kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

平常心

2011-03-30 | 日常

ガソリンスタンドは整理券もいらないし、

並ぶこともしなくて良い状態になっています。

お店も何とか時間短縮ではありますが、

通常の営業しております。

ガソリンの心配がないだけでも、

こんなに気が楽になるのか・・・

未だガソリンや灯油などの心配なところは

本当に大変だと思います。

食料がないことも、水が来ないことも、

電気が使えないことも、すっごく辛いんですよね。

とにかく文明開化の華の中で暮らし、

それ以外の生活を知らない者も、

過去の生活を忘れ知ってしまった者も、

どれだけ今の世界は人以外のものに頼って生きているのか・・・

サバイバル術を身につけて居るとしても、

怪我や病気のときは最先端の診療を受けたい思いますもん。

支援物資の供給は偏りを見せているとか、

また県外のボランティアの人を受け入れる、

準備ができていない所がいっぱいあるとか、

これからはボランティアの人たちを統括する、

ボランティアの人が必要になるのかもしれません。


ボランティアを要請することは問題ありません。

しかし、ボランティアは無償で働く労働者ではありません。

本当に必要としているなら、

どんな形でも食べ物と寝る所は、

用意してあげることが大事だと思います。

じっとしていてもお腹は空くし、

疲れたら横になりたくなります。

誰かの為に何かをしたいと思う人たちに、

お願いする人はもう一度考えてみて下さい。


無理な環境の中の労働は短期では無理も利きますが、

少しでも気心の知れた中になるまでは、

ある程度滞在してもらえる人が良い訳で、

確かに非常時に賃金を出すことは出来ませんが、

時間と財を使って労力を提供したい人と、

一日でも早く誰かの手を借りたい人の間を

円滑にする為にも

義援金の使い道を上手にしてもらいたいものです。