西洋と東洋の違い、徹底議論

2007-04-23 21:54:28 | Weblog
文化の違い
平成19年4月23日 月曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎
欧米人に、もっともっと、東洋文明を知ってもらおう!

日本文化と西洋文化との根本的な違いを、もっともっと欧米人に知ってもらおう!

日本文化は、「西洋文化」という物差しでは、その良し悪しを測ることが決して出来ないのですよ。

ところで、欧米からの旅行客の日本についての感想として、次のようなものが紹介されています。

先ず、「東京は息苦しい、京都はつまらない、相撲は知的なスポーツとは思えない。」というのがフランスの最有力大統領候補のサルコジ氏の日本訪問の感想のようです。
更に、京都のタクシーの運転手さんによると、「欧米のお客さんを乗せると、なんだ、京都ってこんな所なんだ、色も建築も統一されてないし、無粋な看板が多い、がっかりした、とよくおっしゃる。」のだそうです。

そして、これ等に対して、一般の日本人は、しっかりした反論が出来ないで、単に、たじろいだり、苦笑いでその場を取り繕うしかないようです。
しかし、私は、次のような全く別の意見を持っています。

なぜなら、町並みや建造物・庭園などにおける、そういう非対称性や多様さ、それら自体が、日本文化の一つの特徴であり、西洋文明との際立つ相違点であると考えているからです。
例えば、パリのベルサイユ宮殿の庭の造りに於ける「対象性や幾何的模様」に対して、京都の竜安寺等における枯山水の庭のつくりは、明らかに、禅宗特有の深遠で複雑な思想を体現するために、むしろ対称性や幾何学性を排し、異質なもの同士の多様性を認め、その上で、それらの調和を図る、極めて次元の高い統合性を追求しているものだと言えるからです。
ですから、西洋文明と東洋文明とは、基本的な思想と態様において、全く異質なものであり、片方のものさしでもって他方を彼此批判することは出来ないのではないでしょうか。

英語やフランス語といった言語も、西洋の合理性を尊ぶ精神で築かれた文化の最たるものでしょうが、数多くの原則や例外の入り乱れた文法や語法を体験すれば、西洋文明が、決して、対象性や幾何学的な統一性や合理性といった一元的な原則のみで支配されていないことも明らかです。
常に、理念と現実と、伝統と革新との対立と妥協との闘いの歴史であったと考えられます。

こうした文明や文化の根本的な違いを認識し、理解しつつ、更なる次元の高い融合に向けて、西洋と東洋とが協力し合うべきものと考えます。

ですから、フランスのサルコジ氏の日本に対する感想は、全く誤ったものとして、下記のように正されなければなりません。
先ず、「東京の息苦しさ」は、それが、世界を経済的にリードしている日本の首都の活気を象徴するものであり、否定的にのみ解されるべきものでは決してありません。

次に、「京都がつまらない」というのは、彼が、東洋文明や京都の多様性と奥深さを、まだ知らない為の言葉でしょうし、ましてや、華麗な宮廷建築や芸術の栄えたフランス文化を基準にすれば、侘び・さびに代表される「日本人の美的感覚」に対する理解と同化は、極めて難しいでしょう。
彼が大統領になれば、是非とも彼を日本に招待し、日本の文化と美術の精神性の深さを、フランス語でしっかりと紹介しましょう。

その意味でも、我々日本人は、ビジネスに最も役立つからという理由で、英語だけを学んでいれば良いのではなく、西洋文化や美術を代表する国であるフランス語も、もっともっと勉強する必要があります。日本人が、何事においても、経済性や効率性だけを追及する国民では決してなく、「もののあわれ」を知り、「質素の中の洗練」を尊ぶ、個性豊かで情緒に富む国民であることを、しっかりと欧米人に伝えましょう。

更に、「相撲は知的スポーツではない」という批判についてですが、スポーツは、例えば、スペインの闘牛や欧米でのレスリングやボクシング競技もそうでしょうが、元は、武術や肉体の鍛錬法の一つとして国民の間に広まり、時間の試練を経て、多くの国民の人気を獲得してきたものです。知性や精神の鍛錬にのみ偏ることなく、肉体との間での健全な調和と発展を図ることこそが、スポーツを楽しむ究極の目標であることを忘れるべきではないでしょう。
ですから、相撲が、知的スポーツであるかどうかを正面切って議論するのは、相手の仕掛けた罠に嵌ってしまう危険があります。
そもそもスポーツとは、相撲に限らず、サッカーにしろ、野球にしろ、ゴルフにしろ、数々のオリンピック競技にしろ、すべて、知的であるか、情緒的であるか、戦闘的肉体的であるか・・・などの次元で、その功罪やその存在の是非を議論するべきものではありません。
そうではなく、心身のより高次元での機能性や統合性を求めて、互いに切磋琢磨しつつも、同時に、それらの活動自体を楽しむという娯楽性などの存在こそが、スポーツの基本的特質でしょう。
かくて、「相撲は、知的スポーツではない」というサルコジ氏の意見は、全くスポーツを誤解した愚見であり、これをまともに取り上げて、真剣に議論するべき値打ちはないでしょう。

フランスは、文化面や軍事面などにおいて多くの栄光の歴史を刻み、政治思想的にも人類の先頭を歩んできた革新性を有し、多くの面で世界をリードしてきた立派な国だということを認めることについて、いささかの躊躇もしませんが、最近は、およそ六角形の形をした国境線内での諸問題(とりわけ、EU憲章を拒否し続けるのかの問題、移民の同化の問題、若者の失業率の際立つ高さの問題)に対して、有力な解決策を見出せず、右往左往しているばかりであるように見えます。
決して、フランスが、世界に先駆けて打ち立てた自由と平等の理念が、未だに、移民を含めた国民すべてに向けて現実化されているわけではないことを思えば、大統領候補・サルコジ氏の、今回の日本の諸都市や伝統技能への批判は、なんらの根拠をも有せず、また助言としての価値もなく、一顧だにする必要はないでしょう。

ここにおいて、私たちは、西洋文明に対する、東洋や日本の歴史と伝統・文化の特徴と良さを十分に理解し、自信と誇りを持って、海外からの旅行客に対して説明する必要があります。
以上

フランス語を学び始めての感想

2007-04-18 08:45:22 | Weblog
フランス語を学び始めての感想
平成19年4月18日 水曜日
岡村寛三郎(通訳案内士)
私は、大学の教養課程から大学院修士課程までの6年間、フランス語にも、とても興味を持って接しました。『経済法』修士の学位論文も、フランス語での原典を手にしての「小規模企業法」の研究で戴きました。
ただ、当時は、大方の英語学習と同じで、「読み書き」だけの古い学習法で、リスニングやスピーキングなどには、全くといっていいほどに接する機会はありませんでした。
しかも、それからの36年間(25歳~61歳)は、生業を稼ぐため、数学を教えなければなりませんでしたので、たびたび、とても残念に思いながらも、フランス語からはずっと離れていました。
それでも、最近8年間にわたって、辛抱強く英語を勉強し続けてきたお陰でしょうか、久しぶりに開いたフランス語の教科書や、大阪の「プログレス外語学院」でのフランス人の若いけれども指導経験十分な先生のご指導が、共にとても分かりやすく、とても嬉しくて、毎日毎日、喜んで勉強に取り組んでいます。
とりわけ、文法学習などは、英語と同じ点も少なくないため、「英語が分かればフランス語はできる!」という教科書の著者(久松健一氏)の言葉通りで、2週間足らずで終わりそうです。
他方、発音は、英語同様に極めて難しく、未だに「R」の発音の仕方も分かりません。
ネイテイヴの先生の発音が、どうしても「アール」ではなく、「エッグ」のように聞こえるため、「エ」の音の後に続いて、うがいをするときに、喉の奥で発する「ガ、グ」のような音声を添えて出すと、「Tres bien!(そうだ!)」といって褒めてくれるのです。
例えば、「Au revoir!」は、[See you!(さようなら)] と同じように、「また、会いましょうね!さようなら」の意味ですが、「オ・ルボワール」と発音するのではなく、「r」のところで気をつけて「オ・グボワール」と発音すれば、OKが出るのです。
これからも苦しみが続きそうです。
それにしても、フランス語が、英語の産みの親の一人であったという歴史上の理由から、単語類については、発音の仕方は全く異なりますが、類似点も多く、それらを見つけては、親しい友達に会ったような喜びを感じられて、とても楽しい学習になります。
例えば、culture(文化)は、全く同じスペルで、発音だけが「キュルテュール」と変わります。
通訳案内士の資格受験のために、2万語に及ぶ「英単語」を覚える過程で味わってきた、とてつもない大きな苦しみなどは、丸で嘘のようです。
もしかしたら、同じヨーロッパ言語同士の、ドイツ語/イタリア語/スペイン語間などでも、同じようなことが言えるのかもしれませんね。
語学勉強の今後が楽しみです。

英語だけにとどまらない多言語学習の必要性

2007-04-14 22:25:56 | Weblog
英語だけにとどまらない
多言語学習の必要性

質問と回答
質問

岡村さま

素朴な疑問を言わせて戴ければ、多言語を駆使するという意味が今ひとつ理解しきれないのですが・・・。
私の経験から申し上げますと、国連職員になるには、5カ国語の習得が必須条件となっているようです。
平均的日本人の場合、日本語、英語、第二外国語、中国語(これは漢字が読めるということで全員)、プラス
何かが必要になります。これをpoor, fair, excellentのようにレベルを自己評価します。

ちなみにご存知でしょうが国連の公式公認語は、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語の5つ。
ですから、ヨーロッパ人は最初の3ヶ国語はできますのできわめて有利となっています。まさに帝国主義の遺産で
植民地を多くもっている国の言語です。私の予想としては、これに中国語か追加されるのも時間の問題かと
おもわれます。おそらくアジア人としての日本人には中国語の習得が期待されるのではないでしょうか?
日本語、ドイツ語は敗戦国語ですので、絶対に公式語にはならないでしょう。まさに現安保理メンバー+アラビア語

必要になって習得したと思われます。

でもそれ以外には、あまり必要ないのではと、英語だけでも四苦八苦の私はいささか疑問に思うのですが。
素朴な疑問ですみません。


回答

お便りを有難うございました。
確かに、私も、英語だけでも四苦八苦です。
しかし、日本人が、外国語についてネイテイヴ並の能力を持つことは、環境的に恵まれるなどの特殊事情でもなければ不可能ですから、私は、外国人との間で、大方のコミュニケーションができれば、それで良いのではないかと考えています。
科学やビジネス・法律の世界で、厳密な正確さを要求されるときは、それなりの対応法があるかと思います。

それにしても、今の(1)対テロ戦、とりわけイラク戦争や、(2)イランの核武装問題、(3)イスラエルとパレスチナ人との果てしない復讐戦などにおける、米国や欧州などの難渋振りを見ていれば、英語ないしは、英語圏の人たちの思想や文明だけで世界を割り切ることは出来ないのではないかとの思いを強くします。
また、アラブ・中東地域や、東南アジア地域における、無視できないどころか、年毎に強まっていきつつある政治・経済・軍事・資源に基づく大きなパワーを現実に認めざるを得ない上に、近い将来は、中国の顕著な台頭もあるとすると、それらの国々の言語を通しての各地域特有の文明・思想・宗教の研究が、誰にとっても不可欠になるでしょう。
日本語が、他の敗戦国の言語であるドイツ語やイタリア語と同様に、永久に国際語とはなりえない公算が大きいとすると、永世中立のスイスやEUの本部〔ブリュッセル〕を抱えるベルギーのように、国民の多くが、それぞれに周辺諸国の多言語をある程度は理解し、国際平和の促進と連帯の要の役割を果たせる国に、日本もなりたいですね・・・
日本人全員が、多元語に通じる必要はありませんが、語学を専門的に扱う職業の人は、せめて第2外国語までは勉強し、かなりの程度まで実用化していきたいですね。
できるだけ多くの人たちが、それぞれに得意な第2外国語を持てば、集大成して、日本国または、日本人の国際舞台での活躍の余地は、きっと急速に大きくなるでしょう。
その夢は、種々の事情から考えても、決して不可能ではないでしょう。
例えば、フランス語・ドイツ語・スペイン語などは、かなりの方が、大学の教養課程で第2外国語として学んだ経験をお持ちです。
それらの基礎を基にしつつ、また同時に、英語力を身につける過程で習得した語学力と効率的な学習法などを応用しながら学習を進めれば、夢は十分に可能と考えます。
後は、その勇気と行動あるのみでしょう。
日本の未来のために、世界の未来の平和と発展のために、一緒に頑張りましょう!
以上
平成19年4月14日 土曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎

英語だけを学んで十分だった時代の終焉?

2007-04-13 06:31:16 | Weblog
英語だけを学んで十分だった時代の終焉?

平成19年4月13日 金曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎(通訳案内士)

わが国でも、長年にわたって英語学習者が増え続けました。その間、大勢の教師たちの努力によって、指導法も熱心に改善され続け、今では、かなり効果的な学習法が定着しつつあるように思えます。
例えば、音読筆写や暗写などの大きな効用も、あちこちで確認されているようです。
英語で英語を教える教室ですら、あちこちで活躍し始めており、先進的な指導で名をはせている学校や教室を探すのに手間が掛からない今日です。
かくて、指導法の改善と、より確実な学習効果の顕著な広がりといった相乗効果により、英語を熱心に学習する人たちの数は、仕事や生活・娯楽のすべての面での国際化の進展という追い風をも受けて、まだまだこれからも増え続けるものと推測されます。
ところが、外国語の研究や使用を職業とする専門家から見れば、皮肉なことに、余りにも普遍化した英語だけを職業上の唯一の道具としていることは、もはやその専門性の希少性・希少価値を失いつつあることをも意味し始めたように思われます。
すなわち、日本の国内でも、誰でもが英語ぐらい話せ、大方の程度に駆使できるような時代になれば、英語以外の国際的言語をも学び、使用できるようにならなければ、言語の専門家たることを主張できない状況が表れつつあるということではないでしょうか?
すなわち、今日では、欧州・米国・中東・アジアのすべての地域が、政治・経済・宗教・文化などのあらゆる面において、顕著な活性化と自己主張を示し始めており、それにつれて、各地域相互間での経済・文化等の物的・人的交流の増大も際立ち始めています。
かくて、これらの大きな変化を目の当たりにすれば、「国際化」の進展とは、即、「英語化の進展のみ」だけを意味せず、各地域を代表する言語を始めとする、いわゆる第二外国語の一層の研究や実用化も、今後は強く求められるようになるのではないでしょうか?
そこで、多言語の効率的な学習法の研究や実践が、今後は、一層真剣に求められるべきでしょう。
例えば、「英語が分かれば、フランス語も分かる」とは、フランス語専門家の久松健一氏の著書の一つのタイトルですが、なるほど、英語と仏語が上手に対比されながら説明されていて、フランス語への親近感が湧きます。
実際のところ、フランス語を習い始めれば、英語とフランス語との間には、多くの類似点があることが良く分かります。
歴史を辿れば、フランス語が、英語の産みの親のような役割を果たしていた時期〔いわゆる「ノーマン・コンケスト」時代〕が、かなり長期間にわたって続いたのですから、当然かもしれませんね。
でも、そのような多くの類似点を見出せることは、フランス語の学習者にとっては、極めて幸いなことでしょう。多くの日本人が、初めての外国語である英語を学習するときに経験するあの壮絶な苦しみに比べれば、二番目に習うフランス語に感ずる親近感は、極めて大きいものがあります。
そこで、ヨーロッパ大陸の多くの人たちが、多言語を操ることにおいて秀でているという事実は、むしろ不思議ではなく、十分、可能な現象であるのかもしれませんね。
では、我々日本人も、英語さえ克服すれば、類似のヨーロッパ言語へは、大きく接近できるのだという事実を、何よりの喜びと原動力としつつ、多言語世界へ向かって勇気を奮って進みましょう!
以上

人生の意義と生き方を学ぶ(高校生へ)

2007-04-05 11:20:17 | Weblog
人生の意義と生き方を学ぶ(高校生へ)
平成19年4月5日 木曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎(通訳案内士)

「道徳(morality)」と「競争(competition)」とが並存(coexistence)しているのが
現実社会(reality)=「片手に道徳(倫理)、片手に(知識と思考の)剣」

[A]人々から、愛され尊敬される
「立派な人間になるために」
(1)「人間の底」・・・中田卯吉の人生より「生きること・人生の意義」とは、
・・・人のために役立つこと
(2)「成功の哲学」・・・中村天風作・・・毎日、わが心に言い聞かせる言葉
            「今日一日、怒らず・恐れず・悲しまず、
正直・親切・愉快に、力と勇気と信念を持って、
自己の人生に対する責務を果たし、
常に平和と愛とを失わざる立派な人間として
生きることを厳かに誓います。」

[B]学業や事業などで成功するために
〔=大きな失敗をしないために〕
生物界そのままに、人間社会にも、過酷な適者生存・生存競争のルールが働いていることも、しっかり認識し、注意深く(用心深く)対処しなければならない。
しかし、失敗も、次のステップでの成功への貴重な肥やし。
挽回や逆転への努力も、勝利への重要な戦略 

[C]上記の2側面は、分離できない、交錯している。現実社会の複雑さと矛盾。
  それに負けてはならない。必ず、助けてくれる支援者・仲間もいる。 

[逆転勝ち]指導塾!高校生向け誕生

2007-04-05 06:44:49 | Weblog
[逆転勝ち]指導塾!高校生向け誕生

有名進学高校の生徒なのに
学力が、何故か伸びない!
どうしたら良いのか分からない!
誰かに教えてほしい、助けてほしい!
どうしたら、成績を向上させられるの?
大学受験なのに、英語力すら不足の緊急事態

[状況の認識と対策]

(1)先ず、精神の混迷状態を、安定化と活発化に向ける。

〔2〕高校生らしい、若者らしい青春の活気・活力の復活に向けての対策
   堅苦しい自己緊縛・抑圧は止めよう。自由で伸び伸びした思考と行動

〔3〕大学進学も、生存競争の一つだという認識は必要か?
全国~国際舞台で、プロのスポーツ選手を夢見る多くの高校生たちの家族ぐるみの苦闘や球場での死闘を、どう考えるか?

(4)過酷な競争に立ち向かえる強い精神構造・精神力を作るには?
   第一に、希望と確信を持つこと。第二に、目標を持つこと。
 挽回は必ず可能。時間は掛かることもあれば短期で済むこともある。
 
(5)友人も家族も誰も助けてくれない? 

〔6〕「一人っ子」は不利・弱点? 親子ともども情報・経験・作戦の不足?
 では、その不利・弱みをどう克服するか?

〔7〕少ない時間を徹底的に上手に使う、科目ごとの勉強方法の研究
英語科でも、(a)発想の転換が必要。文法中心学習は退屈で無益。
(b)あらかじめ内容の分かっている英文での物語や文学作品の中で、語彙・熟語・文法も自然に学習。(c)速読練習と筆写・暗写

〔無料〕講演会と個別カウンセリング開催
会場:OK英語村
講師:岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎(通訳案内士)

第1回:4月28日〔土〕午後8時~

第2回:5月12日〔土〕午後8時~

※お問い合わせと参加申込(必ず申込が必要です)
岡村教育センター・家庭教師部 Tel.079-284-0252

大学受験・英語(高校3年生向け)

2007-04-04 13:25:04 | Weblog
大学受験・英語(高校3年生向け)

講座要項・・・4月開講
個人指導〔1対1〕
お問い合わせ
TEL.079-284-0252
岡村教育センター・家庭教師部
〔1〕時間割〔祝祭日を除く〕
    毎土曜日または日曜日・・・第一時限  午前10時~12時〔2時間〕
第二時限  午後1時~ 3時〔2時間〕
                 第三時限  午後5時~ 7時〔2時間〕
     (注:先着順に決定します)
〔2〕講座内容(4段階構成)
    (a)4月~6月・・・基礎編・・・復習1時間、予習1時間
             主に、単語・文法・読解力の養成
    (b)7月~9月・・・レベルアップ編・・・高校必修レベル(英検2級向け)
             単語・文法・読解・英作・リスニング力養成
    (c)10月~12月・・・受験レベル編=過去問実践
             文法・読解・英作・リスニング力の完成
    (d)1月~受験まで・・・(個人別)最終仕上げ

(3)使用教材
    復習・・・各自の使用済み教材〔高1~2生〕
    予習・高校必修レベル・・・「私の英単語帳を公開します」〔尾崎哲夫著〕
                 「試験に出る英熟語」(森一郎著)
              「英語語法の征服」(綿貫陽著)   
    受験レベル・個別対応・・・「全国大学入試問題正解」〔旺文社〕

(4)月謝・・・ 42,000円
   入会金・・・30,000円、教材費・・・実費

(5)教師・・・岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎
資格:(英語科)通訳案内士(語学分野で唯一の国家資格)
         学歴:一橋大学・大学院修了


高校へと進学する君たちへ

2007-04-03 15:52:11 | Weblog
高校へと進学する君たちへ
平成19年4月3日 火曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎
(通訳案内士)
高校の入学式の前、1~2週間で、何を、どう勉強するのが最も効率的か?

(1)先ず、高校3年間での勉強の仕方は、中学時代とは大きく変えるべきだと知りましょう。
英語においては、とりわけ、習得するべき単語数が飛躍的に(驚異的に)増加します(4000~5000語)。そこで、中学時代(600~1000語)と同じ覚え方なら、全く追いつかないですよ。
効率的な学び方・覚え方がありますから、それを身につけましょう。

(2)中学時代の学習の復習となり、また同時に、高校時代の文章構造や文法事項への橋渡しとなるような、そして興味の持てる内容の「物語」を選んで、分からない単語や文章に、神経質にはこだわらずに、むしろ、思いっきり気楽に読んでいきましょう。
   では、どんな物語を選べばよいのか・・・感動を覚える物語は・・・ご心配なく、世界中に、沢山あります・・・本屋や図書館で選びましょう。
   あるいは、本屋や図書館に行かなくても、中学時代に使った英語のテキスト3冊を、もう一度、満遍なく読み返しましょう。中学時代には気づかなかったこと、覚え切れていなかったことも沢山見つかって、丸で宝の山に出逢ったかのように思えて嬉しいし、英語力の向上には、ものすごく役に立ちますよ!
その際、声を上げての『音読』をすることを忘れないようにね!

(3)高校時代、習う「文法」や「語法」も、量的・質的に大きく伸びますが、分からないことがあるからといって、混乱し焦って、あれこれ違う本に手を出せば、かえって混乱を深める事にもなり、決して解決にはならないですよ。
他の科目も飛躍的に難度と量を増すにもかかわらず、英語においてもそうなので、少ない限られた時間を徹底的に活用するためにも、評価の高い少数の文法書や語法の説明書に絞って、これを繰り返し読み返す辛抱強さが必要なのです。
(繰り返しますが、1~2度読んでも、分からないからといって、あちらの本・こちらの本と、違う書籍に手を出さないようにしましょう。)
学校の先生から説明・推薦を受けた1~2冊だけの書籍に絞って、繰り返し挑戦しましょう。

英語を楽しく、効率的に学ぶために

2007-04-03 15:12:09 | Weblog
         英語を楽しく、効率的に学ぶために
                          平成19年4月3日 火曜日
                          通訳案内士・岡村寛三郎
(1)読解力、とりわけ「速読力」をつけるために
(a)先ずは、やさしく分かりやすい物語や随筆・作品を、たくさん沢山読みましょう。
(b)その場合、発音の仕方や良し悪しなどは気にしないでいきましょう。
(発音は別の機会に習えばよいのですから)
(c)少々の難しい単語や句・節・文章などは、思い切って飛ばして、前へ前へと読み進みましょう。ある程度まとまった書物や物語・作品などで読解練習(=大意をつかむ練習)をしているときには、絶対に、辞書や文法書を見たり、立ち止まったりしないでください。(いちいち、意味の分からない単語や熟語の意味を丁寧に調べたり、文法構造を調べたりとかの手間の掛かることは、絶対にしないようにしましょう。)
(d)そして大事なことですが、難しい単語や構文の多い、レベルの高い難しい物語・作品などにも挑戦するときは、先に、翻訳された日本文に接して、内容をある程度理解しておいてから読み始めると、やさしく感じられます。
ですから、翻訳文が付いている英文を、予め探して読むのが良いのです。

(2)語彙に強くなるために
(a)普段から、英単語や熟語には、興味を持って、頻繁に目を通しましょう。
 未知の世界に足を踏み込むこと、知識を増やすことは、コロンブスのアメリカ大陸発見ほどの大事件ではないけれども、将来に向かっての自分の成長に役立っているのですから、楽しく嬉しい作業ですよね。
(b)その折、単語は、そのほとんどが、接頭辞と語幹と接尾辞に分解することができますから、その出来上がりの構造を探索・理解しましょう。数学の因数分解と同じですね。
そして、英単語の作られ方や構造が、漢字の構造・作られ方、偏と作り、冠などの各要素の仕組みと働きに同じであることに気づけば、単語を覚えることがとても面白くなります。
それぞれに、語幹の同じ単語が結構多いこともあって、新しい単語を覚えることも、単語をグループ単位で覚えることも、とても楽しくなります。
(3)文法、語法にも強くなるために 但し相当な努力が必要なことを覚悟してください
(a)一文一文の構造に関心を払いましょう。
(b)単語がそれぞれ、文中でどんな働きをしているのか、深く研究しましょう。
(c)とりわけ、動詞の意味や使用法(=語法)は、日本語の場合とは異なり、とても複雑な上に、膨大な量に上るので、慎重に、繰り返し繰り返し研究する必要があります。
(d)冠詞や名詞・形容詞の使用法・性質・取り扱い方なども、原則と例外も多く、とても複雑なので、注意深く(丹念に)研究・考察する必要があります。
(e)様々な意味を伝えるために、多くの種類の文章形態や表現方法がありますので、順次、根気よく研究を続ける必要があります。
ただ、初期の内は、混乱しないためにも、原理原則だけに絞って覚えましょう。
しかし、どんなルールにも例外がありますから、「原則」の使用に慣れてから、ずっと後になって、例外法則をも勉強しましょう。
必ず、例外があることを知っておいてください.そして、例外に出逢っても驚かないでください。
あせらないで・・・少々急いでも、原則とその例外のすべてを見渡し身に着けるには、最低でも、10年程度の長年月が必要ですから・・・

(4)リスニング力増進のために
(a)やさしく聴き取りやすいCDやテープを、しょっちゅう耳にしましょう。
(b)貪欲にいろんな種類の会話やストーリー・単語集などにも、手を伸ばしましょう。
(c)また、(速読力をつける場合と同じく)予め、意味の分かっている物語を聞くのが効率的といわれています。
(d)聞き取りの能力養成は、誰にも困難なことが多いので、焦らないで、じっくりと取り組んでください。➊読む力が伸び、➋読書スピードが速くなり、➌書く力、➍語彙力、➎正しい発音の仕方、➏話す力など・・・が身に付いてくれば、それに応じて、聞く力も次第に伸びてきます。

(4)英作力・スピーキング力を増強するために(=音読筆写)
(a)簡単で分かりやすい英文を、繰り返し音読しながら暗記し、何度も何度も書き写しましょう。
(b)英語のプロ(職業・専門家)になりたいとの希望を持つ場合は、模範的な英文を、数百回も音読筆写する根気と努力が必要です。
日本を代表する、国際会議や国際通信などで活躍している同時通訳者は、誰もがこんな努力をしてきているのですよ。

                                  以上

OK英語村  連絡・・・電話079-288-6055, FAX.079-288-6056


The Way of Philosophy (哲学の道)

2007-04-03 14:57:10 | Weblog
Dear my friends
How are you?
I can image your vivid, everyday life through your job.
Well, I have at last finished teaching English for as many as 25 hours at Notre Dame Jyogakuin Senior High School from March 26th to 30th. The teaching work was very tough because of strict watching by school principal and its staff. Moreover, students who had been not so good at English didn’t have so great willingness to study hard during their spring vacation after entrance examinations.
However, the school is locating at very nice place along, and at the half way of, the way of philosophy (哲学の道)about between GinkakuTemple and NanzenjiTemple.
Then I was able to walk everyday morning on the quiet way surrounded with deep forests, a pure stream and old, neat buildings. Sometimes I listened to attractive Japanese nightingale’s voices just like announcing the peaceful mid-spring.
On the final day of the work for the school, I enjoyed even seeing reddish-pink cherry blossoms together with many tourists and strolling people in the front precinct of Nanzenji Temple.
To my surprise, I have found Konchin Temple(金地院), founded by so-called Konchin-Suden who wielded political influences too, next to Nanzenji Temple.
I have learned for the first time according to the information board stood in the front of the temple entrance that the temple embraces a big garden like a hill with images of turtles and cranes in its precinct. And the garden were designed by Kobori Ensyu, a famous gardening master. Moreover, the temple carried out the extremely important role as a master among temples across Japan in the religious world during the Edo period.
It’s said that Kyoto includes about 3,000 temples and shrines, but we only know a few number of them. Unluckily we have had so many subjects and objects to learn and know to enter university or take examinations of some sorts of licenses from our childhood that we haven’t had time enough to study most of Japanese history, tradition and culture.
Modern society always forces us to be busy too much in order to live in materially luxurious conditions. However, whenever we find old, rare, and precious treasures hidden in circumstances, we notice the tremendous depth of history of our nation.
Especially the history, tradition, and things concerning religions have indeed gave birth to so esoteric cultures, arts, and theologies through approximate 2000 years of our nation that we will not forever feel any shortage of seeds to satisfy our demands for intelligence and knowledge. Let‘ s study and enjoy our tradition and culture.
I sincerely pray for your vigorous, everyday life.
See you soon.
Sincerely
Kanzaburo Okamura