ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝チシャ〟と〝サンチュ〟と〝レタス〟?

2020年05月29日 | 俳句

 昨日は木曜日で病院が午前中でしたので、リハビリは10時過ぎに出かけました。朝から少し暑いくらいで…。いいお天気がまた続いていますので、プランターの花や野菜に水をやらないとすぐにぐったりしてしまいますね。

 せっかく育ってきているのに、枯らしたら悔しいでしょう。でも、あのサンチュは正解でした。今までは殆どレタスかチシャを植えていたんですよ。

 …と、書いていて、あれ、「レタス」と「チシャ」、「サンチュ」の違いってあるの?と思ってしまいました。

 私の頭の中では、丸く玉になったものが「レタス」、玉でなく葉の塊になっていてちょっと茶色がかったものが「チシャ」。「サンチュ」は焼肉用の一枚一枚で手頃の大きさの葉…これがス-パーの野菜売り場に並んでいるものの私の見分け方でした。あ、そういえば私が「チシャ」と思っているのはスーパーでは「サニーレタス」として二種類、緑と茶系のものがありましたね。

 調べてみましたら、エエッ、知らなかった!…私の思い込みだったんですね。間違っていました。ゴメンナサイ!

 「サンチュ」は「レタス」の一種で、旬は初夏から秋なのに対してレタスは晩春から初夏なんです。「チシャ」は、数種類のレタス全般のことをいうので、私がレタスと言っていたのはタマヂシャのこと、チシャと言っていたのがカキチシャのこと、他に玉にならず葉の皺が少ないのがサラダ菜だと…フウン

 はあ、ややこしいですが、要するに「チシャ」は種類ではなく、レタスなどを含む蔬菜の総称なんですね。

 別名掻きレタスという「サンチュ」もチシャの一種ということになりますが、これは韓国名ですので調べても広辞苑などに載っていなかったのも道理。でも、サンチュの方が普通のレタスよりも栄養豊富で、カロテンは約30倍、ビタミンCは約3倍、ビタミンEは約5倍、カルシウムは約3倍、カリウムや約2倍、食物繊維は約4倍と、大違いなんですって。もう、ビックリ!

 サンチュはス-パーでは一枚一枚の葉にして売っていますが、それが我が家にあると、必要な時に必要な枚数だけ掻いてきて食べられますのでとっても便利、それにいつも新鮮なものなので美味しいですよ。これはお買い得でした!でも無農薬ですので、写真見たら分かるように、ほら虫食いも…アハッ

 ちなみに、「チシャ」は春の季語で、「萵苣」と書きます。傍題には、レタス、サラダ菜も。この萵苣は中国から渡来してきたもので古くから日本にありますが、レタスの方は明治の初めに渡来したもののようです。

  春もはや山吹白く苣(ちさ)苦し         山口素堂

  萵苣掻いて寒村いまも川深し           橋本鶏二

  すみずみに水行き渡るレタスかな        櫂未知子

 山口素堂は江戸中期の、橋本鶏二は昭和の、櫂未知子さんは現役の俳人です。

  


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8 コメント

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Unknown (michi)
2020-05-30 10:30:22
山口の料理で「チシャなます」を習った事があります。チリメンジャコと酢味噌で和えて食べていました。
チョット調べてみたら…やはり山口県では
そうして食べられていた?みたい?
いやぁ〜知らない事だらけですね😅
知らない事を知る事が出来て感謝です。
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水掛3年・・・・ (縄文人)
2020-05-30 10:54:27

≫チシャと言っていたのがカキチシャのこと、他に玉にならず葉の皺が少ないのがサラダ菜だと・・。

ハイ葉っぱ1枚1枚収獲。
我も種類は違いますが5株が庭先に。
とても重宝しています。3日に1株から2~3枚収獲。

サニーレタスはキャベツの様に玉になり巻いていますね…。

  しっかりと水掛3年初夏の風 (縄)

アアア~・・・中7が8文字じゃ…俳句1年生よかよか・・・

  園芸は散水基本夏の庭

  園芸は水やりに追われます。

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今日見てきた萵苣 (ころころ)
2020-05-30 17:15:29
ちわきさん、こんばんわ
コロナのおかげで閉園していた区立植物園が今日から開園となって行ってきました
その隣に新しく農業園も今日新規開園でじっくり野菜の花を鑑賞してきましたよ
俳人としては
萵苣、甘藍ですがグルメとしたら、やっぱりレタス、キャベツそうして欲しいものです

東京ではなかなか野菜の花を見る事も少なくなりました次の世代の為にもこのような植物園がもっと有ればいいのですけれど
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Unknown (ちわき)
2020-05-30 18:02:24
michiさん、こんにちは。
私も以前宇部の郷土料理を味わうというイベントに参加したとき、「チシャなます」が出ました。確か他には茶がゆといとこ煮(かぼちゃと小豆の煮物)が出たような…もう一品あったかも。
その「チシャなます」は、サンチュではなく、要するに私が「チシャ」と言っている茶色がかったちりちりの葉なんですよね。
michiさんは子供の頃から食べておられたのでは?
でも〝今にして知る〟ということが、何歳になったもありますね。だから人生は面白い!
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Unknown (ちわき)
2020-05-30 18:15:22
縄文人さん、頑張ってますね!
種類の違う5株を庭先に植えて、3日に1株から2~3枚収獲ですって…。
何人家族なんですか?5株もあったら食べきれないでしょう。
どんどん掻いてやらないと固くなったり腐ってきますものね。
縄文人さんは俳句1年生ですか?違うでしょう…句がぽろぽろ生まれてくるなんて…やっぱりタダ者じゃないでしょ!
今日は初めての俳句教室がありまして、本当に初心者ばっかり…
また書きますので読んで、コメント下さいね。
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Unknown (ちわき)
2020-05-30 18:37:42
ころころさん、こんばんは!
こちらは25日からでしたが、そちらの区立植物園はやっと今日からの開園になったのですね。それはよかった!よかった!
更に、その隣に農業園が今日新規開園したとか…。
早速行かれるなんて、何だか子供みたい!羨ましいですよ。
ところで農業園というのは植物園のように見せるためのものですか?それとも実際に植え付けして作ったりする参加型のもの?
こちらでは貸農園とか市民農園とかいうのがあります。自分の土地のない人が借りて、農作業をするのですが…。でも、出来た作物はみんな自分のものですからやっている人はみな嬉しそうですよ。
俳句で野菜を詠むのは難しいです。茄子の花とかジャガイモの花とかはいいのですが…ガンバロウ!
都会の子どもたちには是非土に触れ、生きものに触れ…そして、自然に触れて大きくなって欲しいものです。
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追加投稿です (ころころ)
2020-05-30 20:12:12
この農業園はもと区民への畝貸の
貸農園だった所を植物園にしたところです
職員さんのお世話でいろいろな野菜を植えています
掲示板によると収穫は地区の幼稚園児にさせると有りました
良いことですよね

確かに私にも野菜を詠んで褒められた句が有りません( ^ω^)・・・
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Unknown (ちわき)
2020-05-30 21:13:15
ころころさん、ありがとうございました。
真っ赤なトマトを手にして、幼稚園児の喜ぶ顔が見えるみたい!
秋は定番の芋掘りでしょうか?
ご自宅から近いんですか?それぞれの収穫の時に見に行かれたらいい句が詠めるかも…よ!
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