映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』を観てきた。
3部作の映画には、この1年、十分に楽しませてもらったけど、ああ、
ついに完結かあ。
で、最終章・・・
第2章から2年後の2017年。ともだち歴3年。
東京は、殺人ウイルスがまん延したため、高い壁に囲まれた異様な風景だ。
ケンヂとその仲間たちは、壁を越えて東京に侵入。
今や世界大統領となって、人々の上に君臨する<ともだち>と、最後の対決をする。
つまり、これまで展開してきた物語を、ここで一気にまとめ切るわけだ。
謎として提示してきた“あれやこれや”に、この1本で“決着”をつける。
堤監督たちも、そりゃ大変な作業だったと思う。チカラ技だもん。
だから、観客側も、ついていくのが思いのほか大変です(笑)。
原作漫画とは違った結末とかいわれるが、映画は映画で悪くない。
堤監督の意地かもしれないけど、しかと受けとめました。
「1970年」の意味を、あらためて考えつつ、映画館を後にした。
さらば、20世紀少年たち。