J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Tリーグそして岡山リベッツ13

2019-03-06 00:01:42 | 岡山リベッツ

 リスペクトコラムです。
 リーグ参戦発表からまだ1年足らずで、今や岡山№1の成績(トップリーグレギュラーシーズン2位で今月日本一決定戦出場)を挙げた岡山リベッツ。まだ若いクラブですが、未完成ならではこそ多くの可能性を秘めており、卓球という最も庶民的な競技に、無限の広がりの可能性も実感しております。
 一個人の戯言、独り言なので気にしないで下さい。当ブログとして、個人的に岡山リベッツがこうなっていったらいいなぁと、今後の支援体制構築を思い描いてみました。当ブログの「Jクラブの付加価値」をもとに、三位一体の支援(市民・行政・企業)のスタイルでまとめてみました。一つの参考になればいいですね。
   
【支援者1:市民】
①後援会組織
 リベッツにはまだオフィシャルファンクラブ(FC)が無い様子。FCもいいですが、当ブログではぜひ後援会の設立を提案します。クラブが所有し、会長を設けず、単に所属してもらうだけのFCだけでは地域に根が張れません。つまり、こう言っては語弊がありますが、「マニア」的な人しか参加しません。後援会を作り、地域の名士をいただく会長を置き、「地域」と「職域」2タイプの支部会を県内隅々にまで張り巡らせれば、カネとヒトのピラミッドが構築できます。つまり、県下隅々から資金が集まり、観戦者が試合会場に集結し、スタッフが直接手を付けなくても、県内各地で支部会スタッフがクラブのPR活動をやってくれます。あくまで理想ですが。
 モデルは2つ。J1仙台の「市民後援会」と、J2新潟の後援会ですね。ホームタウン入りをクラブに陳情する地域後援会があるJ1松本もいいですね。詳しくは内容を見てみてください。また当ブログではJクラブで後援会の有無も評価基準の一つとしており、特集記事を見てみてください。
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607

②ホームタウンミーティングなどの市民との交流
 情報開示を広く行い、とにかく風通しのいいクラブ作りを行うべきです。J2鹿児島が、まだJFL時代だったかの時代に積極的に地域で意見交換会をされていたのを覚えています。また、J1松本はかなり高レベルなシンポジウムをホームタウン各地で開催し、地域住民と交流されていたのを覚えています。顧客と距離感を近くし、顧客目線で事業を考えるのは商業活動の基本だと思っています。
 まずは「リベッツと語る会」とかどうでしょう。何年か前に、SPOC研究会主管?で、奉還町「りぶら」で「シーガルズと語る会」を開催されていますが、ああいうのがいいですね。そういう「語る会」を県下各地で行ってはいかが? 後援会支部会があれば簡単なのでしょうが。
ホームタウンミーティング関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160306

【支援者2:行政】
①行政や協会組織との連携
 岡山と倉敷に教室を兼ねた「岡山リベッツ卓球スポット」を開設されていますが、この取り組みはいいと思います。簡単ではないでしょうが、「リベッツスポット」を県下各地に広げていかれたらいいのでは。そこで支援してくれるのは行政(教育委員会や体育協会)だと思います。体育協会で県以外でも卓球部があるようです。試しに倉敷市で検索してみたらありました。ここからはややこしいですが、行政によって、「卓球協会」と「体育協会卓球部」の2種類があり、それを県卓球協会が網羅しているようです。まぁこの辺りはクラブもしっかり動いておられるとは思いますが。

②草の根活動
 「卓球」はサッカーやバスケ、野球と比べても、かなり距離感が近いスポーツ。誰でも気軽に簡単にできるかなり庶民的な競技だと思います。メジャーな3競技は広い「場所」が必要で、道具も要りますが、卓球は卓球台とラケットがあればよく、卓球台は実はどこにでも見かけます。先日も総社市の某公共宿泊施設で置いてあるのを見かけました。例えば県内で卓球台が置かれている場所で、「何かどこへ行っても、リベッツの物が置いてあるぞ。リベッツってすごくない?」という状況になったら素晴らしいと思います。
 卓球の出前教室を今後も実施されると思いますが、卓球台があればどこでも(有料で)行きますという事で、田舎の公共・商業施設の利用促進に貢献するとか。例えば県北の小さな福祉施設の卓球台にリベッツが来て、地域住民も含めて交流されたら、すごい感動を与えるのではないでしょうか。現実的には簡単にはいかないとは思いますが、行政や地元協会の協力があればできるかもしれません。

③トップアスリート派遣
 ②の例を実現しやすくなるのが県体協の「トップアスリート派遣制度」です。先ほど見たら、リベッツもトライフープも名前が無かったですが、その辺りはすぐに実現できると思います。中には選手ではなく、普及コーチを行かせたがる事例があるのかもしれませんが、そういうのは参考にしない方がいいと思います。夢を与えるのはコーチではなく、トップアスリートである選手ですから。

【支援者3:企業】
これについては、周りに多くの事例があると思うので、省略させていただきます。例えばJ2岡山とか。当ブログでもスポンサー会や、ビジネス交流会等の事例がありますが、今回はまだいいかと。

【支援者4:商店・商店街】
①サポートショップ(協賛店)制度
 なかなか簡単にはいかないでしょうが、少しずつでもサポショを設けていってはいかがでしょうか? 理想は岡山市商店会連合会を軸にまずは岡山市内から根を張っていくとか。現在、奉還町商店街とお付き合いがあるようです。地元の商店街としては存在感はありますが、岡山市内にはまだまだ商店街があります。商店でなく、商店街単位で動くとしたら、FC東京にいい事例があります。
サポートショップ(協賛店)関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180112

 という事で、どこまで参考になるかはわかりませんが、一つ提案させていただきました。あとはぜひ岡山のトップスポーツクラブの横の連携もお願いしたいですね。そういう横の連携は東西南北の隣県ですべて行われています。音頭を取るところが無ければ、ぜひリベッツさんで呼びかけるとか。全然ふさわしいと思います。なにしろ1部リーグで優勝を争うプレーオフに出場し、日本代表を5人のうち2人も輩出している全国的にメジャーなクラブな訳ですから。ぜひいつか、岡山リベッツで社会現象を起こして欲しいですね。広島カープのように、岡山県の隅々にまで根を張って欲しいです。

 もう一つ、「リベッツ」はジーンズであり、デニムから出ていたキーワード。もう少し「ジーンズ」文化を出してはいかがでしょうか。オフィシャルスーツはデニムスーツにするとか。ジーンズは倉敷市児島が中心なので、もう少し倉敷にもスポンサーなり、地域貢献活動なりで地域に根を張ってはいかがでしょうか。関東のJクラブのように、ファッション性を売り出してみてもいいかも。さて、いろいろ勝手に書きましたが、羽場社長観てくれてたらいいな・・・

コメント
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