日本代表のこと・・・402

　ＴＶ生観戦レポです。
　さあ、Ｗ杯もあさっての開幕となりました。巷では全然話題になっていませんが、とりあえず始まります。今日の予想スコアは、聞いた話を総合すると、０－２というところ。ふと、当ブログでは一つの心配が出てきました。今日零封され、Ｗ杯本番も３敗無得点に終わって、西野監督が退任すれば史上初の無得点全敗監督となります。これは国際的にもみっともない事になり、益々日本サッカーが衰退します。でも、監督も選手も悪くないと思います。戦犯とすべきは協会の現体制ではないでしょうか。海外組を含めたフルメンバーでは昨年10月のハイチ戦から７戦未勝利という泥沼状態。という事で今日も生書き込み。
　　　
　先発ですが、航輔選手ではなく東口選手でした。金髪サイヤ人はベンチ。トップ下は香川選手。どうでもいい話ですが、今日某スポーツ店に行ったら、ＡＤＩＤＡＳ売り場に香川選手の代表ユニがいっぱい売られていて、やはり看板商品なんだと認識。こういう光景だから、スポンサーの発言力が強いいびつなチームになってしまったのかと。この辺りから何とかしなければ、永遠に日本代表は強くなれない。
　今日の会場は日本の合宿地オーストリアのインスブルック。キックオフ。南アフリカＷ杯の時に日本と対戦した時に出場していたというビジャール選手が交代。これで引退とか。動きはスイス戦よりいいのでは。パラグアイもＷ杯に出られなかったチームとか。そんなチームに今日も負けるのか。それでも一進一退です。
　前半32分、スローインからのこぼれ球でやられました。３試合連続の失点。日本痛恨の失点・・・　０－１。柴崎のＦＫ。クロスバーを叩く。惜しいが入らなかったら一緒です。今日も相変わらずクロスの精度が悪いです。ここで前半終了。

　ちなみに８年前も同様の状態。東洋経済オンラインの振り返りによれば、壮行試合の韓国戦で惨敗した後、岡田監督は日本協会犬飼会長に進退伺を提出。ただ、その直後に闘莉王選手らが口火を切って、超守備的な弱者の戦いに転換することを決断。その新たな一歩が５月末のイングランド戦。この試合から日本は4-2-3-1から、阿部選手をアンカーに据えた4-3-3へ布陣変更。自陣に引いて守ることを第一テーマにするという大胆な割り切りへ。守備自体は格段によくなり、本番で見せた堅守へとつながっていったとか。川島選手がレギュラーに就いたのもこのイングランド戦でした。
　　　
　ＧＫが東口選手から航輔選手。遠藤選手からやってやれ酒井投入。いきなり冷やっとするシーンでしたが、大丈夫そうです。ダブル酒井になりましたね。航輔選手上から下までオレンジです。何か違和感あるな。後半６分、乾選手のロングシュートが決まる。日本ゴォール!!!　乾ゴール！★★★　１ー１。これで西野監督は「無失点全敗」という最悪な形は免れました。良かったですね。これで８年前のイングランド戦からの再現なるか。あとの心配はＷ杯での「無失点全敗」ですね。
　スイス戦と打って変わって日本は前へ攻めていますね。日本が良くなったのか、相手が落ちるのか。「誰もが止める事ができないボールを止めるのが自分の役目」という航輔選手のコメントが紹介されました。後半18分、乾選手がまたしても決めました。日本ゴォール!!!　乾ゴール！★★★　２ー１。これも最後はＧＫの手からボールが零れ落ちましたが、いいＧＫだったら止められていたかもしれません。とにかく乾選手がブレイクしました。Ｗ杯本番先発確定ですね。
　　　
　武藤選手に替わって大迫選手、岡崎選手に替わって原口選手投入。オフサイドになったが、相手の上手い攻めが見られました。後半32分、おっと柴崎選手のＦＫから相手のクリアミス。日本ゴォール!!!　オウンゴール！★★★　３ー１。こうなると、このパラグアイは強い相手だったのかという事になりますが、ＦＩＦＡランクは32位です。では時差ボケだったのか。日本はいい突破を見せましたが、またしても香川選手が絶好球を外す。相変わらず決定力ありません。クロスもイマイチのボール。本田選手を押し出すほどの活躍ではありません。

　何と、パラグアイは後半はシュート０本だそうです。後半45分、ミドルシュートを打ってきました。ちょっと見えなかったか。日本痛恨の失点・・・　３－２。後半46分、ゴール前のボールタッチから。日本ゴォール!!!　香川ゴール！★★★　４－２。外しまくっていた香川選手がやっと決めました。複雑な表情の本田選手が映りました。ここでホイッスル。勝ちましたね。
　ただ、今回の快勝で一喜一憂してはいけないと思います。当ブログ的にはたまたまはまり、たまたま勝っただけなのかもしれないと思っています。所詮強化試合。相手はＷ杯に出れないチームで後半は完全にスタミナ切れ。この試合にピークが来ては行けません。あくまで来週19日のコロンビア戦でしょう。Ｗ杯無得点全敗という危惧が無くなった訳ではありません。