kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

お変わりございませんか?

2014-08-11 | つぶやき


「人は変わらなきゃ化けもんだ!」と言われたことがありますが、

それでもお変わりございませんか?

神仏の願いはただ一つ、

祈る者の健やかで穏やかな今を

生き抜いてほしいということだとおもいます。

日本は至る所に色んな神仏がいます。

出会わないなんててもったいない!!

そうおもいます。

私はいつも神仏がカリスマになっても、

聖職者がカリスマになってもいけない!そうおもっています。

神仏に御利益を授ける力はありません。

神仏を信じる私たちの心の中に、

利益?(この言い方は妥当ではありませんが)をもたらす

信念を満ちさせてくれるのだとおもいます。


何事も神仏の力に寄るものであるとするならば、

私の命の力は眠ってしまって、

信じる力を見いい出すことは出来難くなるのだとおもいます。


田んぼの中の小さな社、林の中の鳥居、光に反射するステンドグラス、

礼拝の鐘、静かに鎮座する本堂、文化財的価値のある仏像・・・


何所も厳かで静寂を保ち 

『来る者拒まず、去る者追わず』

そんな

大らかに色んな宗教を司る場所がある日本は裕福であり、

そしてそれらを受け入れる日本人の考え方の寛容さは、

(寛容な部分だけではもちろんありませんが)

この国を保っている鍵の一つではないかとおもっています。



moanalaniさん

今回は返信のコメントが少々長くなったので、

こちらに書きました。