ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

牛にひかれて善光寺

2017年07月05日 | 日記

 昨日、台風で飛行機が飛ぶかどうかと心配しながら…でも、無事4時45分の定刻に羽田を発って、6時過ぎには山口宇部空港へ到着しました。羽田は曇りでしたが、宇部は晴れていました。でも、7時過ぎ家に戻って東京へ電話すると「こっちは雨よ!」と。そして、どんどんひどくなる様子と…。

 「美しき上高地・世界遺産富士山と金色に輝く秘湯横谷温泉の旅3日間」のツアーです。旦那は行かないというので娘と二人で参加しました。一度は上高地へ行きたいというのが念願の夢でしたから…ちょっと忙しいのを無理して行きました。以前に何度か行くチャンスがあったのですが、全部ダメになり、今回を逃したらもう行けないかも…と意を決して行ったのです。でも、やっぱり行ってよかったです。

 この3日間は天気予報では殆ど雨か曇り。おまけに最後は台風3号のお出ましと…でも、やっぱり私はあまり心配はしていませんでしたけど。だって私〝晴れ女〟ですもの。添乗員さんが上高地も富士山もダメでしょうねと、あまり期待を持たせないように言うんですが…行く先、行く先で期待外れ!2日目の上高地も快晴とまではいきませんでしたが、明神池まで歩いて行けましたし、気持ちよかったですよ。昨日の人も次の日の人も雨だったとか…。3日目の富士山も完全とは言えませんが笠雲の富士山を堪能しました。 添乗員さんもびっくりして、このバスには魔法使いが乗っているんでしょうか…と。〝ハ~イ〟と手を挙げようかと思ったぐらいです。娘に〝晴れ女を認める?〟と聞くと、ウンウンと頷いていましたが。宿に泊っている間は大降りで、バスに乗ると徐々に小降りになり、降りるときは雨が上がっている。これを繰り返すもんだからみんな大喜びするやら不思議がるやらです。結局雨傘は一度も差さずにすみました。今回もまた盛りだくさんの旅行でしたので、おいおいと書いていきますね。

 今日は初日に行った長野県の国宝「善光寺」です。羽田に12時頃着いて、それからひたすらバスに揺られて善光寺へ。 予定は4時過ぎとか。

 「あの有名な戒壇廻りをしたいんですけど、できますかね?」「ウ~ン、どうでしょう。もしかしたらダメかも。」「どうして?」「善光寺は5時までなんですが、戒壇巡りの受付が4時30分なんで、間に合うかどうか微妙。バスを降りたら10分ほど歩いて記念撮影、それから参拝と…」その話を聞いて、みんなが「運転さん、頑張って!」と応援(笑)。気持ちが通じたのか4時過ぎ到着で、みんな〝戒壇廻り〟が出来ました。この〝戒壇廻り〟とはご本尊の安置されている瑠璃壇下の真っ暗な廻廊を通り、中程に懸かる〝極楽の錠前〟を探り当てて、秘仏のご本尊と結縁する道場です。「右手で腰の高さの壁を伝ってお進み下さい」と書かれているので、その通り進もうと…でも本当に真っ暗闇で、足元がどうなっているのか、先がどうなっているのか、〝みんなで通れば怖くない…〟と巡りましたが、途中で何かにぶっつかったりすると〝ワァー〟〝キャァー〟と声が…。以前経験したことはあるのですが、こんなに真っ暗じゃなかったなあ~本当にいい経験でした。人間はやっぱり闇の怖さを知らなくっちゃいけません。つくづくそう思いました。善光寺は国宝ですので内陣は撮影禁止。下の写真の回向柱は7年に一度行われる前立本尊ご開帳で本堂前に建てられる角塔婆。この柱は前立本尊の右手と直に結ばれ、この柱に触れると御利益があると…説明が終わるやみんなスリ、スリ…この有様でした。次は有名な山門。なんで有名かというと額の文字の中に〝鳩〟が5羽、さらに牛の顔が描かれているということ。分りますか?(拡大したので余計はっきりしませんね。ゴメンナサイ) 再建された現在の本堂は、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定され、東日本最大の伽藍です。棟の形が鐘を叩く撞木(T字型)に似ているので「撞木造り」と呼ばれ、裳階を廻らせた二重屋根は総檜皮葺としては日本一の規模を誇っているそうです。境内に「夏萩」がもうこんなに美しく咲いていましたよ。つづきはまた。

 

 

 

 


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