今日は、卒業式だった。
いや、本物の(?)卒業式である。
大学には「9月卒業」というのがあるのだ。
一番多いのは、3月までに、卒業に必要な単位が取れていなかったり、卒論が間に合わなかったりという学生さんだ。
秋の卒業式は、学部ごとに行われる。
我が学部でも、同期生たちが卒業した後、半年の間、がんばってきた10数人が、今日の日を迎えた。
何しろ10数人なので、巨大な講堂ではなく、大会議室が式場となる。
卒業生と担当教員が“差し向い”で座っている。
名前を呼ばれた学生は、自分の恩師の前に出ていき、直接「学位記」を受け取るのだ。
先生方も、普通より半年分は“手をかけた”学生に独特の愛着(?)を感じており、「お祝いのひと言」もユーモア交じりの明るいものとなる。
吹奏楽の演奏も、来賓祝辞もないけれど、何ともアットホームで、なかなかいいセレモニーでした。
今日は天候にも恵まれ、夕方までずっと気持ちのいい秋空が広がっていた。
卒業、おめでとう!