kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

どなた様も・・・

2011-03-26 | Weblog
今回の地震での惨事は、

本当にことばでは言い表せません。

いつか人は亡くなるとはいえ、

こんな形で別れることを人はいつも予測せず、

しかも住む家までも無くすことの想像は、

誰にも出来ないのではないでしょうか。。。


また 被災地ではなく日常を暮らす人たちにとっても、

今回の悲劇は他人事ではないと思っているはずです。



悲しみの中にも平常心を取り戻し、

いつもの日常を送る努力がいま必要なのではと、

多くの乱立する報道を見て思います。


確かに不測の事態に直ぐに動ける人は

何とか回避する手立てがありますが、

どんな事になってもその場を離れることが

叶わない人々にとって、

多くの噂や誤報は何十もの苦しみを生み、

そして落胆させる以外の何ものでもないはず。

物資の配給は多くの善意と恩恵のお陰とわかっていますが、

人は一人では生きていけないことを実感しながら、

今この瞬間にも闇に紛れている人にとって、

物資の配給は恵みとなるはずです。

被害に遭わず何事もなかった人たちには

こんな時だからと自粛ムード全開の世の流れに、

心苦しめず、いつもと変わらぬ生活の中で、

少しの配慮をお願い出来れば有り難いと思います。

誰もが

笑っても良いと思うし、

泣いても、喜んでも良いと私は思います。

だって それが生きるってことだから、

確かに亡くした命を思うと、

心底笑えるかどうかわかりませんが、

それでもとにかく生きている私たちが、

多くの尊い命の為にも、

仕合せであることが良いのだと思います。


ここにある命の為に、

儚くも人生を閉じた命の為に、

そして未来の日本の為に、

泣いて、笑って、喜んで・・・・

とにかくいつもと違う、いつもの日常を取り戻したいですね。


私に出来ること・・・

ガソリンが手に入ったら

被災地の方々の話し相手になりに行きたいです。

亡き方を求め夜な夜な

闇夜を徘徊する人が増えているという今

どんな形でもお手伝いが出来るように

心と体を万全にしておきたいです。