医療通訳士技能検定試験と就職セミナー開催

2010-01-31 06:50:17 | Weblog
医療通訳士・技能検定試験と就職セミナー

「技能検定試験」
=2010年1月31日(日)午前10時開始
平成22年1月31日 日曜日

特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合
〒101-0052東京都千代田区神田小川町
2丁目6番12号 東観小川町ビル8階

(一)筆記試験・・・午前10時~12時
  (1)「医療通訳入門」編より・・・回答初時間:約1時間
  (2)専門用語について、体の仕組みと検査内容等・・・約1時間

(二)インタヴィユー試験・・・午後1時~3時:単独またはチーム対面式(15分づつ)

(三)解説・・・午後4時~5時

(四) 終了・・・午後5時

(五)合否発表・・・2月15日(月)朝10時・・・合格証授受又は希望により郵送

就職セミナー(2月より毎週火・金曜日)
  (1)2月2日(火)、午前10時~12時
  (2)2月5日(金)、午前10時~12時
  以降同様・・・・・

★2月5日(金)・・・中国広州の「イーストウエストメディカルセンター」副総経理
          荒井富美子氏のお話し(午前中)

中国広州の「イーストウエストメディカルセンター」における医療コンシェルジュの役割
(1/30、第3回医療コンシェルジュ研究会での頒布資料より編集)
・・・中国広東省の省都・広州市にて海外邦人が日本語で、安心して医療が受けられるホームドクターのような病院を目指し、2005年10月に設立されました。
既に5年目を迎え、お陰さまで広州において日本人患者数の最も多い病院の一つに数えられるようになりました。
その躍進の原因の一つは、地元広州医学院の出身である総経理・張小峰が地元の大学病院との間に築いた医療ネットワークであり、総合病院との緊密な連携により様々な医療ケースにも対応できる病院であるからといえましょう。
もう一つの重要な原因は、飽くまでもお客様本位の病院である点にありましょう。
即ち、通訳スタッフによる患者の皆様へのアメリカ版「医療エージェント」のようなサービスを院内で提供している点に重要な特徴があります。
こうして患者さんが安心して医療を受けられる環境づくりに日夜励んでいたところ、同様の理念を持ち日本で研修カリキュラムを作られ資格化を実施された特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」に2008年春に出会いました。その年の秋には病院のスタッフ等が同研究所の講座を受講し、6名の合格者を出しました。
当病院では医療コンシェルジュは、通訳・患者サービス部門に属し、医師及び看護師からなる医療スタッフとの間の通訳者として橋渡し役を務め、また医療エージェントとして一連の医療サービスのすべてに関わり,当院が提供する医療サービスの全般を支えています。
患者さんがコンシェルジュの関与によって大いなる安心を抱いて海外医療を受けられるよう、たゆまぬ努力に励んでいます。
当病院に於いて、患者さんにとっての医療エージェントとして、更なる語学力アップや専門医療知識・業務経験の蓄積によるスキルの向上を達成することにより、医療コンシェルジュとしての活躍の舞台も益々大きくなっていくことでしょう。
それに合わせて、病院の集客力の高まりが強く期待されます。
                                     以上


就職セミナーへの参加報告、医療コンシェルジュ、

2010-01-31 05:41:07 | Weblog
就職セミナー
主催:特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」

1月30日、千駄ヶ谷の津田塾ホールで開催された上記のセミナーに参加しました。
最初に、リハビリメイクの専門家・かづきれいこ氏のフェイシャル・セラピーについてのお話がありました。病気や事故などで容貌等に異常をきたしている方々にとっては、その回復は、人生最大の夢にも等しい切実なものでしょうから、その夢の実現に貢献しておられる同氏のご活躍は、患者の皆様にとっては正に救世主的な恩恵となっていることでしょう。医師の患者救済への情熱の大きさと共にリハビリメイク技術の進展を知り、大いに感動しました。
次に、同研究所理事長の深津博先生より、患者の受診環境を改善するために働く「医療コンシェルジュ」と、多忙極まりない医師の事務作業的な部分を担当する「医療アシスタント」(医師事務作業補助者)についての就業機会の今後の更なる有望性についての説明がありました。
更に、各地の病院や企業で文字通り大活躍中の先輩コンシェルジュ達の近況報告は、この仕事に興味を持って集まってきている参加者たちにとって、仕事内容を具体的に理解できる素晴らしい機会となりました。
加えて、セミナー終了後の懇親会では、そうした先輩コンシェルジュの皆さんや、集まってきている就職希望者や医療関連企業人等が互いに名刺交換を通して、友人やビジネス・パートナーなどの確保に良い機会となり、今日は、文字通り何重にもチャンスに恵まれた素晴らしいセミナーでした。
特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」や先輩コンシェルジュの皆さん、本当に内容充実の就職セミナーを開催していただき誠に有り難うございました。
心より御礼申し上げます。
簡単ながら、御礼の言葉とさせていただきます。

平成22年1月30日 土曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

「医療通訳士」受講生、早くも就業先確保!

2010-01-29 07:53:17 | Weblog
医療通訳士、技能検定試験前に早くも就業先確保
(=香港在住で、英語の通信コースを受講して来られた方)

平成22年1月29日 金曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、上記の方は、昨年9月より当アカデミーで受講してこられました。
しかし、医療通訳士・技能検定試験は東京の会場でのみ実施されるため、訪日する時間の余裕がない今回の受験は諦められて、次回の7月期に予定しておられます。
しかし、日頃の学習の成果や実力等が認められて、早くも香港の病院で医療通訳士として採用され、2月半ばから勤務を開始されるご予定であるとの連絡を戴きました。
この事実は、英語の医療通訳士には、日本人が多く住む香港やシンガポール・タイランドなどでも就業機会かがありうることを物語っています。
日本国内では、今後は中国語医療通訳士の方が就業機会が多くなると予測されますが、英語医療通訳士には、海外市場開拓の余地があることを示唆しています。
そこで、専門言語を問わず、皆さん方のご奮闘をお祈りしています。
                 記
「ご報告ですが、先日香港の病院にて、医療通訳として採用されました!
2月半ばから働き始める予定です。それまでに頑張って知識や単語を詰め込んで、実践で生かせるようにしていきたいと思っています。」(2010年1月28日付メール)
                                       以上


英語名人に就業チャンス

2010-01-28 15:44:13 | Weblog
• 英語名人に就業チャンス到来!

特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合、東京通訳アカデミー、CoolWorldExpo株式会社で は、下記の英会話スクールなどへの職業紹介を企画しています。
担当者は、CoolWorldExpo㈱の派遣事業の専門家です。お問い合わせください。
尚、2月からは、毎週火曜日と金曜日の週2回、午前10時から正午まで就職セミナーと説明会をします。

JGC&TIA事務局・岡村寛三郎、〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
                  記
英語教室の全国展開へ:「東進ハイスクール」のナガセ
 大学受験予備校「東進ハイスクール」や中学受験進学塾「四谷大塚」などを運営するナガセ(本部・東京都武蔵野市)が、小学校での英語学習の必修化を受け、全国規模での英語教室の構築を構想していることがわかりました。フジサンケイビジネスアイ2009年10月23日付『「東進」のナガセ、英語教室2万超構築へ 「小学校で必須」照準 国内最大』が報じています。記事によると、ナガセでは1小学校あたり1教室の整備を目指すとしています。日本には約2万2200校の小学校があります。2万教室以上の英語教室を実現すると、公文教室(全国に約1万7000教室を展開)の規模を越えて全国最大となります。小学校での英語学習については慎重論や反対論も多く出されていますが、その一方で「見切り発車」的に2011年度からの必修化が決定しています。


中国人向け観光ビザから年収基準撤廃へ!

2010-01-28 11:54:08 | Weblog
メディカルツーリズムに大きな追い風!
(観光庁長官)年収基準撤廃要請へ、中国人への観光ビザ発行につき

平成22年1月28日 木曜日
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎

下記の新聞記事にもありますように、中国からの個人ビザの発給要件が大きく緩和される可能性が強くなっています。ビザ発給要件から所得制限条項が撤廃されれば、中間所得層や若者を中心にかなりの中国人に訪日を考えてもらえるでしょう。
その目的は、観光や温泉、あるいはゴルフや野球・サッカー等のスポーツや芸能等にとどまらず、併せて病気予防の健康診断や治療を兼ねて訪日する人々が確実に増加するでしょう。
(日経新聞1/28付)観光庁の溝畑宏長官は、27日の記者会見で、中国人向けの個人観光ビザの発行要件から年収基準を撤廃するよう、外務省などに要請する考えを示した。現在の年収25万元以上と言った制限をやめて、経済力要件をクレジットカードの保有の有無などに変更するように求める。
この夏までに実現し、訪日お外国人数の増加につなげる考えだ。
2009年の訪日外国人数は、世界的な不況やインフルエンザの影響で前年比18.7%減の679万人だった。2010年には1000万人と言う目標を大幅に下回る。
目標達成について、溝畑長官は「そう簡単ではないが、全力を挙げて取り組んでいきたい。」と強調。中国は、年間4500万人の外国旅行者がいるのに、日本には100万人しか来ていないことから、開拓の余地が大きいと指摘した。
溝畑長官は、年収制限について、「中国人が日本に来る時に精神的、イメージ的に躊躇する要因になっている。」と指摘。来日後に行方が分からなくなる中国人が多発するような事態を防ぐために、何らかの経済力要件は不可欠としながらも、別の方法を探す姿勢を明らかにした。
スポーツ観光に力を入れることも表明。プロ野球やサッカーのJリーグの試合観戦とチームの本拠地がある地域の観光と組み合わせる試みを開始する。海外からもチケットを買いやすい環境を整え、訪日外国人の増加にも生かす。
以上

観光立国は、メディカルツーリズムで!

2010-01-26 07:48:12 | Weblog
観光立国と東アジア共同体構想

さて、日本のアニメや漫画・ゲームを核とする日本のポップカルチャーの祭典が、Cool Japanと呼ばれて、フランスを始めとしてアメリカやアジア各国でも大賑わいのイベントに成長していることについては、良く知られた事柄です。
こうした分野の人気を指して、わが国の産業が「物」づくり」から「語り(かたり)文化」づくりへ、あるいはハード産業中心からソフト文化をも含む総合的な方向へと拡大変遷を遂げているということが言われています。
しかし、アニメ文化の原点とも考えられる江戸時代の浮世絵の洋画に与えた影響を思えば、シルクロードの終点に位置する日本文化の特殊性や奥行きの深さなどは、物づくり産業の隆盛の陰に隠れて時に忘れられがちではあっても、過去に於いても広く世界の人々に認められる優れた点を有してきたことが明らかです。
従って、そのような日本固有の伝統的文化や地方に散在する数多くの麗しい景観を、もっと世界中の方々に紹介し楽しんで戴き、それをもって国際交流と国際平和促進の基本的な姿勢とする政策は、それが国家レベルであれ地方政治の次元であれ、はたまた企業・団体や個人の志向であれ、極めて妥当なものと評価されるでしょう。
そこで、最近に於いて、わが国の新政権の一角を代表する国土交通大臣が、現在は世界同時不況の影響で低迷している訪日観光客数を、およそ10年後には2500万人にまで増加させたいと意気込まれるのも、目標としては達成不可能な夢ではないと言えるでしょう。
問題は、達成に向けての方策・戦術如何と言うことでしょう。
ここで忘れてならない事は、明治維新時に福沢諭吉が「学問のすすめ」に於いて述べているように、強大な国家であれ政府であれ、その政策目標は、すべて政府と国民との協力が相まってこそ成し遂げられるということです。
それ故に、訪日観光客数を確実に増加させていくためには、先ずは、受け入れ側国民・企業各層がこぞって喜んで協力する態勢づくりが必要です。とりわけ、外国人旅行客にユニークかつ深遠な日本文化を紹介するプロとして国家資格を与えられている通訳案内士の活用は真っ先に考慮されなければならないでしょう。
また、伝統芸能や文化、景観といった従来からなじみの深い分野のみに終わらず、新たに伝える「日本の魅力」分野としては、わが国が世界の人々に自信を持ってお勧め可能な医療や健診に関わる多くの施設や技術を取り上げるべきであると考えます。
即ち、医療分野が観光訪問と組み合わせされて、外国の人々を惹きつける新たなサービス資源となりうることは、つとにタイランドを始めとする東南アジア各国、そして今では世界中に広がる勢いの「メディカルツーリズム」と称される意欲的かつ先進的な活動によって十分に証明されています。
しかも、この医療分野の世界の人々への開放は、国内の医療業務を、恩恵的施しの業務から利用者側の意向や立場等をも考慮し、医療の提供者側と利用者側双方のバランスを取って遂行される「医療サービス」へと変身する機会を提供するものとしても考えられています。
なぜなら、国内業務から国際業務への変化は、単に顧客対象が国境ラインを越えるという地理的な拡大を意味するのみならず、むしろその結果として、異なった人種や言語・文化・宗教に属する人々をも対象とすると言う事情が、スムースに医療業務を遂行する上で、医療業務の提供者側の考えや都合の一方的押しつけを通用しにくくさせ、利用者側の希望や考え・立場や都合をも広く綜合的に考慮する寛容と譲歩の姿勢を求めることになると考えられるからです。
以上のようなわけで、メディカルツーリズムないしは医療の国際化は、それが訪日旅行客の増加をもたらすのみならず、医療業務を医療サービスへと変身させるきっかけともなり、よって政府のみならず国民各層内における医療業務の存在感を高め、より多くの顧客を惹きつけ、今後大きく成長していく有望産業分野としても注目を浴びるものと推測されます。
即ち、メディカルツーリズムないしは医療の国際化推進は、国家の経済的成長をもたらすのみならず、世界中の人々への健康増進貢献を通じて、善隣外交や人道主義を促進・高揚する極めて大きな社会的意義を有するものです。
ここに於いて、医療の国際化をもって国家成長戦略の重要部門として位置付けることができるでしょう。
ただし、訪日客の増大や観光促進の観点に戻って考察すれば、フランスの年間6000万人ともいわれる膨大な外国人観光客数達成の大きな原動力の一つが、国境をまたぐ往来のしやすさ便利さと言う点を見逃すことはできないため、わが国の場合でも、少なくとも、新政府が唱える「東アジア共同体構想」を実現して、人々のより自由な往来を現実のものとする政策を強力に推進していかなければ、観光客2500万人や3000万人達成目標も危ういものになるでしょう。
しかも、国家の目標は、一度達成されればそれで終わりではなく、持続的な成果を約束するものでなければなりません。そうであるならば、尚更のこと、人々の善隣友好と社会・経済の大きな発展の礎となる国際交流を恒久化する「東アジア共同体」は、とりわけ我が国に於いて必要不可欠なものでしょう。
宇宙探検は、人類が空に掛けた大きな虹の橋ですが、「東アジア共同体」構想は、人類がこの地上に掛ける、それに勝るとも劣らない大きな平和の架け橋です。その架橋の夢をしっかりと追求する役目が、日本の政府と国民の手に委ねられることを心より歓迎します。

平成22年1月25日 月曜日
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合 理事長
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎



医療通訳士・技能検定試験、1月31日、実施予告

2010-01-24 18:24:37 | Weblog
医療通訳士・技能検定試験
1月31日実施予告

主催:NPO日本通訳案内士連合(Japan Guide Consortium=J.G.C.)
後援:一般社団法人日本教育者セミナー
協賛:東京通訳アカデミー(=CoolJapanaExpo株式会社)、CoolWorldExpo株式会社

ご挨拶
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、東京通訳アカデミーが昨年9月から開始しました医療通訳士講座は、通信コース・通学コース双方の英語講座・中国語講座共に、予定通り5ヵ月間の学習・研修スケジュールを終了し、本日最終日を迎えました。
この間に於ける生徒の皆さんの「凄まじい」という表現がふさわしいご努力に対しまして、心よりの敬意を表します。
その結果、1月における3回の模擬試験の成績におきましても、まるで神業と言っていいほどの素晴らしい答案を作成された方々が英語・中国語双方の講座で輩出され、講師全員が驚きやら嬉しいやらの気持ちで一杯です。
講師としては、医療現場に於いての実践活動に役立つ知識や技能のうちで、最も重要でかつレベルも際立って高い問題を精選して出題してきたつもりですが、これらの高みを見事に乗り越えられてきた方がたが少なからぬ人数に達していることに、正直申し上げて大きな驚きです。
いよいよ1週間後の1月31日に、本番の第一回医療通訳士技能検定試験を実施します。
受験生の皆様方の最後のご努力とご幸運とをお祈りしています。

平成22年1月24日 日曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

2010年度・JGC会員募集

2010-01-23 16:39:43 | Weblog
2010年度JGC会員募集
(特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合=NPO/Japan Guide Consortium)

平成22年1月23日 土曜日
理事長 岡村寛三郎

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、国家資格通訳案内士の地位や仕事機会をめぐっては、かなり不安定な状況になっていることは率直に認めなければなりません。
しかし、私たち通訳案内士の団体も、坐して死を待っているわけでは決してありません。
様々に、状況改善のための努力を行っています。
先ずは、私どもJGC自身の活動をご紹介しますが、私どもJGCは、上記のようなガイド業界の逆境も深化の一途をたどる3年前(2007年)において、ガイドのための仕事開拓・仕事創造を目指して結成されました。
約1年後には、NPO申請も済ませましたが、2008年のその頃には、ウオーキングツアーの事業化にも勇気を持って挑戦しました。
しかし、事業化スタートの丁度その時に一致して、不運にも世界的な金融危機の発端を告げたリーマンショックが起こり、外国人訪日客の激減となり事業化の目論見は失敗に終わりました。
その後は、景気の波に翻弄されがちな観光業に足場を置くだけでは、大勢のJGC会員諸氏の生活支援をできないことを反省し、景気の波に左右されにくい医療業界に関わる事業を求めて一目散に走りました。その結果が、2009年9月開校の東京通訳アカデミーです。
ここでは、約15年前から東南アジアで勢いよく成長を始め、漸く日本でも脚光を当てられ始めたメディカルツーリズムに関わる医療通訳士の職種が狙いとなりました。
当初、医療通訳士の職種はレベルが高く、受講生募集にも大きな不安が付きまといました。しかし、派遣業や職業紹介業の資格も取り、卒業生の進路確保にも必死になりつつ、教育事業に専念したお陰で、少しずつ生徒も集まり始め、現時点では、筆記試験と口頭試験の双方が課される難関の「医療通訳士・技能検定試験」において85点以上の際立つ優秀な成績を収める一級合格者が、英語講座にも中国講座にも輩出する予想の大きな前進を示しています。
同時に、彼らの勤務先としてのメディカルツーリズム受け入れ病院の確保も次第に整い始め、2月からは早速に医療通訳士としての勤務者が出る見込みとなっています。メディカルツーリズムが全国各地に於いてより広範囲に行われ始める見込みの4月以降は、ますます医療通訳士の需要も増える客観的情勢となっています。
しかも、JGCや東京通訳アカデミーは、メディカルツーリズムの国内基盤を整えるべく設立された一般社団法人日本メディカルツーリズム協会の副理事長会員として、幅広く活動しています。
そこで、本年度に於いて国家資格・通訳案内士を新たに取得できた方には、是非とも、景気の波に左右されにくく、しかも今後の成長が大きく望める職種としての医療通訳士資格の取得を目指して戴きたいと思います。
そのために、JGCでは、「新合格者向け新人研修会」と銘打って、全国各地で短期速成型の医療通訳士資格取得講座(「技能検定試験」込み)を開講します。もちろん、過年度の合格者の皆さんもご参加ください。お待ちしています。
これは、もう一つの有力な隣接職種である「医療コンシェルジュ」資格を授与している特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」との共同講義の形式で行われ、皆様の職域を広げ、就職機会を絶対的に拡大しようとの目論見に基づきます。
とりわけ特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」の理事長さんは、名古屋大学医学部付属病院で長年にわたり放射線科の専門医師として勤務され、現在は、愛知医科大学・特任教授・医療情報部長を務めておられます深津 博先生ですが、今回の新人研修に於いては、直接に皆様方をご指導して下さいます。極めて貴重な機会ですので、どうか多数の皆様におかれましてご利用いただけますようによろしくお願いします。
以上のような現況ですが、上記の新人研修会とは別途に、3月からは、東京通訳アカデミーにおいて、正規の医療通訳士講座・春季編が開講になります。こちらの方は、遠方に在住の方々やお仕事がお忙しくて通学できない方々のために、通信コースと通学コースの2種類があり、更に英語講座と中国語講座の2種類が用意されています。
講師は、いずれの場合も、医学博士や看護師・通訳案内士・(一級)医療通訳士となっています。
そして、2月からは、JGCのグループ企業であるCoolWorldExpo株式会社において、通訳士等の派遣や職業紹介のための専門家が着任し、皆様のお仕事探しや確保にお役に立つべく、早くも準備を整え終えています。
以上のJGCへの入会に当たっては、入会金や年会費が不要です。(JGCは、理事長の個人資産で運営されています。)
どうか、貴方の能力を社会に於いて存分に生かして戴けますように、JGCの会員としての名誉と恩典を受けつつ、今後の生活設計をして戴けますようにとお誘い致します。
そこで、JGCへの入会におきましては、Eメールで、下記の諸事項を送信していただくだけでOKです。後は、入会受付証明証を始め、各種サービスのお知らせ・情報等を精力的に送信させていただきます。
もちろん、個人情報の取扱い等は、法律諸規定に基づき厳格に対応させていただきます。
では、よろしくお願いします。

JGC事務所
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

[JGCにお知らせいただきたい事項]

送信先Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

①お名前:
②住所:〒
③固定電話:
④携帯電話:
⑤Eメールアドレス:
⑥もしあれば、携帯メール:
⑦ファックス番号:
⑧日本語以外の得意言語:
⑨通訳案内士資格取得年度:
⑩代表的な資格・技能:
以上

無料・就職セミナー&相談会

2010-01-23 00:46:55 | Weblog
無料・就職セミナー&相談会

派遣と職業紹介のCoolWorldExpo株式会社
NPO日本通訳案内士連合(Japan Guide Consortium=J.G.C.)
東京通訳アカデミー(=CoolJapanExpo株式会社)
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 or 03-5577-6293 Fax.03-3294-7410

(1)2月より、毎週火曜日・金曜日、午前10時~正午[2時間]
(2月:2日・5日・9日・12日・16日・19日・23日26日)

(2)講師:①ベテラン派遣業者(Cool World Expo株式会社 取締役 派遣事業部長)
    ②JGC理事長、東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
    ③その他外部招聘講師

(3)対象職種:通訳・翻訳業務、語学教師等の希望者(医療・観光・貿易・語学教室)

(4)国籍問わず(主に、日本語・中国語・韓国語・ロシア語)

(5)会場:〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
      03-3233-7518 or 03-5577-6293 Fax.03-3294-7410

  電車:①JR御茶ノ水駅・聖橋口を出て右折、すぐに左折して「仲通り」を道なりに
数分間坂道を下ってください。左手の「ワンゲルスポーツ店」ビルの8階

  地下鉄:丸ノ内線・淡路町駅、新宿線・小川町駅、千代田線・新御茶ノ水駅・・・・
B5番出口より直進100メートル、洋服店コナカを右折、100メートル右手の
「ワンゲルスポーツ店」ビルの8階
以上

ビッグニュース!大学医学部付属病院との提携へ

2010-01-18 20:01:41 | Weblog
朗報!医療通訳士への需要の顕在化と増加

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、東京通訳アカデミーでは、遂に待望の「T大学医学部付属病院」さんとの提携が実現する見込みとなりました。都心の便利な場所に、後掲資料にありますように24もの診療科を要し、一日当たり2,600人もの外来患者を受付けることができる新築間もない大病院です。
のみならず、同病院さんからは、全国津々浦々で同大学卒業生医師が運営しておられる数多い病院さんへのアプローチもご仲介戴けるようですが、これら全国の病院さんにおいて最近共通した悩みは、次第に増加している中国人患者さんとの間での適切な医療通訳者が見つからないことだそうです。
もちろん、病院、とりわけ診察室内や検査室・薬局などでの通訳は、普通の観光通訳者や善意のボランティア通訳者では全く務まりません。
米国のいくつかの州では、患者の家族やボランティアの友人・知人による通訳を禁止すると共に、職業通訳士を原則にしていますが、そのような厳しい規制が行われている理由は、医療の専門用語を知らないために起こりがちな不正確であったり、医師や患者の言葉の意味を理解できないがために起こりがちな、行きすぎた内容省略や歪曲等による誤った通訳が、患者の健康や命に重大影響を与えるからです。
そこで、病院での医療通訳は、高度な医療知識を持ち、厳しい会話訓練等を受けた専門の職業通訳案内士でなければ、患者と医師との間の本当の意味での意思疎通を確保できません。すなわち、職業的医療通訳士は、医師による外国人向けの治療行為を効果あるものにするために無くてはならないものです。
あらゆる分野での国際化現象の顕著な進展と併せて、現今の医療業界での逼迫した情勢を考えますと、医療通訳士への需要は、今後も際立って大きくなることは間違いないでしょう。
そこで、東京通訳アカデミーでは、3月から2種類のプログラムを組んで、医療通訳士養成講座を開設します。
ホームページ⇒「東京通訳アカデミー」http://www.tia-guide.com/
問い合わせ:事務局・岡村寛三郎、
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
(1) 一つは、3月~7月の5か月間で構成される通常型の「正規コース」です。英語と中国語の2言語のコースがあります。いずれのコースにも、通学講座と通信講座を設けています。内容は、4ヵ月間の講義と1ヶ月間4回の試験(筆記試験と口頭試験)です。
(2)他の一つは、国家資格・通訳案内士試験に合格した新人向けの5日間の「超短縮特別講座」です。東京・名古屋・大阪・福岡の4会場に於いて、3月中に行います。

平成22年1月18日 月曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎