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日本代表のこと・・・409

2018-07-16 00:41:28 | サッカー(日本代表、W杯等)

平成30年7月豪雨災害」災害ボランティアについての情報【特別ページ

 リスペクトコラムです。
 てっきり、クリンスマン新監督が誕生すると思っていました。が、いろいろあったようです。その後もいろいろと。田嶋ジャパンの日本協会も迷走状態に入ったようですね。ただ、報道を読むと現在は森保氏が最有力の様子。20日が日本協会の理事会で正式に決まると言われていますが、その前の中間観測という事で観てみましょう。

【クリンスマン氏の悪評】
「米全国紙「USA TODAY」は6日(日本時間7日)、2016年11月に米国代表監督を解任されたクリンスマン氏について、「今大会で16強入りを果たした日本のようなチームを率いる指揮官ではない」とする特集記事を掲載。クリンスマン氏は母国代表を率いて06年ドイツW杯で3位、14年ブラジルW杯では米国代表を16強に導いた実績を評価しながらも、ロシアW杯の北中米カリブ海予選でメキシコ、コスタリカ相手に連敗、地区予選2試合を終えただけで解任された。記事では米国が本大会出場を逃したのも「諸悪の根源は全てクリンスマンにある」と痛烈に批判している。
 同紙によれば、米国代表の歴代最多得点記録(57)を持つFWドノバン(36=レオン)をメンバーから外して若手を抜擢するなど、大胆な選手選考を行ったが、単なる自分の好き嫌いでチームを編成したにすぎなかったという。
 さらに、米国時代のクリンスマン監督は試合ごとに戦術をコロコロと変え、選手の間から不満が続出。テストマッチで結果が出ないと、「私が求めたものを実践できなかった」などとメディアを使って公然と選手を批判。不振が続く選手に関しては「故障しているため、本来のパフォーマンスを発揮できない」と、本来は公表を控えるべきチームの内情まで暴露して不評を買った。」
「記事では、今大会の日本が決勝トーナメントに駒を進めた最大の要因は「チーム一丸となって戦った」ことを挙げ、「米国のチームワークを乱していたのは、他ならぬクリンスマンだった」と、同氏の招聘に動く日本に警鐘を鳴らしている。本紙がすでに報じているように、気功もどきに傾倒するなどオカルト志向の一面もある。」
引用:日刊ゲンダイ
    
 先日、クリンスマン氏は日本代表監督就任の噂をSNSで否定していますが、この辺りもあって日本協会とは破談になったのかなと。情報が少なかった時は、なかなかいい監督じゃないかと思いましたが、オカルト志向も含めて、ここまでネガティブな情報が出ると、逆に契約しなくて良かったかなと思います。難しいものですね。当ブログ的には、ペケルマン監督やスコラーリ監督(元磐田監督)がいいと思ってますが、難しいかな。もう一つ、ベンゲル監督の噂もありましたね。

【ベンゲル監督とも破談】
「日本協会関係者とベンゲル氏は、日本代表がロシアW杯で16強敗退後、モスクワで極秘に接触した。同氏は昨季限りで22年間指揮したプレミアリーグの強豪アーセナルの監督を退任し、招聘(しょうへい)のチャンスではあった。過去にJリーグの名古屋を率い、トルシエ元監督を紹介するなど日本サッカーを理解し、つながりもある。W杯前から水面下で意向を調査し、就任の可能性を探り直接話し合ったが、条件面で合意に至らなかった。
 技術委員会では4月に一度、ロシアW杯後の日本人監督路線を確認したが、その後、一部委員から外国人も含め幅広く候補者を探すべきとの意見が出たため、外国人指導者を複数リストアップした。だが、合意に至った候補者がおらず、日本人監督案に回帰することになった。
 ただ、ほかの外国人候補を推す可能性のある委員もおり、2つの代表カテゴリーを指揮する森保氏の負担が大きいなどの声もあるため、技術委員会で最終調整する方針。ある技術委員は「最後は関塚(隆)委員長に一任という形で、田嶋会長と話して決めるだろう」と話す。」
引用:スポーツ報知

 ベンゲル監督は随分前から、W杯終了時に必ず名前が挙がっては消える存在。面白いとは思いますが、代表監督経験が無い点、本人が長く指導できるクラブチームを望んでいるという情報も耳にしているので、条件面もあり現実性は低かったのかなと。他にもイタリア代表監督経験もあるドナドーナ氏の名前も挙がっているが、ガセかもしくは破談になったのか、名前を聞かなくなりました。当ブログは日本人監督反対派ですが、最後はこの方の名前が出てきました。どうにかならないものでしょうか。
     
【森保コーチへ一本化】
「日本サッカー協会が次期日本代表監督の候補を、20年東京五輪を目指すU―21日本代表監督を兼任する森保一コーチ(49)に一本化する方向で調整に入った。日本人路線の継続を理由に、複数の外国人監督からの売り込みを断ったことが13日までに判明。」 
「W杯で日本代表を16強に導いた西野朗監督(63)は今月限りで退任。後任の有力候補に元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン氏(53)が挙がっていたが、下交渉で決裂していた。技術委員には直接対話のできる日本人を推す声が強く、西野ジャパンを支えた森保コーチに就任を打診。並行して外国人監督の情報収集を進めていたが、20日の技術委員会を前に一本化する方針を固めたとみられる。」
引用:スポニチアネックス

 当ブログの論調はW杯の結果がどうなろうが昔から一貫しています。世界を知らない日本人監督ではダメ。世界での戦い方を知る外国人監督がベスト。将来的には世界を知る欧州組の日本人監督でしょうと。見方を変えれば、外国人監督にことごとく断られたようにも見えます。これって、ハリル監督解任騒動で、日本に対して悪いイメージが広がったためではないでしょうか。ならば、あの時の田嶋会長の判断は間違っている事になります。最後に当ブログと価値観がよく似ているセルジオさんのコラムを紹介します。

【セルジオ越後氏、代表監督が結果を出せなかったら責任を取るのは…】
「『強化委員長だった西野(朗)さんが代表監督になったので、関塚(隆)さんが急遽強化委員長になった。監督は強化委員が決めるべきではないか。いちいち会長が出てきて、監督を指名するんじゃ強化委員会の意味がない』とセルジオ氏。『たとえば、プロ野球でいうとGMを置いているのにGMは関係ないというのと一緒。トップが何でも決めるという体質がよくない。いいんですよ監督を理事会が決めても。でも、その監督が結果を出せなかったらその人を指名した人が責任を取るべき』と言い切った。」
引用:スポーツ報知

 という事で今の田嶋ジャパンの体質を批判されています。今回のW杯の総括がされないまま、新監督を選ぶのはよくない。結局は田嶋ジャパンという構造に問題があると当ブログも考えます。独裁体制になって、有望な外国人監督が来れなくなった。このまま、森保監督になっても、対した結果は出せないでしょう。当ブログでもよく「黄金時代」という表現を使いますが、いくら2回も日本人監督で16強に入っても、「日本代表の黄金時代」とは言われません。そういう内容ではないからです。岡田ジャパンの時も進退伺いを却下された後の博打采配、西野監督も運と博打のど突き合いサッカーで、たまたま結果が出ただけ。森保監督も似たようなものでしょう。なぜか、J1広島でいくら3連覇しても、その後2017年の7月、成績不振のため辞任しており、それほどもてはやされる監督ではないと思っています。一時期は名前の出た長谷川監督がなぜ名前が出なくなったのか、Jクラブで最近結果を出せていないから。所詮森保監督も似たようなレベルだと思っています。そこに4年後の夢を託すのは無謀かなと。
 「日本代表の黄金時代」を創り上げれる、世界を知る外国人監督にしっかり仕込んでもらうのが一番いいと思います。同時に日本人監督の欧州組の育成も進めると。

 話は変わり今日、倉敷市真備町へ行ってまいりました。その模様は明日。

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