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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

シーシュポスの神話

2010-01-15 20:35:52 | 読んだ本
カミュ 清水徹訳 昭和44年 新潮文庫版
はい、もういっちょ、カミュ。
私の持ってるのは昭和60年の28刷。当時「異邦人」読んだりしてかぶれてた証拠に、こんな難しい本まで読んでたようです。
どのくらい難しいかっていうと、章立てみれば、わかりますね。
「不条理な論証」
  ・不条理と自殺
  ・不条理な壁
  ・哲学上の自殺
  ・不条理な自由
「不条理な人間」
  ・ドン・ファンの生き方
  ・劇
  ・征服
「不条理な創造」
  ・哲学と小説
  ・キリーロフ
  ・明日をもたぬ創造
「シーシュポスの神話」

本文だって、いきなり重いよ。
“真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。人生が生きるに値するか否かを判断する、これが哲学の根本問題に答えることなのである。”

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