医療通訳士の仕事開拓に成果有り!

2010-08-31 20:06:03 | Weblog
医療通訳士の仕事開拓に大きな成果あり!

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、医療通訳士の職種一覧表にも掲載していますが、様々な業界との交流が次第に実を結び、着実に仕事開拓が進みつつあります。
そこで、医療通訳士という職種の将来性・有望性を通して、医療ツーリズム推進が、実際に日本の経済発展に大きなチャンスをもたらせることが確実になってきています。
もちろん、中国語・医療通訳士にも、英語・医療通訳士にも大きな希望が持てます。
ロシア語・医療通訳士にも同様のチャンスがあるかと思われますが、残念ながらロシア語への精通者数が余りに少な過ぎて、こちらの方面は私どもにも明確な見通しが立ちません。
韓国語やアラビア語、ドイツ語などにもチャンスはあるでしょうが、こちらも未だ明確ではありません。そういった少数言語への精通者がおられれば、是非とも当アカデミーにご連絡をいただきたいと思います。
よろしくお願いします。

平成22年8月31日 火曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
岡村寛三郎のブログ http://blog.goo.ne.jp/kan-ok
動画配信ならhttp://medical-interpreters.jp/
東京通訳アカデミー http://www.tia-guide.com/








医療過誤トラブル回避策を開発済みの東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

2010-08-30 17:41:46 | Weblog
医療過誤トラブル回避のための秘策

各位
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、外国語での日常会話ができる程度での「素人又はボランティア通訳者による医療通訳は危険」です。また、仮に高いレベルの通訳能力やスキルを持っていても、医療通訳者としての専門用語に通じているのみならず、とりわけ特別に開発されたノウハウである「医療過誤トラブル回避策」を知らずしては、やはり、医療通訳業務を安全にかつ安心しては為し得ません。
東京通訳アカデミーの正規講座を通して、(1)医療過誤トラブルを自らが原因となって起こさない、(2)他者のミスを原因とする医療過誤トラブルにも巻き込まれない為の秘策【回避法】をしっかりと身につけてから医療通訳業務を行ないましょう!

当アカデミーでは、「医療過誤トラブル回避策」を開発済みです。安全に、かつ安心して医療通訳業務を行う為に!

なぜなら、医療通訳業務には、損害賠償保険制度がありません。そこで、医療過誤トラブルを絶対に避ける秘策を知らずして医療通訳業務を為し得ないことを特に注意するべきです。当アカデミーでは、この秘策を、多くの医療過誤トラブル・訴訟事件における経緯や判決を精査して編み出しました。極めて貴重な資料です。当アカデミーの正規の授業を通してのみ秘策を伝授させていただきます。
ご理解の程をよろしくお願いします。

平成22年8月30日 月曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

参考資料
岡村寛三郎のブログ http://blog.goo.ne.jp/kan-ok
動画なら、http://medical-interpreters.jp/
東京通訳アカデミー http://www.tia-guide.com/


中国語・医療通訳士講座。9月からも須藤達也先生(九州大学医学博士)がご担当されます。

2010-08-30 10:15:12 | Weblog
中国語・医療通訳士講座
(9月開講の講座ご担当の講師をご紹介します。)

平成22年8月30日 月曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、開校1周年記念無料講座(3回)が、大変な好評のうちに終了しました。
そこで、9月開講の正式講座でも、引き続き「須藤達也先生」にご担当していただくことになりました。
☆須藤達也先生の学歴
①瀋陽医科大学卒(中国の外科医)、②九州国立大学医学部大学院博士課程修了「医学博士」
よろしくお願いします。

注:(1)8月31日までのお申し込み・学費振り込みに限り、教材を(初回講義に間に合うように)宅急便にて送付させていただきます。
(2)通学コース・通信コース共に、学費は17万円(教材費込)、振込先:三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 
No.0017123 Cool Japan Expo株式会社(=東京通訳アカデミー)

以上

「受講お申し込み・学費納入」と「教材お届け」の関係について

2010-08-28 06:11:08 | Weblog
お申込み・学費納入が9月1日以降の場合
=教材お届けが初回講義日に間に合いかねます。

各位
いつもお世話になります。心より御礼申し上げます。
下記の件を、どうかよろしくお願いします。

(1)9月4日(毎土曜日)・・・中国語・医療通訳士講座、スタート!
(通学・通信各コース共に須藤陽子先生ガ担当されます。)午前10時~午後4時
注:(a)通学コースに9月1日(水)以降でお申し込み・学費入金[17万円]の場合は、教材を宅急便にてお届けするサービスが日程的に間に合いません。そこで、講義初日に直接お渡しします。
(b)通信コースにおいても、9月1日以降のお申し込み・学費納入[17万円]の場合は、初回の授業日【9月4日】に間に合いません。そこで、初回は同時生中継ではなく、教材到着後に「ビデオ・オン・デマンド方式」で視聴して下さい。

(2)9月7日(毎火曜日)・・・英語・医療通訳士講座、スタート!
午前10時~4時
但し、(a)通学コースは、石坂美子先生(国家資格・通訳案内士)が担当されます。9月1日以降のお申込み・学費入金【17万円】の場合は、教材送付が間に合わない可能性があるため、講義初日に直接にお渡しします。
(b)通信コースは、米国正看護師・山下愛先生が「ビデオ・オン・デマンド」方式にて担当されます。添削指導も同じです。9月1日以降のお申込み・学費入金【20万円】の場合は、教材送付が間に合わない可能性があるため、教材が到着後に(ビデオ・オン・デマンド方式で)視聴願います。

東京通訳アカデミー・事務局・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
岡村寛三郎のブログ http://blog.goo.ne.jp/kan-ok
動画配信なら、http://medical-interpreters.jp/
東京通訳アカデミー http://www.tia-guide.com/

英語・医療通訳士の有用性

2010-08-26 20:07:35 | Weblog
「英語・医療通訳士」向けの仕事開拓

各位
皆様のご清栄をお慶び致します。
ところで、中国語・医療通訳士にとっては、毎日の新聞記事を読むことが楽しみで仕方がない・・・「今日は、どんな旅行会社がメディカルツーリズム推進を準備しているだろうか?」
というわけですが、ここで英語・医療通訳士の職種開拓・就業機会確保にも、ある程度の見通しが付いたことを皆様に報告する必要があります。
第一に、タイランド・バンコク病院のメディカルツーリズム推進の立役者・田中耕太郎氏が、メディカルツーリズム推進には、医師を含めて医療スタッフのほぼ全員が英語につき読み書き、話し聞けることが、大きな武器になっていることを強く主張されています。
実際、米国などの英語圏諸国に留学して帰国した若手の医師において、どちらかと言えば、中国語が不得意であることは十分に理解できることです。しかし、ここに於いて中国語が不得意であることは、殊更に欠点であるとはされていません。実は、そのことが重要です。
中国語については、「医療通訳士」の助けを借りれば十分に対処できるでしょう。
問題は、日本人の総体的な弱点とされる英語会話能力でしょう。
しかし、これについても、今後の有望な新職種である「英語・医療通訳士」の助けを借りれば大いに救われるでしょう。
当アカデミーでの「英語・医療通訳士」の養成は既に2期目に入り、9月からはもう3期目が始まろうとしています。
第二に、最後発の韓国メディカルツーリズムに於いては、その経緯が何かと参考になりますが、医療費の高額さが突出している米国人の患者が圧倒的に多くて第一位であるということは、極めて示唆に富んでいます。
以上の理由により、我が国のメディカルツーリズムにおいては、中国人も米国人も同様に期待できると考えます。
とりわけ、義務教育段階から英語教育に取り組んでいる長年の歴史を有する我が国に於いては、それなりにその教育効果が浸透し、英語を得意としている人たちは、(社会人)女性を中心としてかなり多いと言えます。
このような人たちを「医療通訳士」という新しい夢のある職種でお迎えする機会を確保しつつあることは、大いに世間に広めるに値する画期的な事がらでしょう。
翻って、私は、38年前に創業された学習塾「岡村ゼミナール株式会社」の創業者(初代「社長」・現「会長」)であることを、ここで明らかにすることにやぶさかではありません。
小学生・中学生・高校生向けの学習塾の運営に関わって、いつも念頭を離れなかったことは、「素直さ・真面目さ・優しさ・感謝の心」の諸要素を第一義としつつ、勉学に専念する姿勢の大切さを説いてきたことです。

しかし、その勉学の成果・効果が、社会人になった以降において、お仕事に具体的に役に立つのでなければ、一心に努力した甲斐がありません。
多くの女性たちが、大学で英語に関する学科に学び卒業している現状では、尚更のことながらそういうことが言えるでしょう。
子育てもそろそろ終える頃になりますと、再度、勉学への好奇心や向上心も芽生え、何か世間のお役に立てる適当な職業がないものかと探す毎日を送られることでしょう。
そう云った時に、学生時代に英語を一生懸命に勉強した記憶があれば、英語を役立たせたいと思われるのは自然な流れでしょう。英語を勉強するための手段や道具にも困らない時代です。
そう云った年齢と生活上のゆとりや変化とが、多くの女性たちを【すくなからず】再度の英語の勉強へと向かわせるでしょう。
ここにおいて、英語を活かす具体的な有望職種として、医療通訳士が脚光を浴びています。
これは、現時点で国家資格ではありませんが、民間資格であるにしても相当にハイレベルな専門性を帯びた、遣り甲斐のある職種です。
更には、体のことや病気のこと、各種検査についての知識の習得は、家族や当人自身の健康管理上も(実際生活において)随分と役にたつ知識となり、こういう面での副次的効果も無視できません。
かくて、子供たち・学生たちを相手にする学習塾の運営と、社会人相手の東京通訳アカデミーの運営とが、その理念と実際的効用の面に於いて(世代を超えて、しっかりと)結び合い・つながり合える事が確認されつつあります。

以上、ご報告いたします。

平成22年8月26日
東京通訳アカデミー(=CoolJapanaExpo株式会社)
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合 理事長
岡村ゼミナール株式会社 代表取締役 会長 岡村寛三郎



医療通訳士講座、メディカルツーリズム管理者講座につぃて

2010-08-26 17:42:54 | Weblog
(1)「医療通訳士講座」 (2)「メディカルツーリズム管理者」講座について

各位
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、メディカルツーリズムは、これら2種類の職種が中心となって展開しますが、それらの他にも、ツアー・プランナー【=コーディネーター、又はファシリテイター】、医療コンシェルジュ、介護士、医師や病院、(国家資格)通訳ガイド、司法通訳士・・・等が随時・適宜に関わってきて、医師・病院を中心とする、あたかも大名行列の如き壮観さを呈します。
そこで、多くの職種が関連し大量の労働力が必要となりますが、平均的にハイレベルの能力を有する人材が求められます。なぜならば、医療サービスは究極のサービス産業とも言われていますが、対象とする領域的な広がりもそれぞれの深みも共に無限大だからです。
しかも、絶えず最高レベルの(医療)科学水準が求められ続けている宿命を背負っています。
それだけに、複雑ではあるが体系的でかつ精緻極まりない高度なサービス提供が望まれます。従って、医療周辺に関わる職種も同様に、高度な専門的能力を養う必要性があります。
ですから、当アカデミーが「受講生に求める人材・能力」は、その職種への志望の動機が強い上に、既に語学力等はほぼ完ぺきなレベルが必要です。
例えば、語学の分野で唯一の国家資格である通訳案内士試験に合格していることは、高度なレベルの語学力を有していることが公認されている一例でしょう。
しかし、その他の語学力の判定基準であるTOEICでの点数が極めて高度なことは、受講生足りうる資格を有していると言えます。中国語の場合なら、日本語検定試験1級は(最低限)合格しているべきでしょう。
その上で、医療に関する知識[=体の仕組みや病気に関すること、検査に関すること]や専門用語を、英語なり日本語で相当大量に修得する必要があります。
その意味で、当アカデミーが用意している5ヵ月間・100時間は、最低限度に必要とされる時間的長さです。しかも、講義の最終段階で用意されている医療通訳士技能検定試験は、民間資格試験とはいえ、極めて難関の試験です。
このことを十分にご理解して戴いた上で、9月開講に向けて、早めのお申し込みと講座に向けての準備開始で臨まれることをお薦めします。
********************************
これに対し、「メディカルツーリズム管理者」講座は、ビジネスマンないしは起業家養成の講座ですが、それはそれなりで高度な知識と技能の習得を目指しています。
先ず、医師を含めて数種類の職種にわたる専門家を相手にして、諸事情・日程等を調整し無難に(適正・公平に)利害調整を図ることが求められます。
それだけでも、それらの職種に関する幅広くかつ奥深い知識と技能を有することを予想させるに十分です。
そこで、基本的には次の内容の6ヶ月間(7月開講と1月開講の年2回開講)講義とし、徹底的に数種の職種間の利害調整のコツを修得します。

(1)「メディカルツーリズムとは何か?」【講師=当アカデミー学院長・(国家資格)通訳案内士・一橋大学大学院経済法修士】・・・2カ月間
(2)関係者間の利害・損得の調整を経理面でしっかりと確保・実現すること(講師=志摩宏彦様・志摩税務経営事務所・慶応義塾大学卒・JTB勤務歴・税理士・中小企業診断士)・・・1ヶ月間
(3)IT技能の洗練化【Eラ―ニングの専門家】・・・・2ヶ月間
(4)総括と技能検定試験(学院長担当)・・・1ヶ月間
以上

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
岡村寛三郎のブログ http://blog.goo.ne.jp/kan-ok
長時間動画ならhttp://medical-interpreters.jp/
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南海電鉄も、メディカルツーリズム開始!

2010-08-26 09:33:48 | Weblog
関西私鉄大手企業もメディカルツーリズム推進

今日も、日経新聞によれば、南海電鉄と脳外科や心臓外科で有名な病院とが提携し合ってメディカルツーリズム推進に乗り出すことが大きな話題となっています。
この類のニュースは、今日では、もはやすっかりとお馴染みとなりましたが、メディカルツーリズム推進に欠かせない専門性の高い人材については、これから需要の本格化を迎えます。
ここで最も必要とされる人材は、「医療通訳士」であることについて言うまでもありません。
次いで、ツアープランの作成業務を含めてメディカルツーリズム全体を管理運営する業務を担う「メディカルツーリズム管理者」です。
しかし、いずれもが、健康診断を望む人々や患者の命と健康に直接・間接に関連する職種だけに、専門性が極めて高いということは誰の目にも明らかです。
それだけに、周到な準備と十分な期間を経ての知識や技能の習得が必要です。
当アカデミーでは、医療通訳士の養成については、(1)東京での通学講座クラス運営と共に、(2)遠隔地に住む方々のために授業の同時生中継をするばかりか、(3)多忙な社会人受講生が仕事の合間を縫って都合の良い時に視聴できるビデオ・オン・デマンド方式の2方式でインターネット配信を行っています。
(1)9月4日(土)からは、中国語・医療通訳士講座が始まります。
(2)9月7日(火)からは英語・医療通訳士講座が開講します。通学講座の担当は、東京通訳アカデミー・(英語)医療通訳士講座講師:石坂美子(通訳案内士)先生です。
但し、「英語の通信コース」については、米国正看護師・山下愛さんによるビデオ・オン・デマンド方式での(インターネット)配信です。

早めの事務局へのお問い合わせやお申し込みをお薦めします。

平成22年8月26日 木曜日
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎
≪参考資料≫
南海電気鉄道も、メディカルツーリズム推進!

南海電気鉄道は、医療ツーリズム事業に参画する。
第一弾として脳外科と心臓手術に強い2医療機関と提携。関西国際空港から入国する外国人向けに良質の検査や高度な先端医療を提供する。
近隣のヤマダ電機や高島屋などの商業施設とも連携し、医療検査だけではなく買い物やレジャーをも楽しめるようにする。
少子高齢化や景気低迷で輸送人員が長期低迷するなか、消費意欲の旺盛な富裕外国人を呼び込み、沿線の活性化を目指す。

(1)一日目・・・関西国際空港着、特急列車「ラピート」で南海難波駅へ。高島屋大阪店・ヤマダ電機等で買い物
(2)二日目・・・富永病院で脳ドック検診、岸和田徳州会病院で心臓ドック検診
(3)三日目・・・なんばCITY、難波パークス等で買い物、南海難波駅から「ラピート」で関空へ
注:旅費は、一人当たり数十万円。将来は東南アジアやロシアにも販売地域を広げたい。
(1)宿泊先は「スイスホテル南海大阪」又は「フレイザーレジデンス南海大阪」
(2)患者の都合に合わせて滞在日数を変更できるほか、小棒に応じて高野山や南紀白浜といった観光地も組み込める。
以上



「医療観光コーディネーター」対「メディカルツーリズム管理者」

2010-08-21 18:52:34 | Weblog
「医療観光コーディネーター」対「メディカルツーリズム管理者」

「医療観光コーディネーター」は、当アカデミーが「メディカルツーリズム管理者」講座に於いて指導している仕事内容とはかなりの部分に於いて重なり合っている。
しかし、「メディカルツーリズム管理者」講座は、メディカルツーリズム全体を経営的に取り仕切る起業家養成を主たる目的としているのに対し、「医療観光コーディネーター」は、メディカル・ツアー・プランナー的な要素が強いと考えられるでしょう。

≪日経新聞8月21日記事≫
2012年度・・・1年半先・・・観光庁は、国内の医療機関への外国人患者受け入れを推進する「医療観光コーディネーター」を新設する。
言葉の壁など外国人患者と医療機関双方の手間を減らす橋渡し役を担い、アジア各国富裕層を中心に医療観光需要の取り込みを目指す。
2011年度予算の概算要求に関連経費を計上。来週に発表する。
「医療観光コーディネーター」には、外国語や医療専門用語などに関する資格試験を果たすか等は調整中。2011年度中に制度の概要を固める。
仕事の内容は、外国人患者に(1)陽電子放射断層撮影装置(PET)による検診を受け入れられる医療機関や(2)内視鏡治療が可能な専門医等の最新情報を発信・提供すること。
それとともに、医療機関の選択肢を示す。
癌検診や人間ドックを手始めに本格的な治療を視野に収める。
医療観光をめぐっては、日本は、医療機関の高い技術水準とサービスを誇りながら、他のアジア諸国に比べ出遅れ気味。窓口の不在がその主因で政府の対応の鈍さが指摘されていた。韓国は、2009年5万人、シンガポールは2007年に55万人の患者を受け入れている。
日本政府も新成長戦略で2020年までに医療観光分野でアジアトップ水準の評価と地位を目指すと明記した。


参考資料
メディカル・ツアー・プランナーについて
Health Travel Planner
(以下の翻訳文は、大方が「意訳」です。)

Choosing and Working with a Health Travel Planner
Health travel planners offer patients seeking overseas medical care with a number of valuable services. A good planner works in collaboration with the patient, considering treatment needs, budget, and lifestyle preferences to design a package providing the most healthy, comfortable experience possible.
ヘルス旅行プランナーは、患者に数多くの価値あるサービスを伴う海外での医療サービスを探し求める機会を提供します。すぐれたプランナーは、可能な限り、最も健康的で快適な体験を実現する旅行内容を作りだすために、治療の必要性・予算・生活スタイル上の好みなどを考慮しながら、患者と協力し合いながら業務を遂行します。
Some planners are located in the destination country, while others are based in the U.S. with offices or representatives overseas. For American patients, the advantages of a U.S.-based planner include local time zones, cultural familiarity, and ease of communication. On the other hand, overseas planners give the patient the comfort of being on the scene, in close touch with treatment centers, physicians, lodging, and other third-party services.
プランナーの一部は旅行の目的地がある国に住んでいますが、他の人たちは、海外勤務の事務スタッフや代理人たちと共に、アメリカ合衆国内に拠点を有しています。アメリカの患者は、合衆国に拠点を持つプランナーの有利さというのが、各地域別の日付の時間を共有し、共通文化上の親しみや会話が自由気楽にできやすいことなどであることを知っています。他方、海外のプランナーは、治療施設や医師や滞在条件及び他のスタッフのサービスについて熟知していて、どんな場面でも快適に過ごせるような状況を患者に用意してくれます。
What a Health Travel Planner Does
The most important service a health travel planner provides is matching the patient with the appropriate physician. Planners can be very helpful by supplying data on hospital accreditation, physician's credentials, board affiliations, number of surgeries performed, association memberships, and ongoing training.
ヘルス旅行プランナーが提供する最も大切なサービスは、最良の医師を患者に合わせて用意するということです。プランナーは、病院の信頼性や医師の信頼性、経営陣の友好性、手術についての数多くの実績、病院連合体での会員資格、そして推進中の教育訓練内容など名関するデータを提供することによって、患者に選択がしやすいように支援をします。
Once a patient has narrowed his search, planners will usually arrange telephone consultations between the patient and the doctors of his choosing. This provides the opportunity for the patient to share information about his medical condition, review his medical history and needs, and discuss the procedure.
患者が選択・決定を絞り込んでいけば、プランナーは、通常は、患者と彼が選んだ医師との間での電話相談の機会を用意します。
このことが、患者が彼自身の健康状態・見直し・病歴・必要性、そして治療手続きなどについて話し合うための情報を、医師と共有し合う機会を提供するのです。
After the patient chooses a destination for treatment, the planner will handle travel arrangements, obtain visas, reserve lodging, and expedite the transfer of the patient’s medical information. Planners can also help plan leisure activities.
その患者が治療のための旅行目的地を選んだ後に、プランナーは、旅行計画立案、ビザ申請と取得、宿舎の予約、そして患者についての医療情報の転送などの作業を行います。
In the foreign country, the planner will have arranged local transportation and may provide for the use of a cell phone. Most planners will also arrange for the patient to be accompanied to the first medical consultation, where the patient is guided through a health assessment, including tests, blood work, scans, and other pretreatment procedures.
海外の国に於いては、プランナーは、地域内交通を手配し、携帯電話を用意し終えるでしょう。ほとんどのプランナーは、患者が最初の診察を終えるまで付き添われるようにも手配するでしょう、すなわち、患者は診察に於いては、健康診断や各種検査や血液検査、その他の治療前の手続きを通じて、一貫してガイドサービスを受けられるように手配するでしょう。
Once the patient has returned home, most planners will help with any difficulties experienced by the patient, particularly if complications arise. It's helpful to have a planner when a patient needs an x-ray or has misplaced his prescription or notes for physical therapy.
患者が家に帰り終われば、ほとんどのプランナーは、その患者が体験して困った諸点について、もし複雑な問題になれば、緩和や解決のための支援を行うでしょう。患者が、エックス写真を必要とし、彼の処方箋を誤って提出してしまったり、物理療法を必要とする場合などには、プランナーを確保していることは大変に有益です。
Fees, Packages, and Payment
料金、旅行内容、そして支払い
Many health travel planners offer "all-in-one" package deals. Patients should keep in mind, however, that at tax time, they may need to provide Uncle Sam with an itemized cost breakdown, including treatment, lodging, meals, transportation, and health travel planner fees. Planners usually can provide a detailed expense log following a patient’s overseas journey.
多くのヘルス旅行プランナーたちは、すべてか一切無しかのスタイルの旅行商品を作りがちです。しかしながら、患者達は次のことを心にとどめておくべきでしょう、即ち、税金支払い時には、治療・食事・交通・健康プランナー費用を含めた経費縮減案を米国に提出する必要性があるかもしれないということを。
While a deposit of up to 50% of the total package cost is usually required, patients would be wise to reserve at least 25% of the total bill for final payment. This will insure that the patient is satisfied and all services have been rendered prior to final payment.
通常は、全旅費の50%までの預託金が必要ですが、患者は、全請求代金の少なくとも25%を最終支払いのために残しておくことが賢明です。このことが、患者が満足し、あらゆるサービスが最終支払いに先立って与えられることを保証するでしょう。
If paying with a credit card, it is recommended that patients alert their banks or credit card companies of upcoming overseas transactions. Otherwise, out of the ordinary overseas charges may result in the credit card issuer’s fraud department unexpectedly suspending the account.
もしクレディットカードで支払われるなら、患者は、彼らが口座を持つ銀行やクレディットカード会社に、近日中の海外での取引決済の事を予告しておくことが望ましい。そうでなければ、通常の海外での支払い額からはみ出せば、カード発行会社の詐欺対策部門がそのカード向けの口座を予想外にも取引停止にしてしまう結果になりかねないからです。

When to Avoid Health Travel Planners
ヘルス旅行プランナーを避けるべき時
Patients should consider avoiding health travel planners that don’t respond promptly to initial information requests and don’t reasonably follow through on commitments.
患者は、もしヘルス旅行プランナーが、最初の問い合わせ情報に対して迅速に対応せず、その後の作業を合理的に進めないならば、そのヘルス旅行プランナーを避けるべきであろう。
If a trusted source has recommended a specific clinic and physician, then the patient may consider forgoing a planner’s services, particularly if the hospital or clinic provides similar services.
もし信用できる機関が、ある特殊な病院や医師を推薦し、とりわけそれらの病院などの医療施設が類似のサービスを提供するならば、患者はプランナーのサービスを受け続けることを考えるかもしれない。
However, communicating with busy physicians and staffs in a foreign country can be challenging, so it might still be prudent for patients to find a planner that works with the recommended physician.
しかしながら、海外の国の多忙な医師やスタッフと交渉しようとする場合、実際には難しい対応を迫られることになるであろう。
そこで、推薦された医師と協同で仕事を進めるプランナーを見つけることが、患者にとっては依然として賢明なことであろう。

For Best Results When Using a Health Travel Planner...
ヘルス旅行プランナーを使用することが最善
It is important that patients consider seeking quality and service over price. While cost is certainly a major factor in any decision -- and a big reason why most patients seek overseas medical care -- a few extra dollars can potentially buy a wealth of experience, information, comfort, and quality service.
患者には、価格を超える品質やサービスを求めようと考えることが大事である。費用は、確かに、どんな選択に於いても主要な決定要因であるが、・・・そして、これこそが、ほとんどの患者達が海外での医療サービスを受けようと考える主要な要因である・・・若干のドルで可能なことなのだが、体験や情報や快適さやそして品質サービスの中身の価値それ自体を購入することができるのである。
A qualified planner should be able to furnish detailed letters of reference from at least two former clients. Planners may require patients to keep this information confidential.
資格を有する優秀なプランナーは、少なくとも二人の以前の顧客たちからの詳細な紹介状を提出することができるべきである。
プランナー達は、患者に対して、彼らのこの信用を裏づける情報を保持するように求めるかもしれない。
Patients should secure agreements with health travel planners in writing. Prior to engaging a planner formally, patients should have a good understanding of the services being offered and the compensation expected. Most planners will gladly furnish a written agreement or letter of engagement. This document will significantly help in preventing disagreements as the process moves forward.
患者は、ヘルス旅行プランナーとの間で、書面による合意を確保しなければならない。プランナーを公式に採用する前に、患者は提供されるべきサービスや補償についてよく理解しなければならない。ほとんどのプランナーは、喜んで、業務着手についての合意文書を提供することになるだろう。この文書は、プランナーの企画案作業が進行する場合に、不合意を予防するのに極めて役立つであろう。

This article is a summary of chapter four of Patients Beyond Borders: Everybody’s Guide to Affordable, World-Class Medical Tourism by Josef Woodman. ISBN 0979107903. Copyright 2007 Healthy Travel Media, All Rights Reserved. Summarized by Medical Tourism Insight with permission.
この条項は、「国境を超える患者」の第4章のダイジェスト版であるが、その本は、ジョセフ・ウッドマン氏によって書かれた「世界的広さで危険なくして選択できる、すべての人のための医療ツアー・ガイド」というものである。


以上、Medical Tourism Insight Home Pageより英文の転載



激増しつつある医療通訳士の職場

2010-08-21 08:55:55 | Weblog
「医療通訳士」&「メディカルツーリズム管理者」のための仕事リスト

平成22年8月21日
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、現時点で具体化している仕事や今後に見込まれる仕事を業種別に纏めてみます。
言語や地域は関係ありません。英語・中国語はもちろんのことながら、韓国語やロシア語など、その他の言語も対象にされていますし、地域も広く日本全国にわたります。

(1)「顧客紹介事業者(=ファシリテイターテ―タ―・旅行業者等)の「アズ―リツアー・㈱ミチコム」、グランソール・インターナショナル、㈱)JANET((学)日本航空学園)その他多数から病院でのお仕事(「派遣」と「病院専属勤務」形態の2種類)

(2)病院グループ・出版社・情報サービス企業・顧客紹介事業者[=メディカルツーリズム管理者]からの翻訳作業の依頼が顕著に増え出しています!

(3)最大手コールセンターを始め、数社のコールセンターに勤務の派遣職員又は専属スタッフ

(4)全国各地の外国人受け入れが可能な高度先進医療センターの専属又は派遣スタッフ

(5)日本の多くの病院のJCI認証取得作業のお手伝いと取得病院での医療通訳(専属or派遣)⇒⇒⇒JCI認証取得病院が増えれば、米国人を始め世界中からのメディカルツーリズム顧客が増えるため、多言語での医療通訳士の活躍の舞台が飛躍的に拡大します!

************************≪今後予想される仕事≫***************************

(6)外国人受け入れを重視する「病院」「地方公共団体」、長崎ハウステンボス等のような観光サービス施設など,多種類の企業や団体からの派遣スタッフ又は国際部直属スタッフ要望・・・首都圏、沖縄県、北海道、神戸市、徳島県、岡山県・・・

(7)(例)米国の任意保険会社の日本法人・代理店スタッフ・・・米国その他の国々からのメディカルツーリズム顧客受け入れ病院の開拓・受診・宿泊(温泉)・レストラン・レジャー施設・旅行等のための事前の諸手続きや患者等のお世話・通訳等のお仕事

(8)その他、(a)患者を送り出す側の国(=カナダや英国)、(b)日本人患者を受け入れたい側の国(=タイやシンガポール・印度・韓国など)におけるメディカルツーリズム仲介業者の代理店業務スタッフ

(9)医療サービス専門のコールセンター・・・24時間、年中無休で中国・ベトナムに滞在する駐在員・出張者・留学生やその家族等に電話で緊急医療サービスを行う企業のスタッフ、例:WellBe Inc. ウエルビー㈱

以上

第2期・医療通訳士技能検定試験、追加合格発表

2010-08-21 07:04:08 | Weblog
第2期・医療通訳士技能検定試験、追加合格発表

平成22年8月21日 土曜日
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合 理事長 岡村寛三郎

≪追加合格発表≫
英語・医療通訳士・・・1級1名、
合計:英語・医療通訳士=1級2名、合格率100%

☆中国語・医療通訳士=1級13名(変更なし)、合格率87%

所感
合格率の高さは、決して「医療通訳士技能検定試験」の難易度が低いということを意味しません。むしろ、難関である事を知っているだけに、多くの受講生が必死になって勉強した事が今日の高い合格率を実現したと言えます。
決して、医療通訳士が安易に勤められる職業ではないことは、「患者の命と健康を預かる」緊迫した診療現場での仕事を想像するだけで十分に理解できるでしょう。
従って、第3期の受講生も決して油断することなく勉学に邁進して戴きたいと考えます。
以上