愛宕下羊羹店のすぐ横に、昭和6年当時としては珍しいRC工法で建てられた「愛宕下美術館」、掛川市他近在の建築士の皆さん10名が見学に訪れ、一緒に同行見学させていただきました。
三枝(さえぐさ)高次館長自らご案内役、建築当時の世相や創立者・三枝基 氏の思いなど愛宕下美術館に秘められたエピソードなどを交えながら、説明をしていただきました。
玄関先の「葵紋」(遠州横須賀藩・お抱え絵師/大久保一丘之作)、天井にはモダンなしっくいの飾り物。
中2階には、海外の珍しい楽器なども所蔵されています。
明治元年、廃藩置県による第20代遠州横須賀藩主・西尾忠篤公の安房花房への移封中止を願う総庄屋の嘆願書、移封先より横須賀領民に宛てた西尾忠篤公の書「徳如海」
横須賀の文化と歴史のいっぱい詰まった「愛宕下美術館」でした。