漢方相談 昌栄薬品

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陰陽應象大論篇 第五 第八節 語句の意味

2010-04-19 09:26:32 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第八節

 帝曰。余聞、上古聖人、論理人形、列別藏府、端絡經脈、會通六合。各從其經、氣穴所發、各有處名。谿谷屬骨、皆有所起。分部逆從、各有條理。四時陰陽、盡有經紀。外内之應、皆有表裏。其信然乎。

語句の意味

論理=議論のすじみち。論証のすじ。
人形=人のからだということ。鍼灸医学大系
藏=肝心脾肺腎の五藏府=胃・大腸・小腸・胆・膀胱・三焦の六腑
列別=「五藏六府を分解して、夫々の位置相互のつながりなどを正しく配列し」という意である。鍼灸医学大系
経脈=身体を縦方向に走り気血をめぐらす経路で臓腑との関わりが強く、十二経脈、奇経八脈に大別される。
参考 十二経脈=人体の12条の経脈の総称で、経絡系統の主体をなしているので、正経ともいわれる。すなわち、手太陰肺経・手陽明大腸経・足陽明胃経・足太陰脾経・手少陰心経・手太陽小腸経・足太陽膀胱経・足少陰腎経・手厥陰心包絡経・手少陽三焦経・足少陽胆経・足厥陰肝経の十二経のこと。これらの経は各々が体内の一定の臓腑と直接関係し、また各経相互間に表裏関係がある。
端絡=端絡、又経脈が端絡しているとはどのような状態になっていることか、これを要約すれば、
1経脈というものは、人間の身体を縦方向に貫通する幹線であるが、それは某点を基点として前後左右全く対照的に走っているのである。某点とはどこであろうか。それは頭頂の百会の点ではあるまいか。
2経脈は、直接的又は間接的(絡脈や孫脈等を介して)に五藏六腑はもとより、筋骨、皮膚等生体を構成する一切の部分と連絡するもので、それも亦前後左右対照的になっている。鍼灸医学大系
会通=集まってのちに通ずる。
六合=十二経脈が表裏関係によって六組の配合をなすこと、又四方(東西南北)と上下の六空間。この説での六合は、全身ということであろう。鍼灸医学大系
気穴=形気の注ぐ所の穴
発=ひらく・体内の気が体表に出て来るところ。鍼灸医学大系
谿谷=筋肉と筋肉がお互いに接触している間隙の凹陥部のこと。大きな間隙を谷または大谷といい、小さな凹陥部を谿または小谿という。≪素問気穴論≫「肉の大会を谷と為し、肉の小会を谿と為す」
屬=つく→付。つき従う。
分部=いくつかに分けられた部分。鍼灸医学大系
逆=向うから来るものに対してこちらから迎うることである。従とは、AのあとからBがついて行くことである。
條理=すじみち。
經紀=規律。
信=まこと。うそでないこと。真実の言である。
明解漢和辞典、漢方用語大辞典、鍼灸医学大系

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左半身不随と右半身不随の原因と治療

2010-04-18 06:54:14 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

左半身不随と右半身不随の原因と治療

病気には複合病――水の摂りすぎか、代謝が悪いか、血液循環が悪いか、心臓に負担がかかっているか、あるいは神経症か、この二つか三つの複合した病気があります。

これは「気・血・水」の三つのパターンで的がしぼられているのです。
 たとえば、左半身不随とか右半身不随とかよくいわれますが、出血が主因で起こった不随なら左上半身が悪くなるわけです。

右半身不随の場合は水帯があって、そのため右下のほうに血証があるということで、この場合は水剤を多く、血剤を少しプラスする処方をします。
 左半身不随は直接に心臓がオーバーヒートして障害を起こしているのが原因で、この場合は血剤を多く、水剤を少し入れる処方をすればいいのです。

右半身不随と左半身不随では薬の配分が違うのです。

血剤だけではなく、水剤の配分も考えているのが、漢方の独特の処方です。

(薬学博士 渡辺武著 『漢方が救う人体危機』 p82漢方薬は的確に薬を選べばかならず効きめがある!)

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陰陽應象大論篇 第五 第八節

2010-04-16 09:23:57 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五

第八節

原文)
 帝曰。余聞、上古聖人、論理人形、列別藏府、端絡經脈、會通六合。各從其經、氣穴所發、各有處名。谿谷屬骨、皆有所起。分部逆從、各有條理。四時陰陽、盡有經
紀。外内之應、皆有表裏。其信然乎。

訓読

帝曰く「余聞く、上古聖人、人形を論理するに、藏府を列別し、經脈を端絡し、六合を會通す。各々其の經に從うて、氣穴の發(ひら)く所、各々處名あり。谿谷は骨に屬し、皆起る所あり。分部の逆從、各々條理あり。四時陰陽、ことごとく經紀あり。外内の應、皆表裏ありと。其れ信(まこと)に然る乎」と。

 

東洋学術出版社 黄帝内経素問 陰陽応鐘論篇

 帝曰、余聞上古聖人、論理人形、列別蔵府、端絡経脈、会通六合、各従其。気穴所発、各有処名。谿谷属骨、皆有所起。分部逆従、各有条理。四時陰陽、尽有経紀。外内之応、皆有表裏。其信然乎。

帝曰く、余聞く、上古の聖人、人形を論理し、蔵府を列別し、経脈を端絡し、六合に会通し、各おの其の経に従う。気穴の発する所、各おの処の名有り。谿谷は骨に属し、皆起こる所あり。分部の逆従、各おの条理あり。四時の陰陽、尽く経紀あり。外内の応、皆表裏あり、と。其れ信(まこと)に然らんか。

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陰陽應象大論篇 第五 第七節 訳

2010-04-15 09:28:55 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第七節 訳

 天に四時五行あり。以て生長収藏し、以て寒暑燥濕風を生ず。
人に五藏あり。五氣を化して、以て喜怒悲憂恐を生ず。
故に喜怒は氣を傷り、寒暑は形を傷る。
暴怒は陰を傷り。暴喜は陽を傷る。
厥氣上行して脈に滿つるときは形を去る。
喜怒節せず、寒暑度に過ぐれば、生乃ち固からず。
故に陰を重ぬれば必ず陽となり、陽を重ぬれば必ず陰となる。
故に曰く。冬寒に傷るれば、春必ず温を病む。
春風に傷るれば、夏飧泄を生ず。
夏暑に傷るれば、秋必ず痎瘧す。
秋濕に傷るれば、冬欬嗽を生ず。

 

 大自然には、春・夏・秋・冬の四季があり、春は生じ、夏は長じ、秋は収穫、冬に蔵する。又以前述べた(五行の配当参照)木・火・土・金・水という五行があり、冬は水で寒く、夏は火で暑く、秋は金で燥き、長夏は土で湿り、春は木で風となります。
 人間にも、同様に肝・心・脾・肺・腎の五臓があり、寒・暑・燥・湿・風の五気は五臓の働きにより変化し、喜・怒・悲・憂・恐という五気(五つの感情)として発現します。この感情の変化が過度になると、五臓つまり肝心脾肺腎の気のバランスが崩れ、人体にダメージを与えるようになります。
 五気、喜・怒・悲・憂・恐の五つの感情は、五臓、肝心脾肺腎の気の変化により生ずるものであるので、その異常な昂進は気を傷ることになり、寒暑、寒・暑・燥・湿・風の五気は春・夏・秋・冬の四季に於ける気候の変化であり、直接身体に影響を及ぼし、その影響は体を傷る外因となるのです。
 激しく怒ると、気の発散を妨げ、上昇する気と下行する血が拮抗し、顔全体が赤くなり陰が傷られる状態になります。
 激しく喜ぶと、気は(陽であるので上昇するものであるが)緩み上昇できず、気つまり陽が傷られる。
 厥気、気がとどこおってつまる状態が下降せず上り、脈中に充満すると、神気は肉体から抜け去ったようになり、意識が薄れ倒れたり、昏暈(めまいがする)という症状になります。
 喜怒、喜んだり、怒ったり、悲しんだりしたり、寒暑、寒さ暑さなど四季の気候が不順(平成224月中旬の異常気象のように)になると、人の命にも大きな影響を及ぼし、固い、つまり守りがしっかりして不動でいられなくなります。
 六節で述べたように、どのような場合でもその状態が極まるとき次に逆の現象に向かうようになり、陰を重ねれば陽となり、陽を重ねれば陰となります。それ故に、冬に寒さに傷られれば、春になって温病(さむけのない急性熱病)を病みます、春に風に傷られれば、夏になると消化不良の下痢を起こします。
 夏に暑さに傷られると、秋になって必ず痎瘧を病み、秋に湿度に傷られると、冬になり欬嗽(平成224月、今年は例年の1.5倍の咳・喘息の患者が発症しているとのこと、昨夏から秋の水分の取りすぎが起こしたものかもしれません)を生ずるものであります。

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陰陽應象大論篇 第五 第七節 語句の意味

2010-04-14 09:32:09 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第七節


 天有四時五行。以生長収藏、以生寒暑燥
濕風。人有五藏。化五氣、以生喜怒悲憂恐。故喜怒傷氣、寒暑傷形。暴怒傷陰。暴喜傷陽。厥氣上行、滿脈去形。喜怒不節、寒暑過度、生乃不固。故重陰必陽、重陽必陰。故曰。冬傷於寒、春必温病。春傷於風、夏生飧泄。夏傷於暑、秋必痎瘧。秋傷於濕、冬生欬嗽。

濕=氵に一の下に幺を並列に二つこの下に土

語句の意味

四時=春・夏・秋・冬の四季。春は生じ夏は長じ秋は収め冬は蔵す是れ気の常なり。人も亦之に応ず。

五行=木火土金水があり、春は木で風、夏は火で暑、長夏は土で湿、秋は金で燥、冬は水で寒。

五気=天の気の寒・暑・燥・湿・風を五気という。

五気=五藏より化生する情志・喜怒悲憂恐

五臓=肝・心・脾・肺・腎

化=姿を変える。

化生=生じる。

喜=しばしば。

喜=よろこぶ。祝う。五志の一つ。心は志に在っては喜となし、喜は心を傷り、恐は喜に勝つ。

喜則気緩=きすればきゆるむ・気緩とは心気弛緩の意味である。喜ぶと精神は興奮し、心情は舒暢し、気機は通利する。但し喜びが過ぎると反対に人の精神が散漫になって、心気は弛緩して、心悸、失眠、甚だしければ精神異常などの病証をあらわす。

怒=いかる。勢いよくさせる。五志の一つで、木に配当される。肝は志に在っては怒となる。怒は肝を傷り、悲は怒に勝る。

悲=かなしむ。悲哀にたえないこと。五行の五志の金に配当される。志に有りては悲と為す。

憂=五志では金に、五変では火に配当される。憂は脾肺二臓に属する。うれう。

恐=心中おそれおののき不安がること。五行の水に配当される五志の一つ。腎は志にあっては恐なり。

喜怒=よく怒る。

喜怒=喜怒悲憂恐の五つの感情を喜怒の二字を以て代表してあらわしたもの。鍼灸医学大系

寒暑=寒暑とはこの二字を以て寒・暑・燥・湿・風の五つを代表して述べたものである。鍼灸医学大系

怒=度を過ごす怒り。

厥気=逆乱の気、一般に続発性の病因をいう。四肢厥冷(手足が末端から冷えること、患者自身は自覚しない)・精神失調・突然の昏倒などの症状をあらわす。

形を去る=王冰の注の如く、神気つまり精神が形即ち肉体からぬけ出すこと、そうすると昏暈(めまいがする)という症状が起るのである。鍼灸医学大系

満=みつる。「脈に満つ」とは脈中何れの部分にも行きわたって、欠くる所のないことで、つまり充満することである。鍼灸医学大系

去=その場を離れる。姿を消す。

節=物事の一段落

固=かたく塞がれて動きのとれぬこと。

生=生命

痎瘧=かいぎゃく・瘧疾(間性の悪寒・発熱を特徴とする一群の疾病)の総称。

欬嗽=痰と音のある咳。

濕=氵に一の下に幺を並列に二つこの下に土
明解漢和辞典、漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書Ⅴ8

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本体価格

250g 8,000円

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