１回　　　　　〃　　　　　　　（後編）：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161128
   〃　　　　　　〃　　　　　　　（前編）：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161127