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Jリーグの話題99

2015-12-14 00:02:08 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 先週と今週とFOOT×BRAINで「堀江・夏野・梅澤が激論『日本サッカー大改革案』」という特集がありました。今シーズンから、村井チェアマンの肝いりで外部識者として5人のJリーグアドバイザーを招聘しています。そのうち、ホリエモン氏など3人のアドバイザーが出演し、言いたい放題で意見を言っていました。
 Jリーグ大改革案をいくつか出していましたが、当ブログとしては却下ばかりでしたが、一つだけ同意できるものがありました。以下、抜粋して紹介。
   
Jリーグアドバイザーの導入趣旨(村井チェアマン)
「Jリーグが大きく変貌していかなければいけない時に、日常的にサッカーを考えている人間が可能性のあるものだけ着手していては大きな絵が描けないので、様々な意見を一旦は集めてみよう。一方で実現するのは法的に認められている理事会メンバーや実行委員会。アドバイザーとは違うメンバーが現実感や予算を考えて実行するというステップ」
 年度別平均入場者数の推移を見ると、回復傾向であるものの、ほぼ横ばい。2013-14ブンデスリーガ収益は年間3,260億円。五輪が約6,000億円だが4年に1度の数字。2014年Jリーグの収益は710億円でドイツのわずか1/5の規模。例えば「モンスト」のmixiの売上は約1,850億円なので多い数字ではない。
   
【大改革案】
・夏野氏:「チーム数を削減せよ」
 CS準決勝後のハリル監督のコメント「(J1の)チーム数を減らせば、クオリティーが上がるかもしれない。リーグに提案はしている」
 削減というよりはプレミア化。あれだけ入れ替わりがあり、選手もよく移動するのでわかりにくい。18チームあると、対戦結果をTVが映像を流さない。6チームが理想。6チームでの試合ではマンネリ化するので、東アジアのチームと交流戦を多く行う。1シーズンで4試合くらいは外国へ行くアウェー戦を設けると、選手がものすごく強くなると思う。ACLは1年に1回しかやらないし、ポストシーズンのため、その試合結果がリーグ優勝に反映されることが大事。
【その他の大改革案】
・堀江氏:「外資を積極的に取り入れるべし」
・夏野氏:「外国人枠を撤廃せよ」
・梅澤氏:「イケメン東西オールスター戦をやるべし」
・梅澤氏:「東京23区内にビッグクラブを作るべし」
 東京ドームや福岡ドームのように都心に専用スタジアムを設け、スーパークラブが試合を行う。大型商業施設を併設したらベスト。
・堀江氏:「ITを活用せよ」
 場内実況放送などのライト層が楽しめる仕掛け。アメリカはスマホで多くの楽しめ方ができる「スマートスタジアム化」が進んでいる。

 チーム数の削減は最近よく思います。チーム数を減らすしかないだろうと。ただし、プレミア化は大反対で、上に作るのではなく、単純にJ1のチームを減らしたらいいのかもと。当ブログでの現在考える理想数は14クラブ。オリジナル10と現在の間の数です。ただ、J1クラブが猛反対するでしょうし、チーム数の増加の根底には、「全国100クラブ構想」があると思います。しかし、立派な構想でも、Jリーグ百年構想から離れ、ファン・サポーターと対話できずに商業主義に走っていくよりは全然いいのではないでしょうか。
 2ステージ制への回帰よりも昔のクラブ数への回帰の方がまず効果的かもしれません。まずは現在の過密日程問題が緩和されます。4クラブ減れば年間6試合減ります。という事は1ケ月半日程の余裕ができます。
 あと、番組を観ていて、偶然の思い付きですが、女性ファンエリアを設けたらいいかもと思いました。J1鹿島を筆頭に全国のクラブで、女性ファン・サポーター向けのホスピタリティの強化をされていますが、例えば女性専用車両のように、女性グループ向けに限定エリアを設けたらいいのではと思いました。ただ、それでどういう具体的な効果が出るのかは未定ですが。Jリーグアドバイザーが今回3人搭乗しましたが、早く2ステージ制騒動を終結させるように提言して欲しいです。

コメント
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