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日本代表のこと・・・407

2018-07-06 00:01:25 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 今日、昼休みの時間で、たまたま立ち寄った某所にて、西野ジャパンの帰国記者会見を少し観ました。ところが、その後の報道で西野監督の退任が正式発表されました。急な大任、お疲れ様でしたと言いたいです。当ブログでも、運と博打のど付き合いサッカーで、たまたま初戦で10人のコロンビアに勝ち、その後流れに乗っただけとネガティブに書きましたが、退任と聞いて何とも言えない感じですが、まぁ良かったのではないかと。
 監督を受けた時に、W杯までの任期という話になっており、今回予定どおり任期満了により退任するとの事です。日刊スポーツにあるように、田嶋会長の話によると、ベルギー戦後に、長い話し合いを持った中で、代表監督の職について慰留しなかったそうです。個人的な想像は、「引き続き、ぜひやって欲しい」「最初からW杯までという約束でしょ」「やっぱダメか」というやり取りであったのではと。
   
 最近まで、田嶋ジャパンとイメージがかぶり、秋春制をしたがる田嶋会長の子分というネガティブなイメージがありましたが、最近読んだ新聞記事で、ちょっとイメージが変わりました。「最初の全体ミーティングで『俺は世界を知らない。意見を聞かせてくれ』と選手の考えを引き出した」とあったのです。当ブログの持論で、世界を知らない監督が世界で勝てる訳がないというのがありますが、西野監督はそれを十分自覚し、逆に選手に歩み寄ったという事なのです。いい日本人監督じゃないですかと。当ブログ的には、元々は某黄色いチームの初タイトル獲得の時の監督でもありました。前にも書いたように、ハリル監督の解任からのごたごたは、選手も監督も悪くない。協会体制にネガティブなのです。
 西野監督、お疲れ様でした。プレッシャーやストレスも相当なものだった事でしょう。ゆっくり休んでください。日本代表が再び緊急事態に陥ったら、またピンチヒッターで来て下さい。

 退任までの流れです。報道をまとめてみました。日本協会は1次リーグを突破した西野監督に続投要請する方向で調整を進めていたが、並行して外国人監督もリストアップ。1勝1分け2敗で、退場者を出した10人のコロンビアにしか勝てなかった事、決勝トーナメントのベルギー戦で2点のリードを守り切れなかったことで疑問視する声があり、風向きが変わったとか。ベルギー戦直後に関塚技術委員長が技術委員宛てに送ったメールの返信にも、1勝1分け2敗の結果を良しとしない旨の内容が多かった模様。森保東京五輪監督のA代表兼任プランも、五輪優先のために見送られた格好。
引用:スポニチ
   
 そして、新監督情報です。今回は余り名前が錯綜しませんね。早い時期からクリンスマン氏の名前が流れていました。そのクリンスマン氏。まずは報道から。まとめてみました。
 クリンスマン氏は日本側が提示する年俸200万ユーロ(約2億6,000万円)で、就任に前向きな姿勢を見せているという。元ドイツ代表DFで元浦和監督のギド・ブッフバルト氏が入閣する可能性が浮上。クリンスマン氏と親交が深く、日本サッカーを熟知する同氏にコーチ、もしくはアドバイザー就任を要請する可能性あり。W杯ロシア大会の開幕直前、田嶋会長が既にブッフバルト氏と接触していたことが判明。水面下では新生日本代表でのコーチ、もしくはアドバイザー就任の可能性について話し合われた模様。
 クリンスマン氏とブッフバルト氏は、優勝した'90年W杯イタリア大会の西ドイツ代表で互いに攻守の要を務め、シュツットガルトでも長く同僚。ドイツ国内でも大親友。ブッフバルト氏は'10年に日本協会アドバイザーも務めており、日本人の性格、サッカーの特徴は熟知しており、選手、日本協会とのパイプ役としても期待。ただ、インターネット上では「若手重視」との評価もある一方、ハリル前監督氏の「二の舞」をおそれる声もあるとか。
 クリンスマン氏はドイツ代表監督として自国開催の'06年W杯で3位。米国代表監督としても'14年ブラジルW杯でベスト16に導いた実績。'06年は「若手重視」の選考で注目。ポドルスキなどの若手を続々と起用し、世代交代を進めた形。ただ、ロシアW杯の北中米カリブ海予選では2連敗とつまずいた結果解任される。
引用:スポニチ
引用:J-CAST
引用:デイリー

 クリンスマン氏のプロフィールです。
 '64年生まれ、旧西ドイツ・ゲッピンゲン出身の53歳。181cmの長身FWでシュツットガルト時代の'87-88年シーズンにブンデスリーガ得点王。インテル・ミラノ、モナコ、トットナム、Bミュンヘン、サンプドリアでもプレー。西ドイツおよびドイツ代表で'90年W杯優勝など108試合47得点。'03年に現役引退。ドイツ代表監督として'06年W杯3位、米国代表監督では'14年W杯で16強入り。 '16年11月にドイツ代表の名誉キャプテンに選出。
 エピソードとしては、アメリカ(カリフォルニア)に在住。ドイツ監督時代もカリフォルニアから試合や合宿のたびにやってくる生活だったため、しばしば批判の対象とされていたとか。日本代表監督の外国人監督は日本在住の必要はありませんが、早く日本に馴染んで欲しいですね。

 ハリル監督解任からここまでいろいろありました。でも、結果オーライなのでは。誰もが何となく納得できる結果となりました。2年契約がいいですね。クリンスマン監督がふがいない結果になれば、また西野さんが再登場すればいいのです。早く監督の海外組が出てきませんかねぇ。代表引退する長谷部選手はドイツで、指導者よりもGMに興味があるとか。本田選手、ビジネスもいいですが、ぜひ欧州で監督の道を目指して欲しいです。
 こんな記事もありますね。やはり「田嶋ジャパン」で、その協会体質は田嶋会長の退任まで続いてしまうのか。あと、忘れておりました。西野ジャパンの検証ですが、この週末でじっくりやりたいと思っています。当ブログには「ごめんなさい」はありません。

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