先日 お寺の境内で 見かけました。
≪樒≫ シキミ科 別名:花の木(ハナノキ)、花柴(はなしば)
「シキミ」は 昔から 墓地やお寺に植えられ 葉を墓に供えたり、
樹皮や葉から線香や抹香を作ったりしていた。
秋になると茶色い種がなるが、この実は 有毒で「悪しき実」→あしきみ→シキミ→樒
『名のいわれ』 枝や葉には香りがある『抹香臭い』の語源とか。
30年位前には、義母に教えられ、この「樒」を お墓に備えていた記憶があります。
お寺の境内で 見かけた「一人静」です。
≪ヒトリシズカ≫ センリョウ科 別名:ヨシノシズカ(吉野静) 日本原産
名前の由来:茎に 1花穂を つけることが「静御前」を連想。
花弁も ガクもなく、花糸が 重なり合うように 水平に出る。この様子が繊細な花弁のようにも見え
舞の名手であった「静御前」をイメージして 名づけられた。
アップ済み「一人静」