日本初、米国正看護師による医療通訳士講座、7月開講

2010-05-31 13:22:04 | Weblog
本邦初!!!
米国・正看護師による
“英語”「医療通訳士講座」開講
東京通訳アカデミーの新規講座ご紹介

医療と観光をセットにしたメディカルツーリズムが我が国の重要国家戦略として位置付けられている今日、お招きをする対象はアジア圏やロシア圏からの人たちのみに限りません。
英米語圏からはもちろん、アラビア語圏やヨーロッパ語圏からも含めて、全世界からの顧客・患者招待が課題となります。
ちなみに、世界の医療サービスに比較して、日本のレベルの高さは、医師とそれを支える看護師・検査技師・薬剤師等の幅広い病院スタッフ、サポートチームの功績によるものと思われます。
そこで、我が国が本格的な医療の国際化、外国人患者等の受け入れ、メディカルツーリズム推進を図るに当たっては、世界中の人々が対象であり、世界でのより重要な共通言語としての英語に精通した医療通訳士の育成が、最大の課題となります。
ここに於いて、東京通訳アカデミーでは、米国の正看護士として、米国とガーナ共和国に於いて10年間の長きにわたり、数多くの患者への付き添いと医療サービスを実践し、数々の年次最優秀看護師賞を獲得され、日本に帰国を機会に後進の人材育成への情熱に燃えられた若き女性を常勤講師としてお迎えし、英語による医療通訳士講座を、7月3日(土)より開講します。
受講生の対象は、英語系のみならず、ロシア語・中国語・ヨーロッパ言語系その他すべての言語に通じた方々に広がります。例えば、中国語系の方々も、英語での医療通訳の知識やスキルを身につければ、その職場は文字通り世界中に広がります。

≪講座案内≫通学講座・通信講座共に(但し、通信講座は、若干の日数のずれがあります。)
(1)講座期間・・・7月3日(土)~10月23日(土)毎週土曜日、但し11月は毎日曜日。
(2)講座回数と時間帯・・・各月4回、朝10時~午後4時(昼食休憩挟む)
(3)教材類・・・厳選の優良図書と単語集の計数冊
(4)医療通訳士技能検定試験実施・・・11月(毎日曜日に3回の模試と本番試験)
(4)申し込み期限…6月28日(月)。但し、通学講座は定員40名に達し次第に締め切ります。
(5)学費・・・20万円(入学金・教材費・技能検定試験料・認定料・ライセンスカード製作料一切込)
(6)学費の振込先:三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 No.0017123
 東京通訳アカデミー(=CoolJapanExpo株式会社)
(7)説明会開催
  (1)毎金曜日(午後6時~9時)・・・とりわけ平成22年5月31日 月曜日6月18日には、講師自らが説明会         を担当予定です。
  (2)会場:東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
  (3)参加申し込み・・・Eメールにて、①氏名、②住所・〒、③Eメールアドレス、
             ④携帯電話、⑤得意言語、⑥顕著な資格、⑦参加日程、をご連絡ください。

平成22年5月31日 月曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階

講座概要(無料説明会を開催中)東京通訳アカデミー

2010-05-31 06:20:08 | Weblog
≪講座概要ご紹介≫ 東京通訳アカデミー
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp ☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階

≪(無料)説明会≫開催中・・・毎週・金曜日・午後6時~8時、当アカデミー教室
★申し込み必要(氏名・携帯電話・メールアドレス・得意な外国語・顕著な資格)
★申し込み先=JGC&TIA事務局・岡村寛三郎、Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

(一)7月開講・・・通学講座・通信講座に原則共通
 (1)英語・「医療通訳士」講座(計5カ月)・・・世界中での勤務が可能
   ()講義=7月~10月の4ヵ月間、毎土曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)、
   () 医療通訳士技能検定試験…11月、毎土曜日、3回の模試と1回の本番試験
     ★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
   ()全期間・・・7月3日(土)~11月28日(日)、計5ヵ月間
   ()全受講料・・・20万円
   ()講師=米国カリフォルニア州の正看護師&オンコロジー専門職資格、米国とガーナにて約10年間勤務、米国     の「JCI認証」のハイ・ランクな勤務先病院にて[年間最優秀看護師賞]その他を2回受賞、
★JCI 認証とは、国際医療機関評価委員会から全世界の医療機関を対象に、厳格な国際標準医療サービス審査を経   て医療機関に発給する認証制度である。JCI 認証を受けるためには、患者の安全と良質の医療サービス提供を目   的として、患者が病院に入る瞬間から退院までの治療の全過程に対し、11分野、1,033項目にわたる細密な評価   を受けなければならない。
   国際社会においてJCI 認証は医療サービスのグローバルスタンダードとして認識されている。診療過程で発生し   得る危険を予防・改善し、患者の安全はもちろん医療サービスの質的保障まで体系的に管理されていなければ、   認証を受けることができないからである。

(2)中国語・「医療通訳士」講座・・日本国内と中国にて勤務が可能
  ★初心者向け徹底学習・平日3日間(但し、1日ないしは2日だけの出席も可能)、計6か月
  ()講義=7月~11月の5ヵ月間、毎水・木・金曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)
  ()医療通訳士技能検定試験…12月、毎金曜日、3回の模試と1回の本番試験
    ★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
  ()全期間・・・7月7日(水)~12月24日(金)、計6ヶ月間
  ()講師=中国の医師・日本の医学博士、
  ()全受講料・・・20万円

 (3)「メディカルツーリズム管理者」講座
★医療情報の発受信から病院案内と代金決済までの業務一切の管理手法を学ぶ、
計6か月
()講義=7月~11月中旬の5.5月間、毎日曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)
()「管理士」技能検定試験…12月後半の毎日曜日、1回の模試と1回の本番試験
   ★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
()全期間・・・7月4日(日)~12月26日(日)
()主な学習項目=①メディカルツーリズムの仕組み、②経理処理、③情報発受信の技術
()講師=①東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎(通訳案内士)、②税理士・中小企業診断士
③㈱キバンインターナショナル・西村社長
()全受講料・・・20万円

(4)司法通訳士講座
通信講座・・・7月開始!(生徒数が1名でもスタート)
  指導要領:(a)講師・生徒共にEメールで、毎週1回(月曜日)の通信添削指導
(課題賦与⇒解答⇒講評と添削)
       (b)4ヵ月間の学習、その後に1ヶ月間の復習と本番試験=計5カ月
★3回(3週)の(復習)模試、⇒最終の週に、本番技能検定試験

(二)9月開講・・・通学・通信講座に原則共通
(1)英語・「医療通訳士」講座(計5カ月)・・・世界中での勤務が可能
()講義=9月~12月の4ヵ月間、毎火曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)、
() 医療通訳士技能検定試験…翌年1月、毎火曜日、3回の模試と1回の本番試験
   ★合否ランク・・・1級・準1級・2級あり
()全期間・・・9月7日(火)~翌年1月25日(火)、計5ヵ月間
()講師=通訳案内士、看護師
()全受講料・・・17万円

(2)中国語・「医療通訳士」講座・・日本国内と中国にて勤務が可能
()講義=9月~12月の4ヵ月間、毎土曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)
() 医療通訳士技能検定試験…翌年1月、毎土曜日、3回の模試と1回の本番試験
   ★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
()全期間・・・9月4日(土)~1月29日(土)
()講師=中国の医師・日本の医学博士、
()全受講料・・・17万円

(3)中国語・司法通訳士講座
通学講座・・・9月開校!(但し、生徒数が3名以上の場合)
(a)平日講座・・・毎水曜日の午前10時~午後4時(昼食休憩含む)=5時間講義
(b)週末講座・・・毎土曜日の午前10時~午後4時(昼食休憩含む)=5時間講義
★4ヵ月間の学習、その後に1ヶ月間の復習と本番試験=計5カ月
★3回(3週)の(復習)模試、⇒最終の週に、本番技能検定試験
以上


中国語・司法通訳士講座の説明会、6月11日と18日、午後6時~9時

2010-05-29 23:15:58 | Weblog
本邦初の「中国語・司法通訳士」講座
7月開講!

東京通訳アカデミーでは、待望の司法通訳士・中国語講座を開講します。
7月には、中国との国際交流が劇的に活発化する新しい個人ビザ制度がスタートします。
それによってもちろん、観光と医療がセットにされたメディカルツーリズム推進の機運も一層力強く盛り上がるでしょう。
しかも、メディカルツーリズムはその関連分野や裾野が広いため、それに関わる機関や団体・業者・個人の数も勢い多くなります。また、人的交流だけではなく、お金の交流も情報の交流なども極めて加速度的に増大することが見込まれます。
そこで、様々な次元での善し悪しの関係や状況から、法的な問題が様々に生じることが必然です。即ち、民事分野においてのみならず、刑事分野に於いても法的処理の必要性やトラブル解決策などの必要性が一段と増すでしょう。
そのような必然の状態を見越し、東京通訳アカデミーでは、警察や検察庁での通訳経験も豊富で、京都大学大学院法学研究科修了の極めて優秀なベテラン法学修士(女性)を講師に,中国語・司法通訳士講座を開設します。
先ず、7月からは(1)5ヵ月間の「通信コース」を開講し(学費17万円)、(2)「通学講座」(学費17万円)は、9月から5ヵ月間の期間で開講します(但し生徒数3名以上の場合)。この時点で、通信講座から通学講座に変更も自由にできます。
当アカデミーでは、現在、英語・司法通訳士講座・通信コース(講師:瀬口寿一郎氏)を開講していますが、実施要領はほぼ同じですので末尾の資料をご参考にして下さい。

≪講座の説明会(無料)実施≫
(1)6月11日(金)と18日(金)午後6時~9時
(2)当アカデミーの教室
(3)説明会講師:(a)当講座担当講師と(b)JGC&TIA事務局・岡村寛三郎
(4)参加お申し込み:下記宛てに、参加日とお名前・連絡先電話やEmailなどをお知らせください。
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
よろしくお願いします。

旅行・観光業界の苦悩とメディカルツーリズム

2010-05-29 21:10:45 | Weblog
旅行・観光業界の苦悩とメディカルツーリズム

平成22年5月29日 土曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、JALの経営破綻に引き続き、旅行業最大手JTBの大幅赤字のニュースは、関連業界の苦悩を象徴するものであり、今後の我々のビジネスの方向性を検討するのに当たり、避けて通れない論点となるでしょう。
(一)
先ず、(広義の)観光関連業は、(1)今後に向けて再生が可能なのか?(2)再生のための重要方針は何なのか?(3)本業での再生が可能なのか?(4)今後の成長が見込まれる周辺産業への進出を効率的に行えるか?(5)成長が見込まれる産業とは何か?(6)その期待できる産業分野に関する経営手法等を学ぶ機会はあるのか?
(二)
次いで、成長が見込まれる(新)産業分野に於いても、(7)企業として勝ち残るためには、何をポイントに於いて経営されるべきなのか?(8)世界を見渡して参考になる成功例は何か?(9)成功例に追随して成長産業へと移行するのに必要な条件は何か?(10)多種類にわたる条件を確実にクリアー出来るか?どうやってクリアーするのか?
しかし、「論より実行」で、企業としての設備投資などの大きなコストは全く不必要で、しかも現在の従業員の能力や興味を大いに活用できる改革案が最も採用しやすいでしょう。
(三)
例えばJALの場合は、多くの従業員に於いて語学能力や接遇姿勢の両面で秀でている特殊性がありますから、この貴重な財産を是非とも有効に活用するべきでしょう。
ある民間教育機関が、2011年度から開始される小学校での英会話授業の本格化に向けて、全国に英会話教室を展開する準備を進めていますので、ここと提携して、教室経営者やスタッフを供給する新ビジネス提案も可能でしょう。自らが教室事業者になるのか、あるいは単に経営や教務のスタッフを派遣することに集中するのかという選択も可能でしょう。
(四)
しかし、JALにとって、従業員の転用・活用としてのみならず、経営改善上においても著しく有効な対策は、東南アジアで始まり今や世界中の多くの国々で国策として推進され始めているメディカルツーリズムの波を上手にとらえて、海外でのマーケッテイング活動で獲得した患者や健康診断受診希望者を、自前の航空便で日本にお招きし、病院でのお世話や医療通訳者としての役割も、その方面の業務もこなせるように能力アップを終えた従業員に努めていただくようにすれば、一石二鳥の大きな効果が見込めるのではないでしょうか?
(五)
幸い我が国政府も、医療や観光分野を持ってこれからの重要な成長産業として位置付けていますので、この方針にも沿うのみならず、アジアのみならず世界の人たちの健康と長寿への強い願いを叶えるのに役立つ友愛心やヒューマニズムの実践的効果も見込め、医療水準の高い我が国の持ち味を生かした素晴らしい国家戦略として誰もが賛成するでしょう。
(六)
では、メディカルツーリズムに乗り出すとして、JALやJTBなどの企業別のメリットを始め、国全体としてのメリットなどは一体どれぐらいに及ぶのかと言った質問があるでしょう。
しかし、残念ながら、メディカルツーリズムは、我が国では(現時点では)まだ誕生期ないしは幼児期のため年間の件数も(数百件未満?)極めて少なく、産業分野としての各種実績を語る程の経済的成果は上がっていないと推測します。
しかし、僅かな年数の間に急速に成長しつつあること、または成長することは他国での例にもある通り容易に推定できますし、元来、メディカルツーリズムは海外の富裕層を対象にしている上に、その遂行を支える業種・企業・病院施設やビジネスマンの数は少なくはありません。そこで、僅か1件の事例でもその経済的効果は百万円単位で計られる可能性が強く、今後の成長性についても下記の資料で示すような種々の理由により大きく望めます。
また、我が国での今後の成長を推し測る上で、東南アジアでの過去十数年の実績数値も参考例として大いに役に立つでしょう。
そこで、これらのデータを基に、およその成長曲線を描くことは不可能ではないでしょう。
現に下記の資料(7)~(9)で示しますように、既に成長の姿・数値を予測している記事が複数あります。
〈詳細例⇒2010年4月5日(月)付・財団法人脳神経疾患研究所南東北病院グループ・理事長 渡邉一夫先生発表・~グローバル化がもたらす国境を越えたビジネスモデル~)
これらの波及効果予測に基づけば、俄かには信じられないでしょうが、10年後の我が国全体で、およそ数兆円もの経済効果を獲得する可能性があります。そのため、一企業の関連売上額はもちろん小さな数値でしかないでしょうが、取り組み姿勢や規模によっては、少なからざる売上額を確保できるでしょう。
(七)
そこで、早速にメディカルツーリズムにかかわるビジネスをスタートさせるとして、メディカルツーリズムの仕組みや作業の内容、人材育成の目標等の立案とスケジュール化が必要です。この点についての参考資料は、資料(4)において提示されています。
かくて、メディカルツーリズムに於いて司令塔の役割を果たす「管理者」や医療現場での世話役を務める「医療通訳士」等の養成には半年間掛ければ済みますから、最短期間、思い立ってから半年後には、具体的なビジネスへと出発することが可能です。
それらの中心的役割を果たす人材育成も、すべて「東京通訳アカデミー」が行っていますので、そこに職員スタッフを送りこんで受講させ、資格を取得させるだけで済みます。
この間に、海外での顧客獲得に向けたマーケッテイング活動を始めておけば、確実に半年後には収入確保を見込むことができます。
(八)
あなたが属される企業や皆様方ご自身の今後のご発展をお祈りしています。
よろしくお願いします。
                                                  以上

資料目録
(1) JTB、初の営業赤字(サンケイビズ・ニュース)             P.3
(2) ご存知ですか?『小学校英語必修化』 P.4
(3) メディカルツーリズムの成否は、医療通訳士が決め手 P.4
(4) メディカルツーリズムは、なぜ経済成長をもたらし国家戦略となりうるのか? P.5
そのメディカルツーリズムの仕組みと関係者
(5) [勧誘に成功のセールス例]外国人顧客・患者受け入れについてのお願い P.13
(6) インドの目覚ましいメディカルツーリズム概況 P.16
(7) メディカルツーリズムの経済的波及効果 P.18
(8) 南東北病院レポート(その1)…各国でのメディカルツーリズムの現況 P.21
(9) 南東北病院レポート(その2)・・・我が国の将来図 P.24
(10) 南東北病院レポート(その3)・・・その取り組み姿勢 P.25

 ★資料掲載を省略・・・6月・毎金曜日・午後6時~9時の無料解説セミナーにて公開します。

日本のメディカルツーリズムは失敗する?英語・医療通訳士の必要性と大きな需要

2010-05-28 11:28:58 | Weblog
「日本のメディカルツーリズムは成功しない!」と断言されるショックな記事
=英語・医療通訳士への需要が大きいことの立証例

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、中国語・医療通訳士への需要が将来において大きくなる一方であることについては、今更言うまでもありません。
しかし、英語・医療通訳士への需要については懐疑的な見方をしている方が少なくはないと思います。なぜなら、一般的には、欧米圏の諸国は、概して遙かなる遠方にあるのみならず、それぞれに医療技術等も進歩している国が多いと考えられるため、高額の旅費まで払って日本に医療と観光に来るはずがないと思われるからです。
しかし、ここに一つの有力な反対証拠になりうるインターネット記事を見つけました。
下記の記事をお読みいただきますと、タイ駐在のビジネスマンから見れば、日本の医療機関のスタッフに十分な英会話力がないことが、メディカルツーリズム推進上の致命傷だそうです。
と言うことは、逆にいえば、医療機関スタッフの英会話力をしっかりと補えれば、十分にタイランドとも競い合えるということではないでしょうか?
この意味で、今後、我が国がメディカルツーリズムを他国と競い合って推進して行く上で、英語・医療通訳士への必要性と重要性にはかなり大きいものがあると断定できます。
どうかこのことを良く考えていただき、当アカデミーの英語・医療通訳士講座へのご参加をお待ちしています。

平成22年5月27日 木曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎


2010. 5. 13
メディカルツーリズムで日本に勝ち目はない
田中耕太郎(タイ・バンコク病院JMSマーケティングマネジャー)
たなかこうたろう氏●1965年生まれ。大学卒業後、オーストラリアで7年間ツアーガイドとして従事した後、インドネシア、タイのメディカルアシスタンス会社で働く。2004年より現職。
 ここ数カ月、外国人に日本の医療機関で医療サービスを受けるのを目的に観光に来てもらう、いわゆる「メディカルツーリズム」の機運が日本で高まっている。国際的に認証されている医療認定で、メディカルツアー誘致をしている病院にとっては必須となるJCI(ジョイントコミッションインターナショナル)を取得する病院も登場しているようだ。 私は大学を卒業して21年、一貫して海外でサービス業で従事してきた。今はタイのバンコク病院で日本人向けマーケット担当として、メディカルツーリズムに実際にかかわっている。その立場から、日本のメディカルツーリズムの可能性についてまとめてみたい。
年20万人の外国人が受診するバンコク病院
 バンコク病院は、心臓専門病院、眼専門病院、外国人専門病院、各専門科病院の4つの病院で構成されている。タイ全土に18カ所、カンボジアに2カ所、合計20病院を擁する、タイ株式市場に上場する私立病院グループの基幹病院で、常勤300人、非常勤400人の医師と、600人の看護師、800人の一般職員が働いている。病床数は約500で全室個室である。
 外国人患者様の誘致にも積極的で、年間20万人の海外からの患者様が受診している。うち、日本人は年間約4万人で、主にタイに駐在している日本企業の従業員や旅行者だ。ただ、日本人のように来タイの目的がほかにあるケースは、ほかの外国人では少なく、バンコク病院を受診する外国人の多くは、医療を受けるためにタイに来られている。
 国別にみると、アラブ首長国連邦、カタール、エチオピア、ミャンマー、ドイツ、米国、イギリスからの患者様が多い。これらの患者様を増やしていくため、バンコク病院には私のような医師ではないマーケット担当者が計20人おり、アラブ、アフリカ、中東、ヨーロッパ、東アジア、東南アジア、北米オセアニアなどで患者様のリクルート活動などを行っている。平成22年5月27日 木曜日
 さて、そのような病院のマーケット担当者から見て、日本の病院は、われわれの外国人患者誘致の脅威となるとは全く思っていない。物価や言葉、提供される医療サービス、医療レベルなど、メディカルツーリズムに相応しい水準にないためだ。私自身、仮に医療費を気にしなくてよいとしても、日本で手術を受けたいとは思わない。例えば循環器疾患ならば、バンコク病院の心臓循環病院で担当医を探すかたわら、米国の病院でその手術の権威を探し、両医師チームの空き状況や旅行に耐える体の状態なのかを総合的に判断して、どちらかで手術を受けるだろう。

英語を話せない日本の医療従事者
 まず物価の高い国はそれだけでメディカルツーリストの誘致には不利である。実は、入院して手術を受けるのに必要な治療費はバンコク病院と日本とではほぼ同じ、あるいはバンコク病院の方が高い場合もある。だが、患者様が必要なのは治療費だけではない。付き添い家族の滞在費、旅費、日常の生活費など、治療以外にもかかる費用は大きい。日本の2~3分の1程度の物価は魅力だ。
 また、メディカルツーリストは、ストレスなくコミュニケーションを取れるかを考える。担当医から直接病状や治療方法などを納得するまで聞きたいだろうし、看護や病院スタッフも患者様の日々の要求に満足に答えることが要求される。そのため、仮に母国語ではなくても、英語をその国民、特に医療従事者が話せるかがポイントとなる。医療従事者が英語を話せないとコミュニケーションが取れず、まずその段階で医療従事者は患者様から信頼されない。

以上

ロシア語・フランス語その他の外国語と医療通訳士講座の関連性

2010-05-27 13:39:34 | Weblog
ロシア語・フランス語その他の外国語と医療通訳士講座の関連性

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、当アカデミーでは、最近、(1)若い「フランス語通訳案内士」や(2)通訳や翻訳活動などで有名な「ロシア語・言語学博士」と相次いで話し合いが成立し、7月開講の英語・医療通訳士講座を受講していただけることになりました。
その英語・医療通訳士講座は、米国カリフォルニア州のJCI認証病院で約10年間のお仕事をされ、年間最優秀看護師賞も獲得された実績を持たれる若い正看護師・山下愛さんが講師を務められる極めて貴重な講座ですので、ビデオ録画をインターネットで世界中に向けて発信の準備も進めています。
7月3日(土)開講に向け、6月18日には、当アカデミーにて午後6時~9時の時間帯にて、講師自らが英語・医療通訳士の将来性や講座概要等の説明をされます。
ところで、この講座を受講されて英語・医療通訳士を目指されるフランス語やロシア語の専門家お二人におけるメリットは何でしょうか?
お二人に共通しているメリットは、医療に関する知識一般と医療通訳に不可欠なスキルの双方を、医療通訳の最先進国である米国でのハイレベルな体験的専門家から、日本人には馴染みがある英語を通して、的確かつ効率よく取得できることです。
次に、ロシア語言語学博士にとっての固有のメリットですが、これは、ロシア人向けのメディカルツーリズムに直接かかわるための重要な準備となるという点に集約されます。
ちなみに、極東ロシア人においては、主にはシンガポールに向かうメディカルツアーに参加しているとの噂を聞いていますが、一般的には好日的ともいわれ、新潟県や北海道へのメディカルツアーにも少なからず参加しているというお話やインターネット記事に接します。不運にも、ロシア人男性の場合の平均寿命は60歳に到達しない厳しさがありますから、エネルギー資源関係のビジネスに関わる富裕層に於いては、国内での医療よりも国外での先進的な医療サービスを望む傾向を十分に推察できます。
しかも、極東ロシア人から見れば、日本はシンガポールよりもはるかに距離も近く、一般的にいえば、医療サービスのレベルも決して引けを取ることがないことを考えれば、今後の日本側病院に於いて、ロシア語で対応できる準備さえ整えば、日本向けのメディカルツアーは、今よりももっと盛んになることが十分に予測できます。そこで、ロシア語の専門家にすれば、ロシア人向けのメディカルツーリズムに関わることは、将来性のある極めて有望な職業と言うことになります。
次に、フランス語の専門家にとっては、フランスからのメディカルツーリズムそれ自体には、余り期待できません。しかし、フランス人の東洋文化への強いあこがれの気持ちからの日本向け観光旅行への期待には根強いものがある上に、逆に、フランスの高いレベルのヨーロッパ文化・芸術・ファッション・化粧品等のブランド力に加え、とりわけ医薬品等の分野での製造・販売力の強さは、日本側の医療・医薬関連企業に於いても大いに連携を促進するべきメリットの大きいものとなっています。
現に、5月27日付の日経新聞トップにおいて、後発薬分野における日仏製薬メーカー同士の大同連合のニュースで、早速に日本側企業(=日医工)の株価高騰が報じられています。
このような状況から判断し、フランス語専門家が医療通訳士の資格を取得すれば、製薬関連ビジネスのみならず、医療情報の制作・加工やインターネット上での発信ビジネスとの間でも御縁ができることが予測されます。
その他の言語、スペイン語やイタリア語、ポルトガル語やドイツ語などについての日本人専門家が、医療通訳士資格を取得すれば、同様のメリットを期待できます。なぜなら、今やメディカルツーリズムは、正に世界中で注目され、実際に多くのツーリストが、癌治療や心臓外科などの重病関連のみならず、健康診断・歯科や美容整形関連の診療を含めて世界中を行き来し、しかも年々その傾向が強まっている状況が、多くのインターネット記事で頻繁に報じられているからです。
以上のような意味で、自分の得意な外国語が何であれ、医療通訳士資格を取得すれば、今後の仕事獲得機会が極めて大きくなることが明らかです。
更に、このような成長業種のメディカルツーリズム全体の司令塔の役割を果たす「メディカルツーリズム管理者」資格も同様に大きなビジネスチャンスをもたらすでしょう。
なぜなら、メディカルツーリズムでは、最初の外国での顧客開拓業務から、最後の受け入れ側国における病院治療や観光への案内に至るまでに、長い時間的経過と多数の種類の異なる業務の連続とを必要としますので、ここには当然に多くの関係企業やビジネス・エキスパート等が関与しますから、彼らの役割と利害を調整しながら、安全かつ効率的にメディカルツーリズム全体を遂行するには、名作の演奏程に多くの団員演奏者の奏でる音を統合化する一人の優れた指揮者が必要なのと同じく、優れた「メディカルツーリズム管理者」が必要になるのです。
そこで、この管理者の仕事には、知識やスキルの深さを必要とする医療通訳士等の専門的仕事とは異なり、多くの関係者を指揮統制する正に経営者的リーダーとしての幅広い分野にわたる能力とある程度の対人交渉分野での社会的経験の積み重ねとが必要になります。
このようにして、メディカルツーリズムの着手には、相当なシステム構築の準備と人材の開発・確保とが求められますが、当アカデミーでは、ほぼ全域にわたって緻密な工作と人材の準備を整えつつあります。
そこで、毎週金曜日の夜間:午後6時~9時に於いて、事前にお申込みいただいた方向けにメディカルツーリズムや医療通訳士の心得などについての無料説明会を開催しています。
どうかご利用いただけますようによろしくお願いします。
説明会申し込み方法等、その他の資料を下記に添付しておきます。
資料(1) 医療通訳士希望者向けの(無料)解説セミナー

(1) 毎週金曜日・・・午後6時~9時(3時間)
(2) 場所・・・当アカデミーの教室
(3) 講師・・・学院長
(4) 内容・・・(a)メディカルツーリズムとは何か?世界におけるメディカルツーリズムの様子、(b)日本では?日本での可能性、(c)医療通訳士の得意言語と役割、その業務上の注意点(d)メディカルツーリズム管理者の役割(e)海外への情報発信とビジネスチャンスについて(f)質疑応答
(5) 参加申し込み方法・・・・下記の項目をお知らせください。
   宛先(JGC&TIA事務局・岡村寛三郎)Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
   (1)参加日(2)氏名(3)携帯電話(4)Email Address(5)得意言語(6)顕著な資格

資料(2) 7月開講、英語・医療通訳士講座:米国正看護師・山下愛さん担当講座ご案内
米国正看護士による英語・医療通訳士講座
準備講座(無料)
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、7月からの英語・医療通訳士講座開始を控え、担当の講師より下記のテーマについてご講演を戴きます。
ところで、国内の病院によっては、多数の言語にすべて対応できないため、また医師やその他の病院スタッフのチェック能力の有無等を考慮して、外国人受け入れにつき、英語のみに絞って対応するところもあります。そこで、メディカルツーリズムの進展に於いては、英語・医療通訳士にも大きな就業チャンスがあります。
そこで、各自の現時点での得意言語に拘わらず、英語・医療通訳士講座を受講して1級ライセンスを取得することは、職業生活上も極めて大きな利点になります。
一人でも多くの方々のご来場をお待ちしています。
平成22年5月15日 土曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階

(1) 期日…6月18日(金曜日)午後6時~9時
(2) 会場・・・当アカデミーの教室(定員25名)
(3) 無料・・・満員になり次第にお申し込みを締め切りとさせていただきます。
(4) 参加のお申し込み・・・下記宛てに、次の項目をお知らせください。
(a)宛先:JGC&TIA事務局・岡村寛三郎、Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
(b)通知項目:①氏名・②〒&住所・③携帯☎・④Email・⑤得意言語・⑥顕著な資格
(5) ≪講演テーマ≫
(a)私の志・経歴と仕事内容
(b)米国の医療事情と医療通訳士をめぐる問題について
(c)英語・医療通訳士の活躍の場と将来性
(d)医療通訳士講座で重視するテーマや知識とスキル
以上

資料(3) メディカルツーリズムが重要な国家戦略となりうる理由「メディカルツーリズムの仕組みと関与者について」
メディカルツーリズムは、なぜ経済成長を
もたらし国家戦略となりうるのか?

そのメディカルツーリズムの仕組みと関係者

(1) メディカルツーリズムは、とりわけ1997年に起きた「アジアの金融危機」を克服するためにタイランドで始められた歴史を持っていますが、その大きな成果が確認されるにつれ、周辺各国においてはもちろんのことながら、今や世界中で大きな関心を呼び、同様の趣旨でのツアー推進に向けての取り組みが国家単位で行われるようにすらなっています。
(2) かかる経緯から見ても、メディカルツーリズム推進が、裾野の極めて広い産業群を刺激しながら、また多数の雇用者を産みながら、日本の内需振興・経済成長促進において極めて有効な手段であることが明らかです。
(3) そこで、メディカルツーリズムにつき後発の我が国としては、前例として各国で行われているメディカルツーリズムの仕組みを十分に研究し、それら始原的なタイプを洗練化した「発展型」と言える質の高い仕組みを創り上げ、メディカルツーリズムを行う多くの国々においての参考例となるように努力することが望まれます。
(4) そこで、東京通訳アカデミーでは、スペシャリストの「医療通訳士」を英語と中国語2カ国語の各分野で養成する傍らで、ゼネラリストの「メディカルツーリズム・マネジャー(管理者)」をも養成し、両者が相まって世界最高レベルの日本の医療サービスを外国の人たちに広くかつ安全に利用していただけるように、側面から応援する体制を構築しています。
とりわけ、東京通訳アカデミーでは、外国人受け入れを積極的に行われる病院のホームページの外国語への翻訳を無料サービスで行い、医療通訳士の派遣についても病院に一切の経費負担を求めず自己の計算にて行うという革新的なサービス体制を構築して、現在、提携病院数を拡大しつつあります。
(5) 更にまた、メディカルツーリズムを安全かつ盛況に推進する上で、大名行列・メディカルツーリズムの最後尾「しんがり」を務める「司法通訳士」の重要性や必要性を決して忘れることはできません。
韓国では、昨年5月の国策たるメディカルツーリズムの正式発足時に、関連して起こりうるトラブル解決に向けての特別の仲裁機関を設けた旨が発表されていますが、実際、その後において医療トラブルが大きく増加したとの報道がなされていることから見ても、この分野への対応策は不可欠です。
東京通訳アカデミーでは、先見の明を持って、慎重にこの分野のエキスパートも養成するべく、昨年の早い段階から英語・司法通訳士講座の開設準備と開講を始めたことが幸運な先駆けとなり、この7月からは、いよいよ「中国語・司法通訳士講座」開講の運びとなっていることを皆様方にお伝えします。

(6) かくて、メディカルツーリズムは、豪華・長大な大名行列を思わせます。
行列の殿様に匹敵する「医療機関」を中心に据えつつ、その前後を、それぞれに異なる役目を果たす家臣に当たるスタッフでつなぎ、長大なプロセッション・ラインを構成します。
往々にして、次の9部門担当者を必要とすることになります。

(a) ICT技術者・・・顧客たる外国人たちに広く呼び掛け、役に立ちうる医療情報を収集し、整理・加工し、多言語で発信を行います。更に、情報更新・メインテナンス作業も絶えず求められます。(多言語での発信に必要な外国語への翻訳作業については、当然、後述する医療通訳士の協力に負うところが大きくなります。)
(b)メディカル・ツアー・プランナー・・・上記により発信された情報に基づき、インターネットを使っての外国人からの問い合わせや予約希望に対して、(時に、日本側窓口を通して獲得する)具体的な医療サービス情報(診療日程や病院名・所在地・医師名・治療法・費用等)で応える国外and/or国内のプランナー
  但し、この仕事には、後述する医療通訳士の協力・関与が必要な場合も予見されます。
(c)メディカルツーリズム・マネジャー(管理者)・・・海外での市場開拓から、国内での医療・観光サービス等の実施に至るまで、幅広い業務につき、時に、自らも作業を担当しつつ、多数の関与者に対する業務監督やチェックを行い、メディカルツーリズム全体が適正かつ効率よく実施されるように取り計らいます。
しかも、複雑な利害関係が絡み合う多数の関係者間の経済的利害を調整しつつ代金決済等の経理処理も行い、文字通りメディカルツーリズム(ツアー業務)の司令塔の役割を果たします。
(d)医療通訳士・・・下記のように、メディカルツーリズム実施の多くの場面に於いて多様な業務遂行や協力支援等が求められる極めて重要な職種となります。
①通訳業務の中でも最高度に難易度の高い医療分野でのスペシャリストであり、診察室・検査室・薬局等に於いて、患者と医師等の医療タッフとの間の言葉の橋渡し役を務める。更には診療結果の連絡やその後の再診のための訪日やケアーなどについても、患者の健康回復に至るまでの間、精力的に橋渡し役を務めます。
  ②のみならず、上述の医療情報の海外向け発信には外国語への翻訳作業が不可欠であり、③更に、外国からの問い合わせ等に対しての応答やツアーに必要な更なる具体的情報等の提供やその他の事柄に関する見込み客等との交信(ツアー・プランナーの業務)にも、医療通訳士による直接間接の協力が欠かせません。
④更に又、下記の医療コンシェルジュの業務にも関与しなければならない場合が予想されます。
(e)医療コンシェルジュ・・・患者の訪日前に於いても、①患者と病院・医師間の連絡に関わり、診療等を受けるのに必要とされる事前の諸準備・書類等を手配・整備すると同時に、②病院到着後に診療に至る待ち時間等を減らすための事前手配も併せて、病院側と打ち合わせておくなど、患者にかかる不必要な精神的・肉体的・時間的負担や無駄を軽減し、無駄を省く努力を行います。(この部分に於いても、医療通訳士の協力・関与が必要な場合が予測されます。)
(f)病院・医師・医療サービススタッフ・・・患者の健康回復に最善を尽くす。
(g)観光業者・・・患者の回復後において又は、家族や付き添い人のために、観光や保養目的でのツアーをプランニングする。
(h)(国家資格)通訳案内士・・・外国語を用いて観光や旅行に関する案内を行う。
(i)司法通訳士・・・今後のメディカルツーリズムの成長や多数の外国人の訪日・滞在に伴い自然的又は必然的に起こりうる様々な法的問題やトラブル・訴訟等に関しても、迅速かつ適正に解決が行われ、我が国でのツアーにおける安心と安全・信頼関係が堅固に構築され、持続的なメディカルツーリズムの発展へとつなげられるように、多面的に外国人患者とメディカルツーリズム関与者との間での(忠実な)言葉の橋渡し役を務めます。
以上

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410、Eメール:okamura3@oksemi.co.jp










為替や経済の変動と私たちの今後への対応策について

2010-05-24 05:22:23 | Weblog
為替の変動と今後の対応策

さて、ギリシャ危機の深刻さと解決困難さを考えれば、当分の間は、円高の進行とドルやユーロ安の傾向が強まると考えることが妥当でしょうか?
我々庶民には、到底正確な予測はできませんが、我々なりに今後の大方の趨勢を予測しながら、それなりの対策を立てて自身のビジネスへの危機到来をできる限り避けて行くしかありません。
現在進行中の円高とその逆のドルやユーロの低下傾向は、欧米からの訪日者数を再度減少させる要因になります。他方、相対的な中国「元」の安定性から見れば、中国からの訪日客数や在留中国人数は今後も安定的に上昇ないしは推移すると考えられます。
円高傾向は、更なる国内景気の悪化予測や需要縮小による影響を避けるために、日本の企業やビジネスマンが海外に進出する潮流や傾向を益々盛んにするでしょう。そのことが、海外に駐在することになる日本人ビジネスマンやその家族等の益々の増加を予測させます。
そうだとすれば、国内的には、中国から増加する訪日客数や在留中国人数を見込んだ準備が必要であり、他方で、海外に渡航し駐留することが多くなる日本人向けのサービス提供への準備とが重要になってくるでしょう。
この傾向を、もし、私どもが運営する東京通訳アカデミーの今後の運営方針に反映させるとするならば、とりわけ中国語の医療通訳士やメディカルツーリズム管理者には、日本国内の病院向けサービス需要の増大を予測するように指示を出し、英語の医療通訳士には、国内向けよりも益々海外に滞在する日本人向けに、自らも海外渡航とそこでの居住を辞さない覚悟と準備とが必要になることを説かなければならないでしょう。
併せて、訪日者数や在留者数が増える中国人向けには、様々な生活場面で必要となる(中国語)司法通訳士や行政通訳士などの需要増大を予測するべきことになります。
このような予測が、持続的に正しいと言う保証は何もありませんが、起こりうる可能性として考えられます。その時、その結果が好ましいかどうかは別にして、一つの社会的事実として認めなければならず、日本の社会の大きな変動につながるかもしれません。
時代の様子のみならず人の行動や考えも、「いつも曲がり角」であり、一定のところで留まることをしません。そういう物の見方を基本にしつつ私たちの今日の方針を決めなければなりませんね。
以上

開講時期別の講座紹介

2010-05-23 12:34:02 | Weblog
開講時期別・講座紹介
東京通訳アカデミー

(一)医療通訳士講座

第1期、2009年9月開講、 英語・中国語、通学・通信コース
(1)英語:平日型(火曜日)、講師:石坂美子(通訳案内士)、
    (2)中国語:週末型(土曜日)、講師・須藤陽子先生(中国医師・九州大学医学博士)
第2期、2010年3月開講、 英語・中国語、通学・通信コース
    (1)英語:①平日型(火曜日)、講師:石坂美子(通訳案内士)、
         ②毎月第一土曜日型:非常勤講師:四条めぐみ先生(看護師)
    (2) 中国語:週末型(土曜日)、講師・須藤陽子先生(中国人医師・医学博士)
第3期、2010年7月開講、 英語・中国語、通学・通信コース
(1)英語:週末型(土曜日)、講師・山下愛先生(米国正看護師)、
(2)中国語:平日型(水・木・金)、講師・須藤達也先生(中国医師、医学博士)
第4期、2010年9月開講、 英語・中国語、通学・通信コース
    (1)英語:①平日型(火曜日)、講師:石坂美子(通訳案内士)、
②毎月第一土曜日型:非常勤講師:四条めぐみ先生(看護師)
(2) 中国語:週末型(土曜日)、講師・須藤陽子先生(中国人医師・医学博士)
第5期、2011年1月開講、 英語・中国語、通学・通信コース
(1)英語:週末型(土曜日)、講師・山下愛先生(米国正看護師)、
(2)中国語:平日型(水・木・金)、講師・須藤達也先生(中国医師、医学博士)
第6期、2011年3月開講、 英語・中国語、通学・通信コース
    (1)英語:①平日型(火曜日)、講師:石坂美子(通訳案内士)、
②毎月第一土曜日型:非常勤講師:四条めぐみ先生(看護師)
(2) 中国語:週末型(土曜日)、講師・須藤陽子先生(中国人医師・医学博士)
(以下省略)

(二)司法通訳士講座

第1期、2009年9月開講(準備)、 英語・通学コース
(1)英語:週末型(日曜日)、講師:瀬口寿一郎先生(通訳案内士・中央大学修士)
第2期、2010年5月開講、 英語・通信コース
    (1)英語:週末型(水曜日)、講師:瀬口寿一郎先生(通訳案内士)
第3期、2010年7月開講、 中国語・通信コース
(1)中国語:平日型(水曜日)、講師:青島紀子先生(司法通訳士・京都大学修士)
第4期、2010年9月開講、 中国語・通学コース。
 (1)中国語:週末型(日曜日)、講師:青島紀子先生(司法通訳士)
第5期、2010年11月開講、英語・通信コース
    (1)英語:週末型(水曜日)、講師:瀬口寿一郎先生(通訳案内士)
第6期、2011年1月開講、 中国語・通信コース
(1)中国語:平日型(水曜日)、講師:青島紀子先生(司法通訳士)
第7期、2011年3月開講、 中国語・通学コース。
   (1) 中国語:週末型(日曜日)、講師:青島紀子先生(司法通訳士)
(以下省略)
    
(三)メディカルツーリズム管理者講座

第1期、2010年7月開講、 通学コース
(1)[メディカルツーリズム総論]、講師・東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
                 (国家資格)通訳案内士・一橋大学修士
(2)[メディカルツーリズム経理]、講師・志摩宏彦先生
(税理士・中小企業診断士・慶応義塾大学経済学部卒)
(3)[医療情報テクニシャン(=MIT)]、講師:㈱キバンインターナショナル・西村社長
(早稲田大学修士)
第2期、2011年1月開講、 通学コース
(1)[メディカルツーリズム総論]、講師・東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
(2)[メディカルツーリズム経理]、講師・志摩宏彦先生
(税理士・中小企業診断士・慶応義塾大学経済学部卒)
(3)[医療情報テクニシャン(=MIT)]、講師:㈱キバンインターナショナル・西村社長
(以下省略) 

「東京通訳アカデミー」http://www.tia-guide.com/
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp ☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
≪道案内≫
(1)御茶ノ水駅聖橋口を出て右折、すぐに左折して仲通りを道なりに数分間坂道を下ってください。左手のスキー用品店「ワンゲルスポーツ店」ビルの8階です。
(2)地下鉄:丸ノ内線・新宿線の淡路町駅・小川長駅のB5出口から直進100メートル、紳士洋服店コナカの角を右折100メートル、右手のスキー用品店「ワンゲルスポーツ店」ビルの8階です。


メディカルツーリズムの仕組みと関与者の研究

2010-05-22 21:11:13 | Weblog
メディカルツーリズムの仕組みと関係者

(1)メディカルツーリズムは、とりわけ下記資料に見られる金融危機を克服するためにタイランドで始められた歴史を持っていますが、その大きな成果が確認されるにつれ、周辺各国においてはもちろんのことながら、今や世界中で大きな関心を呼び、同様の趣旨でのツアー推進に向けての取り組みが国家単位で行われるようにすらなっています。

(2)かかる経緯から見ても、メディカルツーリズム推進が、裾野の極めて広い産業群を刺激しながら、また多数の雇用者を産みながら、日本の内需振興・経済成長促進において極めて有効な手段であることが明らかです。

(3)そこで、メディカルツーリズムにつき後発の我が国としては、前例として各国で行われているメディカルツーリズムの仕組みを十分に研究し、それら始原的なタイプを洗練化した「発展型」と言える質の高い仕組みを創り上げ、メディカルツーリズムを行う多くの国々においての参考例となるように努力することが望まれます。

(4)そこで、東京通訳アカデミーでは、スペシャリストの「医療通訳士」を英語と中国語2カ国語の各分野で養成する傍らで、ゼネラリストの「メディカルツーリズム・マネジャー(管理者)」をも養成し、両者が相まって世界最高レベルの日本の医療サービスを外国の人たちに広くかつ安全に利用していただけるように、側面から応援する体制を構築しています。
とりわけ、東京通訳アカデミーでは、外国人受け入れを積極的に行われる病院のホームページの外国語への翻訳を無料サービスで行い、医療通訳士の派遣についても病院に一切の経費負担を求めず自己の計算にて行うという革新的なサービス体制を構築して、現在、提携病院数を拡大しつつあります。

(5)更にまた、メディカルツーリズムを安全かつ盛況に推進する上で、大名行列・メディカルツーリズムの最後尾「しんがり」を務める「司法通訳士」の重要性や必要性を決して忘れることはできません。
韓国では、昨年5月の国策たるメディカルツーリズムの正式発足時に、関連して起こりうるトラブル解決に向けての特別の仲裁機関を設けた旨が発表されていますが、実際、その後において医療トラブルが大きく増加したとの報道がなされていることから見ても、この分野への対応策は不可欠です。(⇒⇒⇒末尾の資料参照)
東京通訳アカデミーでは、先見の明を持って、慎重にこの分野のエキスパートも養成するべく、昨年の早い段階から英語・司法通訳士講座の開設準備と開講を始めたことが幸運な先駆けとなり、この7月からは、いよいよ「中国語・司法通訳士講座」開講の運びとなっていることを皆様方にお伝えします。

資料
アジア通貨危機(the Asian Financial Crisis)とは1997年7月よりタイを中心に始まった、アジア各国の急激な通貨下落(減価)現象である。この現象は東アジア、東南アジアの各国経済に大きな悪影響を及ぼした。狭義にはアジア各国通貨の暴落のみをさすが、広義にはこれによって起こった金融危機を含む経済危機を指す。
前述のタイ、インドネシア、韓国はその経済に大きな打撃を受けた。マレーシア、フィリピン、香港はある程度の打撃を被った。中国と台湾は直接の影響はなかったものの、前述の国々と関連して影響を受けた。日本に関しては融資の焦げ付きが多発し、緊縮財政とタイミングが重なった結果、1997年と1998年における金融危機の引き金の一つとなり、1998年9月の政策金利引下げ、10月7-8日の円急騰(2日間で20円の急騰)、10月23日の長銀国有化、12月13日の日債銀国有化へとつながる一連の金融不安の遠因となった。また、新興国における通貨不安はアジア地域に留まらず、1998年8月17日からのロシア財政危機、1999年1月ブラジル通貨危機など同様の混乱をまねいた。

(6)メディカルツーリズムは、豪華・長大な大名行列を思わせます。
行列の殿様に匹敵する「医療機関」を中心に据えつつ、その前後を、それぞれに異なる役目を果たす家臣に当たるスタッフでつなぎ、長大なプロセッション・ラインを構成します。
往々にして、次の9部門担当者を必要とすることになります。



(a) ICT技術者・・・顧客たる外国人たちに広く呼び掛け、役に立ちうる医療情報を収集し、整理・加工し、多言語で発信を行います。更に、情報更新・メインテナンス作業も絶えず求められます。

(b)メディカル・ツアー・プランナー・・・上記により発信された情報に基き、インターネットを使っての外国人からの問い合わせや予約希望に対して、(時に、日本側窓口を通して獲得する)具体的な医療サービス情報(診療日程や病院名・所在地・医師名・治療法・費用等)で応える国外and/or国内のプランナー

(c)メディカルツーリズム・マネジャー(管理者)・・・海外での市場開拓から、国内での医療・観光サービス等の実施に至るまで、幅広い業務につき、時に、自らも作業を担当しつつ、多数の関与者に対する業務監督やチェックを行い、メディカルツーリズム全体が適正かつ効率よく実施されるように取り計らいます。しかも、複雑な利害関係が絡み合う多数の関係者間の経済的利害を調整しつつ代金決済等の経理処理も行い、文字通りメディカルツーリズム(ツアー業務)の司令塔の役割を果たします。

(d)医療通訳士・・・通訳業務の中でも最高度に難易度の高い医療分野でのスペシャリストであり、診察室・検査室・薬局等に於いて、患者と医師等の医療タッフとの間の言葉の橋渡し役を務める。更には診療結果の連絡やその後の再診のための訪日やケアーなどについても、患者の健康回復に至るまでの間、精力的に橋渡し役を務める。

(e)医療コンシェルジュ・・・重病・難病を患う患者に付き添い、また診療に至る待ち時間等を減らすなど患者にかかる不必要な精神的・肉体的・時間的障害や負担・無駄を省く。

(f)病院・医師・医療サービススタッフ・・・患者の健康回復に最善を尽くす。

(g)観光業者・・・患者の回復後において又は、家族や付き添い人のために、観光や保養目的でのツアーをプランニングする。

(h)(国家資格)通訳案内士・・・外国語を用いて観光や旅行に関する案内を行う。

(i)司法通訳士・・・今後のメディカルツーリズムの成長や多数の外国人の訪日・滞在に伴い自然的又は必然的に起こりうる様々な法的問題やトラブル・訴訟等に関しても、迅速かつ適正に解決が行われ、持続的にメディカルツーリズムが発展するように、多面的に外国人患者とメディカルツーリズム関与者との間での(忠実な)言葉の橋渡し役を務めます。
以上
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410、Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

資料
医療観光に力を入れる韓国
日本からのエステツアー1000人集客!
2009.07.28(Tue) 梨元 勇俊 氏
目指すは医療強国

ウォン安も海外からのメディカルツアーの呼び水に〔AFPBB News〕
 背景には海外からの需要増がある。日米欧の先進国に比べて中国、ロシア、ブラジルなどBRICs諸国やベトナム、中近東などの新興国では最新の医療設備が十分に整っていない。また先進国でも高い医療費や患者が治療を受けるまでの長い待ち時間などが問題視されている。
 韓国は設備が整った医療施設が多く、医師の水準は低くない。コストもほかの国で治療を受けるより安い。ウォン安も追い風になって飛行機代や宿泊費を差し引いても安上がりだ。
 かくして椎間板ヘルニアやガンなどに悩む富裕層が海を越えて続々とやって来る。韓国の医療機関の調べでは2007年に韓国で治療を受けた外国人は約8000人だったが、2008年には2万7000人に急増。今年は5万人に膨らむ見通しだ。
 こうした海外からの需要に応えていけば医療強国として飛躍する絶好の機会になる。韓国政府はこのほど官民合同で韓国国際医療サービス協議会(Council For Korea Medicine Overseas Promotion、CKMP)を立ち上げた。38の医療機関と韓国保険産業振興院(Korea Health Industry Development Institute、KHIDI)や韓国観光公社などの政府機関が参加。スクラムを組んで外国人客の誘致を積極化している。

ソウルの美容整形クリニックで目の手術を受ける女性(資料写真 原稿中のクリニック等とは無関係です)〔AFPBB News〕
 国は海外のマスコミや旅行代理店を対象にしたプロモーション活動のほか、各国政府や医療機関に働きかけて外国人患者の誘致に乗り出し、来年には大規模なアジアグローバルヘルスケア会議を開催する予定だ。
 またそれぞれの医療機関では、医療用語に精通した通訳の養成や、外国人入院患者向けの病院食レシピの開発、外国語版ガイドブックの作成も始めている。
 今年5月には法律を改正して外国人患者を誘致する医療機関や誘致業者は保健福祉家族部に登録したうえで、事業報告を毎年KHIDIに提出させ、実績もチェックするようになった。
 韓国で治療を受ける人を対象に滞在期間を保証する「メディカルビザ」の発行や、治療法などをめぐって発生が予想される医療紛争を解決するための第三者による仲裁制度の導入も準備されている。KHIDIは治療後のアフターケアのために米国、中国、シンガポールに海外事務所を設置した。
根強い反対意見も
 「患者はどうしても医療設備が整った総合病院へ行きたがるので、韓国でも中小規模のところほど病院経営は苦しい。外国人枠の分だけ総合病院の受け皿を減らせば、中小の医療機関にも患者が回るのではないか」と韓国政府関係者。
 外国人を受け入れる医療機関には国から補助金が出ており、受け入れる側の経営にも寄与する。目標は2013年に20万人の外国人客誘致だ。
 一方で、官民挙げての外国人客誘致には「韓国人の患者が必要な治療を受けにくくなる。本末転倒ではないか」という批判も多い。
 韓国政府は今年1月に外国人向けのベッド数を全体の5%以内に留めるというルールを決めて沈静化に必死だが、反対意見はいまだに根強い。治療を受けて帰国した患者のアフターケアをどうするのかという課題もあるし、言葉や文化の違う国での治療に二の足を踏む外国人も多いだろう。
 診療報酬の引き下げや医師不足で揺れている日本の医療業界をよそに隣国が着手した医療観光。その行方を見守りたい。
以上

誰もが予想する司法通訳士への需要の増大

2010-05-21 09:35:29 | Weblog
中国語・司法通訳士への需要について

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、7月からは中国からの入国ビザの発給条件も緩和されて、訪日客や滞在者も大幅に増加すると予想されていますが、その時、種々の必要性があって、行政や司法の分野での届け出やトラブル解決に、日本の法律に通じた専門の司法通訳士が必要になることが同時に予測されています。
そこで、当アカデミーでは、現行の英語・司法通訳士講座に加えて、7月から中国語・司法通訳士講座を開設します。
法律の勉強は難しいですが、やはり慣れることが大切です。そこで、当アカデミーでは、先ずは通信教育体制で開講し、忙しい現代人にも各自の余裕の時間帯に勉強していただく機会を提供します。そしてある程度、法律的物の見方や考え方・法解釈にも慣れてきた9月から、通学講座を開講し、選択手に利用していただけるようにします。
このような慎重な手順を持って一歩一歩と勉学していただくように、優秀にしてかつ司法通訳士歴十分な講師が、教育指導プログラムを組みますので、是非とも貴方も勉強を始めてみてください。
主な教育内容や今後の仕事機会獲得に関する情報など、司法通訳士としてベテランの講師が有益なお話を次の(無料)説明会にさせていただきます。
どうぞお申し込みください。

平成22年5月21日 金曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp ☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410


≪講座の説明会(無料)実施≫
(1)6月11日(金)と18日(金)午後6時~9時
(2)当アカデミーの教室
(3)説明会講師:(a)当講座担当講師と(b)東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
(4)参加お申し込み:下記宛てに、参加日、お名前、連絡先電話やEmailなどをお知らせください。
項目:①参加日、②氏名、③携帯電話、④Email Addressなど
宛先:JGC&TIA事務局・岡村寛三郎Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

よろしくお願いします。




参考資料
全く人材不足・希少価値の
「司法通訳士」を目指そう!

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、我が国でも医療の国際化=メディカルツーリズム実施に向けての準備が盛んに行われていることについては、皆様も良くご存じのところです。
そのメディカルツーリズムが盛んになりますと、確率的には何%かで、顧客とメディカルツーリズム事業関連者との間でのサービス内容や代金支払い等に関するトラブルが発生することは、残念ながら否めない事実でしょう。
そうでなくても、今日ほどに、あらゆる分野で外国との交流や取引が日常的に行われるようになりますと、法的紛争の増大を予想せざるを得ません。
外国法弁護士の活動が容易化される見通しである旨の新聞記事(4月13日付日経)なども、このような社会的状況を反映したものでしょう。
韓国では、メディカルツーリズムを推進するに当たって、当局が顧客と関連事業者間のトラブルを仲介する特別の制度を創ったそうですが、我が国では、とりわけ外国人と弁護士や裁判官等との間の言葉の橋渡し役=「司法通訳士」が必要でしょう。
ところが我が国には、そのように社会的に重要な役割を果たす司法通訳士を専門的に養成する学校が未だありませんでした。
当東京通訳アカデミーが初めて、その難関の司法通訳士養成スクールを昨年9月に開講しています。現在は、通信コースでの開講となっていますが、指導講師は、通信形式での(国家資格)通訳案内士受験指導にも長年の経験を有し、好評を博した瀬口寿一郎氏です。
皆さん方のご利用をお待ちしています。
★参考資料:2009年7月6日付日経「韓国当局は、アフターケアーや医療事故のへの対処を睨んで、第三者を交えてトラブルを仲介する制度を外国人向けにも整えた。」

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階

「東京通訳アカデミー」通信講座・開講中!
(英語)司法通訳士・通訳案内士講座ご紹介

講師:瀬口寿一郎(英語・通訳案内士歴50年、業界最高の叡智)
1.司法通訳士コースについて
  a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日常英会話 
 が可能であること。
ただし、基本コースを終了して実務コースを受講する頃には英検準1級以上の学力
の保有者に成長していることが望ましい。
通訳案内士国家資格の保有者のように既にかなりの英語学力を有する者は有利であるが、当アカデミーの講座では、法学知識とりわけ刑事訴訟法に関連する知識とそれを英語で表現する能力の養成とを目的にするため、基本・実務のいずれのコースも大いに役立ちますから、どちらかを受講されることをお勧めします。

b.講座は「基本コース(初級)」と「実務コース(上級)」との2種類とします。
この差は、法律学関連知識におけるレベルの差です。
    
 c.使用教材:いずれのコースもその基本書としては(1)「司法通訳、Q&Aで学ぶ通訳現場」共著者:渡辺修・長尾ひろみ・水野真木子、及び(2)「法の基礎的理解」立山龍彦・安藤 博共著を使用し、(3)その他補助教材として講師の私が作成する「刑事訴訟上の重要基本用語(日本語)の意味とその対訳英語」を併用し受講者の理解を促進します。

d.司法通訳士とは何かその意義、使命等については募集要項に簡潔に記す予定です。
我が国でのその存在理由としては「刑事訴訟法第13章・通訳及び翻訳」の個所に「第175条(通訳)国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない。以下略」との明文規定があることです。
それ故に能力さえあれば、就業機会はかなりあるわけです。そしてまた、通訳人には、公正妥当な報酬が支払われており、その社会的経済的地位も高く評価されています。

2.国家資格の通訳案内士受験コース
 a.いわゆる民間外交官(ガイド)として、戦前からその社会的使命や地位が高く評価され
   ており、語学関連では唯一の権威ある国家試験制度として今日まで続いています。
受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日常英会話
が可能であること。これは前記の司法通訳士コースと全く同じです。
b.7月開講予定の本講座では、目下、日曜日のみに集中講座(10A.M~4P.M.).を開設予定
ですが、教室の使用状況が許せば、平日の時間帯において複数回の実施が可能となり
ます。現在検討中です。

 c.使用教材:基本書としては「日本・その姿と心」(和英対照・学生社)及び「対訳:英
語で話す日本経済Q&A」(講談社インターナショナル)、そして補助教材として「英学
事始」小川富二著(ナビ出版)。その他、邦語科目用として「観光日本地理」及び「日
本文化・外交小史」共にJGA刊行のガイド試験用定番参考書です。

d.受講者の個人的な実力を把握し、それを確実に伸ばすために模擬試験における英文和訳・和文英訳等の解答に対しては、単なる採点のみではなく綿密な解説を施します。 
 この丁寧な手法がかなりの好結果をもたらすことは、神田外語キャリアカレッジでの講師の約8年間にわたる指導歴において既に実証済みです。
以上