映画『カールじいさんの空飛ぶ家』を観てきた。
何しろ「3D好き」なんで(笑)。
ずっと前から写真やイラストなどを使った平面の3Dモノを愛好している。メガネを使わず、目の焦点をずらして、自力で立体視するアレだ。
最近は3D映画や、3D映像が観られる施設が増えてきて、実に喜ばしい。
先日も大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)まで行ってきた。
USJで観た“3Dモノ”は・・・
「バック・トウ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」
「ターミネーター2:3-D」
「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」
「シュレック4-Dアドベンチャー」などだ。
3Dメガネ掛けまくりで、オリジナル3D映像を満喫してきた。
さて、カールおじさん、じゃなくて『カールじいさん』である。
ストーリーはシンプルで、多くの言葉(セリフ)を使わなくても、どこの国の、どんな世代にも伝わるヒューマンな内容だった。
つまり、いいお話です(笑)。
特筆すべきは、やはり最新の3Dだ。
こちらの3D映像は、USJ作品に比べて、より美しく、より鮮明で、その“奥行き”や“まろやかさ”からも進化したものであることが一目瞭然。
さすがPIXARです。
しかも、見ている人の目の前にニューっと何かが飛び出してくる、みたいな、“いかにも”な3Dの使い方をしていないところがいい。実に自然。
それでいて、作り手も観客も、立体感の恩恵をちゃんと受けているのだ。
これからのCGアニメーション映画は「3Dの時代」といわれるのも、よーく分かる気がする。
ちなみに『カールじいさん』では、通常料金の他に、3D用メガネ代という形で300円徴収された。
USJのアトラクションでは、どこも3Dメガネを回収していたが、こちらはお持ち帰り可。
でも、サングラスの代わりにはならないそうなので、注意しましょう(笑)。