ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今日は閏年の二月尽ですよ!?

2024年02月29日 | 俳句

 今日は4年に一度の閏年。それでいつもより一日長くなって何だか得をした気分です。だって締切りに追われている身としては貴重な一日なんですもの。

 ところで、俳句では〝二月尽(にがつじん)〟や〝二月果つ〟という季語があります。これは近代以後に用いられるようになったものだから、陰暦では無く陽暦での季語。ですから歳時記にも〝ようやく寒気もゆるみ、春の訪れを肌で感じ始める頃〟と解説されていますからね。

  瀬の岩へ踏んで銭鳴る二月尽   秋元不死男

 いいですね。〈銭鳴る〉なんて…作者は男性ですからきっとズボンかのポケットに入れていた小銭が、瀬を渡ろうとして岩へ跳んだはずみに触れ合ってチャリンと…。その音を想像すると何も言わなくても春への喜びが伝わってきて、何だか楽しくなりませんか。アッ、もしかしたら岩の上に落ちていた銭を踏んだ時に鳴ったの?皆さんどう思われますか。ご意見聞かせて下さい。

  鍬の柄に艶よみがへる二月尽   福永耕二

 はて、馬酔木の大先輩の耕二さんは鍬なんかを持つような生活をしていたのかしら?もしかしたら家庭菜園でも?とにかく寒さが緩んで畑へ出る日が多くなれば、納屋に眠って埃を被っていた鍬も出番が増えて、手で持つ柄の艶も出てくるというものでしょう。この句についても何かご意見があれば…よろしく!

 さて、私の方はというと、明日の3月1日からはとっても忙しいんですよ。コロナで中止していたフォーユー文化講座の発表会が昨年から正常に復活し、そのための俳句教室の展示の準備も大変。発表会は2日(土)・3日(日)の二日間ですので、1日がその準備の日。更に3日の午前中は俳人協会山口県支部の役員会で山口へも行かなくっちゃいけないし、午後からは展示の片付け。4日、5日はいつもの俳句教室、9日(土)が三つの教室の合同吟行会…と、息つく暇が無いほどすることが詰っているんですよ。

 まあ、一つ一つこなしていくしかありませんけど、やはり3月というのは気候がよくなって何だか前へ前へといろんなことが弾んでいきますよね。これはとてもイイコトなんですが、ただ自分の体が年々それに追いつかないということ、それが情けないんです。若返る薬でもあれば飲みたいものですよ。でもこれは言っても仕方の無いこと、まあ無理をしないように…ボチボチといきましょうか。

 今月はこれでブログUpは7回目。これまでよりは少しマシだと思いますので、これからもまたよろしく…応援して下さいね!

 今日は久し振りに我家の〝とろろ・こんぶ〟の紹介でも。二人ともキャットタワーが大好きでいつも一番上を取合っています。私たちが何かを食べてるといつもタワーから…4つの目が睨んでいるんですよ。

 この2匹は兄弟なんですが性格は全く違います。とろろはTVが大好きで、岩合さんの猫散歩や自然の生き物などの番組はジイッと見いって動きませんが、こんぶは全く身向きもしないんですよ。面白いものです。

 とろろはとにかく恐れで、猫キチの娘が来て抱きたがりますが、我家の3人以外はダメ、隠れて絶対に出て来ません。こんぶはそこまでなくて、餌で直ぐ釣られます。(笑) 3人の中では私が大好きで、私の行動を逐一見ていますし、寝るときも必ず傍に来て寝るんですよ。ほら、カワイイでしょう!


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2024-03-03 18:07:24
うわ~かわいいですね。
ずいぶん大きくなったような。
猫ちゃんでも、性格が違うのですね。
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Unknown (ちわき)
2024-03-04 10:17:21
ミルクさん、コメントありがとうございます。
それほど大きくはないんですよ。余りブタ猫にならないように餌を制限していますから、半年過ぎて成猫になってからは体重の変化は余りありません。我家に餌を貰いに来るノラちゃんの方がブリブリ肥えているんですよ。
性格は本当に違いますね。餌の好みも…面白いものです。
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