昨夜羽田空港から無事に宇部へ帰ってきました。台風の影響でどうなることかと心配しましたが、私たちの乗る最終便は5分ほどの遅延ですみました。ああ、疲れた~!
今日はやはり旅の疲れや溜まった家事などあれやこれやでぐったりです。でも、旅行の報告や写真がたくさんありますし…ガンバロウ!
一度ではなかなかですので、ボチボチと…いきましょうか。
8月3日、山口宇部空港7時40分発で羽田空港へ。ここで各地空港からのツアーの人たちや添乗員さんと10時30分集合です。今回の〝東北新幹線で行く東北4大夏祭り4日間〟ツアー参加者は37人。福岡募集のツアーですから、九州や四国、中国など、西日本の参加者ばかりでした。モノレール・山手線から東京駅、13時20分発〝はやぶさ23号〟で、さあ新青森駅へ出発です。初めての東北新幹線ですよ。シンボルカラーはこのグリーンとピンクだそうな。またシンボルマークは〝はやぶさ〟なんですが、でも何だかイカみたい!反対側に停まっていたのが、同じはやぶさでも4台しかない北海道函館まで行く車両なんですって。帯がパープルで見分けがつきますよ。
16時45分新青森駅到着、すぐねぶた祭会場へバスで移動です。桟敷席でお弁当を食べながら19時過ぎからのねぶたを待ちました。弁当はホタテの炊き込みご飯で、おかずの大きなホタテのフライが美味しかった!
ところで、ねぶたは〝佞武多〟と書き、初秋の季語なんですよ。青森ねぶたは8月2日から7日まで行われます。この起源は〝七夕〟の灯籠流しの変形だろういわれている行事ですから秋になるのです。〝ねぶた〟とは睡魔のことで、秋の収穫を控えて仕事の妨げとなる睡魔を防ぐ祭とされ、特に青森のねぶたは歌舞伎人形灯籠で、跳人(はねと)が勇ましく跳びはねるのが特徴です。その囃子ことばが〝ラッセ ラッセ ラッセラー〟なんですが、これは「出せ、出せ、出せほら…(ろうそくを、酒を)」というような意味らしいんです。若い女性たちが鈴を売り歩いていますが、これもこの祭のシンボルだとか。跳人たちが体に鈴をたくさん付けて踊るんですよ。
今生を燃えよと鬼の佞武多来る 成田千空
跳ねるたび鈴振り落す佞武多かな 戸恒東人
ねぶたは全国的にあまりにも有名ですから、あれこれ説明するより写真でどうぞ楽しんで下さい。というほど写真が上手くないので…ゴメンナサイ。でも、まだ見たことがない方はへエッと思ってくれるかしら…、いやもう見たよ!という人は思い出しながら懐かしんで下さい…ね。
ねぶたは年々大型化して、毎年22台程度制作され、その費用は制作、運行など、祭期間中の経費を含め1台当り2千万円程と言われています。さらに、町内では子供ねぶたという小型のねぶたが70台前後制作されるとか。もう余りの数の多さに目移りしてどれがどれやら分からなくなって、最後はどれを見ても同じように見えてしまいました。だから、今年はどれが〝ねぶた大賞〟になるのかしら。
まだまだ写真がありますので、それはまた明日に…エッ、もう飽きました? ゴメンナサイ!