医薬品部門が成長!

2009-11-29 09:12:39 | Weblog
医薬品部門の活躍が目立つ!

2009年度は、全33業種中23業種で設備投資を減額する不況の中で、医薬などの少数業種では、設備投資計画を増額修正した。(日経11月29日付記事)

★貴方も私も、医療関係業種に関わろう!

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
「東京通訳アカデミー・ホームページ」http://www.tia-guide.com/
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

12月の講座日程:東京通訳アカデミーのホームページをご覧ください。

2009-11-29 06:16:54 | Weblog
東京通訳アカデミー  http://www.tia-guide.com/


東京通訳アカデミーでは、各業界・学界などと組んで、メディカルツーリズムの推進準備に取り組んでいます。
医療通訳士講座も、順調に進み、12月5日には、都内の帝京病院見学なども行います。
さらに、12月26日からは5日間連続集中の「年末速習講座」を開始します。
どうか積極的にご利用ください。
そして、1月31日には、待望の技能検定試験を行います。
合格発表は、2月15日までに行います。
3月からのお仕事開始に間に合うように日程を組んでいます。

お問い合わせください。
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎


旅行業と観光業界は苦境の真っ只中、医療産業への関わりを!

2009-11-29 06:10:47 | Weblog
JTB,2期連続赤字
(日経11月28日付記事)
JTBは、11月27日付で、2010年3月期の最終損益が60億円の赤字(前期は23億円の赤字)になる見通しだと発表した。
法人需要の激減や新型インフルエンザの影響で売上高が13%落落ち込む。2009年9月の中間決算も6年ぶりの最終赤字に転落している。
そこで、今年度から大幅な店舗統廃合に着手することを正式に明らかにした。
景気低迷が直撃し、最大手のJTBを含めて旅行各社の業績が悪化している。
旅行需要は、昨年燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の高騰に伴い海外旅行が低迷、更に昨秋の米国初の世界の金融危機を機に、外国人ビジネス客の減少に拍車がかかった。2位の近畿日本ツーリストは、2009年12月期に3期連続の赤字を見込む。
3位の日本旅行もこのままだと3期連続の赤字の見込みである。
この傾向は、旅行単価の低い国や地域への旅行客の集中傾向からみて、厳しい環境が続く見通しでリストラの動きが広がりそうだ。

★このように、観光業界の苦境はすさまじく、それは、主として観光案内を職業とする国家資格・通訳ガイドにとっても同じことです。
しかし、生活をしていかなければならないからには、苦境を脱する知恵と努力を発揮していかなければならないでしょう。
そこで、NPO日本通訳案内士連合(Japan Guide Consortium=J.G.C.)では、今後の成長産業を医療分野とみて、そこに関われるような職種の開拓に全力を挙げて取り組んでいます。医療通訳士・②医療コンシェルジュ・③メディカル・ツアー・プランナーの3種類がそれです。いずれもメディカルツーリズムに関わりますから、語学の堪能なことが必要であり、通訳ガイドにとっては最適の職種です。
NPO日本通訳案内士連合(Japan Guide Consortium=J.G.C.)では、東京都千代田区神田にて、本年9月に「東京通訳アカデミー(=CoolJapanaExpo株式会社)を開校し、お陰さまで順調な発展を遂げています。
是非とも一度ご訪問頂いて、官民共同で準備が進行していますメディカルツーリズム事業や医療通訳士など3種の職種の将来性の高さなどについて学ばれますようにとお勧めします。
12月26日からは、年末速習講座が始まります。また、来年1月31日には、医療通訳士技能検定試験が行われます。お申し込みをお待ちしています。
以上
Sunday, November 29, 2009
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

①中国人客数の大幅増加、②少子化対策決め手は、保育所増設

2009-11-27 07:56:53 | Weblog
① 都市ホテル、中国からの訪日客増加に的を絞る(日経11/27付記事)
⇒中国人向けの医療ツーリズムも期待可能
欧米からの旅行客は減少の一途で、今後の復活も長引く金融危機の影響で当分の間は期待薄ですが、中国からの旅行客は、政府観光局JNTOの発表によると、10月の訪日客数も前年同月比25.1%増の108,300人。3カ月連続で全実績を上回りました。
そこで、都内の主要ホテルがこぞって、ホテル内で決済できる銀聯カードの決済端末を拡充したり、インターネット上に中国語サイトを設けたり、更には中国本土や香港に出向いての集客活動をするなどセールス活動に様々に工夫を凝らしています。

② 少子化対策は、結婚促進・保育所整備を図ること(日経11/27付記事)
()結婚を促進するには、女性・妻の家庭内での発言権を強化することが最善の策。
()妻の発言権を強化するには、妻自身の賃金・所得を増加させることが良い。
()既婚女性の賃金収入を上げるには、パートタイマーとして働く機会の確保や賃金水準の上昇策実施よりも、結婚・出産後も就業を続けやすい環境を整えフルタイム労働者とする方が現実的で効果も高い。
()最近の研究では、結婚・出産後も女性をフルタイム労働者として継続させるための支援策としては、保育所整備が最善であることが分かってきている。
()とりわけ、首都圏や近畿圏など大都市部での保育所整備が遅れていることが、統計的数値によって明らかである。保育所の整備率の全国平均が23.1%なのに対し、大都会のそれは16.2%でしかない。
()そこで、結婚促進策としては、大都市部での保育所整備を現在の全国平均に持ち上げるだけでも、出生数は大きく20%も増加することが予測され、その時、出生率は、現在の1.3台半ばから1.62までも急回復する。
()これらの予測値は、これまでの人口統計の減少予測を大きく改善する効果をもたらし、公的年金の持続可能性や労働力人口の減少問題への極めて有力な解決方法となる。
()大都市での保育所整備率を全国平均にまで持ちあげることは、大都市での保育所の定員数を28万人増やすことを意味するが、この増員は、東京都内での保育所定員一人当たりのコストは年額200万円掛かるものとして、全体として毎年5600億円の保育関係予算の増額をもたらす。
()ところが、この増額経費は、現在検討されている5兆円もの「子ども手当」の実に10分の1という少額で済むということを意味している。
以上
平成21年11月27日 金曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

若い女性には、教育と医療関係の資格が人気職種

2009-11-24 17:23:31 | Weblog
若い女性には、教育と医療関係の資格が人気職種

2009年11月24日
「東京通訳アカデミー」http://www.tia-guide.com/

進学情報誌を発行する日本ドリコム(東京)が昨年末~今年2月、高校2年生
約1000人に希望する職業を自由回答で聞いたところ、トップは教師の7・8%。

保育士・幼稚園教諭や看護師が続いた。堅実志向の結果に担当者は「リーマン
・ショック直後の調査だったのが原因」とみる。
 
職業を20系統に分けて分類したところ、女子は教師やカウンセラーなど「子供と
教育」、看護師、薬剤師などの「医療」が上位に。担当者は「資格の必要な職種
に偏った。女子の方が手堅く将来を考えているのかもしれない」と話す。

★感想:女子高校生にとってだけではなく、社会人の女性にとっても同じことですね。医療と教育関係の職種は、成長性の高い有望職種です。
貴女も医療通訳士講座の当アカデミーの門戸を叩いてみませんか?
12月の26日から連続5日間の年末速習講座を開催します。
詳細については、「東京通訳アカデミー」http://www.tia-guide.com/をご覧ください。
よろしくお願いします。








医療の国際化、世界でのそのすさまじい勢い(日経新聞記事)

2009-11-23 19:30:34 | Weblog
医療の国際化、世界でのそのすさまじい勢い
                       11月23日、東京通訳アカデミー

さて、すべての分野に於いて国際化が激しく進んでいることの象徴とも思われるのが、わが国で鎖国的な代表例と思われてきた「医療の分野」における最近の劇的な変化でしょう。
もちろん、未だほとんどの医療施設が深い鎖国の眠りの中に有ることは事実ですが、これを打ち破る勢いの黒船到来にも例えられる大きな事柄が、太平洋の荒波に面した海岸・千葉県鴨川市で起こっています。(1853年のペリーの黒舟到来後、150有余年を経過していますが…)
フランスで始まった「国境なき医師団」の活躍が世界中に知られ行き渡り、ノーベル平和賞まで授与された事実は私たちの記憶にも新しいことですが、そのこととは趣旨や原因・内容等は全く異なりますが、今度は、安くて良い医療を求めてやまない人たち自身の移動が、国境線を大きく超えて地球を半周・1週もする勢いとなりつつあることを、下記資料として掲載の日経新聞の記事が詳しく伝えています。

しかし、この記事中の随所に明記してあるように、医療の国際化推進に於いては、患者と医療機関との間の言葉の橋渡し役を務める医療通訳士の活躍が欠かせません。
その任務を遺憾なく遂行するためには、医療通訳士の能力として、特別に優れた語学力と共に医学的な素養も相当広範囲にわたって必要とされます。
そこで、医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」は、①特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合の支援を基に、②国際文化交流推進団体のCoolJapanaExpo株式会社、③派遣と職業紹介事業のCool World Expo株式会社、 そして④通訳技能の検定試験等を行う一般社団法人日本教育者セミナーなどからも大きな支援を得ながら、現在、英語の医療通訳士講座と中国語の医療通訳士講座とを開講し、受講生の全員が公私ともどもに熱心に学習に取り組んでいます。
そして、来年の早春の時期に第1期卒業生・技能試験合格者を輩出予定です。
しかし、まだまだ人数的には極めて少なく、今後の全国での高まる需要に対応するには、更に生徒募集や教育体制にも改善と工夫を加える必要があります。
どうか、医療の国際化推進と医療通訳士の養成に、皆様方のご理解とご支援をよろしくお願いします。
以上

資料

国境越える医療ビジネス
(日経新聞2009年11月21日付)
医療の分野で国境を越えて海外から患者を受け入れるビジネスが本格化してきた。
特に、積極的に取り組んでいるのが、タイ、インドやシンガポール・韓国などのアジア勢。
急速な高齢化をにらみ、国際医療ビジネスを成長産業と位置づけ、官民を挙げて受け入れ体制の整備を急いでいる。

約700人の医師を抱えるタイのバンコク病院。患者に薬を手渡す窓口では、クラシック音楽が流れ、高級ホテルの雰囲気を演出しているかのようだ。この病院の患者は、約2割が外国人だ。米国やアラブ首長国連邦など世界各国や地域から訪れる患者に対応するため、約15カ国語の通訳を常駐させている。
バンコク病院の売り物は、欧米並みの医療技術と割安な治療費、高度なサービスだ。医師の7割近くは、欧米などで研修や教育を受け、全員が英語を話す。入院病棟はすべて個室で食事も3種類から自由に選ぶことができる。ソムアッツ院長は、「一般企業と同じように顧客の要望にキメ細かく対応している。」と話す。
タイの大手医療機関が外国人受け入れに舵を切ったのは、1997年のアジア危機で新規顧客の開拓を迫られたのがきっかけである。そして、2001年の米国同時テロ以降は、米国などに長期滞在して治療を受けるのが難しくなった中東の富裕層が訪れるようになった。
このような医療ツーリズムを推進する政府の支援もあり、2008年に受け入れた外国人患者数は、136万人にも上る。
この大規模な医療ビジネス(メディカルツーリズム)でタイ国を追い上げるのがインドである。ニューデリー近郊にあるメダンタ病院のトレハン会長は、「心臓手術ならタイの半額以下で提供できる」と鼻息が荒い。
メダンタ病院は、東京ドーム4個分の敷地に45の手術室と約1600の病床を備える。想定する患者は、ネパールなど周辺国や中東の富裕層達である。入国ビザの取得支援や空港への送迎、通訳手配などのサービスも整えた。
インド政府も観光省が今年7月に主要な国際空港に外国人患者の専用の入国審査窓口を設置するように提案するなど、受け入れを支援している。
美容整形が有名な韓国も医療ツーリズムの誘致に動き始め、今年の5月には、韓国政府は、治療目的で滞在する外国人を対象に専用ビザの発給などを開始するとともに、医療機関には、外国人患者を誘致する活動を認めた。
ソウル市内の病院にはハングル語と共に、日本語や中国語の看板を掲げるところも登場。
美容整形に加え、健康診断やガンの治療といった幅広い分野で外国人患者を呼び込む努力をしている。

コンサルティング会社の米デロイトによると、医療ツーリズムの市場規模は、10年には1000億ドル(約9兆円)規模に拡大する見通しである。理由は、主にコストの安さだ。医療ツーリズムに詳しいジョセフ・ウッドマン氏によると、タイで心臓バイパス手術を受ける場合の基本的な費用は、200万円程度。米国の3分の1か5分の1になる。
米国では医療費の高騰もあって、2012年には治療を目的とする渡航する人が160万人にも達すると言われている。
もう一つの理由は、「新興国の医療水準の向上」である(東京医科歯科大学の川渕孝一大学院教授)。医療機関についての国際的な評価基準であるJCI認証の取得や設備の充実度、医師の経歴といった情報が、インターネット上で簡単に得られるようになったことも背景にある。
アジア各国の動きに背中を押されるかのように、日本でも外国人患者を受け入れる試みが始まった。経済産業省は、医療ツーリズムがサービス産業の活性化につながると判断し、医療機関や旅行会社などと協力して、年内をめどに医療ツーリズムの促進に向けた調査を開始する。
外国人観光客の増加を目指す観光庁も有識者らによる研究会を立ち上げた。
民間では、千葉県鴨川市の亀田メディカルセンターが、今年の8月に国内の医療機関で初めてJCI認証を受けた。「認証の取得で外国人患者の増加を目指す。」(ウオーカ―特命副院長)国際医療ビジネスに参入すれば、医療技術も高められると考えている。
外国人患者の誘致に取り組んでいる国は、東南アジアを中心に30カ国以上とみられる。
医療ツーリズムは、通常の旅行に比べて支出額が多く、外貨獲得の有力な手段にもなる。
「日本では医療を産業と考えることに抵抗がある」(国際医療福祉大学・開原成允副学長)が、ビジネスとしての医療を国家の成長戦略と位置付ける国も少なくはない。
実際に外国人患者の受け入れによる国際的な知名度を生かして海外に進出するケースも出てきた。バンコク病院がアブダビに病院を開設する予定の他、インドのアポロ病院グループは、中東やアフリカで医療機関のチェーン展開を計画中だ。欧米の医療技術を吸収したアジアが低コストを武器に、国際医療センターに成長する可能性もある。
(国際部・宮下奈緒子)
深読み推薦図書
① 「グローバル化する医療(医療ツーリズムとは何か)」多摩大学 教授 真野俊樹先生(岩波書店)
② 「メディカルツーリズム 国境を超える患者達」ジョセフ・ウッドマン氏(医薬経済社)

資料
① 「医療ツーリズム」・・・病気やけがの治療などを主な目的とする海外渡航を目指す。コストの安さ、待ち時間の短さなどが魅力となっているようだ。ガンや心臓病の手術といった本格的な治療から、美容整形、健康診断に到るまで対象範囲は広い。医療機関に長期滞在して治療を受けるだけではなく、家族・付添い人向けや完治後の保養の一環として、実際に現地での観光を組み合わせるケースもある。
医療ツーリズムへの取り組みは、タイやシンガポールなどの東南アジアが先行したものの、最近はインド・韓国の他に、メキシコやコスタリカ、ハンガリーといった国々までもが力を入れ始めている。

② JCI認証・・・米国イリノイ州に本部を置く国際的医療認証機関。ンした上で、医療水準や病院設備、職員の対応などを綜合的に判断したうえで、基準英とされ、を満たした医療機関に
対して認証を与えている。
「国際的なレベルで高度な医療サービスを提供できる医療機関」かどうかの第三者的な判定とされ、欧米の保険会社が保険を適用する際の目安にすることも多い。アジアや中東を中心に外国人患者の受け入れに取り組んでいる医療機関が積極的に取得している。
現在は、約40カ国・300前後の医療機関がJCI認証を取得している。

③ 治療目的で海外に渡る米国人の数
 2007年=約80万人
 2012年=160万人(予測)

④ 国別=外国人受け入れの主な治療の種類
 ()タイ・・・心臓病・整形外科・ガン治療・神経内科
 ()シンガポール・・・がん治療、心臓病、整形外科
 ()インド・・・心臓病・ガン治療・整形外科
 ()韓国・・・美容整形・人間ドック・ガン治療
 () ドバイ・・・がん治療・整形外科
 () ブラジル・・・美容整形・減量治療
 ()ハンガリー・・・歯科治療
()メキシコ・・・歯科治療・美容整形
()コスタリカ・・・歯科治療・美容整形
以上

厚労省も大阪商工会議所も医療分野の成長性に軸足

2009-11-21 04:39:36 | Weblog
伸びる医療産業に注目!=庶民のデフレ対策

デフレが社会を直撃し始めています。そこで、今後の不況入りとその深刻化を予測する方が増えてきました。そこで、庶民にとっては、どうやってこの苦境を切り抜けるかが喫緊かつ大きな課題です。
予想される不況の中でも成長性を見込める業界分野は何か?環境関連産業や中国・インド関連ビジネス、そして農業も成長性を見込めるでしょう。
しかし、急にこれらの分野に転換することは、技術・資本面でのみならず人材面でも困難を認めざるを得ないでしょう。即効性のある分野と言えば、国内需要向けの業種でしかも新政府も力を入れている子供への教育分野や医療業界に関わることでしかないでしょう。
第二の策は、時間は少々掛かるけれども、大方程度に行き詰まった自動車や電器製品関連は諦めて、これまでは主に内需型であったけれども、実は世界に冠たる技術力などを内包していて輸出型に転向しても十分に競争力を認められるような高度産業技術・機器分野ということになるでしょう。その代表例は、世界市場の100%を握ると言われる内視鏡に見られるような医療器具であり、それを使用して治療する様々な手術の分野などは、正に世界のトップレベルを行っているものと考えられます。
以上のいづれの観点からも有力な産業分野と言えば、「医療」に限定されるでしょう。一口に医療といってもその関連する分野の窓口は、全知的産業をも包摂しかねないほどに広く、かつすべての科学技術の粋を集めて日進月歩している分野だと言っても過言ではないでしょう。
現に、下記の資料(1)に於いて見られる国(=厚生労働省)の動きを始め、資料(2)見られるように、生き残りをかけての巻き返しを必要としている関西地区産業界の中核である大阪商工会議所が、米国の医療産業と提携することを発表した事実には、上記の事情が背景としてあるものと推測しています。
そこで、我々庶民としては、どんな形で医療業界に関われるのかを真剣に考えなければなりません。私は、今後の有望産業分野である医療の国際化や医療ツーリズム関連で必須とされる医療通訳士、メディカルツーリズム・プランナー、そして医療コンシェルジュなどの資格や技能を取得することが、その答えであると考えます。
医療通訳士の学校・東京通訳アカデミー
学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

資料(1)
医療・介護・保育で経済成長探る 厚労省がチーム発足
 「長妻昭厚生労働相は20日、医療や介護、保育の分野で経済成長につなげる取り組みを検討するためのプロジェクトチーム(PT)を設置した。医療や介護は少子高齢化の進行で国民の需要が年々増大する見通し。必要な費用を「未来への投資」と位置づけ、経済成長につなげる方策を探る。
 チームは職員15人で構成する。局長や課長ら幹部は入れず、企画官クラスの比較的若い職員を中心に据えた。介護ロボットの活用をはじめ介護・医療分野での技術革新などを研究。「コスト」と見られがちな社会保障の分野で経済を成長させる取り組みが可能かどうか、具体策を検討して厚労相に報告する。(01:03) 」(日経新聞)

資料(2)
伸びる医療業界:「大阪商工会議所、米団体との提携発表 医療機器関連、技術交流など」
 大阪商工会議所は20日、医療関連企業約3千社の事業支援を手がける米国の産学連携組織、バイオビジネス・アライアンス・オブ・ミネソタ(BBAM、ミネソタ州)と包括提携すると正式に発表した。技術交流や共同での販路開拓を通じて医療機器関連事業を手がける加盟企業の米国進出を後押しする。大商が事業支援ノウハウを習得する狙いもある。
 大商は2003年に産学連携組織の次世代医療システム産業化フォーラムを設立。大学や研究機関と企業を引き合わせて事業化を支援している。独自技術を持つ中小企業など157社と60機関が参加している。(日経16:38)


メディカルツーリズムとウオーキングツアー2010年JGCの新人研修

2009-11-18 07:35:35 | Weblog
メディカルツーリズムとウオーキングツアー2010年JGCの新人研修

NPO日本通訳案内士連合
(Japan Guide Consortium=J.G.C.)

「東京通訳アカデミー」
http://www.tia-guide.com/
医療通訳士の養成
中国語と英語コース、通信&通学講座

お問い合わせとお申し込み先
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階

①ご挨拶
NPO日本通訳案内士連合(Japan Guide Consortium=J.G.C.)は、国家資格・通訳案内士業界では、仕事創造と開拓に特化した極めて異色の団体です。とりわけ、医療の国際化推進を原動力に、観光と医療を組み合わせたツーリズムを外国人に提供するシステムを構築している専門家集団です。
何といってもこの団体の最大の特色は、最重要国策の一つである観光立国の一端を担うべき医療の国際化やメディカルツーリズムの振興に欠かせない患者と病院との言葉のかけ橋である医療通訳士を専門的に育成する点にあります。
しかも、それのみならず、あらゆる病院であらゆる国籍の人材が勤務できる機会の創造と増進を目指し、メディカル・ツアー・プランナーや医療コンシェルジュの資格や技能の取得支援をも行う点にあります。
これらについての詳細情報は、ぜひとも「東京通訳アカデミー」のホームページを通して研究して戴けますようによろしくお願いします。⇒http://www.tia-guide.com/
医療通訳士資格に必要な知識や技能レベルは、決して低くはありません。むしろ語学力と医療に関する深い造詣を必要とする極めて高度なレベルを求められます。
しかしそのように参入障壁が高いだけに、一旦築かれた土塁や城壁は堅固であり、貴方の一生をも保障する値打のある貴重なものです。

②研修について
そこで、JGCは、国家資格・通訳案内士試験に合格された皆さん向けに、2010年新人研修会を下記のような特別プログラムを持って開催します。もちろん、過去の合格者の皆さんのご参加も歓迎します。
期間は超短縮型であり、メディカルツーリズムや医療通訳士資格の要点をつかんで戴くように特別に工夫された速習タイプの研修プログラムです。
()開催地・・・東京都・名古屋・京都・福岡

()開催地別の日程
(a)東京都・・・3月第1週の水曜日~日曜日(3月 3日~3月 7日)
(b)名古屋・・・3月第1週の水曜日~日曜日(3月10日~3月14日)
(c)京都市・・・3月第1週の水曜日~日曜日(3月17日~3月21日)
(d)福岡市・・・3月第1週の水曜日~日曜日(3月24日~3月28日)

()講師・・・JGC会員講師

()内容・・・朝9時~午後5時(昼食休憩はさむ)
  (1)1日目・・・座学「観光ガイドの要領と主な観光地の研究」
(2)2日目・・・座学①「メディカルツーリズムとは何か?」
②「医療通訳士講座入門編①」
(3)3日目・・・座学①「医療通訳士講座入門編②」
②「メディカル・ツアー・プランナー講座入門編」
          ③「医療コンシェルジュ講座入門編」
(4)4日目・・・地域の医療施設等の見学による医療通訳士講座実地研修
(5)5日目・・・地域の観光地めぐり・ウオーキングツアー実地研修

()受講料・・・教材費・消費税共に5日間で80,000円

()定員・・・各地で35名

()申し込み期限・・・各地の催行日1週間前に申し込みを締め切ります。
(締切日以降はキャンセルできません。)

()お申し込みに際しては、
①[貴方のお名前]・②[〒&住所]・③[連絡先電話]・④[Eメールアドレス]
そして⑤[専門語学]の5項目をメールにてお知らせください。
宛先Eメール:okamura3@oksemi.co.jp 岡村寛三郎

()受講料金(8万円)の振り込み・・・下記の銀行口座まで
  三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 No.0017123
  東京通訳アカデミー(=CoolJapanaExpo株式会社)

()教材の送付・・・入金を確認後に、①観光ガイド向け特別プログラムと②医療通訳士講座向け教材多数を宅急便でお送りしますので、予習をしておいてください。
以上

医療ツアープランナーと医療コンシェルジュの説明(2)

2009-11-17 12:20:35 | Weblog
資料(1)

メディカル・ツアー・プランナーについて

Health Travel Planner
(以下の翻訳文は、大方が「意訳」です。)

Choosing and Working with a Health Travel Planner
Health travel planners offer patients seeking overseas medical care with a number of valuable services. A good planner works in collaboration with the patient, considering treatment needs, budget, and lifestyle preferences to design a package providing the most healthy, comfortable experience possible.
ヘルス旅行プランナーは、患者に数多くの価値あるサービスを伴う海外での医療サービスを探し求める機会を提供します。すぐれたプランナーは、可能な限り、最も健康的で快適な体験を実現する旅行内容を作りだすために、治療の必要性・予算・生活スタイル上の好みなどを考慮しながら、患者と協力し合いながら業務を遂行します。
Some planners are located in the destination country, while others are based in the U.S. with offices or representatives overseas. For American patients, the advantages of a U.S.-based planner include local time zones, cultural familiarity, and ease of communication. On the other hand, overseas planners give the patient the comfort of being on the scene, in close touch with treatment centers, physicians, lodging, and other third-party services.
プランナーの一部は旅行の目的地がある国に住んでいますが、他の人たちは、海外勤務の事務スタッフや代理人たちと共に、アメリカ合衆国内に拠点を有しています。アメリカの患者は、合衆国に拠点を持つプランナーの有利さというのが、各地域別の日付の時間を共有し、共通文化上の親しみや会話が自由気楽にできやすいことなどであることを知っています。他方、海外のプランナーは、治療施設や医師や滞在条件及び他のスタッフのサービスについて熟知していて、どんな場面でも快適に過ごせるような状況を患者に用意してくれます。
What a Health Travel Planner Does
The most important service a health travel planner provides is matching the patient with the appropriate physician. Planners can be very helpful by supplying data on hospital accreditation, physician's credentials, board affiliations, number of surgeries performed, association memberships, and ongoing training.
ヘルス旅行プランナーが提供する最も大切なサービスは、最良の医師を患者に合わせて用意するということです。プランナーは、病院の信頼性や医師の信頼性、経営陣の友好性、手術についての数多くの実績、病院連合体での会員資格、そして推進中の教育訓練内容など名関するデータを提供することによって、患者に選択がしやすいように支援をします。
Once a patient has narrowed his search, planners will usually arrange telephone consultations between the patient and the doctors of his choosing. This provides the opportunity for the patient to share information about his medical condition, review his medical history and needs, and discuss the procedure.
患者が選択・決定を絞り込んでいけば、プランナーは、通常は、患者と彼が選んだ医師との間での電話相談の機会を用意します。
このことが、患者が彼自身の健康状態・見直し・病歴・必要性、そして治療手続きなどについて話し合うための情報を、医師と共有し合う機会を提供するのです。
After the patient chooses a destination for treatment, the planner will handle travel arrangements, obtain visas, reserve lodging, and expedite the transfer of the patient’s medical information. Planners can also help plan leisure activities.
その患者が治療のための旅行目的地を選んだ後に、プランナーは、旅行計画立案、ビザ申請と取得、宿舎の予約、そして患者についての医療情報の転送などの作業を行います。
In the foreign country, the planner will have arranged local transportation and may provide for the use of a cell phone. Most planners will also arrange for the patient to be accompanied to the first medical consultation, where the patient is guided through a health assessment, including tests, blood work, scans, and other pretreatment procedures.
海外の国に於いては、プランナーは、地域内交通を手配し、携帯電話を用意し終えるでしょう。ほとんどのプランナーは、患者が最初の診察を終えるまで付き添われるようにも手配するでしょう、すなわち、患者は診察に於いては、健康診断や各種検査や血液検査、その他の治療前の手続きを通じて、一貫してガイドサービスを受けられるように手配するでしょう。
Once the patient has returned home, most planners will help with any difficulties experienced by the patient, particularly if complications arise. It's helpful to have a planner when a patient needs an x-ray or has misplaced his prescription or notes for physical therapy.
患者が家に帰り終われば、ほとんどのプランナーは、その患者が体験して困った諸点について、もし複雑な問題になれば、緩和や解決のための支援を行うでしょう。患者が、エックス写真を必要とし、彼の処方箋を誤って提出してしまったり、物理療法を必要とする場合などには、プランナーを確保していることは大変に有益です。
Fees, Packages, and Payment
料金、旅行内容、そして支払い
Many health travel planners offer "all-in-one" package deals. Patients should keep in mind, however, that at tax time, they may need to provide Uncle Sam with an itemized cost breakdown, including treatment, lodging, meals, transportation, and health travel planner fees. Planners usually can provide a detailed expense log following a patient’s overseas journey.
多くのヘルス旅行プランナーたちは、すべてか一切無しかのスタイルの旅行商品を作りがちです。しかしながら、患者達は次のことを心にとどめておくべきでしょう、即ち、税金支払い時には、治療・食事・交通・健康プランナー費用を含めた経費縮減案を米国に提出する必要性があるかもしれないということを。
While a deposit of up to 50% of the total package cost is usually required, patients would be wise to reserve at least 25% of the total bill for final payment. This will insure that the patient is satisfied and all services have been rendered prior to final payment.
通常は、全旅費の50%までの預託金が必要ですが、患者は、全請求代金の少なくとも25%を最終支払いのために残しておくことが賢明です。このことが、患者が満足し、あらゆるサービスが最終支払いに先立って与えられることを保証するでしょう。
If paying with a credit card, it is recommended that patients alert their banks or credit card companies of upcoming overseas transactions. Otherwise, out of the ordinary overseas charges may result in the credit card issuer’s fraud department unexpectedly suspending the account.
もしクレディットカードで支払われるなら、患者は、彼らが口座を持つ銀行やクレディットカード会社に、近日中の海外での取引決済の事を予告しておくことが望ましい。そうでなければ、通常の海外での支払い額からはみ出せば、カード発行会社の詐欺対策部門がそのカード向けの口座を予想外にも取引停止にしてしまう結果になりかねないからです。

When to Avoid Health Travel Planners
ヘルス旅行プランナーを避けるべき時
Patients should consider avoiding health travel planners that don’t respond promptly to initial information requests and don’t reasonably follow through on commitments.
患者は、もしヘルス旅行プランナーが、最初の問い合わせ情報に対して迅速に対応せず、その後の作業を合理的に進めないならば、そのヘルス旅行プランナーを避けるべきであろう。
If a trusted source has recommended a specific clinic and physician, then the patient may consider forgoing a planner’s services, particularly if the hospital or clinic provides similar services.
もし信用できる機関が、ある特殊な病院や医師を推薦し、とりわけそれらの病院などの医療施設が類似のサービスを提供するならば、患者はプランナーのサービスを受け続けることを考えるかもしれない。
However, communicating with busy physicians and staffs in a foreign country can be challenging, so it might still be prudent for patients to find a planner that works with the recommended physician.
しかしながら、海外の国の多忙な医師やスタッフと交渉しようとする場合、実際には難しい対応を迫られることになるであろう。
そこで、推薦された医師と協同で仕事を進めるプランナーを見つけることが、患者にとっては依然として賢明なことであろう。

For Best Results When Using a Health Travel Planner...
ヘルス旅行プランナーを使用することが最善
It is important that patients consider seeking quality and service over price. While cost is certainly a major factor in any decision -- and a big reason why most patients seek overseas medical care -- a few extra dollars can potentially buy a wealth of experience, information, comfort, and quality service.
患者には、価格を超える品質やサービスを求めようと考えることが大事である。費用は、確かに、どんな選択に於いても主要な決定要因であるが、・・・そして、これこそが、ほとんどの患者達が海外での医療サービスを受けようと考える主要な要因である・・・若干のドルで可能なことなのだが、体験や情報や快適さやそして品質サービスの中身の価値それ自体を購入することができるのである。
A qualified planner should be able to furnish detailed letters of reference from at least two former clients. Planners may require patients to keep this information confidential.
資格を有する優秀なプランナーは、少なくとも二人の以前の顧客たちからの詳細な紹介状を提出することができるべきである。
プランナー達は、患者に対して、彼らのこの信用を裏づける情報を保持するように求めるかもしれない。
Patients should secure agreements with health travel planners in writing. Prior to engaging a planner formally, patients should have a good understanding of the services being offered and the compensation expected. Most planners will gladly furnish a written agreement or letter of engagement. This document will significantly help in preventing disagreements as the process moves forward.
患者は、ヘルス旅行プランナーとの間で、書面による合意を確保しなければならない。プランナーを公式に採用する前に、患者は提供されるべきサービスや補償についてよく理解しなければならない。ほとんどのプランナーは、喜んで、業務着手についての合意文書を提供することになるだろう。この文書は、プランナーの企画案作業が進行する場合に、不合意を予防するのに極めて役立つであろう。

This article is a summary of chapter four of Patients Beyond Borders: Everybody’s Guide to Affordable, World-Class Medical Tourism by Josef Woodman. ISBN 0979107903. Copyright 2007 Healthy Travel Media, All Rights Reserved. Summarized by Medical Tourism Insight with permission.
この条項は、「国境を超える患者」の第4章のダイジェスト版であるが、その本は、ジョセフ・ウッドマン氏によって書かれた「世界的広さで危険なくして選択できる、すべての人のための医療ツアー・ガイド」というものである。


以上の英文は、インターネット上のMedical Tourism Insight Home Pageより転載させていただきました。誠に有り難うございます。




資料(2)
医療にもっとホスピタリティを。医療コンシェルジュは、病院と患者のいい関係を築く、新しい医療サービスです。
患者さまにも、病院側にとっても、笑顔のサービスです。
具体的な役割として医療コンシェルジュは、患者のエージェント(代理人)として最適医療機関の選定やセカンドオピニオン的なアドバイスを行うとともに、病院内を速やかにご案内することで、待ち時間の短縮や効率的な受診を実現するものです。
このコンシェルジュ・サービスは、医療機関やドクターにとっても負荷の軽減をもたらすので、より親切な対応や経営の効率化をもたらすという効果が期待されると同時に、医療機関にとってもサービスレベルの高い病院としての評価にもつながります。
医療コンシェルジュは、大きくMCとMAに分けられます。
医療コンシェルジュの役割は、大きく「メディカルコンシェルジュ=MC」と「メディカルアシスタント=MA」に分けられます。
患者さまの不安や不満を取り除き、安心や満足のサービスを提供する「メディカルコンシェルジュ」に対し、「メディカルアシスタント」は「医師事務作業補助者」の名の通り、忙しいドクターの業務サポートを行います。
メディカルアシスタント(MA)の役割はこちらをご覧ください。
医療にもっとホスピタリティを。医療コンシェルジュは、病院と患者のいい関係を築く、新しい医療サービスです。

医療コンシェルジュの役割は、大きく「メディカルコンシェルジュ=MC」と「メディカルアシスタント=MA」に分けられます。
患者さまの不安や不満を取り除き、安心や満足のサービスを提供する「メディカルコンシェルジュ」に対し、「メディカルアシスタント」は「医師事務作業補助者」の名の通り、忙しいドクターの業務サポートを行います。
平成20年度診察報酬改定において、医師事務作業補助者(メディカルアシスタント)の配置による保険点数(※)が新設されたこともあり、メディカルコンシェルジュ(MC)同様、より良い医療サービスの実現に向けて、その役割が大いに期待されている職種です。
※病院勤務医の負担軽減を図るため、地域の急性期医療を担う病院(特定機能病院を覗く)において、医師の事務作業を補助する職員(以下「医師事務作業補助者」という)を配置している場合の評価を新設するものです。

• 退院患者カルテのチェック
• 診断書の下書き、清書
• 紹介状の作成や返送処理
• 検査や投薬のオーダー漏れチェック
• 検査結果の印刷
• 退院後の外来診療予約
• 他病院からの貸し出しフィルムの返却
• 症例検討会議の資料準備、議事録作成
• 学会発表のデータ作成
以上

医療通訳士を更にパワーアップ!=鬼に金棒の「三種の神器」(1)

2009-11-17 12:18:19 | Weblog
医療通訳士を更にパワーアップ!
=鬼に金棒の「三種の神器」

平成21年11月14日 土曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、東南アジア諸国ではすでに「医療の国際化」は隆盛を極めていますが、わが国でもその扉がいよいよ開こうとしていることについては、もう何度もお知らせして来ました。
その医療の国際化に於いて、医療行為が高度化・複雑化するにつれて病院内の診察室や検査室・薬局等における多種類に亘る大勢のスタッフへの有力アシスタントとしての医療通訳士の存在が不可欠となります。
しかし、医療の国際化を推進するためには、海外の患者が抱く多くの疑問や不安や知りたいこと、手伝ってほしいこと、自分を理解してもらうために必要な手立てなどなど・・・を解決して安心して日本の病院にやってこられるように相談相手となり、メディカルツアーを企画し手配し実現に尽くすもう一つの重要な役割を果たす(後述するような)職種があることを忘れることはできません。
ところで、一般的に高額過ぎる医療費に悩まされている米国、診察や治療までの長すぎる待ち時間の困っている英国、そして医療技術や病院施設等の水準が未発達な地域・・・などに住む人たちから見れば、適切な待ち時間の後に国際水準と比較しても納得のいくコストで医療サービスが提供されるばかりか、手先が器用でしかも内視鏡に代表される精巧に作られた道具類や高度に発達した医療機器を駆使して、様々な分野での治療や手術に於いて大きな成果を上げている日本の医療サービスのことを知れば、ぜひとも日本で治療を受けたいと希望するでしょう。
とはいえ、世界はまだまだ広く、上記のような望ましい医療サービスを受けたくても、①そもそも日本の医療サービスの良さを知らなかったり、②知っていても自分の病気の治療などに最も適切な病院を遠い東洋の国・日本においてどうやって探し見つけ出し、③どうやって病院や医師とコンタクトを取り、④そこまでどうやって行けばよいのか、⑤病院まで無事に到着するように案内し、診療を受けられるように医師の予約を取ってくれる特別の案内役はいるのか、⑥費用や日数はどれほどかかるのか、⑦治療は実際どのような手順と内容で行われるのか、⑧病院や滞在先などでの言葉の壁はどうなるのか、とりわけ母国語で病状などを話して理解してもらえる通訳はいるのか、⑨入院中などの介護はしてもらえるのか、⑩病室の広さはどれぐらいで家族やアシスタントの付き添いも可能なのか、⑪治療費はどうやって支払うのか、⑫自分の病気の場合、治療後の健康状態はどうなるのか・・・などなど疑問や分からないことばかりでとても不安でしょう。
そこで、()国境を越えてでもより良き医療サービスを求める外国に住む患者の存在を知り、連絡を取り、()こうした数々の疑問や不安、支援を願う状況についての理解を進め、()短時間で最も効率的かつ適切に諸問題の解決に導き、()最良の病院や医師の選択につなげて大きな治療実績をあげる専門職:メディカル・ツアー・プランナーやメディカル・ツアー・マネージャーといった職種が、医療の国際化を円滑に進めるために「縁の下の力持ち」にも似ていますが絶対に不可欠です。
このようなプランナーやマネージャーは、当然のことながら患者の言葉について(外国語に)堪能であることが必要なため、もし医療通訳士がそのような職種をも兼ねて遂行することは十分に可能です。
かくて、メディカルツーリズム全体のプランナー(マネージャ)を兼ねる医療通訳士は、仕事確保のフィールドにおいては、正に「鬼に金棒」の諺が当てはまる大きな競争力と貴重さを有することになるでしょう。
もちろん、そのようなプランナーやマネージャーは、それ自体でも独立した職種として大きな価値を有しています。
東京通訳アカデミーでは、①語学が得意な方や、②国籍を問わず海外からの留学生向けに、その他にもまだまだ病院や医療の現場で職務を遂行できるような重要な職種を開発していきます。
その代表例が「NPO法人・医療コンシェルジュ研究所」のご指導を戴いての「医療コンシェルジュ」の資格や仕事開発です。
そこで、外国人患者が有る日はもちろんのことながら、無い日にも医療コンシェルジュとして病院の玄関で、あるいは内部で様々な患者やスタッフのために、案内やお仕事のお手伝いをすることができるようになります。
このプランの良さは、語学が得意であれば、国籍を問わず海外からの留学生の誰もが、医療通訳士・メディカル・ツアー・プランナー・医療コンシェルジュの3種類の資格・能力(「三種の神器」)を獲得可能であり、日本の病院内で働ける機会を持てると言う大き「汎用性」に有ります。
正に「国境なき医療サービス団」です。
では、次号に、(1)メディカル・ツアー・プランナーと(2)医療コンシェルジュに関するインターネット記事を資料として掲載しますので、ご参照ください。
どうかご理解と支援のほどをよろしくお願いします。
以上