2013年元旦 謹賀新年 日本人宇宙飛行士が宇宙船の船長になる時代が、遂に到来

2012-12-31 20:52:00 | Weblog
2013年 元旦 謹賀新年 日本人宇宙飛行士が宇宙船の船長になる時代が、遂に到来

宇宙飛行士の若田光一さんが、2013年末から4度目の宇宙飛行へ向かう。しかし、これまで3度の飛行とは責任の重さが違う。日本や米国、ロシアの6人が集う国際宇宙ステーション(ISS)で、彼らの命を預かる船長を日本人で初めて務める。船長は、過去に延べ35人いるが、米ロ以外では欧州とカナダ出身者しかいない。1996年の初飛行から16年が経つ日本のエースが新たなリーダー像を見せる。

このニュースは、日本人がその活躍舞台に全く新しい「地平線」を作り出したものとして決して忘れられないものである。
日本単独での宇宙船打ち上げはなく、日本人宇宙飛行士は、いつでも国際宇宙船でのお手伝い役としての脇役でしかなかったのだ。
それが、約1年後に予定されている宇宙探検では、遂に、宇宙船と米ロを含めた国際色豊かな隊員たちの運命を握る大役である国際宇宙船の船長として抜擢されるに至ったのだ。

ここに於いて、日本人で次の世代を担うべき若者たちが目指すべきものは、国際宇宙探検旅行において火星や他の星への着地を目指す冒険に参加できる能力と技術を磨いていくことである。
そのために、早くから英語で直接的に理科や数学・異文化などを学び、理科系知識を英語で理解するとともに、外国人との間でのコミュニケ―ション能力を深化させる「技」を開発する努力が必要でしょう。

このことと、日本語で理科や数学を学んでいくことも同時的に進行させて良いとは思われるけれども、母国語以外の英語で理科や数学を探求することについては、非常な面白味が感じられます。なぜなら、それらの内容理解や言語理解に際しては、多くの疑問がありそれらを解いていく過程にこそ、謎解きの面白さや興味が湧くのであって、いわば探偵・推理小説を読むのと同じ興奮を感じるものなのです。 

しかも、宇宙旅行や生物・化学・物理・地学・数学などの分野での未知の領域への探検や研究では、下記≪参考資料≫を見ても、一般的に、米国やヨーロッパ諸国の実績や研究がかなり進んでいると言えるのです。
そこで、英語で直接的に科学分野の記事を読み、思索を重ねる姿勢を身に着けることは、日本語を介して読んで理解に努める手間を省き、おおいに時間の節約と学習効率の良さとに貢献すると言えるのです。
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESでは、そのような効率の良い学習・研究姿勢の養成と確立とを、青少年の少しでも早い時期からスタートして、将来の才能開花につなげていこうと考えています。

平成25年1月1日 火曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp


   
 ノーベル賞受賞者の国別ランキングを掲げる。

ここでは自然科学系3分野についてのランキングを掲げ、文学賞、平和賞、経済学賞は対象から省いている。また複数の国籍の人物については出生国にカウントした。
 ノーベル賞発足からの累計では、米国人が239人 と総計552人の43.3%と4割以上を占め最も多い。特に戦後だけをとると米国人が221人であり、総計411人中53.8%と5割を超えているのが目立っている。
 米国は2008年物理学賞の南部陽一郎博士のように海外育ちだが米国籍を取得した多くの学者を擁しており、その点からも獲得数が多くなっている。ニューヨーク・タイムズ(電子版)でも2008年の物理学賞を「米国人1人、日本人2人が受賞」と報じたという(東京新聞2008.10.9)。
 第2位以下は、英国、ドイツが60人以上、そしてフランス、スウェーデン、スイスと続き、日本は14人で、オランダ、旧ソ連と並ぶ第7位となっている。南部氏を入れ日本人では15人である。
 戦前はドイツが最も多く、英国、米国、フランスと続いていた。
 戦後だけとりあげると日本は第5位である。2008年の3人受賞により、スウェーデン、スイス、旧ソ連を抜き、前年の8位から第5位に浮上し、2010年の2人受賞により、フランスと並ぶ第4位となったが2011年にフランス人が受賞したので再度5位となった。
 今世紀に入ってからは、米国の44人に次ぐ8人と英国と並んで世界第2位であり、4位のドイツ、フランス5人をかなり上回っている。最近の日本人の受賞実績は高いことがうかがえる。
 賞別には、総数では医学・生理学賞が199人、物理学賞が192人、化学賞が161人の順であるが、日本は医学・生理学賞は1人と少なく、物理学賞6人(南部博士を加えると7人)、化学賞が7人となっている。(2012年にさらに2人目の医学・生理学賞受賞)

日本人ノーベル賞受賞者一覧
順番 年度  氏 名  
自然科学分野3賞
  物理学 化 学 医学・生理学
1 1949 湯川秀樹     
2 1965 朝永振一郎     
3 1973 江崎玲於奈     
4 1981   福井謙一   
5 1987     利根川進
6 2000   白川英樹   
7 2001   野依良治   
8 2002 小柴昌俊     
9 2002   田中耕一   
10 2008 南部陽一郎     
11 2008 益川敏英     
12 2008 小林誠     
13 2008   下村脩   
14 2010   鈴木章  
15 2010   根岸英一  
16 2012     山中伸弥
その他3賞
  文 学 平 和  経済学
1 1968 川端康成    
2 1974   佐藤栄作  
3 1994 大江健三郎  
 
(注)国別カウントでは米国となっていた南部博士をここでは日本人として掲載。
 なお、日本人には平和賞と文学賞の受賞者はいるが経済学賞の受賞者はいない。
(2007年9月20日収録、2008年10月5日・10月9日更新、2011年10月4日更新、2012年10月7日更新、10月8日更新)


少子化の驚くべき現状

2012-12-31 09:05:30 | Weblog
少子化の驚くべき現状

(1)第1次ベビーブーム(昭和22~24年)最高の出生数   2,696,638人
(2)第2次ベビーブーム(昭和46~49年)最高の出生数   2,091,983人
(3)平成23年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に出産する子供数の推計値)は1・39で前年から横ばいだった一方、出生数は前年比2万606人減の105万698人と過去最少になったことが5日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。

少子化の厳しい状況をもっと知ろう!
国外への進出か、国内での業態革新か、どちらかしかない!
決められない政治も、決められない企業も消えていくしかない。

平成24年12月31日 月曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES

驚き!日本人宇宙飛行士が「宇宙船の船長」に!

2012-12-31 07:43:18 | Weblog
驚き!日本人宇宙飛行士が「宇宙船の船長」に!
(日経新聞12月30日朝刊記事を編集)

宇宙飛行士の若田光一さんが、2013年末から4度目の宇宙飛行へ向かう。しかし、これまで3度の飛行とは責任の重さが違う。日本や米国、ロシアの6人が集う国際宇宙ステーション(ISS)で、彼らの命を預かる船長を日本人で初めて務める。船長は、過去に延べ35人いるが、米ロ以外では欧州とカナダ出身者しかいない。1996年の初飛行から16年が経つ日本のエースが新たなリーダー像を見せる。(途中略)

JAXA初の宇宙飛行士である毛利衛さんが宇宙に行ってから今年で20年、若田さん自身も米国スペースシャトルの運用全般を担うミッションスペシャリストとしての飛行やISSの長期滞在をこなしてきた。綺麗な宇宙実験棟「きぼう」や物資輸送を請け負う無人輸送機(HTV、愛称「こうのとり」)など日本の宇宙技術は高い評価を受けている。
若田さんは、「多くの日本人飛行士が努力を重ねた上に、今回の船長任命がある」と語る。
「乗員の皆が自然と目標に向けて団結していく雰囲気を育めるリーダーになりたい」という。日本人初の船長には、日本の技術陣や先輩飛行士など多くの人々の思いが託されている。

≪参考資料≫若田光一さん
(わかた こういち、Koichi Wakata、1963年(昭和38年)8月1日 )は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属する宇宙飛行士。博士(工学)。
九州大学のドイツ人留学生だったシュテファニー・フォン・ザクセン・アルテンブルクと結婚し一男がいる

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≪コメント≫
船長には、チーム全体を率いリードする「統率力」、多くの関係者と連絡し合って課題を迅速・的確に解決していく「調整力」、危機において勇気をもって果断に対処行動に出る「決断力」などが必要とされています。
とりわけ、宇宙飛行時には、様々な種類の命取りのトラブルが予想されます。通信装置の故障や電源喪失などで地上と連絡が取れない場合、船長が避難を指示しますが、太陽電池の冷却に使う高濃度のアンモニアが船内に入れば、一瞬で致死量に達します。
そういった危機時における不安やプレッシャーを克服する方法の体得にも邁進されてこられたそうです。
これだけの任務を背負う船長を日本人が務める地位に立ったことを、同じ日本人として誇りに思うと同時に、これからの日本の若者たちが、人口が大きく減少する中で、どうやって世界をリードする能力を磨いていくべきか、才能教育の在り方に一層の工夫と充実を心がける必要性を感じます。

「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESの試みが重要だと思われる理由です。

平成24年12月31日 月曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES

遂に登場!「日米は我が国」=ソフトバンクの孫正義社長、」、「英語力の高い社員の給与を増やす」

2012-12-30 11:26:19 | Weblog
遂に登場!「日米は我が国」=ソフトバンクの孫正義社長
(日経新聞12月30日朝刊付記事を編集)

「引きこもりこそリスク」、「英語力の高い社員の給与を増やす」

≪2013年への展望≫

(1)日米は「我が国」
「日本は2050年に人口が9千万人程度にまで減少するが、米国はまだまだ増えると予測されている。約1兆6千億円を投じて米国携帯電話3位のスプリント・ネクステルの買収を決めたが、米国進出後は、日米を我が国と定義し市場を増やしていく。内需が縮小する日本に引きこもることこそがリスクだ。ソフトバンクは、海外事業を成功に導き、日本企業のロール・モデルになりたい。」

(2)「英語力欠かせず」
国際競争力を高めるための人材育成も企業の課題です。
「まず国際ビジネスの共通言語である英語力の向上が急務だ。韓国サムスン電子は高い英語力を採用基準にしている。ソフトバンクも米国進出に向けて社員の英語力を高める必要がある。英語力の高い社員の給与を増やすなど、動機づけをしてグローバル人材を育てていきたい。

(3)記者:「競争力を取り戻すために経営者は何をすべきでしょうか?」
孫さん:「経営者の最も重要な仕事は、ドメイン(事業領域)を常に再定義することだ。日本企業は「本業」という言葉が好きだが、市場が縮小するのに既存事業にしがみつく理由は何か? 企業理念を軸に次の戦略を描くのが経営者の役割だ。」

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英語教育の革新!

これだけ毎日毎日、英語力強化の必要が強く言われる時代になれば、相当思い切った英語教育の手法を断行するしかないでしょう。
しかし、英語教育の現場では、英語圏のネイティヴばかりの指導力に期待するのは危険だと言われることが少なくはありません。その意味は、生徒個々人に応じ、きちんと学力をつけるために必要な能力別・段階別の綿密なスケジュールやカリキュラムについての設計能力やそれを遂行する責任感などにおいて、日本人が伝統的に得意とする物づくりにおいて発揮する才能・技術力の高さに類似する能力の高さには無視しえない価値があるため、英語力の増進のためには、ネイティヴと日本人教師との間でのチーム編成と行動が不可欠であると指摘されていることにあります。
 そこで、「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESでは、ネイティヴ教師と「高度なレベルのバイリンガル」と認定される資格を有する日本人教師との間でのチーム指導を原則として、万全を期します。

平成24年12月30日 日曜日
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)

年末のご挨拶、NPO日本通訳案内士連合

2012-12-29 08:27:12 | Weblog
非営利特定活動法人日本通訳案内士連合 各位

本年の皆様からのご厚情に感謝します。
来年の皆様のご多幸をお祈りします。

 ところで、日本通訳案内士連合では、平成21年度より、医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」を運営させていただき、既に4年を経過しようとしています。
 この間、既に200名近い医療通訳士、メディカルツーリズム管理士、医療ツアーアシスタントなどを輩出して参りました。
 取り分け、昨年3月11日の東日本大震災津波・原発事故時でのボランテイア医療通訳士派遣に際しましては、世界中から1500名もの多くの方々からのご応募を戴き、選抜とチーム編成の上で、日本政府や各国政府、民間救援団体などのご要望に応じて、3月24日から被災地に数名づつのボランテイアを派遣して参りました。
 この活動が我が国政府から高く評価され、昨年9月からは、医療通訳士等の有資格者養成事業につき、ハローワークのご支援を戴けることになりました。
 こうして増加の一途をたどります卒業生の増加を吸収するために、本年5月には、待望の「協同組合クラブ・メディカル・ツーリズム・ジャパン」を結成し、卒業生一同が相互扶助と共同の下に、通訳業務に邁進できる仕組みを完成させました。
 以上のような経緯を経まして、(国)通訳案内士の医療現場等での職場確保に、微力ながらも奉仕して参りましたが、2013年春季からは、[国家資格]通訳案内士の職場の増強策としまして、彼らの得意な語学力を民間教育機関で「講師として」活用していただけるように、添付の≪資料≫でご紹介しています「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESを創設します。
 この学校は、秋田県の公立大学・国際教教養大学の指導法を参考に、理数科系の教科を英語で直接指導する画期的な手法を通じて、最近、東南アジアへの進出が激しい産業界の期待に応えられる生徒・若者たちを一人でも多く養成する目的で、彼らが英語に一層親しむ機会を増やしながら、会話力を始め英語全般にわたる運用力を高めてもらおうという、極めて今日的な課題に対応するものです。
 今後も皆様の才能とご経験を活かせる職場づくりに励みますので、何卒よろしくお願いします。

2012年12月28日
特定非営利活動法人「日本通訳案内士連合」理事長・岡村寛三郎


中国からの訪日・観光客数の復活に向けて動きあり!

2012-12-28 16:29:19 | Weblog
≪今日の目玉ニュース≫(日経新聞12月28日夕刊)

(1)東南アジア経済が絶好調

(a)東南アジア主要6各国での新車販売台数は、年間で初の累計300万台を突破、取り分け11月は対前年比が  98%増!

(b)インドネシアなどでスタートした日本の中堅不動産企業が、現地需要の拡大に追いつくために不動産
  事業に関心のある日本人スタッフを急募!
  ⇒⇒⇒応募可能な方は当アカデミーまでの問い合わせをお待ちしています。

(2) 尖閣諸島問題での喧騒に終焉の兆し
  ⇒⇒⇒中国では訪日旅行を誘う旅行会社の新聞広告が、先週から北京・上海、大連などの中国各地の
     地方紙でスタート!
  ⇒⇒⇒東日本東日本大震災・原発事故や尖閣諸島問題などで日本への留学生の大幅減少に苦しんできて     いる日本語学校等の留学生受け入れ教育機関にも薄日が差し始めるか?!

≪コメント≫
 今日のニュースは、飛び切り重要です。
 なぜなら、都内大手の学校運営に関わっている知人からは、下記のようなニュースが届いていて、英語教育の革新への需要、取り分け理数系の英語力強化には大きな需要が潜んでいることが明らかになっています。
 そういった高まりつつある需要動向の裏付けとなるのが、今年1年の東南アジアでの自動車販売台数の激増です。
 のみならず、この2年間、東日本大震災・原発事故や尖閣諸島問題以降における中国からの留学生数の落ち込みは非常に厳しいものがあり、多少はヴェトナム・タイなどからの補いがあるとはいえ、その被害は想像を絶するものがあります。その被害に薄日が差し始めるという兆しは、地獄で出会った仏様の慈悲…程に、関係者には嬉しいニュースでしょう。
                      記
「大学では文科省が打ち出すグローバル人材育成の委託研究に数校が採択され予算が付けられています。新聞記事にあるようにその波は高校生にも及んでいるようで、留学が回復傾向にあるようです。
他方、技術系の専門学校からは東南アジアを中心に技術者および技術指導者のニーズがあるが、英語力に難があり、そのカリキュラムで協力して欲しいとの依頼がありました。
グローバル社会での、ものづくり日本の復興のためにも、若い中高生に対する英語での理数系レッスンは必要になってくると思います。
そこで、東京通訳アカデミーによる「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESにおいての試みは今後の発展が楽しみですね。」

                                          以上


今活躍している日本人、これからの日本人

2012-12-28 09:27:25 | Weblog
今活躍している日本人、これからの日本人(日経新聞12月27日夕刊記事から編集)

今活躍している日本人の代表例は、国際宇宙ステーション(ISS)に先月半ばまで約4か月間滞在した「星出(ほしで)彰彦さん(43才)」です。
3回の船外活動を行い、通算の活動時間は21時間23分となった。野口聡一さんを抜き、日本人としての最長記録となった。
 11月19日、氷点下のカザフスタン平原地帯に星出さんは帰還した。大気圏の高熱を浴びてまっ黒焦げのロシアの宇宙船(ソユーズ)から運び出された際の表情には、過酷な仕事をやり遂げた充実感が漂っていたそうだ。
 今回は待ち望んだ2度目の宇宙探検だったが、2008年の初飛行時は、宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の建設に携わり、約2週間で地球に戻った。
それが2度目の今回は「初物尽くし」の滞在となった。歴史上、初めて宇宙ステーションから超小型人工衛星を宇宙空間に放出する実験をこなした。ロケットから放つ方法に比べ、衛星への衝撃が和らぎ開発が楽になるという。このほか、骨粗しょう症治療薬の開発などに役立てるため、宇宙ステーションでは初のメダカの飼育実験も担当した。
 今日、このように大活躍をしている星出さんだが、宇宙飛行士になりたくて宇宙開発事業団に就職希望での応募では、3度目での挑戦で漸く採用されたという。
実は、宇宙飛行士になるための夢を叶えるため、自分を磨き続けた時代が長くあったのだ。幼いころからの憧れが、1985年に毛利衛さんら日本人初の飛行士が誕生した時に職業として意識し始めるようになったのだが、その夢を追って、先ずは英語力をつけるために、高校2年生の折にはシンガポールに留学したという。
そして慶応義塾大学4年生の時に宇宙飛行士候補者の募集があったけれども、その時は、「実務経験が3年以上」という条件があって、宇宙開発事業団に直談判に及んだけれども認められずに諦めた。その後、同事業団に入社し、宇宙飛行士に再度応募したけれども最終選考で不合格。その後、米国に留学し、航空宇宙工学の修士号を取得し、1998年に漸く選抜試験に合格できたという経歴を持っておられるという。

このように不屈の闘志を持って、度々の失敗を乗り越えて夢を追い続けた時代が長くあったのですが、とりわけ、シンガポールや米国に2度も留学して英語力を始め、宇宙工学を勉強し続けたという格段の勇気と努力の経歴が特筆されるべきでしょう。
 ここから今後の日本の若者たちが学ぶべきことは、(1)大志を抱くこと、(2)実際に使い物になる高度な英語力や(3)職業に関連する高度な専門知識が必要なことの3点でしょう。
 ちなみに、日本を代表する大手の製造企業や小売り・サービス業のトップ達が口をそろえて、国内需要の現下の落ち込みや先細りを憂えて、海外事業の成否こそが今後の企業の運命を左右すると公言してはばからない時代ですから、今後の教育機関における教科指導の重点が、どういった方向に向けて大きく舵を切られなければならないかは明らかです。

平成24年12月28日
医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
理事長 岡村寛三郎

参考≪資料≫
(1)星出彰彦さん:1992年宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)に就職。1996年宇宙飛行士に立候補するも、最終選考で落選。この時に選ばれたのは野口聡一さん。1997年UNIVERSITY OF HOUSTON CULLEN COLLEGE OF ENGINEERING航空宇宙工学修士課程修了。1999年日本人宇宙飛行士の応募者864名の中から候補者として採用される。実質3度目の挑戦での採用だった。

(2)野口 聡一さん(のぐち そういち、1965年(昭和40年)4月15日 - )は、日本人宇宙飛行士。神奈川県横浜市出身[1]。身長180cm。彼の初飛行はSTS-107コロンビア号の事故後、NASA・スペースシャトル運航再開、最初の打ち上げとなった2005年7月26日のミッションSTS-114にミッション・スペシャリストとして乗船した時である。2009年12月20日にソユーズTMA-17に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に約5ヶ月間滞在。2010年6月2日地球に帰還した。

原典に当たり、原語で学ぶ意義 (これからの英語学習への提案)

2012-12-27 19:37:38 | Weblog
原典に当たり、原語で学ぶ意義

スポーツや芸術・趣味を楽しむ時間や機会を持てること、それらに思い切り打ちこめることは、人生の大きな幸せの一つです。
しかし、本に親しみ、未知の世界の様子を探求し知識を獲得することもまた人生において大きな喜び(幸せ)の一つです。
私たち人間には、こういったように多くの種類の喜びや幸せがあります。
それらどの分野にも共通しているのは、運動や芸術の分野での技の未踏の領域への挑戦であるか又は、読書・学問研究を深めての未知の領域への探究活動といった、人類が未だ到達していない領域や次元への挑戦行動です。
正に人類は、現状に甘んずることなく、絶えず上を向いて、心身の限界を超える意欲を持って挑戦し続けているのである。
こういった意味から、教育法や学習法の次元においても、絶えず効率改善に向けての挑戦と革新行動をとることが喜びであり、人類の幸せに貢献するであろう。
ちなみに、日本の製造企業の25%までがアジアなど外国に支店や工場などの拠点を持つようになったと言われる今日、アジアの各地域の言語をマスターすることは至難の業であるから、せめて英語だけはマスターしたいと思うのは、日本人全員の偽らざる心情である。
そこで、その英語学習法について、明治の開国以来150年後の今日に至るまで、いつまでも日本語で英語を勉強するという不可思議かつ非効率な教育法や学習法は、一日も早く卒業しなければならないことに付き反対する人はいないでしょう。
英語はやはり英語で勉強しなければ時間もかかるし内容や到達レベルを深めたり高めたりもできない。会話や読み書きとは異なり、文法だけは日本語でしっかりと学ぶのが良いという意見もありますが、英米語圏の生徒は全員が英語で文法も学習しているし、文法をしっかりと身に着けることと、それを日本語で学ばなければならないということとの関連性は全くありません。
むしろ、文法をしっかり身に着けるには、英語でそれを習う方が効率的だし効果的だ(=前後の修飾や無駄がなく、単刀直入に物事の真髄に迫ることができる)ということは、私自身の体験でも明らかでした。
つまり、文法の解釈で迷路にはまり困り果てたときは、あるカナダ人から借りた文法の本を繰り返し読んで解決したものです。
もちろん、日本人英文法学者に能力がないということを言うつもりは全くありません。ただ、昔からの諺にもあるように「海の事は舟子に問え、山の事は樵夫に問え」(=疑問があれば、その道の専門家に問え)だと思います。
以上、これからの英語学習は、「東京通訳アカデミー」が開設する「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESのスタイルが主流になるべきだと思う根拠を述べました。

平成24年12月27日
医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長 岡村寛三郎
国家資格・通訳案内士:兵庫県 登録番号 第EN00458
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp



海外留学 じわり回復! 「語学は、就職に有利」 高校生も強い関心

2012-12-26 17:35:25 | Weblog
海外留学 じわり回復 「語学、就職に有利」高校生も関心

日経新聞12月26日・夕刊記事を編集

日本人学生の海外留学に回復傾向が出てきた。
就職活動などで留学経験や語学力が高く評価されるようになり、大学生だけでなく、高校生の関心も高まっている。
留学斡旋大手の今年の取扱実績は、前年比1割増のペース。斡旋企業において海外の大学をめざす講座が開設されるなど、関連サービスも広がっている。
雑誌社・留学ジャーナルの留学取扱い人数も、本年においては前年同期比で11%増えた。このうちで、大学生は12%増、高校生は34%も伸びている。留学先は、英語圏の米国やカナダ、オーストラリアなどが人気という。「企業のグローバル化が進む中、早いうちに語学力をつけたいという学生が増えている」という。
同業大手の地球の歩き方T&Eでも本年度での取り扱い人数が対前年比で10%増の2391人であった。
語学に不安のある学生には、留学先で学び、2年次から通常カリキュラムに編入するコースが人気だ。
米国で週18時間以上のカリキュラムで学ぶ場合に必要な学生ビザ(F-1)の2011年での発給数は16,811件。2010年と比べると12%増えている。
そこで、留学斡旋の大手は、海外進学を目指す高校生向けにオンライン講座を今春に開設したばかりか、来春には米国大学入試の共通試験「SAT」対策講座も開く予定だ。
文部科学省によると、海外の高等教育機関に在籍する日本人留学生[社会人を含む]は、2004年がピークで約83,000人[語学学校への短期留学を除く]だった。2009年にはピークから約3割減り、6万人を割り込んでいた。

平成24年12月26日 水曜日
Let‘s explore the Science World in English!
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)

開校の動機 「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES

2012-12-25 22:16:16 | Weblog
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾
“Science in English School”=SES
≪開校の動機≫

学生時代のある時、時間の余裕があって図書館にこもり、理科や数学に関するテキストや資料・物語・その他の小編の研究論文などを、英語で直接読んだとき、今でもその時の興奮を忘れられない程に非常に興味深く感じたことがありました。

もちろん、日本の科学技術は、多くの分野において、他国のものに決して引けを取らない程度に相当に発達していますから、それらについての母国語での解説記事は学ぶ者に少なからざる興味を引き起こすものには違いないけれども、取り分け西洋人においては、生命の危険をも顧みずに世界中の奥地や極地に向けて探検や冒険を行い、あるいは科学・技術文明の隅々に至るまで探索・研究を行った記録記事が多く、これらを原語の英語で直接に読み、あるいは言語の英語での語り手から直接に話を聞くときは、あたかも自分もその現場に臨んでいるかのような錯覚を与えられるほどに、読者や聞き手に訴えかけるインパクトが大きく、それらの記録物語に深く強く引き込まれることになります。

言い換えれば、冒険家の体験や声が直接的に聞き手や読者の心に強い衝撃を与えるかのように、それらが印象深く頭脳や心に刻み込まれ、学習効果も自然に大きくなります。

私自身は、”NATIONAL GEOGRAPHIC”の愛読者ですが、冒険物語は、そこが宇宙の果てであれ、地球の果てであれ、あるいは人体の奥への医学的な探究であれ、どんな分野のものであれ、日本語に翻訳されたものを読むよりは、英語直接で読むとき、語り手の話を聞くとき、非常に強い興奮や好奇心の高揚を感じてきました。
実際、明治維新以降、西洋の文明を積極的に吸収し、よって日本の科学技術がいかに進歩してきたとはいえ、たかだか150年ほどの歴史での開国と学習であり、世界全体の国々や数えきれないほどのそれぞれに特色のある地域や民族や文明におけるその歴史や人々の今に及ぶ活躍の物語の数の多さや奥行きの深さ、面白さや興味深さに比べれば、日本一国のそれは質量ともに追いつけるはずがないでしょう。

というわけで、この世界各地に充満している面白い(理科や数学の根本にある)科学の物語をぜひとも若い諸君に、英語で直接に接して戴きたいというのが、今回の「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESの新設構想の発端になっているのです。

今回のこの塾の講師には、とびっきり有能な「はなし家」である講師を用意していますから、皆さんのご期待に十分に応えることができます。

平成24年12月25日
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)