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モンテディオ山形の件23

2015-12-06 00:03:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 昨日のヤフーニュースで「J1山形サポーター、社長解任劇に憤慨」というタイトルで、高橋社長のここ最近の解任劇の河北新報の記事が出ていました。その前にも「社長解任 新スタ構想封印狙い?」という記事があったし、何やら最近東北の方が賑やかです。順番にまずは解任への批判記事について抜粋して紹介。
        
【社長解任 新スタ構想封印狙い?】
 J1山形の高橋社長が、県などの株主から事実上解任された真意をめぐり、臆測が広がっているとか。株主は「社長は成績不振など全般的な責任を負う立場」と説明するが、半ば抜き打ちで臨時株主総会を開くなど、一連の経過には不可解な点が多い。高橋社長氏と吉村知事に新スタジアムへの温度差もあったため、解任理由を額面通りに受け止めるサポーターは少ない。
<責任論に不服も>
 「誰も責任を取ることなく進むのはプロスポーツの企業としてどうなのか」と、主要株主、県スポーツ振興21世紀協会の細谷理事長(副知事)は、11月26日の臨時株主総会後の記者会見で、高橋氏に退任を迫った理由について、「J2降格などの成績不振」「選手補強の少なさ」「観客動員への努力不足」という3点を責任の根拠に挙げ、過去5年間に降格した12クラブで、監督か社長が引責辞任していると妥当性を強調。成績不振が理由であれば、石崎監督の責任が真っ先に問われるところだが、細谷理事長は絶賛。選手補強や観客動員は経営手腕にかかわる。高橋氏は「金があればできるものでないし、すぐに数字が出るものでもない」と反論し、責任論を不服とした。J1山形は2011年の降格時もトップが引責辞任したが、この時は一部のサポーターが退くよう求めたが、今回、サポーターからの辞任要求は表面化していないとか。
<固めていた辞意>
 電撃的な。解任劇は細谷理事長ら株主の強い意向により、「社長交代ありき」で事が進んだ印象が色濃い。高橋前社長氏は今月中旬に辞意を固め、12月1日の臨時取締役会で退任する意向だったが、株主は25日に急きょ臨時総会の招集を通知し、社長の解任を急いだ。細谷理事長の説明では、12月1日から新体制を敷く上で、高橋氏が「本当に辞めるか不明だった」ため、総会招集に踏み切ったとか。
 解任劇直前、サポーターの間では、高橋氏の続投を求める署名活動が開始しており、交流サイトには「われわれの声が大きくなる前に辞めさせたのか」と真意をいぶかる言葉が列挙。
 高橋前社長は26日の記者会見で、12月1日の臨時取締役会後に新スタジアム構想の概要を発表する予定だったと表明。今回の解任で構想は「お蔵入り」に。
<知事との隔たり>
 新スタジアムは「J1定着の先に」と主張する吉村知事との隔たりが大きく、9月に行われた山形市長選で、知事の支援候補が新スタジアム建設を公約に掲げ、いったんは前向きな姿勢に転じたが、候補が落選すると時期尚早論に回帰。高橋前社長は「ご褒美でなく環境として必要」と強調し、5月に有識者の検討委員会を発足させ、新スタジアム構想をまとめ上げたが、当初9月に予定した公表は先送り。サポーターの間には「社長解任は構想封印が狙いか」見方も広がっており、高橋前社長は「発表するなという話はあったか」という質問に「ご想像いただきたい」と言葉を濁したとか。
河北新報オンライン該当記事:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151128_54002.html

【山形サポーター、社長解任劇に憤慨】
 J1山形の高橋社長を、山形県などの株主が突如解任したことに対し、サポーターの批判が高騰。高橋社長はJ2降格の責任や選手補強の不備などを問われたが、「指摘は全くの的外れ」と疑問の声が多く、後任にまたもや県庁OBを充てる人事にも不満は根強く、「スポーツへの政治介入だ」と吉村健知事への不信感が増幅。
 「誰がどう見ても(解任は)仕方ないという交代劇ではない。単に気に食わないというだけの人事に見える」「モンテは県庁の天下り団体ではなく、吉村知事は県民の総意を踏まえるべき」「今回の解任劇は時代錯誤。政治介入のにおいがして嫌になる。モンテはサポーターや県民の宝。一部の人たちに私物化されては困る」「チームは今季『山形総力戦』を掲げて戦ったが、最後の最後で総力戦の構図を壊されてしまった。こんなやり方ではサポーターも支援企業も離れてしまう」と中心サポーターのコメント。一方、「高橋前社長には続投してほしかったが、降格の責任は誰かが取らなければならない。一般企業ではよく起きることだ」という声も。
 「株主に決定権があるのは仕方ないが、サポーターや県民に分かるよう理由を説明すべき。そうでなければ、説明できない事情があると勘繰りたくなる」と市民の声。
河北新報オンライン該当記事:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151130_53005.html

 よその事なので、コメントは省略します。当ブログでは三位一体の支援(市民、財界、行政)でどこかが強すぎても良くはならない。例えば昨日紹介した栃木さんは財界が強すぎたのかもしれず、今回の山形さんは行政が強すぎたのかもしれないと思っています。大事な事は対話ではないでしょうか。三者が定期的に顔を合わせて意見交換し、地域の宝である公共財となり、地域のスポーツ文化を発展させて100年続くプロスポーツクラブとなれるよう協議すべきと。急いでJ1上がることはないと思います。
 当ブログで考える理想の形は、市民はサポカン、財界は後援会もしくはスポンサー会、行政はホームタウン協議会とクラブ側と協議できる場を常設することだと思います。
 山形さんはなぜ、数年前まで現在の運営会社でなく、ずっと社団法人が運営していたのかという部分で、運営会社にできるほど地域の支援体制ができていなかったからと聞いております。なので、J1の初昇格までは公益法人が運営するJクラブとした絶賛記事をよく書きました。もちろん、今も好きなクラブの一つで、地域の宝としてよく頑張っておられると思います。地域で仲良くこれからもJ1復帰および定着に向けて頑張っていただきたいです。石さんも頑張って欲しいです。いつかは岡山の監督になって欲しいと個人的に思っているのは内緒です。
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コメント
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