昨日、久しぶりに横須賀座のあった場所を通りました。
中本町田宮小路(旧銀座)の中ほど、いろは公園のまん前から高田屋さんと中本町稽古場の間の道の奥(八百甚さんの真南)に、かつての「横須賀座/映画館」がありました。自分たちがまだ小学生の頃(S40頃)まで、よく怪獣やお化けの映画を見に行ったものです。映画のフィルムが途中で切れてしまったり、映写機が加熱して止まってしまったり、ずいぶんいろんな思い出があります。また祭りの前には横須賀座のステージ上で、各町の子ども達がお囃子や踊りを披露、大勢の町の人たちで満員御礼でした。その横須賀座も今はその跡を示す看板だけが当時をしのばせています。
※写真(高田屋さん横の「横須賀座」跡の立て看板)
【懐かしい横須賀座/映画館・「写真でつづるふるさと大須賀」より転載】
古い木造立てかと思った。
こうして見ると、残しておきたかった建物ですね。
横須賀の町の中には、今残っていたらおもしろかっただろうなぁっていう、郵便局・役場・警察とかあったなぁ・・・。(年がばれる!?)
オレンジ色の裸電球の劇場内売店、カップ一杯で5円のお菓子をよく買いました。また二階席からお菓子やジュースをまくやつがいたり、お化けの映画のクライマックスで、突然大きな声を出して驚かしたり・・・
思い出のいっぱい詰まった映画館でしたね。
軽便なんかも今走ってたら、とってもおもしろい存在だったでしょう。
遠州横須賀、かつての繁栄を伝える貴重な文化遺産、現存しているものだけでも後世に伝え残してゆきたいものです。