kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

ボランティア

2011-03-22 | 日常
家の中は地震前と余り変わらないという話もありますが、

まっちゃんの尽力かいあって、ご飯を食べるところと

寝るところは確保されています。


とりあえずガソリンがないこと以外は生活には困らない現状です。

水圧はまだまだ弱く水を溜めるのは時間がかかりますが、

トイレも飲み水もお陰様で大丈夫です。


ということで自分の身の安全と家族の安全が確保されている今、

大きな余震がまだ続いていますが、

誰かの役に立つべく、同じひたちなか市での

ボランティア登録をしました。

さっそくまだ非難している場所の掃除というお手伝いに

24日行ってきます。


あ!ちなみに

かおるは立派な浪人生の道を歩むことが決定!!!

ある意味それはそれで良かったのかも、

色々な経験を積むチャンスを与えられたと思って、

勉強しながら社会勉強をすることに・・・

24日のボランティアも一緒に行く予定。

自分の命が誰かの役に立つことを実感をする

生き方と活動を応援したいと思います。


困窮している被災地の方の為に出来ること

自分の力は決まっています。

出来ることから始める。

そして 自分の力を頑張りすぎず、

上手にコントロールしながらお互い生きて行きたいですね。

支援する側もされる側も一方通行にならないように、

夫々が出来ることを見つけ出すお手伝いが出来れば良いと思っています。



さとるは明後日修了式。

明日は2時間の片付けで終わり。

波瀾万丈の人生はきっと子どもたちを大きくしてくれるはずです。


今日も一日が終わります。

明日の希望を胸に目をつぶります。

節電対策のため10時前に就寝です。






2006年3月のブログより

2011-03-22 | Weblog

犠牲>目的のために身命をなげうって尽くすこと。

ある物事の達成のために、かけがえのないものを捧げること。



犠牲とは 強制でも、恩を着せることでも、

自分の意思を封じ込めることでもありません。

「何かをしたい!」「なんとかしたい!」という思いが

自分の体と心を動かすものなのだと・・・

「○○○をしてやった!!」

「こんなに犠牲にしているのに・・」などと

犠牲にしていることを 自分に、自分以外のものに

言いつけることは 

本当の意味での『犠牲』をはらっていることには

ならないと思います。

こどもの習い事のために奔走したり、

会社や家族・地域のためと

時間を作って関わるおとなや親、

自分のことより こどもの為、周りのためとおもいながら

行動するならしないほうがいいとおもうのです。

「○○の為」とは 何となく良さそうに聞こえすが、

実は 進む道の中に自己制圧と支配欲が生まれ 

その思いの分の見返りを求めはじめ、満足いかない成果に

焦り、落ち込み、憤慨、イライラを感じはじめます。

自分のせいにして 

自分に当たっているうちは まだ 良いですが、

自分以外のもののせいにして 

周りの人間に当たり散らすという行為は、

全ての人のこころを 沈ませ 

悲しい結果しか生み出さないことを

わかって欲しいとおもいます。

犠牲>とはマイナス的な発想ではなく、

「させていただく」「できる喜び」を芯にもち、

無理せず、出来ることを精一杯する・・

そして 何ごとも 楽しむ!!ということが大前提

何かをすることで こころが少しでも満たされるなら、

そこには 真の犠牲があるとおもいます。

こころの荒げる、満たされない犠牲は、

犠牲とはいいません。

先ずは 自分がその状況を把握し、考えることから

初めて見ませんか??

見返りを求める犠牲は 何も生み出しません。

お互いが 大変なことがあっても 爽やかな風に包まれ、

気持ちのいい汗にまみれることを願っています。