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がんばろう!ベガルタ仙台21

2016-08-22 00:01:32 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 仙台さん、遅くなってすいませんでした。今年5月という少し前の時期の話題ですが、石巻市と復興支援連携協定を締結されました。復興支援は熊本だけではありません。5年前の東日本大震災もまだまだ復興できていません。「また、こういう内容かいな」という閲覧者の方、今日はご遠慮ください。熱心なな読者の方はしっかり読んでくださいませ。以下、以下、抜粋して紹介。
   
【復興支援連携協定の締結および2016復興支援 in 石巻 実施】
 5月15日に、J1仙台は、石巻市との復興支援連携協定を締結。クラブの復興支援室が中心となり2016復興支援 in 石巻を実施し、同市とのさらなる交流を図り、被災地の活性化に継続して関わっていく模様。

【2016復興支援 in 石巻】 
〔実施内容〕
・5月15日 復興支援サッカー祭り
 復興支援マッチⅠ 仙台大学戦 (練習試合) 12:00キックオフ
 10:00~10:30 祭り、音楽グループ「パンダライオン」のライブで開幕。復興支援マッチのハーフタイムにも出演。
 10:30~11:30、14:00~15:00 幼稚園、小学生、障害者らを対象にしたサッカー教室とチアリーダー教室(ベガルタチアリーダーズ)
 各教室の参加者、復興支援マッチの観戦者には引換券を配布し、先着3,000人に「ベガッ太クランチ」(チョコレート)をプレゼント。
   
・6月19日 復興支援マッチⅡ ヴァンフォーレ甲府戦 (練習試合) 13:00キックオフ
 両チーム選手たちによる復興支援イベントを実施。
 試合観戦のほかサッカー教室、トークショー、チアリーダー教室があり無料で参加できる。午前11時から仙台選手が参加するサッカー教室とトークショー&サイン会がある。午後3時半からチアリーダー教室。試合後、先着2,000人を対象に選手のイラストが入ったクッキーをプレゼント。
・7月24日 復興支援マッチⅢ 湘南ベルマーレ(サテライトリーグ)戦
 両チームの選手が試合前、「石巻立町復興ふれあい商店街」を午前10時半ごろから1時間程度訪問。試合後、先着2,000人を対象に選手のイラストが入ったクッキーをプレゼント。
   
・8月15日~20日 ベガルタ仙台レディース石巻キャンプ
 20日 復興支援マッチⅣ(レディース) 浦和レッズレディース戦(練習試合) 
 レディース選手たちによる復興支援、ふれあいイベントとして選手とのバーベキュー&抽選会を実施
・9月11日 復興支援マッチⅤ(レディース) アルビレックス新潟レディース戦 13:00キックオフ
・10月23日 復興支援マッチⅥ ヴィッセル神戸(サテライトリーグ)戦 
 両チーム選手たちによる復興支援イベントを実施予定
※会場は、すべて石巻市総合運動公園フットボール場および多目的グランド

〔亀山石巻市長のコメント〕
「東日本大震災から5年が経過しましたが、石巻市には不自由な生活を続けている方々が多く、今後も復興を加速していく必要がある。ベガルタ仙台との連携は、スポーツ文化の振興、石巻市地域包括ケアを支える市民の健康増進、青少年の健全育成および地域の活性化に寄与していくことが目的。市民の心の復興の力になってくれると思う」
〔ベガルタ仙台 西川社長コメント〕
「2月に復興支援室を新設し、被災地のクラブとして継続的な支援活動を実施。また、被災者の心の復興が重要になっており、力を入れていく。ベガルタ仙台として初めて自治体と協定を締結。石巻市における交流人口の拡大に寄与するため復興支援マッチを軸に、当クラブのファンやサポーターを始め、対戦相手のチームのファンやサポーターなど誘致していく方針」

 仙台さんの西川社長のコメントにも「継続的」という言葉が出てきました。そうなのです。貢献活動は継続事業でないと何も意味は無いのです。いい事業なのに単発でしかできていないのは×。まぁやらないよりはましですが、単発事業は単なるブーム。川崎さんの「支援はブームじゃない」という言葉に反する事。何年経とうが、サラッと継続事業できているところがJ1にふさわしいクラブ。単発でしかできないところは、申し訳ないですが100年続かず、将来的には消えていく恐れがあるクラブと認識しています。よく当ブログでは、「J1クラブの品格」という言葉を使いますが、まさにこの部分。いくら数字がいい、順位を上げている、思い切って選手強化をしていても、それは長い目で見ると単なる「一過性」。経営だけではないのです。Jクラブは民間企業ではなく「公共財」。地域の持ち物なのです。例えばの話ですが、いくらワンマン社長が「うちは数字がいい。J1に上がって更に数字を伸ばせる」と言っても、それも一過性。文化にはなれない。かつて、女子W杯で勝帰国した宮間選手が「文化にしていかないといけない」と言っていましたが、文化にできずに女子サッカーやベルは今の状況になりました。一時的によく見えても「出来事」なのです。
 じゃあ、具体的にはどう考えるのかと聞かれたら、当ブログとしては一つの資料としてこれを挙げたいと思います。まあ、一個人の戯言なので、聞き流してください。でも、熱心な読者の方には真実が伝わっていると思っています。仙台市民がうらやましいですね。
 仙台さんの公式HPを観ていたら、「復興祈念ユニフォーム」というのが出てきました。いいですね。「記念」ではなく「祈念」。素晴らしい。チャリティー活動に消極的なところには決してできない事業。以下、抜粋して紹介。
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/04/post-3547.html
J1仙台復興支援室関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160205
    
【東日本大震災・5周年 復興祈念ユニフォーム 着用】
 J1仙台は、今後の復興を祈念し、東日本大震災から5年が経過した節目の年に、復興祈念ユニフォームを着用。
〔着用試合〕 
 8月13日(土) ホーム柏戦 / 8月27日(土) ホーム広島戦 / 9月10日(土) ホーム横浜FM戦
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/06/post-3699.html

 他に「被災地から海産物を全国にお届けするベガルタ仙台「絆プロジェクト」というのも出てきました。これはまた今度紹介させていただきます。当ブログで、こういう付加価値の高いJクラブ2兄弟(湘南さんと川崎さん)と紹介していましたが、申し訳ありません! 3兄弟でした。当ブログでは、2011年のこの画像をJリーグの宝と思っています。仙台さんは当ブログの予想をはるかに超えた復興支援活動を、継続事業としてたっぷりされておりました。しかも、2011年の被災クラブ。クラブ公式HPを拝見しましたが、社会貢献活動でびっしり埋まっていました。トップチームだけでなく、レディースも。しかも、川崎さんの「高田スマイル」との連携もしっかり掲載されていました。商業主義の内容しか見当たらないところとは違い、まさにJ1にふさわしい素晴らしいJクラブでした。J1昇格を目指しているクラブの皆さん、こういうクラブになりましょう。数字や順位のみ重要視、赤字を計上してもJ1に上がれるからペイできるというレベルの考え方ではなく、どれだけ地域の宝となる公共財になれるかが、J1にふさわしいクラブだと思います。仙台さんも含めて、3兄弟こそJ1にふさわしい模範クラブ。
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/06/post-3699.html
J1仙台関連:2524232221

 話は変わり、今日ウルトラスブルーで開催された、ファジのアウェー千葉戦のPVに行ってきました。その模様は明日。また、灘崎で開催された天皇杯県決勝にも行ってきました。その模様はそのうち。

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